【儀式召喚】

デッキの概要

 儀式モンスターを軸としたデッキ
 儀式召喚は他の特殊召喚に比べ、手札の消費が激しい。
 儀式魔人《マンジュ・ゴッド》等のサポートカードを中心に、それをいかに軽減するか、取り戻すかが重要になる。

デッキ構築に際して

 属性カテゴリを指定するため、採用できるデッキが限られるカードについては、デッキの種類デッキの派生で説明する。
 また、多くの儀式モンスター手札事故および効率性の観点から、複数種を共存させるより1種に絞った専用の構築で運用される事が多い。
 そういったものに関しては、各儀式モンスターのページを参照。
 ここでは、【儀式召喚】全般で使いやすいカードについて、解説する。

モンスターカードについて

魔法・罠カードについて

デッキの種類

 儀式召喚サポートカードには属性カテゴリを指定したものも多い。
 そのため、軸とするカードによって構築が全く異なる事もありえる。
 以下では各テーマ毎に、相性の良いカードを紹介する。

闇属性

 他の属性に比べ、サポートカードの多い闇属性を中心にしたデッキ
 儀式召喚に限っても、《奈落との契約》《儀式の供物》サポートカードとして存在する。
 候補となる儀式モンスターは以下の通り。

 《奈落との契約》レベルを丁度にあわせる必要があるため、レベルが分散すると使い分けが難しくなる。
 《終末の騎士》儀式魔人の組み合わせや、《ガガガマジシャン》《トラゴエディア》レベル変更効果を活用すると良い。
 なおレベル7とレベル1のモンスターを利用すれば、ディスアドバンテージこそ追いやすいものの上記の全てが儀式召喚を狙える。
 前者は《冥府の使者ゴーズ》《ダーク・アームド・ドラゴン》、後者は《儀式魔人ディザーズ》《ヘル・セキュリティ》《エフェクト・ヴェーラー》などを用いると良いだろう。
 儀式魔人効果よりも、除去攻撃力の高さが売りなので、《金華猫》から《儀式の供物》を使いまわしを狙うのも面白い。

地属性

 属する儀式モンスターも多く、《大地讃頌》サポートカードとして持つ。
 しかし、残念ながら強力なモンスターは少なく、まとめる意義も薄い。
 これらを軸とするというより、何らかのデッキタッチする形で採用するのが好ましい。
 いずれも効果を持たないか、通常モンスターとの併用が前提となっているので、基本的には【高等儀式術】の形となる。

デッキの派生

【高等儀式術】

 従来の儀式魔法に比べ、手札消費が格段に減った《高等儀式術》を軸としたデッキ
 詳しくは該当ページを参照。

【サクリファイス】

 《サクリファイス》を軸とした、コントロールデッキ
 詳しくは該当ページを参照。

【デミスゾーク】

 《闇の支配者−ゾーク》《終焉の王デミス》を軸とした、モンスター除去主体のビートダウン
 詳しくは該当ページを参照。

【神光の宣告者】

 儀式モンスター《神光の宣告者》を軸とした、パーミッションデッキ
 【宣告者パーミッション】に、【儀式召喚】の要素を加えたものである。
 詳しくは該当ページを参照。

【リチュア】

 儀式召喚カテゴリであるリチュアを中心に据えたデッキ
 専用サポートカードの存在から、派生デッキとはいえかなり異なる構造になる。
 詳しくは該当ページを参照。

このデッキの歴史

 当初は儀式召喚自体にディスアドバンテージが生じる事から、《マンジュ・ゴッド》等のサポートカードで辛うじて体裁を保つ状態であった。
 《闇の支配者−ゾーク》《終焉の王デミス》といった強力な儀式モンスターが登場しても、活躍の場は少なかったのである。

 しかしSTRIKE OF NEOSにて、手札消費を少なくして儀式召喚を可能にする《高等儀式術》が登場した。
 これにより儀式召喚は日の目を浴び、【高等儀式術】デッキの派生として考案された。

 その後《高等儀式術》制限カードとなり、従来の形に落ち着く。
 長らく強化は無かったが、STARDUST OVERDRIVEにて優秀なサポートカード儀式モンスターが多数登場し大幅に強化された。
 特に《儀式魔人リリーサー》によって特殊召喚を対策できるようになったのは、現環境において非常に重要である。

代表的なカード

関連リンク