*【ヴァルハラ】 [#n0915c41]
*【ヴァルハラビート】 [#t6bb8761]
#contents

 (※現在議論板にて[[議論中>http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=406]]ですので、勝手に削除をしないように。)~
**説明 [#q004c9c5]
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]を活用し優れた[[効果]]を持つ[[天使族]][[上級モンスター]]、[[最上級モンスター]]を主軸にする[[デッキ]]。~

//デッキの簡単な説明。ビートダウン・ロック・バーン・コントロール・パーミッション・特殊勝利など。
 《ヘカテリス/Hecatrice》
 効果モンスター
 星4/光属性/天使族/攻1500/守1100
 このカードを手札から墓地に捨てる。
 デッキから「神の居城−ヴァルハラ」1枚を手札に加える。

 [[PREMIUM PACK 11>PREMIUM PACK#i24a1679]]で登場した[[天使族]]専用[[永続魔法]][[《神の居城−ヴァルハラ》]]を中心とした[[デッキ]]

//代表的なカードの紹介。カード名とカードテキスト。

 《神の居城−ヴァルハラ》
 《神の居城−ヴァルハラ/Valhalla, Hall of the Fallen》
 永続魔法
 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
 手札から天使族モンスター1体を特殊召喚できる。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《ヘカテリス》
 効果モンスター
 星4/光属性/天使族/攻1500/守1100
 このカードを手札から墓地に捨てる。
 デッキから「神の居城−ヴァルハラ」1枚を手札に加える。
**[[デッキ]]の概要 [#lbb83fac]
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]により[[天使族]]の[[最上級モンスター]]を[[生け贄]]なしで[[特殊召喚]]していくデッキ。~
 この[[カード]]は専用[[サーチ]][[カード]]である[[《ヘカテリス》]]で、すばやく[[《神の居城−ヴァルハラ》]]を[[手札]]に加えられることできる。~
 特に[[最上級モンスター]]は[[召喚]]するだけで[[フィールド]]を容易に制圧でき、大きな[[アドバンテージ]]を得ることができるため、[[デッキ]]の[[攻撃力]]は非常に高くなる。~
 [[天使族]]の[[戦闘]]を補助する[[《The splendid VENUS》]]、[[貫通]]の[[《天空勇士ネオパーシアス》]][[《光神機−轟龍》]]、[[蘇生]]の[[《アテナ》]]、[[特殊召喚]]封じの[[《大天使クリスティア》]]と優秀な[[カード]]が多いので選択肢にも困らない。~

**[[デッキ]]の概要 [#m66ce0b8]
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]で[[天使族]]の[[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]を[[生け贄]]なしで[[特殊召喚]]し、[[相手]]を[[ビートダウン]]する[[デッキ]]。~
 最大の強みは[[サーチ]][[カード]]である[[《ヘカテリス》]]があるため、すばやく[[《神の居城−ヴァルハラ》]]を[[手札]]に加えられる。~
 [[天使族]]専用といえ、[[天使族]]で統一する必要は全くない。~
 [[生け贄]]が不要というテーマでは、[[《死皇帝の陵墓》]]に似た[[効果]]がある。~
//違いはノー[[コスト]]だが、[[フィールド]]の展開力がない、[[天使族]]限定であること。~
 もともと[[天使族]]は[[戦闘破壊]][[耐性]]持ちや[[リクルーター]]の存在、さらに[[パーミッション]]としばしば組み合わされることから、場持ちのいい[[種族]]である。~
 よって、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]をいかに最大限引き出すかが、腕の見せ所となる。
 下級[[モンスター]]では[[《ダーク・ヴァルキリア》]]が非常に相性がよく、[[下級]][[アタッカー]]兼[[モンスター除去]]要員を期待できる。~
 また、[[《ジェルエンデュオ》]]を採用することで、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]等の[[サポートカード]]への依存率も少なくなる。~
 単体でも[[壁]]として運用可能なので、[[手札事故]]の軽減に貢献してくれるだろう。~

**[[デッキ]]の構成 [#m66ce0b8]
***[[モンスターカード]]編 [#fd752b0c]
 [[自分]][[フィールド]]をがら空きにする必要性があるが、防御面をおろそかにすると安定感をなくしてしまうのが悩みの種である。~
 総じて[[レベル]]8の優秀な[[モンスター]]が多いため、[[《トレード・イン》]]の採用も検討できる。~
 また、[[《光神化》]]からの[[《地獄の暴走召喚》]]による[[最上級モンスター]]の大量展開も[[1ターンキル]]級の[[ダメージ]]を与えることができる。~
 これら主軸となる[[サポートカード]]については、下記を参照。~

 [[《マシュマロン》]]よりは、「[[壁]]兼[[ダブルコストモンスター]]」であり[[最上級]]を[[腐らせ>腐る]]にくい[[《ジェルエンデュオ》]]を採用したい。~
 [[最上級モンスター]]を[[フィールド]]に[[召喚]]できたとしても、簡単に[[除去]]されては意味がない。~
 [[最上級モンスター]]を[[除去]]から守るために、[[カウンター罠]]や[[《亜空間物質転送装置》]]を採用するのもいいだろう。~
 弱点をあげると、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]は場に[[モンスター]]がいると[[効果]]の[[発動]]ができない事。~
 つまり「状況の挽回」は得意だが「攻め手の強化」は不得手であり、ラッシュをかけるのには向かない。~
 さらに[[手札]]からの[[特殊召喚]]なので、何度も[[効果]]を使うとあっという間に[[手札]]が無くなってしまう。~
 一気に決着をつけにくいので[[相手]]による[[モンスター除去]]を許しやすく、展開した高[[レベル]][[モンスター]]を片っ端から[[除去]]されるとジリ貧になりやすい。~

 [[天使族]]の[[最上級モンスター]]は種類が豊富であるが、やはり特に優秀な物を採用したい。~
 例えば[[《The splendid VENUS》]]、[[《光神機−轟龍》]]、[[《アテナ》]]等が考えられる。~
 特に[[《アテナ》]]は[[フィールド]]と[[墓地]]の[[モンスター]]を入れ替える事ができるため、[[墓地]]の強力な[[モンスター]]をほぼノーコストで[[特殊召喚]]できるのが大きい。~
 [[上級モンスター]]では[[《光神テテュス》]]や[[《光神機−桜火》]]が採用候補。~
 前者は[[手札]]に[[天使族]][[モンスター]]をためることができ、後者は[[《モンスターゲート》]]の[[生け贄]]にもなる。~
**デッキの派生 [#k5e0a4c1]
***[[《光神化》]]&[[《地獄の暴走召喚》]]軸[#k5e0a4c1]

 後は、[[《神の居城−ヴァルハラ》]][[サルベージ]]用に[[《聖なる魔術師》]]が欲しい。 
 [[《光神化》]]と[[《地獄の暴走召喚》]]との[[コンボ]]で、一気に大量の大型[[モンスター]]を揃えることを狙う[[デッキ]]。~
 この時、[[攻撃力]]が半分になっていて[[自壊]]してしまう[[モンスター]]を[[生け贄召喚]]に使ってしまえるとなおよい。~
 夢は[[最上級モンスター]]をこの効果で出して3体並べることだろうが、3体の[[最上級モンスター]]を積み込んだ上で[[デッキ]]のバランスを取るのは簡単なことではないだろう。~
 だが仮に[[《The splendid VENUS》]]が3体並べば、[[攻撃力]]の差は跳ね上がる。~
 [[貫通]]を持つ[[《光神機−轟龍》]]や[[《天空勇士ネオパーシアス》]]が揃えば、場合によっては[[1ターンキル]]も十分狙える。~
 [[《アテナ》]]を展開できれば[[バーン]]だけで相手の[[ライフ]]をほぼ削りきることも可能。その方法は[[《アテナ》]]参照。ただし[[《アテナ》]]を複数枚投入すると事故の危険性が高くなる。~
 この[[コンボ]]は性質上大量展開を行うので、[[《我が身を盾に》]]で守るのも良い。~

-[[最上級]]軸の場合、[[リクルーター]]である[[《シャインエンジェル》]][[《コーリング・ノヴァ》]]は扱いが難しい。~
[[任意効果]]であるため、最後のときに[[リクルート]]を行わなければ場を空にできる…と考えるかもしれないが、[[相手]]はそれを見越し「こちらの場に[[モンスター]]がいる状態で」[[バトルフェイズ]]を終了してくるだろう。~
[[相手]]に[[攻撃]]可能[[モンスター]]がまだいる状態で[[リクルート]]をしなければがら空きにできるが、その場合は手痛い[[直接攻撃]]を喰らうことになるし、[[リクルーター]]である意味が殆ど無い。

***[[魔法カード]]編 [#i4654473]
 [[《アテナ》]]の[[効果]]を利用した[[《生還の宝札》]]は[[コンボ]]性が高すぎる。~
 が、嵌った時の恩恵が大きいので入れる/入れないは好みでいいだろう。~

 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]が無くては始まらないので、[[《ヘカテリス》]]は必須。~
 また[[《神の居城−ヴァルハラ》]]が全て墓地に行くと二進も三進も行かなくなるので、[[《魔法石の採掘》]]なりを保険として入れるのもいいだろう。~
 [[上級]]・[[最上級]]を多用する都合上、[[《名推理》]]なり[[《モンスターゲート》]]はぜひ入れておきたい。~
 [[デッキ圧縮]]にもなり、[[モンスター]]が[[墓地]]に落ちたとしても[[《アテナ》]]で再利用できる。~
 ただしこの場合[[《名推理》]]、[[《モンスターゲート》]]を使用した際、[[《ヘカテリス》]]が[[特殊召喚]]されてしまうこともあるため場合によっては[[《ヘカテリス》]]の採用を見送ることも考える。~

 また、[[手札]]に来た[[上級モンスター]]のために、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《クロス・ソウル》]]を投入してもよい。~
 [[ドロー]][[カード]]としては、[[レベル]]8[[モンスター]]が多い場合[[《トレード・イン》]]、[[《手札抹殺》]]、[[《手札断殺》]]の採用も見込める。~
 [[手札]]で[[腐った>腐る]][[最上級モンスター]]を[[蘇生]]し易くし、[[手札事故]]を回避し易くなるからである。~
 ただし[[《トレード・イン》]]を採用する場合、[[《名推理》]][[発動]]時[[レベル]]8を[[宣言]]されやすくなるので注意が必要。~

 やはり[[除去]]に弱いため、[[《我が身を盾に》]]も入れておきたい。~

***[[罠カード]]編 [#y659b7a1]
 [[最上級モンスター]]を[[除去]]から守るために[[カウンター罠]]、もしくはそれに準じた[[《強制脱出装置》]]、[[《亜空間物質転送装置》]]の採用が一般的だろう。~
 [[相手]]の[[罠カード]]対策ならば[[《王宮のお触れ》]]。~
 [[《The splendid VENUS》]]が場にいれば、[[自分]]だけ[[罠カード]]を使用できる。

 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]回収用に[[《マジック・キャプチャー》]]を入れるのも面白いか。~
 また[[相手]]の行動を抑制する手段として[[《生贄封じの仮面》]]も一興である。~

**[[デッキ]]の種類 [#m66ce0b8]
 採用する[[魔法カード]]・[[罠カード]]により[[デッキ]]種類は分かれる。~

***[[カウンター罠]]多用型 [#y659b7a1]
 [[召喚]]した[[最上級モンスター]]等を[[除去]]から守るために[[カウンター罠]]を多く投入する。~
 [[パーミッション]]のようだが、[[ドロー]]源である[[《豊穣のアルテミス》]]の採用は十分生かしきれない。~
 [[《スケルエンジェル》]]でもいいだろう。 ~
 [[手札]]切れになる可能性もあるので気をつけてほしい。~
 [[サーチ]][[カード]]、[[ドロー]][[カード]]、[[リクルーター]]等を採用し、[[デッキ圧縮]]をしていく。~

***[[デッキ]][[通常召喚]]型 [#y659b7a1]
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]が場にある状態で、[[《名推理》]]、[[《モンスターゲート》]]を使えば、
 [[デッキ]]より[[最上級モンスター]]等を[[通常召喚]]できるうえ、[[デッキ圧縮]]ができる。~
 ただし、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]が[[墓地]]に行くこともあるので、[[《聖なる魔術師》]]や、[[《魔法石の採掘》]]も入れるのもよい。~

***[[【門前払い光神機】]]派生型 [#i3fe8b50]
 [[《門前払い》]]を組み込むことにより、毎[[ターン]][[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[最上級モンスター]]で[[戦闘ダメージ]]をたたきこむ[[デッキ]]。~
 [[天使族]]には[[《光神機−轟龍》]]等の[[貫通]]能力持ちの[[最上級]]が存在するという点で、同様の[[効果]]を有する[[《ミイラの呼び声》]]とは一線を画す。~
 この型では事故率は高くなるものの、[[相手]]の[[モンスター除去]]には滅法強くなるという[[メリット]]が存在する。~
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[破壊]]を防ぐために[[《神の宣告》]]を採用したいところだが、[[お互い]]に[[ライフポイント]]消費が非常に激しいので、[[《魔宮の賄賂》]]を利用する。

**この[[デッキ]]の弱点  [#we800a15]
// 根本として、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]は永続[[魔法>魔法カード]]であり、[[サーチ]]源が乏しいのは大きな痛手である。~
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]は場に[[モンスター]]がいると[[効果の発動]]ができないため、「状況の挽回」は得意とするところであっても、「攻め手の強化」は不得手なのだ。~
 ラッシュをかける能力には少々欠ける為、一気に決着をつけにくく[[相手]]による[[モンスター除去]]を許しやすい。~
 出した高[[レベル]]の[[モンスター]]を片っ端から[[除去]]されると、いくら[[特殊召喚]]可能であっても[[手札]]が尽きジリ貧になりやすい。~
 そういった面から、[[【帝コントロール】]]、[[【除去ガジェット】]]など[[除去]]を中心とする[[デッキ]]に弱い。~
 [[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]をいかに守りきるかが課題だろう。~
 もちろん、[[モンスター]]と同じ位に[[《神の居城−ヴァルハラ》]]の[[除去]]は恐怖でありこちらにも気を使わなければならない。~
 また[[デッキ]]は構造上[[最上級モンスター]]が多いため、[[手札事故]]が起こりやすいのが最大の弱点である。

**代表的なカード [#t4ff870d]
-[[《神の居城−ヴァルハラ》]]
-[[《ヘカテリス》]]

**関連リンク [#cea3327c]
**関連リンク [#eafcea04]
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