*【現世と冥界の逆転】 [#fa852b8b]
 ※[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の制限改訂で[[《現世と冥界の逆転》]]、[[《処刑人−マキュラ》]]、[[《王家の神殿》]]が[[禁止カード]]となり、消滅している。~

 先攻1ターン目に[[《処刑人−マキュラ》]]や[[《王家の神殿》]]の効果を利用して[[《現世と冥界の逆転》]]を使い、相手の[[デッキ]]を0にして勝つ[[デッキ]]。~

 《現世と冥界の逆転》
 通常罠(禁止カード)
 自分の墓地にカードが15枚以上ある時、1000ライフを払い発動。
 お互いに自分の墓地と自分のデッキのカードを全て入れ替える。
 その際、墓地のカードはシャッフルしてデッキゾーンにセットする。

 《デビル・コメディアン/Fiend Comedian》
 通常罠
 コイントスで裏表を当てる。
 当たりは相手の墓地のカードを全てゲームから除外する。
 ハズレは相手の墓地のカードの枚数分、
 自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

 [[《デビル・コメディアン》]]は成功すれば万々歳だし仮に失敗しても[[《現世と冥界の逆転》]]の効果で何とかなる。~
 当然、[[《セカンド・チャンス》]]があるともっとやりやすい。~

 全盛期には[[《第六感》]]が3枚投入されていたので恐ろしいほどの成功率を誇っていた。~
 相手の墓地にカードが落ちた場合[[《魂の解放》]]で[[除外]]して相手の墓地を0にする。~
 それでも足りない場合は[[《手札抹殺》]]などで追い討ちをかけよう。~

 [[《第六感》]]が制限、禁止されてからは[[【サイエンカタパ】]]、[[【デッキ破壊1キル】]]に追い越された。~
 その後[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]に[[《現世と冥界の逆転》]]が禁止カードとなり、[[デッキ]]自体が消滅したのであった。~
 
//もっとも、現在は使ったところで[[【宣告者パーミッション】]]に「絶対」といっていいほど勝ち目が無い。

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 ちなみに、2002年3月21日発売の[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]で[[《太陽の書》]]が登場した直後は以下のような構成のデッキも存在した。~

|BGCOLOR(#eeeeff):''モンスター''|8|BGCOLOR(#eeeeff):''魔法''|19|BGCOLOR(#eeeeff):''罠''|13|
|[[《処刑人−マキュラ》]]|3|[[《王家の神殿》]]|3|[[《現世と冥界の逆転》]]|3|
|[[《サイバーポッド》]]|1|[[《浅すぎた墓穴》]]|3|[[《硫酸のたまった落とし穴》]]|3|
|[[《メタモルポット》]]|3|[[《太陽の書》]]|3|[[《強欲な瓶》]]|3|
|[[《ファイバーポッド》]]|1|[[《手札抹殺》]]|3|[[《無謀な欲張り》]]|3|
|||[[《成金ゴブリン》]]|3|[[《王家の財宝》]]|1|
|||[[《苦渋の選択》]]|1|||
|||[[《強欲な壺》]]|1|||
|||[[《天使の施し》]]|2|||

動きは、単純である。
+[[《苦渋の選択》]]で[[《処刑人−マキュラ》]]×2+[[《サイバーポッド》]]+[[《メタモルポット》]]+[[《ファイバーポッド》]]を選ぶ。~
こうして罠を手札から発動できるようにしつつ、[[《サイバーポッド》]]を[[サーチ]]する。~
[[《苦渋の選択》]]が手札に来なかった場合でも、12枚ものドローカードや[[《手札抹殺》]]、[[《メタモルポット》]]で手札を回転させる。~
+[[《サイバーポッド》]]と[[《太陽の書》]]([[《硫酸のたまった落とし穴》]])がそろったらコンボスタート。~
[[《サイバーポッド》]]の効果でデッキから5枚めくって手札を補充する。~
さらに、[[《浅すぎた墓穴》]]で墓地から[[《サイバーポッド》]]を[[特殊召喚]]し、[[《サイバーポッド》]]を何回も再利用する。~
(この頃は、相手の墓地にモンスターがいなくとも[[《浅すぎた墓穴》]]を発動できた)~
+双方の手札がふくれあがり、残りデッキ枚数よりも多くなったら[[《現世と冥界の逆転》]]を発動。~
その後で[[《手札抹殺》]]を発動してゲームセット。
+このサンプルには入っていないが、[[《魂の解放》]]を使用し、相手[[墓地]]のカードを0枚にする方法もあった。~
この場合[[《現世と冥界の逆転》]]によって相手のデッキ枚数が0枚になるため、ターンを譲るだけで勝利できた。


 先攻1キル率が非常に高く、後攻でも[[《王宮の勅命》]]程度でしか対策できず、歴代のコンボデッキの中でもトップクラスだった。~
 しかし、[[02/05/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]の制限改訂で[[キーカード]]がことごとく[[制限カード]]に指定され、その短い命を終えた。
 
 だが、[[《成金ゴブリン》]][[《手札抹殺》]][[《メタモルポット》]][[《現世と冥界の逆転》]][[《無謀な欲張り》]]などが[[禁止カード]]になった訳ではなかった。~
 ギミックが生き残ったため、その後も速攻[[デッキデス]]系デッキは[[1ターンキル]]の筆頭に長らく君臨し続ける事となった。
 


**代表的なカード [#s4135754]
-[[《現世と冥界の逆転》]]
-[[《デビル・コメディアン》]]


**関連リンク [#uaabbe79]
-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]