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*【除去反転】 [#t47fc387]
#contents
**デッキの概要 [#r9ec0b6d]
[[反転召喚に成功した]]時に[[誘発効果]]が[[発動]]する[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を主軸にした[[除去]][[デッキ]]。~
[[速攻魔法]]や[[罠カード]]の[[モンスター除去]]で[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を場に維持し、[[反転召喚]]を繰り返して[[アドバンテージ]]を稼ぐ。~
[[効果]][[発動]]には[[相手]]に[[戦闘ダメージを与える]]必要がないため、[[【除去ハン】]]ほど積極的に[[魔法カード]]を採用せずとも良い。~
また、[[《デス・ラクーダ》]]のおかげで[[除去]]が足りなくなるような息切れをしにくい。~
《デス・ラクーダ/Des Lacooda》
効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻 500/守 600
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
**[[デッキ]]の構成 [#x1662ff6]
***[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[下級]][[サイクル・リバース]][[モンスター]] [#qf02139e]
-[[《イナゴの軍勢》]]~
恒久的な[[魔法・罠除去]]装置として運用できる。~
天敵と言える[[《王宮のお触れ》]]対策としても有効。~
[[攻撃力]]1000というのは[[サイクル・リバース]][[モンスター]]の中では高い方。~
-[[《スカラベの大群》]]~
恒久的な[[モンスター除去]]装置として運用できる。~
[[闇属性]]なので各種[[闇属性]][[サポートカード]]の恩恵を受けられる。~
-[[《デス・ラクーダ》]]~
恒久的な[[ドローエンジン]]として運用できる。~
[[攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]共に低いので、[[戦闘]]面では期待してはいけない。~
-[[《ステルスバード》]]~
恒久的な[[ダメージ]]源として運用できる。~
[[攻撃力]]は700と低いが、[[効果]]を[[発動]]しつつ[[直接攻撃]]を決められれば計1700[[ダメージ]]。~
[[守備力]]も1700と一応[[《ハイドロゲドン》]]や[[ガジェット]]には負けない数値なのも良い。~
-[[《メデューサ・ワーム》]]~
恒久的な[[モンスター除去]][[カード]]として運用できる。~
[[守備力]]600と[[《スカラベの大群》]]よりも低いが、[[種族]]などが異なるので[[デッキ]]によって選ぶと良いだろう。~
-[[《番兵ゴーレム》]]~
恒久的な[[モンスター]][[バウンス]]装置として運用できる。~
[[相手]][[モンスター]]によっては[[破壊]]よりも[[バウンス]]の方が効果的な時もあるので、うまく使い分けたい。~
[[守備力]]は1800とそこそこ高いので、単体でもある程度の場持ちは期待できる。~
-[[《ガーディアン・スタチュー》]]~
恒久的な[[モンスター]][[バウンス]]装置として運用できる。~
[[守備力]]は1400と[[《番兵ゴーレム》]]よりも低いので、優先度は低い。~
***[[上級モンスター]] [#id782fd1]
下記の[[モンスター]]は[[召喚]]に若干手間がかかるのが難点だが、それを補って余りある程の強力な[[効果]]を有する。
-[[《守護者スフィンクス》]]~
[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[バウンス]]するので、維持すれば恒久的に[[相手]]の[[モンスターカードゾーン]]を空にできる。~
[[伏せ除去]]さえ済ませておけば、[[直接攻撃]]で確実に1700の[[ダメージ]]を与える事が可能。
-[[《ワーム・イリダン》]]~
1[[ターン]]に何回も[[カード]]を[[セット]]するので、かなりの[[シナジー]]が期待できる。~
[[セット]]する[[カード]]や[[破壊]]する[[カード]]の種類も指定されていないため、状況に応じてさまざまな[[カード]]を[[破壊]]できるのも魅力。~
また、全体的に[[攻撃力]]が低い[[デッキ]]であるため、[[攻撃力]]2000であっても殴れれば十分な[[ダメージ]]源となる。~
***[[魔法・罠カード]] [#x63f5d9f]
[[サイクル・リバース]][[モンスター]]は[[攻撃力]]が頼りないので、補助を行ったとしても[[戦闘]]では分が悪い。~
[[《イナゴの軍勢》]]や[[《デス・ラクーダ》]]、[[《スカラベの大群》]]に至っては、[[守備力]]も低いため場持ちが悪い。~
場持ちさせるには[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を妨害するしかないので[[罠カード]]や[[速攻魔法]]の[[モンスター除去]]を使用する。~
-[[速攻魔法]]:[[《死者への供物》]]
-[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]:[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]・[[《次元幽閉》]]・[[《万能地雷グレイモヤ》]]・[[《炸裂装甲》]]
-[[召喚]]反応型[[罠>罠カード]]:[[《奈落の落とし穴》]]・[[《落とし穴》]]
-[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]:[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]・[[《次元幽閉》]]
-[[召喚]]反応型[[罠>罠カード]]:[[《奈落の落とし穴》]]
マイナーどころでは、[[《つり天井》]]の採用が検討できる。~
[[【シンクロ召喚】]]など、[[モンスター]]の大量展開を行う[[デッキ]]には発動できる機会は多い。~
これら以外でも[[相手]]の[[攻撃]]を妨害できるカードは採用できる。
-[[《月の書》]]や[[《皆既日蝕の書》]]等[[反転召喚]]の補助もできるカード。~
-[[《くず鉄のかかし》]]や[[《魔法の筒》]]等[[攻撃]]を[[無効]]にするカード。~
[[《ワーム・イリダン》]]を採用するなら[[《くず鉄のかかし》]]を積みたい。~
[[ステータス]]が低い[[《ワーム・イリダン》]]や[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を毎[[ターン]]一度だけ[[攻撃]]から守れ、尚且つ[[《ワーム・イリダン》]]に[[ワームカウンター]]を乗せられて一石二鳥である。~
また、[[ドローエンジン]]の[[《デス・ラクーダ》]]の存在により、[[手札コスト]]を必要とするカードの採用も行いやすい。~
-[[魔法カード]]:[[《ライトニング・ボルテックス》]]
-[[罠カード]]:[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《鳳翼の爆風》]]・[[《因果切断》]]
上記のような[[除去]]以外では[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]を守るカードがあった方が良い。~
回り始めると[[モンスターカードゾーン]]や[[魔法&罠カードゾーン]]に多くのカードが並ぶので[[全体除去]]に弱くなるからである。~
最近の環境では、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《ゴッドバードアタック》]]に注意したい。~
[[《神の宣告》]]や[[《スターライト・ロード》]]等は確実に[[セット]]しておきたいカードである。~
**戦術 [#kf2b4ff5]
[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[《イナゴの軍勢》]]や[[《スカラベの大群》]]等で[[除去]]してから[[殴る]][[デッキ]]である。~
採用[[モンスター]]の[[攻撃力]]は総じて低いため、[[戦闘破壊]]は難しく1度に与える[[戦闘ダメージ]]も少ない。~
[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を妨害する[[魔法・罠カード]]を含めて[[コントロール]][[デッキ]]として運用する事が重要。~
早く攻めるのではなく、時間をかけて[[アドバンテージ]]を稼ぎ、[[フィールド]]を掌握した上でじわじわと攻める。~
その後は[[効果ダメージ]]を与える[[《ステルスバード》]]で[[ダメージ]]量を底上げして焼き切ると良い。~
なお、[[《デス・ラクーダ》]]は[[ドローエンジン]]として手数を増やす役割を担うので、優先して守らなければならない。~
他の[[モンスターカード]]は[[《デス・ラクーダ》]]で[[ドロー]]加速することで再度引き当られるため、優先度は下がる。~
**[[デッキ]]の派生 [#cfe15540]
これらの派生はそれぞれのパーツが[[シナジー]]する場合も多いので、共存させる事も容易である。
***[[【アロマ・コントロール】]] [#ofc54df9]
[[《魔封じの芳香》]]によって[[魔法カード]]を対策したタイプ。~
[[《イナゴの軍勢》]]等で[[伏せカード]]を積極的に潰せば、攻守共に安全になる。
***[[《マジック・キャンセラー》]]型 [#bc241fe3]
[[《マジック・キャンセラー》]]によって[[魔法カード]]を対策したタイプ。~
このタイプは【神キャン】と呼ばれることもある。
***[[【バウンス・コントロール】]] [#v8426dac]
[[《守護者スフィンクス》]]・[[《番兵ゴーレム》]]・[[《ガーディアン・スタチュー》]]を主軸にしたタイプ。~
これら三種に共通する、「[[岩石族]]」を生かした戦術をとることになる。
***[[【昆虫族】]] [#aa6dfcfa]
[[《イナゴの軍勢》]]・[[《スカラベの大群》]]をメインにして、[[《共鳴虫》]]や[[《ゴキポン》]]を採用したタイプ。~
打撃力の低さを[[《デビルドーザー》]]という[[フィニッシャー]]で補える点も大きい。~
//なお[[《イナゴの軍勢》]][[《スカラベの大群》]]をフル投入する際には[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]との組み合わせも期待できる。
***[[【反転ガジェット】>【除去ガジェット】#h8c498ec]] [#j9327c72]
[[【除去ガジェット】]]との折衷型。~
[[アタッカー]]として[[ガジェット]]を採用した[[デッキ]]。~
[[手札]]補充を[[《デス・ラクーダ》]]だけに頼らなくて済むことが利点。
***[[【除去ハン】]]型 [#s87i2h0q]
[[ハンデス]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を採用したタイプ。~
主に使われるのは[[《首領・ザルーグ》]]と[[《魂を削る死霊》]]の二大巨頭。~
2体を[[リクルート]]するために[[《キラー・トマト》]]を採用し、[[【トマハン】]]型にしてもよい。~
状況によっては[[《スカラベの大群》]]・[[《イナゴの軍勢》]]も呼び出せるので無理なく投入できる。~
[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫するが、[[《追い剥ぎゴブリン》]]を投入して[[【追い剥ぎハンデス】]]とするのも悪くない。~
[[サイクル・リバース]][[モンスター]]による[[除去]]を行うと、[[相手]]は主力となる[[カード]]を無理に出さず、[[手札]]に温存する事が予想される。~
そんな時こそ、[[相手]]の[[手札]]の戦力を叩き落とせる[[ハンデス]][[効果]]が活きてくる。~
[[フィールド]]に出せば[[サイクル・リバース]][[モンスター]]による[[除去]]、[[手札]]に残していると[[ハンデス]]の餌食という二択を[[相手]]に迫る事ができる。~
***[[【ロックバーン】]]型 [#lc8c1d07]
[[ロック]]パーツでガチガチに守りを固めて[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を保護するタイプ。~
採用する[[ロック]][[カード]]は[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]][[《平和の使者》]]など。~
サイクルモンスターの[[裏側守備表示]]にする能力を活かし、[[《御前試合》]]・[[《群雄割拠》]]で[[相手]][[プレイヤー]]だけを[[ロック]]させることが可能。~
[[種族]]・[[属性]]を統一していない[[デッキ]]は、2体以上の[[モンスター]]を[[表側表示]]で出すことができなくなる。~
流行の[[【シンクロ召喚】]]など[[モンスター]]同士の[[シナジー]]を組み合わた[[デッキ]]に対して強力なロックとなる。~
この場合には、[[《ヴォルカニック・クイーン》]]・[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]との組み合わせが強力。~
[[相手]]の場に[[裏側守備表示]][[モンスター]]のみの状態で、[[セット]]された[[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[リリース]]し[[特殊召喚]]すれば、[[相手]]は[[炎族]]・[[悪魔族]]以外の[[モンスター]]を場に出すことができなくなり、[[除去]]されがたい[[火力]]カードとなる。~
[[下級モンスター]]は[[ロック]]に引っかからないようにするため、全て[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を使うことになる。~
基本的には[[《ステルスバード》]]や[[汎用性]]の高い[[バーン]]カードで[[ダメージ]]を与えていく形になる。~
素早くカードを揃える[[《デス・ラクーダ》]]や、[[相手]]の場を[[破壊]]する[[《イナゴの軍勢》]]・[[《スカラベの大群》]]、[[破壊]]で対処できない[[モンスター]]を[[バウンス]]する[[《番兵ゴーレム》]]などが候補。~
[[相手]][[フィールド]]を空にできたら、[[ロック]]パーツに引っかからない[[モンスター]]で[[攻撃]]するのもいいだろう。~
幸い、[[サイクル・リバース]]には低[[レベル]]・低[[攻撃力]]のものが多い。~
補助カードは[[ロック]]パーツを守るため[[《神の宣告》]]・[[《魔宮の賄賂》]]が候補となる。
//***[[リバース効果モンスター]]採用型 [#u3aaf9d4]
// [[リバース効果モンスター]]を採用したタイプ。~
// [[反転召喚に成功した]]時のみならず、[[リバース]]に成功した時に[[効果]]を[[発動]]するため、汎用性が高い。~
// [[《深淵の暗殺者》]]や[[《執念深き老魔術師》]]は[[《スカラベの大群》]]、[[《魔装機関車 デコイチ》]]や[[《スケルエンジェル》]]は[[《デス・ラクーダ》]]の代用として使える。~
//リバースモンスター主軸はサイクルリバースモンスター主軸デッキとは違うだろう、さすがに。
//***【イリダン・コントロール】型 [#as1627de4]
// [[《ワーム・イリダン》]]を投入し、[[除去]]能力を高めたタイプ。~
// [[サイクル・リバース]][[モンスター]]は繰り返し[[セット]]が行えるので、[[フィールド]]に留まる限り毎[[ターン]][[ワームカウンター]]を供給できる。~
// [[《ワーム・イリダン》]]の[[除去]][[効果]]は、[[対象]]の[[カード]]の種類を問わないので、非常に[[汎用性]]が高い。~
// うまく回れば、[[相手]][[フィールド]]を徹底的に荒らしつくす事ができる。
//↑イリダンは「主なカード」欄に記されており、わざわざ派生デッキの欄に書かなくてもよいかと。
**この[[デッキ]]の弱点 [#a86005e7]
-[[《連鎖除外》]]~
[[攻撃力]]が低く[[反転召喚]]を繰り返す[[サイクル・リバース]]特有の弱点であり、特定のカードで[[アドバンテージ]]を稼げなくなる。~
[[《デス・ラクーダ》]]や[[《イナゴの軍勢》]]には換えが利かないので、こちらが不利になりやすい。~
-[[《ダーク・シムルグ》]]・[[《聖なる輝き》]]~
[[セット]]ができなくなり、[[サイクル・リバース]][[効果]]を[[発動]]できなくなる。~
前者は、防御手段の[[罠カード]]も使用できなくなるため、天敵である。~
-[[《スキルドレイン》]]~
[[サイクル・リバース]]の所有する[[起動効果]]と[[誘発効果]]をまとめて無効化される。~
ステータスは前述の通り、軒並み低いため弱小[[モンスター]]に成り下がってしまう。~
-[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《王宮のお触れ》]]~
防御を固めるための[[罠カード]]が多くなりやすいため、天敵となりやすい。~
[[サイクル・リバース]]自体の弱点ではないが、[[除去]]罠主体なら弱くなる。~
[[メインデッキ]]からこれらのカードを採用する[[デッキ]]はそれほど多くないが、いずれも注意が必要なカードである。~
[[魔法・罠カード]]には[[《サイクロン》]]や[[《砂塵の大竜巻》]]、[[モンスター]]には[[《地砕き》]]等が有効。~
[[メインデッキ]]でも[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《死者への供物》]]等で対処できるため、[[サイドデッキ]]から投入して補強したい。~
**代表的なカード [#ue8af4bc]
-[[《イナゴの軍勢》]]
-[[《スカラベの大群》]]
-[[《ステルスバード》]]
-[[《メデューサ・ワーム》]]
-[[《番兵ゴーレム》]]
-[[《デス・ラクーダ》]]
-[[《守護者スフィンクス》]]
**関連リンク [#pc8ab1a7]
-[[除去]]
-[[サイクル・リバース]]
-[[デッキ集]]