第5期から存在する、《究極封印神エクゾディオス》の自己強化を利用した1ターンキルデッキ及びそのコンボ。
《高等儀式術》でデッキから大量の通常モンスターを墓地へ送る事で、《究極封印神エクゾディオス》に1ターンキル級の攻撃力を与える。
【高等儀式術】にレベルの低い通常モンスター数枚と《究極封印神エクゾディオス》を採用してギミック単位で運用する事もできる。
《究極封印神エクゾディオス/Exodius the Ultimate Forbidden Lord》 特殊召喚・効果モンスター 星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。 このカードの(2)の効果で「封印されし」モンスター5種類が 自分の墓地へ送られ全て揃った時、自分はデュエルに勝利する。 (1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの数×1000アップする。 (2):このカードの攻撃宣言時に発動する。 手札・デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 (3):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
《高等儀式術/Advanced Ritual》 儀式魔法 儀式モンスターの降臨に必要。 (1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、 デッキから通常モンスターを墓地へ送り、 手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
コンボの為に手札に必要なカードは《高等儀式術》・儀式モンスター・《究極封印神エクゾディオス》の3枚。
これらを手札に揃えるためのサーチカード等、1ターンキルの為には基本的にお膳立てが必要であり、それを意識した構築が必要となる。
―儀式モンスター
《高等儀式術》で大量の通常モンスターを墓地へ送れる高いレベルを持ち、その効果で《究極封印神エクゾディオス》の攻撃を通すためのサポートができるものが望ましい。
《究極封印神エクゾディオス》は攻撃時にデッキのモンスターを墓地へ送る事ができるため、直接攻撃を狙う場合、儀式モンスターのレベルは7あれば1ターンキルに届く。
《高等儀式術》はあらゆる儀式モンスターを儀式召喚できるので、複数種採用して状況によって使い分ける事も考えられる。
―通常モンスター
《高等儀式術》で大量に墓地へ送るため、レベルが低いものが好ましい。
主にデッキに眠っている事がコンボの前提なので、手札に来てしまったらリンク素材や手札コスト等にして墓地へ送り、《究極封印神エクゾディオス》を特殊召喚する時にデッキに戻すといい。
採用されるのは主に守備力に長ける《大木炭18》や《ガード・オブ・フレムベル》等だが、ステータスを活かさないのであればどれを選んでも大差はない。
《究極封印神エクゾディオス》での特殊勝利を狙ったり、ブラフとするならエクゾディアパーツを採用するのもよい。
ただし特殊勝利を狙う場合、エクゾディアパーツは《究極封印神エクゾディオス》自身の効果で墓地へ送る必要がある事には注意したい。
メインデッキのモンスターを主力とするため、エクストラデッキへの依存度は低いが、手札に来てしまった通常モンスターを墓地へ送るためにリンクモンスター等の採用が考えられる。
コンボの中核を成す《究極封印神エクゾディオス》は儀式召喚関係と比べると気軽にサーチできないので、確実に手札に加えるのであれば少々の手間が必要になる。
コンボに特化させすぎず、1ターンキルとは別な戦術を選択できるようにしておく事も考えられる。
【高等儀式術】の要素を色濃く受け継いでいる為、【通常モンスター】気味の戦術を利用する事もできる。
サーチや特殊召喚、墓地送りの妨害などの【高等儀式術】共通の弱点に加え、1ターンキルを意識した戦術を想定しているため穴は多い。
除去カードでの対処などは構築段階である程度意識しておく必要がある。