*【儀式召喚】 [#p3451e74]
 [[儀式召喚]]によって[[儀式モンスター]]をフィールドに出すデッキ。~

 従来の[[儀式召喚]]は最低でも3枚の[[手札]]を必要とし、2枚以上のディスアドバンテージとなっていた。~
 そのため、[[《闇の支配者−ゾーク》]][[《終焉の王デミス》]][[《サクリファイス》]]等強力な[[儀式モンスター]]の出現以降も、活躍の場は少なかった。~
 しかし、[[STRIKE OF NEOS]]で登場した[[手札]]2枚での[[儀式召喚]]を可能にする強力な[[儀式魔法]]・[[《高等儀式術》]]が登場した。~
 これにより[[儀式召喚]]は日の目を見る様になったが、それは従来の【儀式召喚】とは異なる[[デッキ]]となった。~
 →[[【高等儀式術】]]

 しかしこちらに完全に魅力が無くなったかと言えばそうではない。~
 [[【高等儀式術】]]は必然的に[[通常モンスター]]が多くなる構築であるが、こちらは[[効果モンスター]]を多用できる。~
 とりわけ、[[ガジェット]]や[[《神獣王バルバロス》]][[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]との相性はいい。

**[[デッキ]]構築に関して [#taada6df]

 使う[[儀式モンスター]]は3枚積みでもかまわない。~
 2枚以上あるカードは[[生け贄]]用と考えれば星の数もばっちりで、[[手札事故]]が気になるも[[腐る]]ことは少ない。~
 しかしその一方で[[儀式魔法]]3枚積みは危険である。~
 [[《賢者ケイローン》]]を採用して無駄をなくすなど、何らかの事故防止の手段を講じておきたい。~

 サポートの軸となる[[《マンジュ・ゴッド》]]は3枚積み。~
 そのうえに[[《センジュ・ゴッド》]]や[[《ソニックバード》]]を採用するのも悪くはない。~
 [[《貪欲な壺》]]も[[手札]]補充と主力[[モンスター]]回収の両面で強力なサポートである。~
 [[闇属性]]の[[儀式召喚]]に偏るのならば[[《奈落との契約》]]、[[地属性]]に偏るのならば[[《大地讃頌》]]が[[儀式召喚]]の魔法として大活躍するだろう。~
 専用カードよりこちらを優先すべきであるかもしれない。~
 しかし[[《奈落との契約》]][[《大地讃頌》]]、[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を使用しないのであれば[[《メタル・リフレクト・スライム》]]は[[壁]]としても[[生け贄]]としても優秀なカードである。~
 [[《死王リッチーロード》]]が[[儀式召喚]]の[[生け贄]]になる、[[手札]]消耗を抑えることができる。~

 [[儀式モンスター]]にも因るが、[[《絶対魔法禁止区域》]]も[[キーカード]]となる。~
 [[効果]]のない[[儀式モンスター]]を場持ちをよくするため、特に他の[[通常モンスター]]と組む場合には必須の組み合わせといえる。~
 [[《高等儀式術》]]との共存をさせたパターンもあるが、[[通常モンスター]]を[[デッキ]]に採用してより素早く[[召喚]]する[[デッキ]]となる。~
 この場合[[《輪廻転生》]]の採用も考えられる。~

 その他のモンスターに関しては上記でも触れたが[[ガジェット]]や[[《神獣王バルバロス》]][[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]との相性はいい。~
 [[ガジェット]]は[[召喚]]するだけで[[生け贄]]が増え、[[《輪廻転生》]]で再利用も容易。~
 [[《神獣王バルバロス》]][[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]は高[[レベル]]でありながら[[妥協召喚]]が可能で[[手札事故]]になりにくい。

**[[デッキ]]の種類 [#s9ff2c0a]
***[[闇属性]]軸 [#xfa7d7e6]
 他の属性に比べあらゆる点で優遇されてるデッキ。~
 [[《奈落との契約》]][[《儀式の供物》]]という[[儀式召喚]]に関して[[汎用性]]の高いカードが、[[キーカード]]となる。~
 候補となるのは[[《闇の支配者−ゾーク》]][[《終焉の王デミス》]][[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]][[《サクリファイス》]]等。~
 [[レベル]]8の[[モンスター]]陣が相手を[[生け贄]]として、[[特殊召喚]]されていくことだろう。~
 その他にも[[闇属性]][[儀式モンスター]]はいるが、上記の中で使うのが適当だろう。~
-[[《マジシャン・オブ・ブラックカオス》]]をメインとするならば[[【ブラック・マジシャン】]]の要素を加えることで格段に強くなる。~
[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]の増強というちょっとした[[効果]]も見逃せない。~

-[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]は[[悪魔族]]ということを活かすことを考えれば、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《幻魔皇ラビエル》]]との競演だろう。~
高い[[攻撃力]]に特化するのならば、[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]の[[生け贄]]にする手もある。~
[[【仮面魔獣デス・ガーディウス】]]と組み合わせてみるのも面白い。~

-[[《サクリファイス》]]に関しては[[【サクリファイス】]]、[[《闇の支配者−ゾーク》]]、[[《終焉の王デミス》]]は[[【デミスゾーク】]][[【ゾーク】]]を参考のほど。~
 
***[[地属性]]軸 [#yb72717f]
 [[《大地讃頌》]]という[[儀式召喚]]に関して[[汎用性]]の高いカードが、[[キーカード]]となる。~
 [[地属性]]の[[儀式モンスター]]は[[《カオス・ソルジャー》]][[《ジャベリンビートル》]][[《スーパー・ウォー・ライオン》]][[《ライカン・スロープ》]][[《ダンシング・ソルジャー》]]の5体が存在する。~

 [[《カオス・ソルジャー》]]と[[《大地讃頌》]]を採用する場合、[[レベル]]が同じ[[レベル]]8ということで[[《ジャベリンビートル》]]の採用もある。~
 [[《カオス・ソルジャー》]]自体は[[攻撃力]]は十分であり、更に強力な[[《究極竜騎士》]]の[[融合素材]]ともなるため、そのための[[デッキ]]として採用することもある。~
 この場合[[《絶対魔法禁止区域》]]こそキーになるだろう。~

 新入りの[[《ライカン・スロープ》]]は[[《スーパー・ウォー・ライオン》]]より一つ少ない[[レベル]]6で、[[攻撃力]]が上回り[[効果モンスター]]である。~
 その[[効果]]は使い方次第ともいえるが、普段はオマケ程度のものといえるだろう。~
 [[【高等儀式術】]]でこそ輝くカードだろう。~

***[[光属性]]軸 [#tb3430b4]
 [[儀式召喚]]のサポートカードが[[光属性]]に偏っているために、増強[[効果]]などで一緒に恩恵を受けられることが強みである。~
 [[《大邪神 レシェフ》]][[《天界王 シナト》]][[《破滅の女神ルイン》]][[《ローガーディアン》]][[《白竜の聖騎士》]][[《覚醒戦士クーフーリン》]][[《精霊術師 ドリアード》]]等、候補は粒ぞろい。~

-[[《大邪神 レシェフ》]]は、かなり強力な[[コントロール奪取]]能力を持つ。~
[[手札]]に魔法が余りやすい[[【サモンプリースト】]]や[[【ダイヤモンドガイ】]]の流れを汲む[[デッキ]]で真価を発揮するだろう。~

-[[《天界王 シナト》]]、[[《破滅の女神ルイン》]]は[[効果]]も強力。~
この[[召喚]]に対する[[ディスアドバンテージ]]を回復できるかどうかがカギとなる。~

-[[《ローガーディアン》]]は[[《ウェポンサモナー》]]で[[サーチ]]可能な、[[光属性]][[戦士族]]。~
増強や恩恵という点では申し分ないので、特に[[【戦士族】]]で採用もありうる。~

-[[《白竜の聖騎士》]]は[[【青眼の白龍】]]のサポートカードという意味合いが強いが、それ以上に[[裏側守備表示]][[モンスター]]の[[破壊]][[効果]]は使い勝手がよい。~

-[[《覚醒戦士クーフーリン》]]は専用の[[儀式魔法]][[《覚醒の証》]]をいよいよ必要とせず[[【高等儀式術】]]でこそ[[召喚]]すべき[[効果]]を持つ。~

-[[《精霊術師 ドリアード》]]は[[エレメント]][[モンスター]]との[[シナジー]]を狙う[[キーカード]]だろう。~

**代表的なカード [#af9769d9]
-[[《マンジュ・ゴッド》]]
-[[《契約の履行》]]

-[[《儀式の供物》]]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]

**関連リンク [#h99dd31f]
-[[【高等儀式術】]]

-[[儀式召喚]]
-[[儀式モンスター]]
-[[儀式魔法]]

-[[デッキ集]]