スピリットの1体であり、召喚・リバースした時に墓地からレベル1モンスターを蘇生できる《金華猫》を繰り返し活用するデッキ。
蘇生したレベル1モンスターの効果を活用する、シンクロ素材・エクシーズ素材等に使う、《強制転移》等でのコントロール交換を狙うのが主な目的となる。
採用するレベル1モンスターの種類や枚数によってデッキの動きは多種多様に変化するため構築の幅が広い。
今後レベル1モンスターや相性の良いサポートカードが登場する毎に、更なる発展が望めるデッキである。
《金華猫/Kinka-byo》 スピリット・効果モンスター 星1/闇属性/獣族/攻 400/守 200 このカードは特殊召喚できない。 (1):このカードが召喚・リバースした時、 自分の墓地のレベル1モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。 (2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを持ち主の手札に戻す。
《ワン・フォー・ワン/One for One》 通常魔法(制限カード) (1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。 手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
《ワンチャン!?/Where Arf Thou?》 通常魔法 自分フィールド上にレベル1のモンスターが存在する場合に発動できる。 デッキからレベル1モンスター1体を手札に加える。 このターン、この効果で手札に加えたモンスター または同名カードの召喚に成功しなかった場合、 エンドフェイズ時に自分は2000ポイントダメージを受ける。
《金華猫》の蘇生対象としてレベル1モンスターが必須となるが、必ずしも枚数を多く採用する必要はない。
蘇生対象を少数に絞り墓地を肥やすカードやサーチを多用する、レベル1のグッドスタッフにする等、デッキのコンセプトによって構築はがらりと変わるので、十分な考慮が必要となる。
《金華猫》1枚からランク1エクシーズモンスターや低レベルシンクロモンスターを狙える。
特殊召喚できるカードと組み合わせれば、高レベルシンクロモンスターや素材3体のエクシーズモンスターも出しやすい。
―エクシーズモンスター
エクシーズ素材にすることで《ジェット・シンクロン》等の除外される誓約を回避でき、《バトルフェーダー》等も《ダーク・バースト》でサルベージできるようになる。
構築によっては下記以外にも、《No.56 ゴールドラット》や《No.83 ギャラクシー・クィーン》の様な普通のデッキでは採用が難しいものも投入できる。
―シンクロモンスター
シンクロ召喚時にドローできる上にチューナーでもあるレベル2の《フォーミュラ・シンクロン》は必須カードとなる。
それ以外はそれぞれのデッキに合わせて採用したい。
―その他相性の良いカード
《金華猫》のサーチと、墓地に《金華猫》の蘇生対象を用意するのが第一である。
《荒魂》や《ワンチャン!?》によるサーチ、《ミスティック・パイパー》や《闇の誘惑》を駆使し、手早く《金華猫》を手札に加えつつ準備を整えたい。
また、手札の枚数制限を超えた場合、エンドフェイズの手札調整を利用して、墓地を肥やすこともできる。
状況が整う迄の間は《バトルフェーダー》・《トラゴエディア》による防御や《強制転移》によるコントロール交換を駆使し時間を稼ぐと良い。
後者は《金華猫》を選択する事で実質的なモンスター除去にもなる。
レベル1であればどのモンスターでも良いため採用の幅は広く、どのデッキタイプでも自然と組み込める。
基本的には、上記の「展開力に優れたレベル1モンスター」を参照したい。
それ以外では、《虹クリボー》と《バトルフェーダー》のコンボで守りつつエクシーズ素材を揃えるのも有効。
チューナーは必須ではないが、《グローアップ・バルブ》や《ジェット・シンクロン》は自己再生できるのでエクシーズ素材としても有用である。
《D・クリーナン》や《ものマネ幻想師》といったアドバンテージを稼いだ後でもフィールドに残るモンスターも活躍できる。
チューナーにはレベルを上げられる《音響戦士ベーシス》・《ミラー・リゾネーター》が適しており、高レベルのシンクロ召喚も狙える。
《音響戦士ギータス》や《コール・リゾネーター》も採用しておけばリクルート・サーチも可能になるので早めに墓地へ送ることができる。
前者は効果発動後もレベルが固定される為、その後に手札を消費してもレベルが下がらないのもありがたいところ。
《サイバー・ドラゴン》などの特殊召喚が容易な高レベルモンスターと墓地のレベル1チューナーを組み合わせれば、《金華猫》を消費せずにシンクロ召喚できるため次のターン以降にも繋がる。
あるいは、サポートの豊富な通常モンスターチューナーとドロー効果とレベル調整が行える《チューニング・サポーター》を組み合わせてみるのも良いだろう。
《調律の魔術師》と《H・C サウザンド・ブレード》のコンボでも、毎ターン手札消費無しでレベル5のシンクロ召喚が可能になるので狙ってみたい。
《金華猫》自身をシンクロ素材にする場合は、レベル1チューナーとでドロー効果を持つ《フォーミュラ・シンクロン》を中継すると良い。
他にも《強制転移》や《精神操作》等でコントロール奪取してシンクロ素材に使う事も考えられるだろう。
レベル12までのシンクロ召喚が可能なので、エクストラデッキの枠は取るが高レベルモンスターを奪っても問題なく処理できる。
《強制転移》や《死のマジック・ボックス》を利用したコントロール転移を中心とした動き。
エンドフェイズに手札に戻る《金華猫》自身や、除外される《金華猫》で蘇生したモンスターを相手に送りつければこちらの得になる。
リクルーターやサーチャー、除去となる《グレイブ・スクワーマー》、トークン生成の《雲魔物−羊雲》、ドローできる《氷結界の番人ブリズド》等を送りつけて戦闘破壊すれば更なるアドバンテージとなる。
ステータスが低いため《金華猫》でも十分破壊が狙え、他にレベル1がいればランク1に繋げることで高い確率で戦闘破壊が行える。
邪魔な伏せカードは事前に《ツインツイスター》等で除去しておくのが望ましい。
戦闘破壊に失敗して除外された場合は、《異次元からの埋葬》で墓地に戻したり、コントロール転移と相性の良いモンスターを多めに投入してフォローしたい。
ただし、コントロール転移できるカードは基本的に使い捨てでありサーチも難しい。
主戦術として積極的に狙う場合は、コントロール転移カードが手札に来た時に、いつでもコンボができるよう相性の良いカードで固めておきたい。
【転移アメーバ】のように一種の勝ち筋として、専用構築を要するものもある。
また、《ガード・オブ・フレムベル》等の通常モンスターならば、《鹵獲装置》や《戦線復活の代償》といったカードにも対応するので覚えておきたい。
《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》を経由して《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》をエクシーズ召喚し、ビートダウンを行う。
少ない手札で高打点のモンスターを召喚できるが、RUMが必須である為、主軸として運用する場合は専用構築を要求される。
また、同じエクシーズ召喚方法を持つ《SNo.0 ホープ・ゼアル》とでビートダウンか相手の行動抑制かを使い分けられる。
RUMは手札で腐った《RUM−七皇の剣》や《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》をエクシーズ召喚した際にサルベージできる《RUM−アージェント・カオス・フォース》が扱いやすい。
《ゴーストリックの駄天使》や《ダウナード・マジシャン》を採用する場合は、ランク5のCNo.と《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》を採用するのも良い。
このデッキでRUMをサーチすることは難しい為、《ミスティック・パイパー》や《闇の誘惑》等でデッキを掘り進める手段も投入したい。
コスト専用の運用となるが、《RUM−光波昇華》であれば《光波異邦臣》でサーチできる。
また、《クリボルト》を併用する事で、《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》を並べられるだけでなく1ターンキルを狙うことも可能。→《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》
手札に複数枚来ると事故になるが、《金華猫》や《ワン・フォー・ワン》、《ワンチャン!?》に対応しているためフィールドには出しやすい。
また、《ダブル・アップ・チャンス》でも1ターンキルを狙えるので、色々と攻撃手段を用意しておくと良いだろう。
上記RUM型の派生型の1つ。
《No.13 ケインズ・デビル》&《No.31 アベルズ・デビル》を始めとした、ランク1のNo.2体でエクシーズ召喚できる《No.93 希望皇ホープ・カイザー》を採用した構築。
《No.93 希望皇ホープ・カイザー》で呼び出すモンスターを《RUM−七皇の剣》や《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》でも出せるようにしておけばエクストラデッキの節約に繋がる。
《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》は攻撃力3000の上に希望皇ホープとしても扱えるので、次のターンまで生き残れば《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》のエクシーズ素材にもなれる。
RUMが手札に来ないと打点に欠けがちなRUM型に対し、レベル1モンスターのみで攻撃力3000近くのモンスターを複数体並べられるのがメリットである。
また、相手に守備表示モンスターしか存在しない場合でも《No.13 ケインズ・デビル》・《No.31 アベルズ・デビル》の効果で攻撃表示にできるため戦闘ダメージを与えやすい。
ただし、《No.93 希望皇ホープ・カイザー》のデメリットにより発動ターンに大ダメージを与えることは難しく、エクストラデッキの圧迫も相当なものではある。
あくまでもRUMが手札に来ない場合の動きであり、同時にエクストラデッキを無駄にしないような構築は心がけたい。
《RR−ラスト・ストリクス》と《RUM−スキップ・フォース》を採用した、上記RUM型の派生型の1つ。
《RR−ラスト・ストリクス》は《LL−リサイト・スターリング》で早々にデッキからサーチしておきたい。
《RR−ラスト・ストリクス》から呼び出した《RR−サテライト・キャノン・ファルコン》に《RUM−スキップ・フォース》を使えば、あらゆる効果に耐性を持つ《RR−アルティメット・ファルコン》を呼び出せる。
更に墓地へ送られても《RUM−スキップ・フォース》の効果で蘇生できるため戦線維持も容易である。
エクストラデッキは更に圧迫するが、《RR−レヴォリューション・ファルコン》も状況次第で1ターンキルが可能な爆発力を秘めているので、ランク4RRと共に採用してみるのも良い。
手札に《RUM−スキップ・フォース》が来ない場合は《RR−アルティメット・ファルコン》を直接呼び出し、《No.77 ザ・セブン・シンズ》を重ねるのが良いだろう。
逆に《RR−ラスト・ストリクス》が来ない場合でも、通常のRUM型同様に《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》か《SNo.0 ホープ・ゼアル》の手札コストにしてやればよい。
3枚の《RUM−スキップ・フォース》だけで不安な場合は、4枚目となる《RUM−アストラル・フォース》の採用も考えられる。
エクストラデッキの厳選は必至だが、闇属性以外の縛りがない《RUM−幻影騎士団ラウンチ》も採用可能である。
《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》・《CNo.15 ギミック・パペット−シリアルキラー》あたりは除去やバーンが可能なので戦闘ダメージを与えられないデメリットを補える。
安定して高打点のモンスターを立てられるのが大きなメリットだが、エクストラデッキを大きく圧迫する点と発動ターンは戦闘ダメージを与えられない点に注意したい。
また、《RR−ラスト・ストリクス》に依存しがちなので相手にマストカウンターを見極められやすい点も弱点。
特に《RR−ラスト・ストリクス》を《連鎖除外》なので丸ごと除去されると、エクストラデッキの半分近くが死に札と化してしまうので気を付けたい。
《ミスティック・パイパー》の追加ドローを確実なものとする為に、デッキをレベル1モンスターのみで構成し【フルモンスター】化したタイプ。
手札に《金華猫》・墓地に《ミスティック・パイパー》の状況が整えば、毎ターン通常のドローと合わせて3枚のドローが確約される。
手札が非常に増やしやすく、《ゴーストリック・ランタン》・《虹クリボー》・《バトルフェーダー》らを安定して引き込めるため防御力も高い。
エンドフェイズの手札調整時に《魔轟神獣キャシー》を捨てて除去をするといった奇襲的な動きもできる。
欠点としてアタッカーの乏しさが挙げられ、メインデッキに入るモンスターの攻撃力は機皇帝や《カオス・ネクロマンサー》といった極一部を除いて壊滅的である。
下手をすると、生き延びる事は生き延びるが、相手ライフを削る事もできないという遅延デッキになりかねない。
《ゴーストリック・デュラハン》&《ゴーストリックの駄天使》のコンボならば攻撃表示モンスターに関しては何とかなるものの、壁モンスターを出されると突破できなくなり膠着状態となる。
《音響戦士ベーシス》からの高レベルシンクロ召喚や、上記の《No.93 希望皇ホープ・カイザー》を利用して補いたい。
完全なレベル1統一に拘らず、少量のアタッカーを搭載したり、わずかなRUMのみを採用した【ほぼモン】化する手もある。
《ミスティック・パイパー》でレベル1モンスター以外をドローした場合でもカード・アドバンテージ的には損は無いので、致命的なデメリットではないとも言える。
《金華猫》が獣族であり、同時にレベル1の《森の聖獣 ユニフォリア》が獣族を蘇生できる事に着目した種族統一デッキ。
この構築では、《金華猫》が獣族専用の万能蘇生カードとして機能する。
単純に攻撃力の高いモンスターを蘇生する他、《コアラッコ》や《ゼンマイニャンコ》等を蘇生して効果を使うのも良い。
《キーマウス》は《金華猫》をサーチできるチューナーなので是非とも採用しておきたい。
レベル2以下ならば《魔獣の懐柔》で一気に3体をリクルートできるので、戦況を整えつつ墓地に狙ったモンスターを送るのも容易い。
使いきりではあるが、《エアーズロック・サンライズ》は完全蘇生と弱体化が可能になる。
難点としては、《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発や他種族のエクストラデッキのモンスターが使い難くなってしまう点だろう。
特に、獣族はシンクロモンスターとエクシーズモンスターに数が少なく、実戦的とは言い難い者も多いのでアタッカーに不足しがちになる。
《一族の結束》・《クローザー・フォレスト》・《幻獣の角》といった魔法・罠カードで補うか、メインデッキからアタッカーを採用してカバーしたい。
これ以外にも《金華猫》で《モジャ》を使い回す事で、間接的に《キング・オブ・ビースト》を使い回す構築もある。
もっとも、《キング・オブ・ビースト》単体では少々力不足なので、各種素材にする等して活用したい。
コンボの必要枚数が少なく自由度が高いので、他のカードで《キング・オブ・ビースト》をどのように運用するかが腕の見せ所。
詳細は【キング・オブ・ビースト】を参照。
《輝白竜 ワイバースター》と《暗黒竜 コラプサーペント》を中心とした、継続的なレベル5のシンクロ召喚とそこから繰り出すランク5で戦うタイプ。
中でもランク5の《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》は《ミニマム・ガッツ》とのコンボで1ターンキルを狙える。
《ミニマム・ガッツ》自体が《金華猫》・《輝白竜 ワイバースター》・《暗黒竜 コラプサーペント》の効果と相性が良く、1ターンキルが狙えない状況でも腐りにくい。
それ以外では、シンクロモンスターをエクシーズ素材にする機会が多いので《黒白の波動》も相性が良い。
チューナーには自己再生できる《グローアップ・バルブ》や《ジェット・シンクロン》を優先的に採用したい。
《ジェット・シンクロン》を素材にシンクロ召喚できる《ジェット・ウォリアー》は自己再生効果も持っているので、序盤に召喚しておくと後々エクシーズ召喚にも利用しやすい。
その他、《トラゴエディア》は特殊召喚しやすい上、レベル変更効果でシンクロ召喚・エクシーズ召喚の補助ができる。
《強制転移》や《スターダスト・ウォリアー》といったカードも自然と使えるデッキだが、その辺りは残りの枠を考慮し取捨選択するといいだろう。
《セイヴァー・スター・ドラゴン》・《セイヴァー・デモン・ドラゴン》に繋げることをメインとした構築。
《スターダスト・ドラゴン》・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》がフィールドに存在し、通常召喚の権利が残っていれば、《金華猫》で《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を蘇生させることで条件が整う。
レベル8の《スターダスト・ドラゴン》・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》をシンクロ召喚する方法が重要となる。
レベル変更が可能な《音響戦士ベーシス》・《トラゴエディア》や、特殊召喚が容易な上級モンスターを活用したい。
《金華猫》とも相性の良い《伝説の黒石》でレベル7レッドアイズをリクルートし、レベル1チューナーとで出す方法もある。
レベル1が多く《コール・リゾネーター》でサーチ可能な【リゾネーター】に寄せた構築にしてみるのも良いだろう。
《輝白竜 ワイバースター》・《暗黒竜 コラプサーペント》とレベル1チューナーを使えば、《アクセル・シンクロン》を経由すればシンクロ召喚できる。
《ワン・フォー・ワン》や《死者蘇生》・《リビングデッドの呼び声》等で《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を出せる状況ならば、そのターン中にセイヴァーシンクロモンスターまで繋げることも可能。
(他のレベル1チューナーを特殊召喚して、《金華猫》で《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を蘇生しても良い。)
蘇生カードは《スターダスト・ドラゴン》等が除去されてしまった場合のフォローにも使えるので、なるべく採用しておきたい。
難点として、セイヴァーシンクロモンスターは1ターンでいなくなるので場持ちが非常に悪い。
一応《スターダスト・ドラゴン》等はフィールドに残るので、次のターンで《金華猫》を召喚できれば再びシンクロ召喚することができる。
しかしその場合《レッド・デーモンズ・ドラゴン》等を守ったり蘇生させる必要がある。
《スターダスト・ドラゴン》ならば比較的維持しやすいだろうか。
いずれにせよ、セイヴァーシンクロモンスターを出して相手を仕留められなかった場合、こちらが不利になることもあるので、その様な状況では他のモンスターを出すことも考えられる。
例えば、《フォーミュラ・シンクロン》を経由しドロー効果でディスアドバンテージを減らしつつ、《スターダスト・ドラゴン》とで《シューティング・スター・ドラゴン》を狙える。
同様に、《真閃こう竜 スターダスト・クロニクル》や《スターダスト・ウォリアー》も制圧力が高いアクセルシンクロモンスターなので採用が考えられる。
《シャドー・インパルス》を併用するなら、なるべくドラゴン族シンクロモンスターが望ましい。
《精神操作》や《エネミーコントローラー》・《強制転移》で奪ったモンスターを利用して戦うデッキ。
奪取効果を発動できる機会は少ないが《トラゴエディア》もコンセプト的には合っている。
《エネミーコントローラー》と相性の良い《黄泉ガエル》は各種素材にも使えるので採用したいところ。
一時的なコントロール奪取はモンスターを処理する手段が必要。
《精神操作》・《エネミーコントローラー》で弱いモンスターを奪って、《強制転移》で送り返し強いモンスターと交換する方法もある。
コントロール転移を意識した【TG】型も参照。
《チューニングガム》の効果でチューナーを増やし、連続してシンクロ召喚を行うデッキ。
シンクロ素材に適している《ドッペル・ウォリアー》や《暗黒竜 コラプサーペント》・《輝白竜 ワイバースター》を採用しモンスターを展開して行く。
ちなみに、《チューニングガム》の効果を使うとシンクロモンスターでしか攻撃できなくなるが、他のモンスターも効果を使うことはできる。
なので、大型シンクロモンスターの横に《ゴーストリック・デュラハン》を並べて戦闘補助をする等が可能である。
- 《金華猫》で《チューニングガム》を蘇生。
- 《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚。
- 《チューニングガム》で《金華猫》をチューナーにする。
- 《チューニングガム》と《ドッペル・ウォリアー》でレベル3のシンクロ召喚。
レベル1のドッペル・トークン2体が特殊召喚される。- 《金華猫》とドッペル・トークン1体で《フォーミュラ・シンクロン》をシンクロ召喚し、1ドロー。
- レベル3シンクロモンスターと《フォーミュラ・シンクロン》、ドッペル・トークンでレベル5・6のシンクロ召喚が可能。
上記は主にシンクロ素材に縛りのあるものを記載しており、縛りのないものを含めれば非常に多くのシンクロモンスターが出せる。
選択肢は多いがエクストラデッキの枠には限りがあるため、どのモンスターを出すのか構築段階でしっかり吟味しておく必要がある。
また、《黄泉ガエル》や《バトルフェーダー》を用いれば、シンクロ素材の調整ができるだけでなく、それらをチューナー化すれば《金華猫》を消費せず再利用に繋げられる。
《サイバー・エルタニン》を除去カード兼シンクロ素材として運用する型。
大抵の【金華猫】に《サイバー・エルタニン》と《星態龍》を投入すれば完成する。
序盤に《フォーミュラ・シンクロン》をシンクロ召喚しておくだけで《サイバー・エルタニン》を特殊召喚する準備は整う。
《サイバー・エルタニン》の効果でモンスターを一掃した後、《星態龍》をシンクロ召喚し直接攻撃を叩き込む。
1ターンキルに特化して《サイバー・リペア・プラント》を採用する場合、《サイバー・ドラゴン》は必須となる。
特化しない場合は、メインデッキ・エクストラデッキに各々数枚カードを投入するだけで良く、専用構築にする必要がない。
《金華猫》で蘇生したモンスターをメタルフォーゼのペンデュラム効果・《天空の虹彩》・《炎王の孤島》で破壊し、アドバンテージを稼ぐ。
蘇生するモンスターも、破壊された時に効果を発動するモンスターを採用する。
戦闘破壊にも対応しているモンスターは《強制転移》とも相性が良い。
また、機皇帝の特殊召喚がしやすく、《精神操作》を手軽な除去カードとして使えるデッキでもある。
蘇生できるレベル1を擁するカテゴリデッキならば《金華猫》の採用は容易である。
しかし既存のデッキにただ組み込むだけではそのデッキの劣化にしかならないので、《金華猫》を採用するメリットを明確にしておきたい。
モンスター除去効果を持つ《サクリファイス》を中心とし、《金華猫》で《サクリファイス》の蘇生を繰り返し狙うタイプ。
ただし《金華猫》で蘇生した《サクリファイス》はターン終了時に除外されてしまう為、《痛み分け》や《王宮の鉄壁》等のフォローは必須。
中でも《強制終了》とのコンボは《サクリファイス》の効果を使い回せる。
他にはエクシーズ素材にして使い回す方法もあるので、《サクリファイス》の運用方法を考えてデッキを構築したい。
《青き眼の乙女》を始めとした青き眼チューナーと《青眼の白龍》を中心とした構築。
青き眼チューナーを蘇生して《青眼の白龍》の特殊召喚を繰り返し、ビートダウンやシンクロ召喚に繋げる。
青き眼チューナーの中には手札誘発によって直接墓地へ送れるので、《金華猫》の蘇生先は確保しやすい。
それ以外でも、《伝説の白石》・《太古の白石》は墓地へ送られた場合に効果を発動できるので、エクシーズ素材として墓地へ送るのにも適している。
《光の霊堂》を採用しておけば召喚権の確保も容易い。
《銀河眼の雲篭》の蘇生によってギャラクシーアイズモンスターの特殊召喚を繰り返すデッキ。
最低限《銀河眼の雲篭》と《銀河眼の光子竜》の2種類を採用すればコンボは成立するため、デッキ構築の幅が非常に広い。
【ギャラクシー】寄りの構築にするなら、サポートカードを多めに投入すれば良い。
必要最小限で行く場合は、墓地を肥やすカード等を駆使して素早く準備を整えたり、他のカードで戦線を維持し安定して戦えるようにしたい。
コンボの必要枚数が少ないので、他の型と混ぜて併用することも可能である。
レベル4フォトンと《フォトン・サテライト》でランク5のエクシーズ召喚を狙うタイプ。
フォトンや戦士族のサポートカードを駆使してフォトンモンスターをフィールドに出し、《フォトン・サテライト》は《金華猫》で蘇生する。
特に《フォトン・スラッシャー》が扱いやすく、主にこのカードとでエクシーズ召喚することになるだろう。
また、相手フィールド上に攻撃力1900以上のモンスターがいる場合、《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》をエクシーズ召喚して、《金華猫》等をコストに《ミニマム・ガッツ》を使えば1ターンキルできる。
《ミニマム・ガッツ》さえ手札に来れば、比較的揃いやすい条件なので、劣勢でも一発逆転が狙えるデッキである。
《DDラミア》と《地獄門の契約書》を有効活用するデッキタイプ。
最低限《DDラミア》と《地獄門の契約書》を採用すればコンボは機能するが、有効活用するためにはある程度のDD・契約書カードを採用しておきたい。
《DD魔導賢者ケプラー》→《地獄門の契約書》→《DDラミア》と繋げた場合、ランク1のエクシーズ召喚が可能になる。
次のターンに《金華猫》で《DD魔導賢者ケプラー》を蘇生すれば、再び同様の動きも可能となる。
また、《DDスワラル・スライム》の効果でレベル1DDを墓地へ送った後に《金華猫》で蘇生すれば、DDD融合モンスターとランク1を並べられる。
その他《ヘル・セキュリティ》も相性が良い。
《金華猫》で《TG サイバー・マジシャン》を蘇生し効果を活用するデッキ。
《強制転移》や専用カードの《TG1−EM1》で相手モンスターを奪いつつTGをサーチできる。
《TG ラッシュ・ライノ》が手札にある時は、手札を使用したシンクロ召喚も狙って行く。
《TG ワーウルフ》は《金華猫》の蘇生効果をトリガーに特殊召喚でき、シンクロ素材としても利用しやすい。
《輝白竜 ワイバースター》と《暗黒竜 コラプサーペント》は《強制転移》で送りつけても効果が使え、《TG サイバー・マジシャン》とでレベル5のシンクロ召喚もできる。
もともと【TG】はレベル5シンクロモンスターを出しやすいデッキなので、この点でもシナジーがある。
レベル5モンスターが並んだ時は、レベル10シンクロモンスターに繋げたりランク5エクシーズモンスターを展開して戦線維持できる。
特殊召喚による展開とエクシーズ召喚に使用した際のアドバンテージ獲得能力を持つLLモンスターと攻撃的なモンスター効果を持つLLエクシーズモンスターを中心としたデッキ。
《LL−コバルト・スパロー》は《金華猫》で蘇生させても、サーチ効果を使えるので、ハンド・アドバンテージを得やすくエクシーズモンスターに対象耐性を与えられる。
《LL−サファイア・スワロー》は《LL−コバルト・スパロー》や《LL−リサイト・スターリング》で手札にLLを溜め込むことで、特殊召喚からのエクシーズ召喚に繋げやすく、エクシーズ素材を増やす効果はLLエクシーズモンスターと噛み合っている。
《LL−ターコイズ・ワーブラー》は、自己特殊召喚と手札からの特殊召喚時に手札・墓地からLLを特殊召喚するので、《LL−コバルト・スパロー》を特殊召喚すれば、サーチしつつエクシーズ召喚ができる。
レベル1モンスターを大量に特殊召喚し、《LL−アセンブリー・ナイチンゲール》に多くのエクシーズ素材を持たせることによって、連続直接攻撃でライフポイントを削りつつモンスター効果で自分への戦闘ダメージを防ぐ。
LLが上手く揃わない時は、《LL−リサイト・スターリング》でサーチすればよく、ライフポイントが優勢の場合も《LL−リサイト・スターリング》の反射戦闘ダメージで相手を始末できる。
《FNo.0 未来皇ホープ》は、エクシーズ素材が少なくなってきた《LL−アセンブリー・ナイチンゲール》を無駄なく活用できるので1〜2枚採用しておくといい。
《金華猫》自身も含めレベル1モンスターは全般的に攻撃力が低くなる為《王虎ワンフー》に弱い。
また特殊召喚やモンスター効果封じ、《魔のデッキ破壊ウイルス》、除外といった【シンクロ召喚】軸のデッキの主な弱点が刺さる。
特に相性の悪い【メタビート】に対しては苦戦を強いられるだろう。
《王虎ワンフー》に対抗するには、セットしたカードを《強制転移》したり、セットした《グレイブ・スクワーマー》等で除去するとよいだろう。
《ライトロード・ハンター ライコウ》は《金華猫》の蘇生対象を墓地へ送りながら、《王虎ワンフー》や厄介な魔法・罠カードを破壊できる。
《ライトロード・マジシャン ライラ》なら召喚して即座に魔法・罠カードを破壊できる。
その他の苦手カードについては、《水霊術−「葵」》や《無情の抹殺》等によるハンデスで対抗するのが理想的である。