【侍BOX】

 《一撃必殺侍》《モンスターBOX》コンボを利用して戦闘によるアドバンテージを取らせにくくしたデッキ
 上記のコンボに加えて《セカンド・チャンス》をからめると8分の1の確率でしか攻撃が通らなくなる。
 《セカンド・チャンス》を生かすために、《ブローバック・ドラゴン》が入っていることも多い。
 《増援》効果の都合上《異次元の女戦士》等が大量に投入されるため、【次元斬】の要素も持ち合わせている。
 また、《首領・ザルーグ》の存在により、微々たる物だがハンデス能力を備える。
 ギャンブルデッキ系統にしては比較的安定する上、普通に戦闘力が高いデッキであることが最大の特徴。
 (主力モンスターの頭文字を取り【ブロバ侍】とも呼ばれることがある。)

デッキ構築に際して

 キーカードである《一撃必殺侍》サーチ・回収できる《増援》《戦士の生還》《ドラゴンフライ》コイントスが外れたときの対策に使える《収縮》《突進》を使用する。
 上記のカードとの相性がよい《一刀両断侍》《首領・ザルーグ》《黒蠍−罠はずしのクリフ》《異次元の女戦士》なども入れていこう。
 《セカンド・チャンス》《地雷蜘蛛》も地味に有効である。

 《一撃必殺侍》戦闘破壊されにくいため、また墓地風属性モンスターがたまりやすく《シルフィード》が狙えるため、切り札の《ブローバック・ドラゴン》も比較的簡単に召喚できる。
 《リボルバー・ドラゴン》を入れておけば《オーバーロード・フュージョン》での《ガトリング・ドラゴン》も狙っていけるだろう。

運用に際して

 とにかく《一撃必殺侍》守備表示モンスターを叩き潰していくのが基本。
 守備力1200以下のモンスターなら普通に戦闘破壊することもできる。
 攻撃表示モンスターには《地雷蜘蛛》等で対応しよう。
 【サイカリバー】の主力2体を上から押さえる強力なモンスターである。
 また、《地雷蜘蛛》の不安定さが怖いのであれば《シルフィード》から《ブローバック・ドラゴン》という手もある。

 このデッキは相手が戦闘破壊を狙うビートダウンデッキならば圧倒的な強さを誇る。
 《一撃必殺侍》単体でも戦闘を行うと1/2の確率でアドバンテージを1枚取れるため、ほとんどの相手は《一撃必殺侍》除去カードで破壊しようとするからだ。

 が、戦闘を介することなくモンスター破壊を狙ってくるデッキが相手では分が悪い。
 ゆえに【除去ガジェット】等との相性はよくない。
 この場合は《モンスターBOX》の代わりに《王宮のお触れ》サイドデッキから投入するとよいだろう。
 これならば同時に《スキルドレイン》にも対応できるようになる。
 《冥界の魔王 ハ・デス》等の効果モンスター対策モンスターには《エネミーコントローラー》等で対応していきたい。

 また、運に見放された日は使うのをやめておいたほうが無難。

 だが、真の侍BOX使いなら《F・G・D》にも積極的に攻撃していくべきだろう。

代表的なカード

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