【次元ビートダウン】

《マクロコスモス》《次元の裂け目》により、ほぼ無敵状態となる《異次元の生還者》を主力としたビートダウン。
【次元帝】に比べると爆発力は劣るが、上級の数が少ない分事故が起こりにくく、比較的安定したデッキである。

構成としては《マクロコスモス》《次元の裂け目》《異次元の生還者》の他には、生還者をサーチするための《増援》《マクロコスモス》《次元の裂け目》を守るための《神の宣告》《昇天の角笛》《マジック・ジャマー》といったカウンターなどが中心となる。
不要な《次元の裂け目》を処分しつつ《異次元の生還者》特殊召喚できる《召喚僧サモンプリースト》も採用圏内だろう。

なお、このデッキで《異次元の偵察機》はただの事故要素に他ならない。
【次元帝】でこのカードが用いられたのはあくまで生け贄確保のためであり、上級が入っても2〜3枚のこのデッキにおいては、活用する場面が無いのである。

《魂吸収》《エクトプラズマー》《グランドクロス》などの投入も考えられるが、あまり夢を見すぎると手札事故に陥るので注意したい。
なお構築は難しいが、【スキルドレイン】とこれを組み合わせた場合、既存の全てのデッキに対するメタデッキとして働く事が可能。

留意すべき点

プレイングの上で注意すべきは、相手の魔法・罠除去《異次元の生還者》のコントロールを奪われることである。
第4期〜第5期初頭にかけては、《異次元の生還者》は相手フィールドから除外された場合、相手の場に復活するため厄介極まりなかった。
(2006年7月の裁定で、相手の場で除外された場合帰還しないことになった)
裁定変更によりマシになったとは言え、それでも帰還しなくなるのは痛いので《神の宣告》などで阻止するか、再びコントロールを奪い返す策を用意したい。
また、《異次元の生還者》を生け贄にささげて発動できる《エネミーコントローラー》を使うのもよいだろう。

代表的なカード

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