*【巨大戦艦】 [#ma368647]
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**[[デッキ]]概要 [#a446fd86]
 [[巨大戦艦]]シリーズを(まるでゲームでの[[ボスラッシュ>《ボスラッシュ》]]のように)連続で出しまくる[[ファンデッキ]]。~
 元ネタの人気のせいもあって[[ファンデッキ]]としての人気は非常に高いものの、生半可な構築ではろくに回らないという恐るべき構築難度の高さから敬遠され気味。~
 とにかくこの[[デッキ]]が難しいと言われる由縁は[[《ボスラッシュ》]]にある次の一文に集約される。
 このカードのコントローラーは通常召喚できない。
 [[上級モンスター]]だらけの[[デッキ]]なのに、肝心のサポートカードがこの体たらくである。~
 このテキストのおかげで
+[[デッキ]]に[[上級>上級モンスター]]を数多く入れたい
+だけど[[リリース]]に使うカードは少なくしたい
+でも[[《黄泉ガエル》]]は使えない

 という絶望的なジレンマを抱えるようになってしまった。~
 構築に挑む際は[[リリース]]確保用カードの量と質に苦しむことになる。~
 無論、[[《ボスラッシュ》]]との相性が悪いものの[[《死皇帝の陵墓》]]も考慮に入れる。~
 これで出せれば[[巨大戦艦]]に[[カウンター]]が乗るため、[[《巨大戦艦 テトラン》]]が役に立つのである。~
 また、[[巨大戦艦]]が[[手札]]に集結してしまっても、[[手札事故]]を回避することができる。~

 [[下級モンスター]]を絞る必要があるだけに、[[リリース]]確保だけを考えていてはまずやっていけない。~
 とすると、自壊によってがら空きになった場を守ってくれる[[《ダンディライオン》]]や[[《メタル・リフレクト・スライム》]]を筆頭とする[[罠モンスター]]あたりが適任。~
 [[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]は使い減りしないため、[[壁]]としては最高クラスなのだが、[[リリース]]出来ない。~
 [[罠モンスター]]を使うと今度は[[《王宮のお触れ》]]対策まで視野に入れる必要がある。~
 [[《黄泉ガエル》]]なら[[《ボスラッシュ》]]が[[除去]]された場合即座に[[壁]]になってくれるが、今度は[[罠モンスター]]との相性が劣悪…取捨選択が難しいところである。~

 テーマ性を重視するなら[[《モアイ迎撃砲》]][[《フォースフィールド》]]等を投入したいところか。~
 [[巨大戦艦]]は[[戦闘]]によって[[破壊]]されないため、[[《オプションハンター》]]を投入することはできないだろう。~
 [[巨大戦艦]]は次々と[[墓地]]に送られるため、[[巨大戦艦]]を[[デッキ]]に補充する[[《貪欲な壺》]]は[[必須カード]]となる。~
 また、上記の通り[[墓地]]に[[機械族]]が溜まりやすいので、[[《オーバーロード・フュージョン》]]を投入し、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の融合を狙う事もできる~
 [[手札]]に来てしまった[[巨大戦艦]]を[[《魔法石の採掘》]]あたりで捨てつつ[[《ボスラッシュ》]]やコレを回収するのも悪くない手段ではある。~
 これらのキーカードをピンポイントで[[サーチ]]できる[[《封印の黄金櫃》]]も欲しいところか。~

 [[《浅すぎた墓穴》]]や[[《死者蘇生》]]等の[[蘇生]]カードは複数欲しいところ。~

 [[通常召喚]]は[[《死皇帝の陵墓》]]を張っていないときは[[《ボスラッシュ》]]のトリガーのための1回以降は無視してしまうのが無難。~
 確かに[[《巨大戦艦 テトラン》]]の[[効果]]はなかなか使えるが、[[《ボスラッシュ》]]との相性があまりにも悪い。~
 この件については次項を参照のこと。~

 [[巨大戦艦]]が[[除外]]・[[バウンス]]されてしまった時のために、[[《ボスラッシュ》]]を[[フィールド]]から離すカードを用意したい。~
 [[《サイクロン》]]・[[《大嵐》]]の他には[[巨大戦艦]]の[[リリース]]要員たる[[《オオアリクイクイアリ》]]が役立ち、[[《ハリケーン》]]や[[《非常食》]]等も便利か。~
 [[《ボスラッシュ》]]が発動していれば[[《サイバー・サモン・ブラスター》]]で毎ターン[[ダメージ]]を与えることもできる。

**運用に際しての注意点 [#o68eb2a6]
 各[[巨大戦艦]]のテキストではわかり辛いが、「[[召喚]]時」とは「[[通常召喚]]」のこと、と裁定が下ってしまっている。~
 つまり、[[《ボスラッシュ》]]の[[特殊召喚]]ではどう足掻いても[[カウンター]]が乗らない。~
 そのため、相手が[[《黄泉ガエル》]]だろうが[[トークン]]だろうが戦闘を行ったら[[自壊]]する事になる。~
 しかし、ついに[[特殊召喚]]時に[[カウンター]]が乗る[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]]が登場した。[[墓地]]が肥えている場合こちらを[[特殊召喚]]しよう。~

 確かに[[墓地]]にカードを送る事ができるというのは様々な面で利点だが、肝心要の戦闘をおろそかにして得るような特典ではない。~
 [[上級モンスター]]に求められる能力とは「いかに[[除去]]されないか」であり、勝手に[[墓地]]に行くのでは話にならない。~
 この[[効果]]で得られたのは「1回の戦闘後にがら空きになった自分の場」という事であり、ハッキリ言ってしまえば[[デメリット]]なのである。~

 [[《スキルドレイン》]]で[[自壊]][[効果]]を[[無効]]化してしまう手もあるが、さらに[[手札事故]]を誘発する危険性を伴う。~

 また、[[《ボスラッシュ》]]は[[破壊]]され[[墓地]]に送られた場合しか対応しないため、[[バウンス]][[除外]][[効果]]で戦線が途絶えてしまう。~
 [[《N・グラン・モール》]][[《異次元の女戦士》]]等で[[巨大戦艦]]が場から居なくなったら[[《ハリケーン》]]等で[[《ボスラッシュ》]]を場から離すしかない。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]も天敵になった。~
 [[《ボスラッシュ》]]で展開した[[巨大戦艦]]が対策方法もなく確実に除去される上、[[相手]]の場には高い[[攻撃力]]を持つ[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]が出てしまう。~

-この[[デメリット]]や[[手札事故]]をも笑って許容できる度量の広さと構築の技術を併せ持つ「上級者」のための[[デッキ]]であると言える。~
グラディウサーの年齢層を考えれば、KONAMIの狙いもあながち間違いではないのかもしれないが。

//-最近巷では、[[【次元帝軸上級多用】]]の[[リリース]]確保能力を[[巨大戦艦]]シリーズに応用した[[【除外戦艦】]]なる[[デッキ]]が出没しているとか。

**代表的なカード [#hd0f2c55]
-[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]]
-[[《巨大戦艦 テトラン》]]
-[[《巨大戦艦 クリスタル・コア》]]
-[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]]

-[[《ボスラッシュ》]]
-[[《貪欲な壺》]]

**関連リンク [#i32cf805]
-[[【超時空戦闘機】]]
-[[【フリントロック】]]
-[[【除外戦艦】]]


-[[巨大戦艦]]

-[[《モアイ迎撃砲》]]
-[[《オプションハンター》]]
-[[《フォースフィールド》]]

-[[デッキ集]]