*【終焉のカウントダウン】 [#zd59aa70] #contents **デッキの概要 [#w910ad25] 一度[[発動]]に成功さえすれば[[効果]]を止めることは不可能な[[《終焉のカウントダウン》]]で勝利することを目的とした[[デッキ]]。~ [[発動]]後はとにかく「20[[ターン]]を生き延びる」ことが出来れば、[[相手]]が[[特殊勝利]]条件を満たさない限り確実に勝利できる。~ 相手としては普通の[[ビートダウン]]には有効な[[《奈落の落とし穴》]][[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《次元幽閉》]]などのカードがほとんど役に立たないため、様々なカードを腐らせやすいのが利点。~ そのため、[[《終焉のカウントダウン》]]を引くための[[デッキ圧縮]]や[[戦闘ダメージ]]を防ぐ[[カード]]を多用することとなる。~ 《終焉のカウントダウン/Final Countdown》 通常魔法 2000ライフポイント払う。 発動ターンより20ターン後、自分はデュエルに勝利する。 **デッキ構築に際して [#ab3be0f2] こちらは[[除去]]に対抗する手段を持たないため、[[壁]]や[[ロック]]を使用して時間を稼ぐことは現環境では不可能に近い。~ そこで[[フリーチェーン]]など[[除去]]に強い[[カード]]で固めることで、[[相手]]の[[除去]]を徹底的に腐らせる構築が基本となる。~ 実際には[[エンドサイク]]等によってこちらの[[カード]]は少しずつ減っていくため、[[デッキ圧縮]]の中でも[[アドバンテージ]]を回復できる[[カード]]は特に重宝することになる。~ ***[[モンスターカード]]について [#ubf99368] -[[《カードカー・D》]]~ [[戦闘]]を基本行わないこの[[デッキ]]では[[デメリット]]はないと考えていい。~ 発動できれば[[アドバンテージ]]を得られるため、この[[デッキ]]ではフル投入したい。~ [[《エフェクト・ヴェーラー》]]を使用されると[[壁]]にすらならないので注意が必要。~ その場合でも[[効果]]の[[発動]]はできるので、邪魔になるなら[[リリース]]して場から離すのも選択肢になる。 -[[《バトルフェーダー》]]・[[《速攻のかかし》]]~ 使い切りではあるが、[[手札]]から使えるため非常に[[除去]]に強い防御カード。~ [[《バトルフェーダー》]]は場に残るため壁や[[《サイバー・ヴァリー》]]の[[コスト]]としても運用できるが、[[特殊召喚]]を[[無効]]にする[[カード]]に弱い。~ [[貫通]]効果の存在により、場に残ることはデメリットにもなるので注意。~ [[《速攻のかかし》]]は[[捨てる]]だけで良いため妨害されにくい。~ どちらも3枚積みが前提となるため[[手札]]に両方ある時は少なくなく、状況に応じてどちらから使うか考えたいところ。~ -[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]~ 確実に[[《真六武衆−シエン》]]・[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]らを[[除去]]できる。~ [[戦闘ダメージ]]をまとめて無効化する防御[[カード]]を採用するため、[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]を与えてしまうリスクも小さい。~ [[相手]]に処理される可能性が高いためほとんど期待はできないが、[[《終焉のカウントダウン》]]以外の貴重な勝ち筋でもあり、[[エキストラターン]]対策にもなる。~ [[特殊召喚]]したターンは[[通常召喚]]できないため召喚権を使う[[カード]]との兼ね合いには注意。~ ただし[[《成金ゴブリン》]]と相殺し、[[《魂の氷結》]]や[[《活路への希望》]]の[[発動]]が難しくなるため、そこだけは注意が必要。~ 類似[[効果]]の[[《ヴォルカニック・クイーン》]]は相手1体でも[[除去]]できるが、[[バーン]][[効果]]を利用されるので投入は厳しい。~ -[[《ゼロ・ガードナー》]]~ 一度場に出す必要があるため[[《速攻のかかし》]]等にはやや劣るが、[[除去]]に強い防御カード。~ [[攻撃宣言]]まで待たなくても[[効果]]を使えるため[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]などに強いというこちらならではの利点もある。~ [[《和睦の使者》]]等で十分代用は利くため、[[必須カード]]ではないが採用してもよい。~ [[召喚]]してしまうと相手が攻撃モンスターが1体だけの場合でも効果を使用しなければならないため、相手が展開しきっていない序盤は[[召喚]]するかしないかの判断が難しい。~ [[エンドフェイズ]]に[[《月の書》]][[《強制脱出装置》]]などで妨害を受ける点は注意。~ また、召喚権を使う点が[[《カードカー・D》]]と重複するため、このカードを含め召喚権を消費するモンスターの投入枚数には注意が必要。 -[[《クリフォトン》]]~ [[手札]]から[[発動]]可能な[[フリーチェーン]]の[[発動]][[ターン]]受ける[[ダメージ]]をゼロにできる[[カード]]。~ 性質は[[《バトルフェーダー》]]や[[《速攻のかかし》]]に似ているが[[攻撃宣言]]を待たなくても発動できるため、[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]などに強い。~ 大きめの[[ライフコスト]]を必要とするため[[《スキルドレイン》]]などとの兼ね合いは難しくなる。~ 一応[[効果]]による[[ダメージ]]を防ぐ事も可能だが[[ライフコスト]]が大きいため、あまり使う機会はないだろう。~ [[墓地へ送る]]必要があるため無差別[[除外]]カードには弱い点には注意。~ -[[《サイバー・ヴァリー》]]~ 場に残った[[《バトルフェーダー》]]や不発に終わった[[《カードカー・D》]]を[[除外]]し、[[ドロー]]することができる。~ これにより[[直接攻撃]]以外の[[ダメージ]]を対策すると同時に、[[手札]]を補充できるため相性は良い。~ ただし[[相手]]がこれらを[[除去]]してこなかった場合限定であるため、確実性に不安がある。~ 採用する場合、[[壁]]としての機能が見込め、[[フィールド]]に1体以上を残しやすい[[《スケープ・ゴート》]]は是非併用したい。~ 攻撃無効化の[[効果]]によって[[壁]]と[[デッキ圧縮]]を同時にこなせるものの、[[除去]]には弱い。~ [[除去]]を許してしまうとこちらは[[ドロー]]のチャンスを失い、[[相手]]は腐っていた[[カード]]を処理できたことになるため、大損害になってしまう。~ この[[カード]]を警戒させ、無意味に場に残った[[《バトルフェーダー》]]等に除去の無駄撃ちをさせる運用も可能。~ その他損失は大きいが[[カウンター]]された[[《終焉のカウントダウン》]]を回収することも可能。~ //攻撃無効化の[[効果]]に限り[[コスト]]で[[除外]]するため、[[《スキルドレイン》]]にも強い。~ //除去に弱く、コンセプトに反する //現在では全く採用されていない //そうでもない -[[《増殖するG》]]~ [[相手]]が[[特殊召喚]]を行うだけで[[ドロー]]できる。~ タイミングさえ間違わなければ最低でも[[手札]]交換ぐらいの活躍は期待でき、場合によっては2枚以上の[[ドロー]]によって展開を有利に運ぶことができる。~ しかし[[《速攻のかかし》]]と違い[[墓地へ送る]]必要があるため無差別[[除外]]カードには弱い。~ [[相手]]に依存するもののこちらから展開を止めることが少ないため、[[サイドデッキ]]に投入することは十分考えられる。~ -[[《ミスティック・パイパー》]]~ [[《バトルフェーダー》]]・[[《速攻のかかし》]]等が対応している。~ //が、[[《カードカー・D》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]はより確実に2枚[[ドロー]]が可能。~ //7枚目以降のこれらとして考えると、召喚権が足りず[[手札]]でかさばるリスクが高い。~ 召喚権をあまり使わないタイプの[[デッキ]]なら4枚目以降の[[《カードカー・D》]]としてデッキ圧縮ができる。~ //[[《金華猫》]]を使うことで毎ターンの[[ドロー]]エンジンとなるが、他にめぼしい蘇生候補がいないため[[手札事故]]のリスクが大きい。~ //カーD、ヴァリーに対しての優位性がイマイチ示されてない。金華猫まで入れると事故要因になるとも書かれてる。 //カーDはわかるが、ヴァリーは発動の確実性で劣っている //カーDには明らかに劣るが、いわゆる第4、第5のカーD。そこまで邪魔にもならない //ヴァリーはドローの確実性で勝る。 //ヴァリーの効果が使用できない可能性、4枚目以降のカーDとしての運用に対する反論になってないだろ //確実な2枚ドローができない点で4枚目以降のカーDとしては期待できない。 //4枚目以降なんだから期待値が下がるのはおかしくない //なんでヴァリーと併用して7枚目前提になってんの? //召喚権消費がカーDパイパーの6枚なら腐る心配は無い //既に他に召喚権消費するカードある前提で入るわけない //ヴァリーがより確実に2ドローとはいえない //パイパーは常に約25%で2ドロー、失敗でも損失無し //ヴァリーは相手依存で2ドロー、失敗時は手札で腐るorメインフェイズ除去の的 -[[《時械神メタイオン》]]~ [[破壊]]こそされないが、他の[[除去]]手段もあって安全とは言えず、利用できるタイミングも選ぶなど[[壁]]としては[[《バトルフェーダー》]]等に劣る。~ 特筆すべきはその[[バウンス]]能力であり、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]と違い[[モンスター効果]]を[[無効]]にするものには対応できないものの、多くの[[カウンター]]能力持ちを処理できる。~ [[相手]]が低速な[[デッキ]]であっても、3[[ターン]]あれば[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]の展開を許す事になるため、事前に[[バウンス]]できる点も少なからず有用である。~ また、[[効果]]の[[発動]]が不可、あるいはこれに[[カウンター]]された場合でも[[破壊]][[耐性]]は保持されるので、最悪[[壁]]としての役目は遂行できる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#db4ae2e4] -[[《一時休戦》]]~ 実質[[手札]]を消費せず、2[[ターン]]の間全ての[[ダメージ]]を0にできる。~ [[ドロー]]効果によって[[《終焉のカウントダウン》]]や、防御カードを引く手助けになる。~ [[発動]]した次の[[ターン]]は何もしなくても耐えることができるため、カードを場に出して無駄に除去を受けることが無くなる。~ 防御と[[ドロー]]を同時にこなすため、次[[ターン]]には[[手札]]が増えていることになる貴重な[[カード]]。~ [[相手]]に1枚引かせてしまうが、[[ダメージ]]さえ受けなければ関係ないため、必ずフルで投入しておきい。~ -[[《強欲で謙虚な壺》]]~ [[自分]]の[[ターン]]では滅多に[[特殊召喚]]を行わないため、[[《終焉のカウントダウン》]]を引くためにフル投入が前提となる。~ 引いた後も防御カードを[[手札]]に加えられるため[[腐る]]ことはほとんどない。~ [[特殊召喚]]できなくなる[[デメリット]]は気にならないが死に札にされてしまう[[《ライオウ》]]には注意。~ [[マッチ]]の場合は[[相手]]の[[サイドデッキ]]から[[《ライオウ》]]や[[《マインドクラッシュ》]]が投入されるのを予想し、[[メインデッキ]]から抜いてしまうのも手である。~ -[[《成金ゴブリン》]]~ 同じく[[デッキ圧縮]]して早く[[《終焉のカウントダウン》]]を引くためにフル採用しておきたい。~ [[ライフ]]を[[回復]]させる[[デメリット]]も気にならず、[[《魂の氷結》]]や[[《活路への希望》]]の[[発動]]条件への補助になるため、むしろ[[メリット]]として働くことが多い。~ -[[《封印の黄金櫃》]]~ [[《終焉のカウントダウン》]]をピンポイントで[[サーチ]]できる。~ 遅さは気になるものの、防御[[カード]]で十分フォローできる。~ [[《終焉のカウントダウン》]]を引けなかった時を想定すれば入れておいて損はない。~ [[《強欲で謙虚な壺》]]と違い[[《ライオウ》]]に強く腐りにくい。~ [[《終焉のカウントダウン》]]を引いた後は[[《一時休戦》]]・[[《速攻のかかし》]]などの優秀な防御[[カード]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]などの対策[[カード]]を[[サーチ]]しておけばいいため、腐ることもない。~ 入れ過ぎるといざという時に引いてしまうと役に立たずそのまま負けてしまうため投入枚数には注意したい。~ [[マッチ]]の場合は2戦目からの[[《マインドクラッシュ》]]投入を警戒して[[メインデッキ]]から抜く選択も考えられる。~ -[[《和睦の使者》]]・[[《威嚇する咆哮》]]・[[《覇者の一括》]]・[[《魂の氷結》]]~ [[発動]]できればほぼ確実に1[[ターン]]守れる。~ [[フリーチェーン]]の性質上[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]にも強い。~ [[効果]]を[[無効]]化するか[[エンドサイク]]ぐらいしか対策が無いのが利点。~ [[《魂の氷結》]]は[[《神の宣告》]]や[[《神の警告》]]を使われると発動しにくくなる点には注意したい。~ [[《和睦の使者》]]は[[剣闘獣]]などの[[効果]]の[[発動]]を許してしまうため注意したい。~ -[[《活路への希望》]]~ [[《終焉のカウントダウン》]][[《成金ゴブリン》]]などの[[ライフコスト]]や[[効果]]により、ライフ差が付きやすいため[[ドローソース]]として採用できる。~ 状況次第では3枚以上の[[ドロー]]も夢ではない。~ [[《魂の氷結》]]と同様、[[《神の宣告》]]や[[《神の警告》]]を使われてしまい、[[発動]]できない場合があるので注意。 -[[《強欲な瓶》]]・[[《八汰烏の骸》]]~ [[フリーチェーン]]の[[ドロー]]ソース。~ 遅さは気になるものの、防御カードで十分フォローできる。~ [[フリーチェーン]]の伏せを複数にすることにより[[《ナイト・ショット》]]対策にもなる。 -[[《大嵐》]]~ [[《王宮のお触れ》]]など一部の[[メタ]]に対抗するため投入されることが多い。~ 致命傷になるものも多いため[[サイドデッキ]]には用意しておきたい。~ //このデッキはビートダウンではないので入って当然とは言えない。 //次元じゃないから死者蘇生を入れる と同類の記述 //同類ではないだろ ***[[ライフ回復]][[カード]]の採用 [#v138c915] そもそもこの[[デッキ]]は[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]することが少ないため、多少の回復量では焼け石に水であるため重要度は低い。~ しかし[[《終焉のカウントダウン》]]は[[ライフコスト]]が必要となる為、[[《終焉のカウントダウン》]]発動前に[[ライフ]]を削られすぎると勝ち筋がなくなってしまうことから、それを回避するために[[ライフ回復]][[カード]]の採用を検討することができる。~ また[[バーン]][[効果]]で削られて負ける可能性も無視できないため、その対策にもなりうる。~ [[《レインボー・ライフ》]]は[[手札コスト]]が必要とはいえ[[発動]][[ターン]]は[[効果ダメージ]]すら受けないので防御[[カード]]としても優秀。~ 2戦目に[[エキストラターン]]になった場合の[[ライフゲイン]][[カード]]として、扱いやすいものを[[サイドデッキ]]に投入しておきたい。~ その場合には[[速攻魔法]]である[[《ご隠居の猛毒薬》]]・[[《非常食》]]が扱いやすい。~ 構築や状況によっては高い[[回復]]量を持つ[[《N・エア・ハミングバード》]]・[[《黄金の天道虫》]]も候補になる。~ **[[デッキ]]の派生 [#tb6fc390] ***[[【エキストラウィン】]] [#efd39ce9] [[マッチ]]での1戦目を[[《終焉のカウントダウン》]]の効果で勝利したら、[[サイドデッキ]]から[[エキストラターン]]対策の[[ライフゲイン]][[カード]]を大量に投入する。~ その場合、[[《終焉のカウントダウン》]]等[[ライフコスト]]が必要な[[カード]]と交換する。~ [[エキストラターン]]に頼る必要がなければ素直に[[《終焉のカウントダウン》]]で2戦目以降を戦ってもよいため、現在の大会規定では非常に有効な構築とされている。~ //***[[【自爆スイッチ】]] [#n2873a51] // 詳細は当該ページへ。~ // [[マッチ]]での1戦目を[[《終焉のカウントダウン》]]の効果で勝利したら、[[サイドデッキ]]から[[《自爆スイッチ》]]を投入して、2、3戦目を引き分けにして逃げ切る戦略も考えられる。~ // しかし現在の大会規定では、素直に[[エキストラターン]]対策を考えた方が有効なため、実質消滅している。~ //自爆スイッチを使う構築はないためCO ***[[永続カード]]軸 [#k32b84fb] [[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《レベル制限B地区》]]といったかつての永続カードの定番によって攻撃を封殺するタイプのデッキ。~ かつてはこの型が主流だったが、現在は抜け道が多く[[除去]]が多岐に渡るためこの構築での勝利は不可能に近い。~ //***[[《活路への希望》]]軸 [#m211465b] //[[《活路への希望》]]と[[《魂の氷結》]]を有効活用するために[[《神の警告》]]を発動させないことに重点を置いた型。~ //モンスターに[[《速攻のかかし》]]・[[《ハネクリボー》]]・[[《エレキツネザル》]]らを利用する。~ //[[《エフェクト・ヴェーラー》]]による妨害を受けないのも利点。~ //現在は出しやすい[[貫通]][[効果]][[モンスター]]の増加から、[[《スキルドレイン》]]が半ば必須となっている。 //警告を打たせないために抜くカードに優秀な奴がいるため、見合わない。 //主観だけで消すな //併用こそできないが、カーD→活路、フェーダー→氷結安定発動への置換 //さらに相手のカード5枚腐らせる //これまで腐らせていた相手カードを有効活用してしまうため、コンセプトが半端で不明瞭 //調べた限りだとガイアドラグーン登場以前のデッキ //活路への希望自体は普通に使われるため、あえて書くことでもない ***[[【暗黒界】]]軸 [#d8017f4d] [[暗黒界]]の豊富な[[手札交換]][[カード]]によって、[[カード・アドバンテージ]]を保持しながら[[《終焉のカウントダウン》]]を素早く呼び込む。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[除去]][[効果]]で[[カウンター]]能力を持つものを処理でき、[[自己再生]]によって[[壁]]としても機能する。~ 防御に[[《クリフォトン》]]を用いる事で、[[《暗黒界の門》]]の[[コスト]]に充てられる。~ これによって[[除外]]した[[カード]]や[[《バトルフェーダー》]]は[[《トランス・デーモン》]]での[[サルベージ]]も狙える。~ [[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]を処理しやすい点、[[相手]]の[[ハンデス]]を牽制できる点も特色。~ 特化したそれぞれの[[デッキ]]に比べ純粋な性能では遅れをとるも、[[サイドデッキ]]を利用したスイッチが可能であり、[[メタカード]]を分散させやすいなど[[マッチ]]戦で真価を発揮する[[デッキ]]と言える。 ***[[《ドリル・ウォリアー》]]軸 [#z5f186fb] [[《クイック・シンクロン》]]を採用し、元々採用しやすい各種[[レベル]]1[[モンスター]]とで[[《ドリル・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]、[[《速攻のかかし》]]などの使い回しを狙う。~ [[《ドリル・ウォリアー》]]の[[直接攻撃]]によって、[[《終焉のカウントダウン》]]以外の勝ち筋を確保できる点、他の[[シンクロモンスター]]も選択できるため、対応力が上がる点が特色である。~ ただし[[《ドリル・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]する段階で[[ディスアドバンテージ]]を負っており、これを処理されてしまうと壊滅的な被害を受ける。~ 当然ながら[[伏せカード]][[除去]]などを行なっている余裕はないため、これに関しては黙殺する、というよりもそういった[[カード]]が採用されない事を見込んだ上で利用する[[デッキ]]である。~ [[《強制脱出装置》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]]に関しては、基となる【終焉のカウントダウン】の性質上[[マッチ]]を通し回避しやすいが、[[《神の警告》]]・[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]には苦戦を強いられる。~ [[フリーチェーン]]の[[罠カード]]を軸とすればある程度はカバーできるが、[[《ドリル・ウォリアー》]]そのものの[[シンクロ召喚]]難易度が上がる。~ スイッチ前後での重複する弱点が多く、また[[《ドリル・ウォリアー》]]が苦手とする[[カード]]の採用率が大きく増加した事で使用率は下がっている。 **この[[デッキ]]の弱点 [#oa30bd3d] [[ナチュル]]シンクロ・[[《剣闘獣ヘラクレイノス》]]・[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]・[[《真六武衆−シエン》]]などの[[カウンター]]能力を持った[[モンスター]]が苦手。~ 基本的に1枚の[[カード]]で1[[ターン]]を凌ぐ計算で構築されているため、[[カウンター]]を許しすぎると防御カードが足りなくなってしまう。~ [[《ゼンマイハンター》]]などの[[戦闘ダメージ]]をトリガーとしない[[ハンデス]]にも非常に弱い。~ [[除去]]をほとんど行わないため、こういった[[モンスター]]を容易に展開されてしまう。~ 勝つには最短でも[[相手]]に10[[ターン]]渡すため、[[相手]]にやりたい放題されるのは仕方がないが、こちらにとって致命的なものを防げるかが重要になる。~ [[デメリット]]はあまり気にならないので、[[モンスター]]に対しては[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]による[[除去]]が有効。~ 遭遇しやすく致命的なものは[[罠カード]]を[[無効]]にする[[カード]]であるため、それらを[[除去]]できるものは[[サイドデッキ]]に用意しておくべきだろう。~ 罠を無効化する[[《王宮のお触れ》]]もかなり苦手。~ [[カード]]が偏っているため、各種[[ウイルス]]にも弱い。~ [[戦闘ダメージ]]を受けないことにスペースをさいているため[[ビートダウン]]系には強いが、それ以外の[[デッキデス]]・[[バーン]]・[[特殊勝利]]系[[デッキ]]には弱い。~ 防御[[カード]]が役に立たない上に勝利までに時間がかかるため速攻で[[戦闘]]以外で勝利を目指す[[デッキデス]]・[[バーン]]の猛攻には耐えられない。~ [[特殊勝利]]系の[[【エクゾディア】]]や[[【ウィジャ盤】]]もほぼ妨害できずに10[[ターン]]も[[相手]]に渡せば完成させてしまうだろう。~ 根本的な相性が悪いので[[サイドデッキ]]で対策するのも効率が悪いが、幸いにもこれらは[[ビートダウン]]系に淘汰されることが救い。~ これらの中では[[ミラーマッチ]]が一番起こりうるだろう。~ 先に[[《終焉のカウントダウン》]]を[[発動]]されそれを止められなかった場合、全く攻める事を考えていないこの[[デッキ]]では[[攻撃]]を防ぐ事に特化した[[相手]]に攻撃を通す事は困難で、こちらの勝ち筋も無くなってしまう。~ [[モンスター]]を展開させられないため[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を押し付けることもできない。~ 逆にいえば[[《終焉のカウントダウン》]]を先に[[発動]]してしまえば勝ったようなものなのだが。~ また遭遇率は低いものの、確実に致命傷となるのが[[《封魔の呪印》]]。~ 当然のことだが勝ち筋を[[《終焉のカウントダウン》]]に頼っているため、発動をゆるすと勝利がほぼ不可能になってしまう。~ [[サイドデッキ]]に[[《サイクロン》]]等を入れておくことである程度対処できる。 [[《終焉のカウントダウン》]]を最初のうちに引けないと[[手札]]的にも[[ライフ]]的にも厳しくなる。~ 引いたとしても[[カウンター罠]]などで[[発動]]を阻止されても厳しい。~ できるだけ1ターン目に発動できるようにしたい。~ こちらは勝利までに20[[ターン]]もかかることが前提となるため、自分か[[相手]]がうまく時間稼ぎをすることで大会では2戦目以降を事実上カットすることが可能。~ 特に相手が2戦目以降のカットを狙ってきた場合が厄介で、こちらはあえて負けて2戦目以降にもつれこませるカードが少ないため、1回の負けが[[マッチ]]の負けを意味することが少なくない。~ これを遅延行為と取るかどうかが審判の判断によるところが大きく、裁定が自分に有利に働くかどうかで最終的な勝率が大きく左右されてしまう不安定さを持ち合わせていることも弱点と言えるだろう。~ **デッキの変遷 [#r385370b] ***[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]〜 [#pd53d4aa] [[《バトルフェーダー》]]と[[《ゼロ・ガードナー》]]が登場したことにより[[デッキ]]の防御力がかなり向上した。~ [[【ライトロード】]]が流行していた時期でもあり、[[相手]][[フィールド]]に[[ライトロード]]が存在する時に[[攻撃]]を防ぎ続けることで[[デッキ切れ]]を狙えたので[[地雷]][[デッキ]]として注目された。~ ***[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]〜 [#ta2787a7] [[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]の[[制限改訂]]では特に[[キーカード]]は規制されなかった。~ また、[[《強欲で謙虚な壺》]]と[[《速攻のかかし》]]が登場し、さらに[[デッキ]]が安定した。~ しかし[[【ライトロード】]]が流行から外れたことにより使用率は減少している。~ ***[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]〜 [#i9ee895b] [[《サイクロン》]]緩和と[[エクシーズモンスター]]の普及により、[[ロック]]型のコンセプトが崩壊。~ これ以降は[[フリーチェーン]]の[[カード]]を中心に据えた構築へと移行していくことになる。~ ***[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]〜 [#x1757fbd] [[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]の少し前に[[《カードカー・D》]]が登場。~ 一度減った[[手札]]を補充する手段の少なかった[[デッキ]]には大きな朗報であった。~ また[[フリーチェーン]]の[[カード]]を中心に据えた構築が[[【甲虫装機】]]や[[【聖刻】]]、[[【除去ガジェット】]]といった[[相手]]の[[カード]]を[[除去]]しながら高速で[[ビートダウン]]する[[デッキ]]に十分対抗できる性能へと変化した事が評価された為か、大会での入賞率が増加している。~ ***[[13/03/01>禁止・制限カード/2013年3月1日]]〜 [#pe1009aa] [[ドロー]]と防御の両方の面で優秀だった[[《一時休戦》]]が[[制限カード]]に。 **サンプルレシピ [#p4a184a8] -【カウントダウン】~ 08.9.21 全道大会ベスト8~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1286~ **代表的なカード [#tffb6732] -[[《終焉のカウントダウン》]] **関連リンク [#j29ae7b0] -[[デッキ集]] -[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]] //-[[【自爆スイッチ】]]