【侍BOX】

 《一撃必殺侍》と《モンスターBOX》のコンボを利用して戦闘によるアドバンテージを取らせにくくしたデッキ。
 上記のコンボに加えて《セカンド・チャンス》をからめると8分の1の確率でしか攻撃が通らなくなる。
 《増援》の効果の都合上《異次元の戦士》等が大量に投入されるため、【次元斬】の要素も持ち合わせている。
 【ギャンブル】系統にしては比較的安定する。

デッキ構築に際して

 キーカードである《一撃必殺侍》をサーチ・回収できる《増援》や《戦士の生還》、コイントスが外れたときの対策に使える《収縮》や《突進》を使用する。
 上記のカードとの相性がよい《切り込み隊長》《首領・ザルーグ》や《黒蠍−罠はずしのクリフ》《異次元の女戦士》なども入れていこう。
 《セカンド・チャンス》と《地雷蜘蛛》も地味に有効である。

 《一撃必殺侍》が戦闘破壊されにくいため、切り札として《ブローバック・ドラゴン》も比較的簡単に召喚できる。
 このカードは《セカンド・チャンス》との相性も抜群である。
 《リボルバー・ドラゴン》を入れておけば《オーバーロード・フュージョン》も狙っていけるだろう。

運用に際して

 戦闘破壊をあまり狙ってこないビートダウンデッキが相手では分が悪い。
 ゆえに、【除去ガジェット】との相性はよくない。
 この場合は《モンスターBOX》の代わりに《王宮のお触れ》をサイドデッキから投入するとよいだろう。
 同時に《スキルドレイン》にも対応できる。  《冥界の魔王 ハ・デス》等の効果モンスター対策モンスターには《エネミーコントローラー》等で対応していきたい。

 また、運に見放された日は使うのをやめておいたほうが無難。

更なる「鬱陶しさ」

 その性質上、上記のように【次元斬】のギミックを組み込みやすい。
 そこで《異次元の戦士》《異次元の女戦士》《D.D.アサイラント》を限界まで投入すると、【MUD】と言われることもある。
 【MUD】とは「マジでウザいんだけど」と思うカードを中心に組んだデッキのことであり、「Majide Uzain Dakedo」の略である。

代表的なカード

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