*【雑貨貪欲ターボ】 [#o07811f6]
《魔導雑貨商人》と《貪欲な壺》のコンボによるターボデッキ。《魔導雑貨商人/Magical Merchant》と《貪欲な壺/Pot of Avarice》《強欲な壺/Pot of Greed》とターボ(Turbo)の頭文字を取って『MPT』と呼ばれることもある。~
《魔導雑貨商人》と《貪欲な壺》のコンボによるターボデッキ。[[《魔導雑貨商人/Magical Merchant》>《魔導雑貨商人》]]と[[《貪欲な壺/Pot of Avarice》>《貪欲な壺》]][[《強欲な壺/Pot of Greed》>《強欲な壺》]]とターボ(Turbo)の頭文字を取って『MPT』と呼ばれることもある。~
//((このデッキ製作者の方が「この略称(MPT)は分かりづらく、『貪欲ターボ』で統一したい」との発言をされているため【雑貨貪欲ターボ】と呼称させていただきます。ご了承ください))~

 《魔導雑貨商人/Magical Merchant》
 効果モンスター
 星1/光属性/昆虫族/攻 200/守 700
 リバース:自分のデッキを上からめくり、
 一番最初に出た魔法か罠カード1枚を自分の手札に加える。
 それ以外のカードは墓地へ送る。 

 《貪欲な壺/Pot of Avarice》
 通常魔法
 自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。
 その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。

[[2005年8月11日〜2006年3月1日>禁止・制限カード/2005年9月1日]]のターボデッキの代表格。~
《魔導雑貨商人》でモンスターカードを墓地に落とし《貪欲な壺》の発動条件を満たさせ、同時に《貪欲な壺》を含む魔法カード(極稀に罠カードも)手札を加え、《強欲な壺》《貪欲な壺》で大量ドローを狙う。~
大抵はターボして得たハンド・アドバンテージと墓地アドバンテージを利用してモンスターの大量展開するギミックが組み込まれ、【ターボカオス】の1種として活躍した。(詳しくは【雑貨貪欲カオス】へ)~


//**デッキ構築に際して [#q4a8a78e]
//どんなデッキであれ、《強欲な壺》を入れない人は居ないだろう。《貪欲な壺》も3枚積みは確定。墓地に落とすと言う観点から《手札抹殺》もほぼ確定的と言える。他の魔法カードは出来る限り厳選したい。投入候補としては《ブラック・ホール》《大嵐》《サイクロン》《月の書》《強奪》《洗脳−ブレインコントロール》《強制転移》といった所だろうか。(これらのパワーカードすら「候補」でしかない所がこのデッキ最大の特徴だ。)多少の危険を伴うが、《大寒波》はこのデッキにおいては非常に使いやすいため一考の余地がある。デッキの中心となるモンスターを考えよう。まず上級モンスターだが、《貪欲な壺》《強奪》《洗脳−ブレインコントロール》と合わせて《サンダー・ドラゴン》3枚と《THE トリッキー》複数は是非欲しい。墓地にカードを溜めやすく、《サンダー・ドラゴン》《魔導雑貨商人》が共に光属性であることから《カオス・ソーサラー》も2枚は欲しいだろう。伏せ[[除去]]と必殺の火力として《氷帝メビウス》も必須だ。現環境で大流行中の《サイバー・ドラゴン》だが、このデッキならば1〜2枚でも十分。モンスターカードが場に出ている事が多いため、出番は他デッキと比較すると少ないのではないだろうか。下級モンスターは《魔導戦士 ブレイカー》を筆頭に必須系を。加えて、闇属性を稼ぐために《キラー・トマト》《ニュードリュア》《魂を削る死霊》も欲しい。魔法カードを厳選してあるが故に《聖なる魔術師》も強力だ。また、効果発動すればゲームエンドも可能な《サイバーポッド》《メタモルポット》は必須となるだろう。罠カードは著しく速度を阻害するため不要。《王宮のお触れ》ぐらいだろうか。《リビングデッドの呼び声》《激流葬》の必須2種すら投入の余地は無いと思われる。

//**デッキの使い方 [#jad134c8]
//《魔導雑貨商人》によって自分の墓地を肥やすと同時に魔法カードをサーチ。《強欲な壺》《貪欲な壺》を引いた場合は、それらを発動し、カード・アドバンテージを稼いでいく。手札を展開しきったら《大嵐》《氷帝メビウス》で伏せカードを[[除去]]し、通常召喚プラス《カオス・ソーサラー》《THE トリッキー》の同時複数召喚で1ターンで決めてしまおう。

//**運用に際しての注意点 [#rca5bb24]
//展開速度の代償として犠牲となったのが速攻魔法と罠。つまり、相手のターンを凌ぐ方法が無く、非常に打たれ弱いデッキという事だ。(地味に相手の伏せ[[除去]]カードを腐らせるという利点もあるが、このデメリットの前では些細。)速攻が出来るというよりは、速攻で決めるしかないという認識が正しいのではないだろうか。また、《ミスティック・ソードマン LV2》や《抹殺の使徒》といったリバース効果を無効にするカードに《魔導雑貨商人》が狩られるとかなり厳しい。特にデッキ投入率が非常に高く、デッキから全ての《魔導雑貨商人》を[[除外]]してしまう《抹殺の使徒》の回避は至上命題となる。ピンポイントでの《キラー・トマト》《魂を削る死霊》伏せなど、プレイングで対抗しよう。これが出来ない場合、このデッキを扱うことは難しい。総じてプレイヤースキルを要求するデッキである。しかし、回った時の爆発力と展開力は使っているだけで面白い。一度使ったらその速度に病みつきになるのではないだろうか。

//**[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の制限改訂・[[裂け目>《次元の裂け目》]]・[[マクロ>《マクロコスモス》]]の登場 [#b5b5a269]

-[[除外]]による墓地対策パック『ENEMY OF JUSTICE』の登場で弱体化が懸念されたが、《強欲な壺》が禁止カード、《貪欲な壺》が制限カードに指定され、デッキそのものが組めない状態になってしまった。無念。~
//更に追い討ちをかけるかのように[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]、《貪欲な壺》制限カード指定。もう二度と立ち上がることはできないであろう。~

**代表的なカード [#ccc3ca4e]
-[[《貪欲な壺》]]
//-[[《大寒波》]]
-[[《魔導雑貨商人》]]
//-[[《サンダー・ドラゴン》]]
//-[[《カオス・ソーサラー》]]
//-[[《THE トリッキー》]]

**関連リンク [#aa022707]
-[[デッキ集]]