かつては、獣族専用サポートが実質的に《キャトルミューティレーション》しか存在しなかったため、どうしても【ビースト】になりがちだった。
だが、強力無比な獣族モンスター《森の番人グリーン・バブーン》の登場で、ついに完全な独立を果たした。
《森の番人グリーン・バブーン》 効果モンスター 星7/地属性/獣族/攻2600/守1800 自分フィールド上に存在する獣族モンスターが破壊され墓地へ送られた時、 1000ライフポイントを払う事で手札または墓地からこのカードを特殊召喚する事ができる。
デッキのモンスターを獣族に固めれば、自然と《森の番人グリーン・バブーン》を特殊召喚するチャンスが増えるわけである。
ライフコストを要するとはいえ、攻撃力2600の最上級モンスターが何度も特殊召喚されたら、相手にとってはたまったものじゃないだろう。
また、このモンスターは守備力もそこそこ高く、《野性解放》を用いれば攻撃力が4000を超えてしまう。十分検討するに値する数字である。
《森の番人グリーン・バブーン》に比べ、《百獣王 ベヒーモス》は若干力不足に見えるかもしれない。
だが、このモンスターは生贄1体で出せるレベル7のモンスターなため、《突然変異》と相性が良い。
《キャトルミューティレーション》で《森の番人グリーン・バブーン》と交換することもでき、まだまだ現役で使えるだろう。