*【光のピラミッド】 [#ad71eba4]
#contents
**説明 [#pc809a07]

 強力無比な[[攻撃力]]を持つ[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を切り札にする[[デッキ]]。~

 《スフィンクス・アンドロジュネス/Theinen the Great Sphinx》
 効果モンスター
 星10/光属性/獣族/攻3500/守3000
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が
 同時に破壊された時、500ライフポイントを払う事でのみ
 手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
 このカードが特殊召喚に成功した時、500ライフポイントを払う事で、
 エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃力は3000ポイントアップする。

 《アンドロ・スフィンクス/Andro Sphinx》
 効果モンスター
 星10/光属性/獣族/攻3000/守2500
 「光のピラミッド」がフィールド上に存在する時、
 500ライフポイントを払って特殊召喚する事ができる。
 このカードは召喚・特殊召喚ターンに攻撃をする事ができない。
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
 このカードが守備表示モンスターを戦闘によって破壊した場合、
 破壊したモンスターの攻撃力の半分の数値分ダメージを与える。

 《スフィンクス・テーレイア/Sphinx Teleia》
 効果モンスター
 星10/光属性/獣族/攻2500/守3000
 「光のピラミッド」がフィールド上に存在する時、
 500ライフポイントを払って特殊召喚する事ができる。
 このカードは召喚・特殊召喚ターンに攻撃をする事ができない。
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
 このカードが守備表示モンスターを戦闘によって破壊した場合、
 破壊したモンスターの守備力の半分の数値分ダメージを与える。

 《光のピラミッド/Pyramid of Light》
 永続罠
 自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた場合、
 自分フィールド上に存在する「アンドロ・スフィンクス」、
 「スフィンクス・テーレイア」を破壊しゲームから除外する。


 [[《光のピラミッド》]]で[[特殊召喚]]可能になる[[レベル]]10の[[最上級モンスター]]、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]で攻めていくのが基本。~
 [[相手]]のライフがゲームを決められる範囲になったら、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]で引導を渡すのである。~
 こちらから能動的に[[《光のピラミッド》]]を[[《サイクロン》]]等で[[フィールド]]から離してやるのがよいだろう。~
 [[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]は[[相手]]ライフが6500以下なら勝負を決められるため、勝負が付くのは思ったよりも早い。~

 高[[攻撃力]][[モンスター]]をガンガン[[召喚]]していけるため、そこらの[[ビートダウン]][[デッキ]]を完全に黙らせることが可能なのが特徴。~

**[[デッキ]]構築に際して [#rc256284]
 [[デッキ]]の鍵となる[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は2〜3枚必須のカードであり、[[《光のピラミッド》]]も3枚積み確定。~
 一方、自身のテキストで[[デッキ]]から[[召喚]]できる[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]は1枚でいい。~

 [[《死皇帝の陵墓》]]は優秀な[[召喚]]サポートとして君臨するため[[必須>必須カード]]。~
 ライフ補給の[[《非常食》]]や[[伏せカード]]を吹き飛ばす[[《ハリケーン》]]も欲しい。~
 ただし、後述の通り[[《非常食》]]は[[《光のピラミッド》]]と相性が悪い点は注意。また、[[《ハリケーン》]]は現在禁止カードなので、[[《大嵐》]]に、バウンスに拘るのなら[[《疾風鳥人ジョー》]]や[[《砂利ケーン》]]を採用しても良いだろう。
 

 [[キーカード]]が全て[[獣族]]であり[[攻撃力]]と[[守備力]]が高いため、[[《野性解放》]]が大活躍するので、[[《キャトルミューティレーション》]]は3枚積み[[必須>必須カード]]。~
 しかし、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]は[[召喚]]手段が限定されており[[《キャトルミューティレーション》]]には対応していない。~
 おまけに[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[特殊召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない。~
 せっかく[[スフィンクス]]は[[レベル]]10で一致しているのに、[[連続攻撃]]の醍醐味を味わえないのは非常に残念である。~
 そこで同じ[[レベル]]10・[[獣族]]の[[《地縛神 Cusillu》]]を採用すれば[[《キャトルミューティレーション》]]の選択肢が増える。~
 上記の[[《死皇帝の陵墓》]][[《野性解放》]]とも相性がいい。~
 スフィンクス達は皆[[レベル]]10なので、[[エクストラデッキ]]には[[ランク]]10の[[エクシーズモンスター]]を採用してもいいだろう。~

 また、[[下級]]は[[【ビースト】]]よりにすれば、[[スフィンクス]]のサポートが流用できて無駄がない。~
 伏せを吹き飛ばす[[《賢者ケイローン》]]に[[貫通]]能力を得られる[[《激昂のミノタウルス》]]は欲しい。~
 また、[[下級]]の[[アタッカー]]としては[[《イグザリオン・ユニバース》]]や[[《怒れる類人猿》]]、[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]、[[《不屈闘士レイレイ》]]等が挙げられる。~
 [[永続罠]]である[[《光のピラミッド》]]を[[サーチ]]できる[[《不幸を告げる黒猫》]]は間違いなく[[必須カード]]である。~
 [[壁]]兼[[リリース]]要員として[[《巨大ネズミ》]]と[[《素早いモモンガ》]]もほぼ[[必須>必須カード]]であり、[[《デス・ウォンバット》]]等を併用しても良い。~
//[[《レスキューキャット》]]と[[《デス・ウォンバット》]]等を併用しても良い。~
 [[モンスター]]が[[獣族]]に偏るが、[[除去]]対策となる[[《森の番人グリーン・バブーン》]]も悪くはない。~
 [[《ザ・カリキュレーター》]]や[[《モンタージュ・ドラゴン》]]を隠し味に入れてもいいだろう。

 また、[[《アンティ勝負》]]が最大限に活かせる[[デッキ]]タイプであることはいうまでもない。~

 [[スフィンクス]]を[[召喚]]した後は[[攻撃]]していけば良いが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[召喚]]された[[ターン]]に[[攻撃]]ができないという欠点を持つ。~
 そのため、[[除去]]から逃れるためにここでも[[《キャトルミューティレーション》]]が大いに活躍する。~
 [[戦闘]]することで、[[破壊]]または[[バウンス]]できる[[効果]]を持つ[[モンスター]]対策として[[《エネミーコントローラー》]]や[[《鎖付きブーメラン》]]等の防御用カードは[[必須>必須カード]]となる。~
 [[相手]][[ターン]]に[[《血の代償》]]という手もある……2体の[[リリース]]はあまりにも痛いが。~

 [[バーン]][[効果]]にこだわらないのであれば[[《スキルドレイン》]]を併用するという手がある。~
 [[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できないという[[効果]]は[[永続効果]]なので[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]にすることでこの[[デメリット]]を回避することができるのだ。~
// [[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を使う場合は[[《サイクロン》]]等で[[《光のピラミッド》]]と一緒に[[フィールド]]から離してしまえばいい。~
//上記に同じことが書かれているので。
 [[獣族]]の多くが[[《スキルドレイン》]]と相性がいいことや、[[相手]]の[[効果モンスター]]を封じられる点も[[メリット]]になり得る。~
 この場合、[[ライフポイント]]消費が激しくなるので[[《素早いモモンガ》]]や[[《非常食》]]で上手い具合に[[回復]]を図りたい。~
 1度きりになるものの、[[《禁じられた聖杯》]]も入れておいて損はない。~

 さらにこの2枚は[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない分、[[除外]]からの[[特殊召喚]]ができる。~
 よって、[[除外]]からの[[帰還]]をメインにする方法も取れないわけではない。そういう点を見ると[[《光のピラミッド》]]の[[効果]]は次の戦法への布石と捉えることもできる。~

 [[DUELIST REVOLUTION]]で大きく[[除外]]と[[獣族]]が強化されたことで、間接的にサポートが増えた。~
 [[《ビーストライザー》]]は高い[[攻撃力]]を持つ[[《アンドロ・スフィンクス》]]、[[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[除外]]することで間接的な[[連続攻撃]]ができる。[[【ビースト】]]とあわせて使いたい。~
 また[[攻撃]]できない[[デメリット]]も、[[強化]]目的と割り切る使い方もできるだろう。~

**プレイングの注意点 [#k601319f]
 [[《アンドロ・スフィンクス》]]、[[《スフィンクス・テーレイア》]]に共通する[[デメリット]]は2つある。~
-[[召喚]]・[[特殊召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]をする事ができない
-[[墓地]]からの[[特殊召喚]]ができない

 前者の[[デメリット]]は[[除去]]への[[耐性]]の低さを示し、このタイムラグは大きい。~
 ゆえに、[[デメリット]]をうまく補助することはプレイングの上でも大切。[[《クロス・ソウル》]]や[[《無力の証明》]]などでサポートするのもいいだろう。~
 後者は[[《死者転生》]]を使えば問題ない。~
 本来なら[[手札]]で腐りやすい[[最上級モンスター]]だが、[[《光のピラミッド》]]がある為、再[[召喚]]は容易に行える。~
 本来なら[[手札]]で腐りやすい[[最上級モンスター]]だが、[[《光のピラミッド》]]がある為、[[召喚]]は容易に行える。~


 また[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[特殊召喚]]を狙う場合は、[[任意効果]]であることに気をつけないといけない。~
 相性のよさそうな[[《非常食》]]や[[《マジック・プランター》]]等で[[《光のピラミッド》]]を墓地に送ってしまうとタイミングを逃してしまうのだ。~
 そのため[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[特殊召喚]][[効果]]を[[発動]]できない。~
 当然[[チェーン]]2以降に[[破壊]]されても、[[タイミングを逃す]]ため[[特殊召喚]]できなくなる。~
 [[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]をデッキの軸にしていく場合、これらの点に注意が必要だろう。

**代表的なカード [#f37b5fe7]
-[[《アンドロ・スフィンクス》]]
-[[《スフィンクス・テーレイア》]]
-[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]

-[[《光のピラミッド》]]

**関連リンク [#edb8e762]
-[[デッキ集]]