*【儀式召喚】 [#p3451e74]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#v43c9ee3]
 [[儀式モンスター]]を軸とした[[デッキ]]。~
 [[儀式召喚]]は他の[[特殊召喚]]に比べ、[[手札]]の消費が激しい。~
 [[儀式魔人]]や[[《マンジュ・ゴッド》]]等の[[サポートカード]]を中心に、それをいかに軽減するか、取り戻すかが重要になる。~

**[[デッキ]]構築に際して [#taada6df]
 [[属性]]や[[カテゴリ]]を指定するため、採用できる[[デッキ]]が限られる[[カード]]については、[[デッキの種類>#s9ff2c0a]]と[[デッキの派生>#c7370d3f]]で説明する。~
 ここでは、【儀式召喚】全般で使いやすい[[カード]]について、解説する。~

***[[モンスターカード]]について [#ccc8cf0d]
-各種[[儀式モンスター]]~
軸とする[[儀式モンスター]]は、3枚[[積み>積む]]でも構わない。~
仮に[[同名カード]]が[[手札]]に複数枚来ても、それぞれが[[儀式召喚]]の[[リリース]]に使えるためである。~
[[儀式モンスター]]ごとの特徴については、[[デッキの種類>#s9ff2c0a]]を参照。~

-[[儀式召喚]]の[[サポートカード]]
--[[《マンジュ・ゴッド》]]~
[[儀式モンスター]]と[[儀式魔法]]、両方を[[サーチ]]できる。~
多くの【儀式召喚】で軸として働く[[モンスター]]だろう。~
足りないと感じるのであれば、追加で[[《センジュ・ゴッド》]]や[[《ソニックバード》]]を採用すると良い。~

--[[《リチュア・チェイン》]]~
[[《マンジュ・ゴッド》]]に比べると確実性は劣るが、[[儀式モンスター]]と[[儀式魔法]]の両方を[[手札]]に[[加える]]事が可能。~
[[アタッカー]]として使える[[攻撃力]]も魅力である。~

--[[儀式魔人]]~
[[墓地]]で[[儀式召喚]]のための[[コスト]]となり、更には[[儀式モンスター]]に様々な[[効果]]を付与してくれる。~
多彩な[[効果]]を持つので、プレイングやコンセプトを考え、[[自分]]に合ったものを選びたい。~
全て[[闇属性]][[モンスター]]なので、[[闇属性軸>#xfa7d7e6]]とは特に相性が良い。~

-その他の[[モンスターカード]]~
--[[《終末の騎士》]]~
[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]時、[[儀式魔人]]を[[墓地へ送る]]事が可能。~
[[手札]]に[[儀式モンスター]]と[[儀式魔法]]が揃っていれば、この[[カード]]と[[儀式魔人]]でそのまま[[儀式召喚]]を狙える。~

--[[《ガガガマジシャン》]]~
一度[[召喚]]する必要はあるが、[[レベル]]を自在に変化させる[[効果]]で、[[儀式召喚]]の[[リリース]]となる。~
[[儀式魔人]]も組み込みやすくなり、特に[[レベル]]が低い[[《儀式魔人ディザーズ》]]が使いやすくなる点は見逃せない。~

--[[《神獣王バルバロス》]]~
時には[[アタッカー]]としても働ける、[[儀式召喚]]の[[リリース]]要員。~
多くの[[儀式モンスター]]が対応する[[《トレード・イン》]]も共有できる。~

--[[《トラゴエディア》]]~
[[儀式召喚]]が決まらずに[[手札]]がかさばっている時は高[[攻撃力]][[モンスター]]に、[[儀式モンスター]]が破られた時は[[プレイヤー]]を守る盾として機能する。~
[[コントロール奪取]][[効果]]と[[レベル]]変化[[効果]]もこの[[デッキ]]なら使いやすい。

***[[魔法・罠カード]]について [#f8e09e45]
-[[儀式魔法]]~
[[手札]]でも処理しやすい[[儀式モンスター]]に比べると、[[手札]]で[[腐る]]事が多いので、採用枚数はよく吟味したい。~
また[[デッキ]]によっては、専用[[儀式魔法]]より[[汎用性]]に優れる[[《奈落との契約》]]や[[《大地讃頌》]]を採用したい。~

-[[儀式召喚]]の[[サポートカード]]
--[[《儀式の準備》]]~
[[レベル]]7以下の[[儀式モンスター]]の[[儀式召喚]]を、これ1枚で準備できる。~
これらの[[モンスター]]を軸とする場合は、ぜひとも採用したい。~

--[[《儀式の檻》]]・[[《リチュアルバスター》]]~
[[儀式モンスター]]に対して[[耐性]]を与えることができる。~
[[コンボ]][[カード]]なので採用枚数は考えたいが、[[発動]]できれば守りは強固なものとなる。~

--[[《契約の履行》]]~
[[儀式モンスター]]専用の[[蘇生]][[カード]]。~
優秀だが、上記2枚同様やはり採用枚数は考えたい。~

-その他の[[魔法・罠カード]]
--[[《メタル・リフレクト・スライム》]]~
[[罠モンスター]]として比較的好きなタイミングで[[特殊召喚]]でき、[[壁]]に[[リリース]]にと活躍する。~
ただし[[《神獣王バルバロス》]]に比べると[[汎用性]]がなく、[[《奈落との契約》]]のような[[レベル]]を丁度にする[[儀式魔法]]とは相性が悪い。~

--[[《貪欲な壺》]]~
[[リリース]]した[[モンスター]]や、[[破壊]]された[[儀式モンスター]]を[[サルベージ]]できる。~
[[ドロー]]により[[手札]]を補充しつつ、第二の[[儀式召喚]]も行いやすくなる。~

--[[《トラップ・スタン》]]~
[[《リチュアルバスター》]]と比べて[[罠カード]]しか処理できないが、[[汎用性]]が高く使いやすい。~
なにより[[儀式召喚]]前に発動しておく事で、[[《奈落の落とし穴》]]はもちろん、[[カウンター罠]]の[[《神の警告》]]から守ることが出来るのは[[《リチュアルバスター》]]には無い利点。~

--[[《異次元からの埋葬》]]・[[《闇次元の解放》]] ~
[[除外]]した[[儀式魔人]]を再利用できる。~
[[天魔神]]や[[《デビルドーザー》]]等を採用した[[デッキ]]でも機能するだろう。

**[[デッキ]]の種類 [#s9ff2c0a]
 [[儀式召喚]]の[[サポートカード]]には[[属性]]や[[カテゴリ]]を指定したものも多い。~
 そのため、軸とする[[カード]]によって構築が全く異なる事もありえる。~
 以下では各テーマ毎に、相性の良い[[カード]]を紹介する。~

***[[闇属性]]軸 [#xfa7d7e6]
 他の[[属性]]に比べ、[[サポートカード]]の多い[[闇属性]]を中心にした[[デッキ]]。~
 [[儀式召喚]]に限っても、[[《奈落との契約》]]や[[《儀式の供物》]]が[[サポートカード]]として存在する。~
 候補となる[[儀式モンスター]]は以下の通り。~

-[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]~
[[効果]]こそ持たないが、[[《青眼の白龍》]]や[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を一方的に倒せる[[攻撃力]]を持つ。~
[[《高等儀式術》]]軸ならば、[[【仮面魔獣デス・ガーディウス】]]と組み合わせてみるのも面白い。~

-[[《闇の支配者−ゾーク》]]・[[《終焉の王デミス》]]・[[《破滅の魔王ガーランドルフ》]]~
[[除去]]して[[殴る>戦闘]]という、OCGの基本的な流れを作り出せる[[儀式モンスター]]。~
前者2枚については[[【デミスゾーク】]]を参照。~

-[[《サクリファイス》]]~
[[吸収]][[効果]]を持ち、[[レベル]]の低さからも独特の戦術を得意とする。~
詳しくは[[【サクリファイス】]]も参照。~

***[[光属性]]軸 [#tb3430b4]
 [[《マンジュ・ゴッド》]]と[[《センジュ・ゴッド》]]が[[光属性]]であるため、[[サポートカード]]を共有できるのが強み。~
 特に[[《オネスト》]]の存在から、[[攻撃力]]を[[強化]]する手段には困らない。~
 候補となる[[儀式モンスター]]は以下の通り。~

-[[《救世の美神ノースウェムコ》]]~
[[耐性]]を持たせる事が可能。~
少しでも場もちを良くするため、なるべく多くの[[リリース]]を用いて[[儀式召喚]]したい。~

-[[《大邪神 レシェフ》]]・[[《天界王 シナト》]]・[[《破滅の女神ルイン》]]~
各種[[効果]]により、高い制圧力を誇る。~
特に[[手札コスト]]が必要な[[《大邪神 レシェフ》]]に言える事だが、[[儀式召喚]]で生じた[[ディスアドバンテージ]]を早めに取り戻したい。~

-[[《白竜の聖騎士》]]~
[[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
[[【青眼の白龍】]]の[[サポートカード]]という意味合いが強い。~

-[[《覚醒戦士 クーフーリン》]]~
高い[[攻撃力]]を発揮できる[[効果]]を持つが、その性質上[[【高等儀式術】]]でこそ真の力を発揮できる。~

-[[《神光の宣告者》]]~
[[手札コスト]]は必要になるが、[[汎用性]]の高い[[カウンター]][[効果]]を持つ。~
専用の構築を必要とするため、[[【神光の宣告者】]]を参照。~

***[[地属性]]軸 [#yb72717f]
 属する[[儀式モンスター]]も多く、[[《大地讃頌》]]を[[サポートカード]]として持つ。~
 しかし、残念ながら強力な[[モンスター]]は少なく、まとめる意義も薄い。~
 これらを軸とするというより、何らかの[[デッキ]]に[[タッチ]]する形で採用するのが好ましい。~
 候補となる[[儀式モンスター]]は、以下の通り。~

-[[《カオス・ソルジャー》]]~
[[攻撃力]]が高く、更に強力な[[《究極竜騎士》]]の[[融合素材]]にもなる。~
[[融合召喚]]を狙うのであれば、無理に[[フィールド]]に出す必要はない。~
一度[[召喚]]したら、[[《絶対魔法禁止区域》]]でサポートしよう。~

-[[《スーパー・ウォー・ライオン》]]~
[[《カオス・ソルジャー》]]には一段落ちるが、[[《儀式の準備》]]に対応しているのが魅力である。~

-[[《ライカン・スロープ》]]~
[[レベル]]6でありながら、高い[[攻撃力]]を発揮できる[[効果]]を持つ。~
その[[効果]]から、[[【高等儀式術】]]でこそ輝く。~

**[[デッキ]]の派生 [#c7370d3f]
***[[【高等儀式術】]] [#ae2f6f5c]
 従来の[[儀式魔法]]に比べ、[[手札]]消費が格段に減った[[《高等儀式術》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【サクリファイス】]] [#se0fd058]
 [[《サクリファイス》]]を軸とした、[[コントロール]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【デミスゾーク】]] [#w3e5385b]
 [[《闇の支配者−ゾーク》]]と[[《終焉の王デミス》]]を軸とした、[[モンスター除去]]主体の[[ビートダウン]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【神光の宣告者】]] [#ge00d687]
 [[儀式モンスター]][[《神光の宣告者》]]を軸とした、[[パーミッション]][[デッキ]]。~
 [[【宣告者パーミッション】]]に、【儀式召喚】の要素を加えたものである。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【リチュア】]] [#n8dg4wk1]
 [[儀式召喚]][[カテゴリ]]である[[リチュア]]を中心に据えた[[デッキ]]。~
 専用[[サポートカード]]の存在から、派生[[デッキ]]とはいえかなり異なる構造になる。~
 詳しくは該当ページを参照。

//**この[[デッキ]]の弱点
//苦手なカードやデッキについて。

**この[[デッキ]]の歴史 [#k143be42]
 当初は[[儀式召喚]]自体に[[ディスアドバンテージ]]が生じる事から、[[《マンジュ・ゴッド》]]等の[[サポートカード]]で辛うじて体裁を保つ状態であった。~
 [[《闇の支配者−ゾーク》]]や[[《終焉の王デミス》]]といった強力な[[儀式モンスター]]が登場しても、活躍の場は少なかったのである。~

 しかし[[STRIKE OF NEOS]]にて、[[手札]]消費を少なくして[[儀式召喚]]を可能にする[[《高等儀式術》]]が登場した。~
 これにより[[儀式召喚]]は日の目を浴び、[[【高等儀式術】]]が[[デッキ]]の派生として考案された。~

 その後[[《高等儀式術》]]は[[制限カード]]となり、従来の形に落ち着く。~
 長らく強化は無かったが、[[STARDUST OVERDRIVE]]にて優秀な[[サポートカード]]と[[儀式モンスター]]が多数登場し大幅に強化された。~
 特に[[《儀式魔人リリーサー》]]によって[[特殊召喚]]を対策できるようになったのは、現[[環境]]において非常に重要である。~

**代表的なカード [#af9769d9]
-[[《マンジュ・ゴッド》]]

-[[《儀式の準備》]]
-[[《契約の履行》]]

-[[《儀式魔人リリーサー》]]
-[[《儀式魔人プレサイダー》]]

**関連リンク [#h99dd31f]
-[[【高等儀式術】]]

-[[【サクリファイス】]]
-[[【デミスゾーク】]]
-[[【神光の宣告者】]]
-[[【リチュア】]]

-[[儀式召喚]]
-[[儀式モンスター]]
-[[儀式魔法]]

-[[デッキ集]]