*【除去ハン】 [#jb94c1ed]
　ハンド・アドバンテージに主眼を置いた[[除去]]デッキ。罠を良く使うことから「罠ハン」と呼ばれる。~
　１：１交換可能なモンスター除去罠や速攻魔法で相手の攻撃を防ぎ、ハンデスモンスター等でアドバンテージを稼いでいく。~
　ハンド・アドバンテージに主眼を置いた[[除去]]デッキ。罠カードを良く使うことから「罠ハン」と呼ばれる。~
　このデッキのキーカードは「手札補充」「ハンデス」タイプの誘発効果を持つモンスターである。~
　それらがノーコストで「ドロー」「サルベージ」「サーチ」「ハンデス」を行えることを活かした[[除去]]デッキ、それが【除去ハン】である。~
　基本的に上記のモンスターはサイズが小さいために罠カードや速攻魔法のモンスター除去や戦闘補助で守らなければならない。~
　それは上記のモンスターが戦闘破壊されてしまえば、せっかく稼いだアドバンテージが稼ぎ返されてしまうからだ。~
　特に攻撃回避兼モンスター除去として《炸裂装甲》がよく投入されることから「炸ハン」とも呼ばれる。~
　また、《黒蠍−棘のミーネ》を投入したタイプは「除去ミーネ」、《キラー・トマト》を投入したタイプは【トマハン】と呼ばれる。~
　特に恐ろしく早いタイミングでアドバンテージを稼ぐ３色「ガジェット」を投入したタイプは【除去ガジェット】と呼ばれる。~
//【除去ガジェット】とモンスター以外はほぼ同じなので、モンスター除去＋ハンデス及び手札補充モンスターのデッキとして統一。~

**基本戦術 [#x1537b42]
　相手のモンスターを片っ端から[[除去]]し、直接攻撃を通して行く。~
　攻める際には《地砕き》等の魔法を、守る際には《炸裂装甲》等の罠を用いるのが基本。

　１：１交換可能な[[除去]]カードを使って戦線を維持するため、当然息切れの恐れがある。~
　カード・アドバンテージの確保のために、《首領・ザルーグ》等のハンデスモンスターをぶつけて行く。~
　[[除去]]カードの効果が安定して強力なため、ハンデスは比較的容易に行うことができるだろう。

-「いかにカード・アドバンテージを稼ぐか？」~
このデッキに限ったことではないが、基本的に[[除去]]デッキの基礎はこの一点に集約される。~
この【罠ハン】のように相手の手札を削ってゆく[[除去]]デッキをハンデス型と呼ぶ。~
対して、弾切れを起こさないようにモンスターを補充する【ガジェット】や「除去ミーネ」は加速型と呼ばれる。
この【除去ハン】のように相手の手札を削ってゆく[[除去]]デッキをハンデス型と呼ぶ。~
対して、弾切れを起こさないようにモンスターを補充する【除去ガジェット】や「除去ミーネ」は加速型と呼ばれる。

**デッキ構築 [#p638389b]
　相手モンスターへの対処の基本である「戦闘による破壊」をせず、[[除去]]カードに頼る構築。~
　とにかく、１：１交換以上を望める[[除去]]カードを多量に必要とする。
　その他には、魔法ならば《抹殺の使徒》や《地割れ》、罠ならば《万能地雷グレイモヤ》や《奈落の落とし穴》等。~
　制限カードからは《聖なるバリア−ミラーフォース−》や《激流葬》等を採用したいが、確実な１：１交換が望めない《ライトニング・ボルテックス》は少々採用を見送りたいか。

　また、ダメージを与えることがハンデスの条件であるため、速攻魔法である《収縮》は相性が良い。~
　元々、罠カードの枚数が膨れ上がりがちなデッキなので、速攻魔法による防御は事故回避の面でも有効。

　《首領・ザルーグ》サーチのために《増援》を採用するのなら、戦士族モンスターに比重をかけても良い。~
　制限カードである《ならず者傭兵部隊》や《異次元の女戦士》、《Ｄ.Ｄ.アサイラント》等はやはり優秀な[[除去]]手段となる。~
　その他にも、《異次元の戦士》や《ミスティック・ソードマン ＬＶ２》、《忍者マスター ＳＡＳＵＫＥ》等も選択肢。

　《魂を削る死霊》サーチのために《ゴブリンゾンビ》を採用しても良い。~
　この場合、《デス・ラクーダ》を起用し、罠で守りつつドローを加速していくこともできる。~
　また、《ゴブリンゾンビ》自体が倒されてロスにならない弾丸補充要員であるのも高評価。

　低攻撃力の闇属性モンスターが多いため、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]をデッキに組み込みやすい。~
　さらに、《突進》とコンボすれば[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の採用も不可能ではない。

**このデッキの弱点 [#la45ec6d]
　言うまでもなく、罠を封殺する《王宮のお触れ》と《人造人間−サイコ・ショッカー》。~
　《地砕き》等で対処できる《人造人間−サイコ・ショッカー》はまだしも、魔法・罠カード対策は立てておくべき。

　また、効果による破壊を実質無効にする《ヴァンパイア・ロード》、《ネフティスの鳳凰神》は天敵と言える。~
　《異次元の女戦士》や《Ｄ.Ｄ.アサイラント》、《奈落の落とし穴》等の[[除外]]手段を、常に手元へキープしておきたい。

　なお、滅多にないがハンデス型は[[メタ]]が完全に外れるため【フルバーン】との相性は最悪。~
-ハンデスさせようにも捨てさせる前に相手は即手札を使い切ってしまう。
-ほとんど場がガラ空きなので[[除去]]が腐る。
-攻撃力に劣るのでダメージレースに勝てない。

　と不利な条件が重なっており極めて分が悪い。~

　【暗黒界】【ダークカオス】相手は…言わずもがなであろう。

**代表的なカード [#q29b63d1]
-[[《魂を削る死霊》]]
-[[《首領・ザルーグ》]]

-[[《仮面魔道士》]]
-[[《黒蠍−棘のミーネ》]]

-[[《ハイドロゲドン》]]

-[[《抹殺の使徒》]]
-[[《地砕き》]]
-[[《地割れ》]]
-[[《収縮》]]

-[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]
-[[《激流葬》]]
-[[《炸裂装甲》]]
-[[《万能地雷グレイモヤ》]]
-[[《奈落の落とし穴》]]
-[[《落とし穴》]]

-[[《王宮の弾圧》]]
-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]
-[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]

**関連リンク [#rdaa1b12]
-[[【除去ガジェット】]]
-[[【除去リクル】]]
-[[デッキ集]]