*【&ruby(げんそう){幻奏};】 [#y5212b64]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#h8eee00f]
 [[ザ・デュエリスト・アドベント]]で登場した[[幻奏]]と名のついた[[光属性]]・[[天使族]]を中心とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[特殊召喚]]されている場合に[[適用]]される[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多く、[[特殊召喚]][[効果]]を併用することで強固な[[耐性]]を獲得し、[[フィールド]]を制圧する。~

**[[デッキ]]構築に際して [#eb0cb463]

***[[モンスターカード]]について [#ve6ddb65]
 [[光属性]]・[[天使族]]に関連した制約を持つ[[幻奏]]が存在するため、[[光属性]]・[[天使族]]で固めるのが望ましい。~
 また、[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[カード]]も併用する関係上、[[特殊召喚]]できない状況をつくる[[カード]]は避けておきたい。~

―[[幻奏]][[下級モンスター]]~
-[[《幻奏の音女アリア》]]~
[[特殊召喚]]されている場合に[[戦闘破壊]]と[[対象]]を取る[[効果]]への[[耐性]]を[[幻奏]]に付与できる。~
自己[[特殊召喚]]する[[効果]]はないため、[[《独奏の第1楽章》]]などで[[特殊召喚]]できるようにしておきたい。~
[[耐性]]により単体でも[[壁]]となり、場持ちもよくなる。~

-[[《幻奏の音女ソナタ》]]~
自己[[特殊召喚]]を行う[[効果]]と[[天使族]]限定の[[全体強化]]を行う。~
[[幻奏]]が存在するだけで自身を[[特殊召喚]]でき、[[全体強化]]できる。~
[[ステータス]]の低い[[幻奏]]をサポートでき、[[幻奏]]の[[上級]]・[[最上級モンスター]]も突破されにくくなる。~
他の[[天使族]][[モンスター]]にも[[適用]]されるため、大量展開との相性がとても良い。~

-[[《幻奏の音女セレナ》]]~
[[天使族]]専用の[[ダブルコストモンスター]]であり、[[特殊召喚]]された場合に[[幻奏]]を追加[[召喚]]する[[効果]]も持つ。~
自身を[[特殊召喚]]していた場合は[[召喚]]権をまだ使っていない場合が多く、[[召喚]]権を追加されても使い切れない。~
[[《独奏の第1楽章》]]などで[[特殊召喚]]できる[[ダブルコストモンスター]]として使用し、[[召喚]]権の追加を無視してしまう手もある。~
[[召喚]]権を他の[[モンスター]]で使用した場合は[[幻奏]][[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]に使うのがよい。~

-[[《幻奏の音女カノン》]]~
自己[[特殊召喚]]が行え、[[幻奏]]の[[表示形式]]を変える[[効果]]を持つ。~
[[攻撃]]後に[[守備表示]]にして備えることができるものの、基本的に[[光属性]]は[[攻撃表示]]の方が[[攻撃]]をけん制させやすい。~
[[幻奏]][[下級モンスター]]は[[《幻奏の音女ソナタ》]]以外は[[レベル]]4なので[[ランク]]4[[エクシーズ召喚]]に使う方がよいか。~

―[[幻奏]][[上級モンスター]]~
-[[《幻奏の音女エレジー》]]~
[[特殊召喚]]されている[[幻奏]]に[[破壊]][[耐性]]を付与し、[[特殊召喚]]されている場合は[[天使族]]に[[全体強化]]を付与する。~
[[召喚]]してしまうと自身に[[破壊]][[耐性]]が付与されないため、[[特殊召喚]]で出すのが望ましい。~
[[特殊召喚]]手段としては[[レベル]]4[[天使族]]・[[光属性]]に[[《トランスターン》]]を使ったり、[[《アテナ》]]や各種[[蘇生]][[カード]]などを用いるとよい。~

―[[幻奏]][[最上級モンスター]]~
-[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]~
[[墓地]]の[[光属性]]・[[天使族]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~
[[《幻奏の音女ソナタ》]]を[[サルベージ]]して[[特殊召喚]]したり、[[《オネスト》]]を[[サルベージ]]して[[攻撃力]]を補ったりと用途は広い。~
[[攻撃力]]は低いため、[[戦闘破壊]]されやすい点を補えれば繰り返し[[効果]]を活かせる。~

-[[《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》]]~
[[手札]]の[[光属性]]・[[天使族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
[[耐性]]はないため、[[《幻奏の音女エレジー》]]や[[《幻奏の音女アリア》]]を[[特殊召喚]]して[[耐性]]付与を行いたい。~
[[《アテナ》]]などを[[手札]]から[[特殊召喚]]してさらなる展開につなげるなど、大量展開の補助をメインとする。~

―[[幻奏]]以外の[[モンスター]]~
-[[《オネスト》]]~
非力な[[幻奏]]の[[戦闘]]補助として非常に優秀であり、可能な限り採用したい。~
[[墓地]]に置かれた後も[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]などで[[サルベージ]]して繰り返し利用することができる。~

-[[《アテナ》]]~
[[フィールド]]の[[幻奏]][[最上級モンスター]]を[[墓地]]へ送って[[蘇生]]させることで[[効果]]を2回使用可能にする。~
また、[[通常召喚]]された[[幻奏]]についても同様に[[墓地]]へ送って[[蘇生]]させれば[[特殊召喚]]されている場合の[[効果]]を[[適用]]できる。~
[[墓地]]の[[最上級モンスター]]の[[蘇生]]として見ても優秀であり、[[バーン]]も[[《幻奏の音女ソナタ》]]、[[《幻奏の音女カノン》]]や~
それらを回収できる上に[[幻奏]][[最上級モンスター]]であるため[[《アテナ》]]と相性の良い[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]の存在から非常に[[発動]]させやすく、大きな[[ダメージ]]源と成り得る。~

-[[《大天使クリスティア》]]~
[[特殊召喚]]が容易であり、[[相手]]の[[特殊召喚]]を封じて優位に立てる。~
[[《幻奏の音女アリア》]]と[[《幻奏の音女エレジー》]]による強固な[[耐性]]を崩してくる[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]、といった[[モンスター効果]]を間接的に封じ、より強力な布陣を築くことができる。~
[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]なら[[墓地]]の調整もできる。~
ただしこちらの[[特殊召喚]]も封じるため、出すタイミングには注意しておきたい。~


-[[《ヘカテリス》]]~
[[《神の居城−ヴァルハラ》]]を採用する場合はこの[[カード]]も入れておくとよい。~
[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]で[[サルベージ]]すれば、間接的に[[《神の居城−ヴァルハラ》]]を[[手札]]に入れられるため、[[モンスター]]が[[除去]]された場合の保険になる。~
また、[[《アテナ》]]を採用する場合にも、この[[カード]]はほぼいつでも[[墓地]]におけるため[[効果]][[発動条件]]を満たすのに役立つ。

-[[《光神テテュス》]]~
[[《トランスターン》]]を使う場合にはこの[[カード]]も[[特殊召喚]]しやすいため合わせて採用の余地はある。~
[[ドロー]]加速により[[特殊召喚]]できる[[幻奏]]を[[手札]]に加えやすくなり、展開力を底上げすることもできる。~

***[[エクストラデッキ]]について [#bdeb77c8]
 この[[デッキ]]は[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]に依存しないため、[[デッキ]]構築によって[[特殊召喚]]しやすい[[レベル]]帯の[[エクシーズモンスター]]を採用すれば良い。~
 [[デッキ]]に[[チューナー]]を投入して[[シンクロモンスター]]を採用しても良い。~
 ただ[[幻奏]][[最上級モンスター]]の制約から、できるだけ[[光属性]][[モンスター]]で固めておきたい。~
 また、[[幻奏]]には[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]が現在存在しないので[[耐性]]を与えられない。~
 また、[[幻奏]]には[[融合モンスター]]以外の[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]が現在存在しないので[[耐性]]を与えられない。~
 その為、それまで[[耐性]]で腐らせていた[[《奈落の落とし穴》]]等であっさり[[除去]]される可能性がある。~
 なので、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を使う際は慎重に動く必要がある。~
 なので、[[幻奏]][[融合モンスター]]以外の[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を使う際は慎重に動く必要がある。~

***[[魔法・罠カード]]について [#p42e90fd]
 [[幻奏]][[モンスター]]は[[特殊召喚]]されている場合に[[効果]]が[[適用]]されるものが多いため、[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[カード]]を多く入れておきたい。~
 また、[[モンスター]]に[[除去]][[効果]]を持つものが少ないため、[[魔法・罠カード]]の[[効果]]で補っておきたい。~

-[[《独奏の第1楽章》]]~
[[デッキ]]から[[レベル]]4以下の[[幻奏]]を[[特殊召喚]]する。~
主に[[《幻奏の音女アリア》]]を[[特殊召喚]]し、[[耐性]]を[[適用]]させることに使うことになるが、~
[[幻奏]]以外の[[特殊召喚]]が封じられる為、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]等の存在もあり、現在のカードプールでは非常に限定的な用途にしか使えない。~
他の[[モンスター]]との兼ね合いを考えた上で使いたい。~

-[[《トランスターン》]]~
[[《幻奏の音女エレジー》]]や[[《光神テテュス》]]を使う場合には採用を考えられる。~
また、[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]に使用して[[《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》]]を出したりと、他の[[モンスター]]の展開にも使える。~

-[[《神の居城−ヴァルハラ》]]~
[[天使族]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~
[[《独奏の第1楽章》]]とは[[発動条件]]を食い合うので、[[下級]][[幻奏]]以外の[[モンスター]]を多用する場合にはこちらの枚数を増やすなど、調整をしておきたい。~
こちらの利点は、[[《独奏の第1楽章》]]のような制約も無く[[手札]]の[[天使族]]はほぼなんでも[[特殊召喚]]できるため、様々な戦術に繋げられる点だろう。~
[[《幻奏の音女アリア》]]による[[耐性]]付与や、[[《幻奏の音女セレナ》]]をフル活用する用途では、[[《独奏の第1楽章》]]の方が消費が少なく、より適している。~

-[[《光神化》]]~
[[《幻奏の音女エレジー》]]や[[《アテナ》]]を併用することで[[自壊]][[デメリット]]をキャンセルできる。~
[[幻奏]][[最上級モンスター]]の[[効果]]を使いやすくもなる。~
[[相手]]の[[破壊]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《幻奏の音女エレジー》]]を[[特殊召喚]]し、[[破壊]]を防ぐといった動きも可能。~

-[[《奇跡の光臨》]]~
[[除外]]された[[天使族]]を[[特殊召喚]]でき、[[《幻奏の音女エレジー》]]ならば[[自壊]]を無力化できる。~
展開補助の他、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]できる点を活かし、[[《幻奏の音女エレジー》]]を[[特殊召喚]]して[[相手]]の行動を妨害したり~
[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]で崩された[[耐性]]をすぐに付与しなおしたりできる。~
ただしこの[[デッキ]]は[[除外]]を多用するわけではないため、採用しすぎると[[腐る]]おそれもある。~

-[[《一族の結束》]]~
[[天使族]]に比重が偏りやすく、[[《幻奏の音女エレジー》]]などの[[攻撃力]]を上げることで[[戦闘破壊]]による突破を防ぎやすくなるのと同時に、[[相手]]を突破しやすくなる。~

-[[《天空の宝札》]]~
[[相手]]の[[ターン]]に[[《光神化》]]などを使い、[[《幻奏の音女アリア》]]を[[特殊召喚]]し、[[壁]]にすることで[[特殊召喚]]不可の[[デメリット]]を補える。~
必要な[[カード]]が集まらない場合などに有効か。~

-[[《光の召集》]]~
[[天使族]]を[[手札]]から出せる[[《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》]]が存在するときに使用し、[[《アテナ》]]を回収して[[特殊召喚]]することで大量展開を可能にする。~
[[《オネスト》]]等とも相性が良い。~
ただし[[幻奏]]は[[サルベージ]]持ちが存在するとはいえ、それほど[[ハンド・アドバンテージ]]獲得に長けておらず、[[手札]]消費も荒いので、大量展開には工夫を要する。~

**戦術 [#n0c2f503]
 [[《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》]]や[[《アテナ》]]などの[[特殊召喚]][[効果]]で[[モンスター]]を並べ、[[相手]]を制圧する。~
 その中で[[耐性]]を発揮できる[[《幻奏の音女アリア》]]と[[《幻奏の音女エレジー》]]を並べ、強力な[[耐性]]を付与し、[[相手]]の反撃を封じるという動きとなる。~
 ただ、[[幻奏]]は[[攻撃力]]が低く、[[耐性]]を付与しても[[相手]][[モンスター]]を倒せず[[ダメージ]]を与えられない状況に陥りやすい。~
 そのため、[[《幻奏の音女ソナタ》]]・[[《オネスト》]]の[[戦闘]]補助を併用して[[攻撃力]]を補ったり、[[《アテナ》]]の[[バーン]]を利用する必要がある。~
 時には[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]などで[[相手]]へ切り返していくことが重要となる。~

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//特定のカードを軸とする場合

//**[[デッキ]]の派生

**この[[デッキ]]の弱点 [#u525ba0b]
 [[特殊召喚]]で[[適用]]される[[耐性]]のため、[[特殊召喚]]自体を封じられてしまうと[[耐性]]が得られず、[[効果]]も活かせない。~
 また、展開しても制約のため[[光属性]]や[[天使族]]以外の使用が難しくなり、[[天使族]]に[[除去]][[効果]]を持つものが少ない点を補いにくい。~
 高打点を大量展開されたり、[[耐性]]持ちを出されると突破できなくなる可能性もある。~
 また、[[種族]]・[[属性]]を変更された場合、制約に引っ掛かり、展開しにくくなってしまう。~
 [[《スキルドレイン》]]等の[[対象]]を取らない[[無効]]化に最も弱く、[[耐性]]付与や多くの展開手段を完全に封じられた上に、弱小[[モンスター]]にされてしまう。~
 これらの弱点を補う為に、[[サイドデッキ]]にも[[汎用性]]の高い[[除去]][[カード]]や、[[《王宮のお触れ》]][[《禁じられた聖杯》]]等の[[無効]]化[[カード]]をいくつか用意しておくと良いだろう。~

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**代表的なカード [#gef4a79d]
-[[《幻奏の音女アリア》]]

-[[《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》]]

**関連リンク [#zd9fb81e]

-[[幻奏]]

-[[デッキ集]]

-[[【光属性】]]
-[[【天使族】]]