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*【&ruby(マーメイル){水精鱗};】 [#r8961964]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#v0f9840b]
[[ABYSS RISING]]で登場した「[[水精鱗]]」と名のついた[[モンスター]]群を中心とした[[デッキ]]。~
[[手札]]を捨てる事で[[サーチ]]・[[サルベージ]]を行いつつパーツを揃え、[[リクルート]]・[[蘇生]]等の豊富な[[特殊召喚]]手段によって[[エクシーズ召喚]]・[[シンクロ召喚]]を行いデュエルを進める。~
[[水属性]]の[[サポートカード]]の恩恵を受けられることや、[[海皇]]を組み込むことも多いため[[コントロール]]色が強いのも特徴。~
様々な局面に柔軟に対応する事ができるのが最大の強みである。~
《水精鱗−アビスリンデ/Mermail Abysslinde》
効果モンスター
星３/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「水精鱗−アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター１体を特殊召喚できる。
「水精鱗−アビスリンデ」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
《水精鱗−アビスパイク/Mermail Abysspike》
効果モンスター
星４/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札の水属性モンスター１体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル３の水属性モンスター１体を手札に加える。
「水精鱗−アビスパイク」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
《水精鱗−メガロアビス/Mermail Abyssmegalo》
効果モンスター
星７/水属性/海竜族/攻2400/守1900
自分のメインフェイズ時、
手札からこのカード以外の水属性モンスター２体を墓地へ捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード１枚を手札に加える事ができる。
また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
水属性モンスター１体をリリースする事で、
このターンこのカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
**[[デッキ]]の構築 [#ped09569]
[[水精鱗]]は同時期に作られた[[海皇]]の[[カード]]と[[シナジー]]するようにデザインされている。~
[[手札コスト]]を多く要求する[[水精鱗]]と、[[コスト]]にされる事で[[効果]]を[[発動]]する[[海皇]]は互いを補完しあう関係にあり、事実上【海皇水精鱗】が【水精鱗】の基本形と言える。~
***[[モンスターカード]]について [#x951fbae]
―[[水精鱗]][[モンスター]]~
[[水精鱗]]は[[手札コスト]]を要求するものと、[[墓地に捨てた>墓地に捨てる]]場合や[[墓地へ送られた]]場合に[[効果]]を発揮するものに分かれており、後者を[[コスト]]にし前者の[[効果]]を[[発動]]することになる。~
-[[コスト]]として[[効果]]を発揮する[[水精鱗]]~
-[[コスト]]となった時に[[効果]]を発揮する[[水精鱗]]~
どちらも[[同名カード]]の[[モンスター効果の発動]]は[[１ターンに１度]]までであるため、これら以外にも[[コスト]]として適役な[[海皇]]を採用しよう。~
--[[《水精鱗−アビスグンデ》]]~
[[手札]]から[[墓地へ捨てられる>墓地に捨てる]]と[[同名カード]]以外の[[墓地]]の[[水精鱗]]を[[蘇生]]できる。~
[[《水精鱗−アビスパイク》]]・[[《水精鱗−アビスタージ》]]の[[コスト]]になり、それらを[[蘇生]]し[[エクシーズ召喚]]につなげられるのが強力。~
[[墓地に捨てる]]手段は問わず、[[レベル]]等の制限はなく、[[《サンダー・ブレイク》]]等で不意を打てるが、この[[デッキ]]では[[サーチ]]・[[サルベージ]]手段が豊富であり、１[[ターン]]に１度までなので採用枚数はよく検討したい。~
--[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]~
[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]と[[同名カード]]以外の[[手札]]の[[水精鱗]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]や[[海皇]]に比べて[[ディスアドバンテージ]]を軽減できないため優先順位はやや落ちる。~
[[発動条件]]は緩いので１枚ほど採用すると良いだろう。~
-[[手札コスト]]を要求する[[水精鱗]]~
--[[レベル]]４~
[[召喚]]・[[特殊召喚]]問わず[[手札]]を手軽に捨てることができ、小回りが利く。~
[[《水精鱗−アビスリンデ》]]から[[特殊召喚]]し[[海皇]]を捨てる事で相手[[ターン]]に[[除去]]を行うなど、非常に柔軟な動きが可能。~
--[[《水精鱗−アビスパイク》]]~
---[[《水精鱗−アビスパイク》]]~
[[召喚・特殊召喚に成功した]]時、[[手札]]の[[水属性]][[モンスター]]を[[墓地に捨てる]]事で、[[レベル]]３の[[水属性]][[モンスター]]を[[サーチ]]できる。~
[[《水精鱗−アビスタージ》]]に比べ、手札に加えられる[[モンスター]]は限られるが、[[サーチ]]であるため序盤でも[[腐りにくい>腐る]]のは大きな[[メリット]]なので、基本的には可能な限り投入したい。~
--[[《水精鱗−アビスタージ》]]~
---[[《水精鱗−アビスタージ》]]~
[[モンスター効果]]の[[発動]][[コスト]]は[[《水精鱗−アビスパイク》]]同じだが、こちらは[[レベル]]３以下の[[水属性]][[モンスター]]を[[サルベージ]]する。~
[[《水精鱗−アビスパイク》]]に比べ、[[手札]]に加えられる[[モンスター]]は種類は多いものの、[[サルベージ]]であるため序盤では[[腐る]]ことや、大半の[[モンスター]]が[[《サルベージ》]]でも対応可能なことを考えると、やや優先度は劣る。~
--[[《水精鱗−メガロアビス》]]~
--[[レベル]]７~
自分のメインフェイズに[[手札]]を[[捨てる]]事で[[手札]]から[[特殊召喚]]でき、その後[[ディスアドバンテージ]]を回復する[[効果]]が発動する。~
---[[《水精鱗−メガロアビス》]]~
[[水属性]]を２体[[墓地に捨てる]]事で[[手札]]から[[特殊召喚]]でき、[[アビス]]と名のついた[[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]できる。~
[[《水精鱗−アビスリンデ》]]での[[リクルート]]、[[《海皇の竜騎隊》]]での[[サーチ]]が容易であり、サイズの割に非常に出しやすい。~
さらに[[表側攻撃表示]]の[[水属性]][[モンスター]]を[[リリース]]する事で[[２回攻撃]]も可能なため、[[フィニッシャー]]として活躍が見込める。~
--[[《水精鱗−ディニクアビス》]]~
---[[《水精鱗−ディニクアビス》]]~
[[水属性]]１体の[[手札コスト]]で[[特殊召喚]]でき、[[レベル]]７でありながら非常に軽いのが特長である。~
[[ランク]]７の[[エクシーズ召喚]]に繋げる事を得意とする。~
--[[《水精鱗−リードアビス》]]~
---[[《水精鱗−リードアビス》]]~
[[水属性]]３体の[[手札コスト]]と[[重い]]が、[[攻撃力]]2700と[[水精鱗]]でもトップクラスの打点を持つ。~
主に[[《水精鱗−アビスリンデ》]]で[[リクルート]]して[[アタッカー]]として運用する。~
-その他の[[水精鱗]]~
--[[《水精鱗−アビスリンデ》]]~
[[フィールド]]上で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合、[[デッキ]]から[[同名カード]]以外の[[水精鱗]]を[[リクルート]]できる。~
[[破壊]]される手段を問わず、[[リクルート]]対象に[[レベル]]等の制限がないため[[デッキ]]の潤滑油として活躍が期待できる。~
ただ、[[同名カード]]を[[リクルート]]できず、[[同名カード]]の[[効果]]は１[[ターン]]に１度であり、[[《アビスフィアー》]]から[[リクルート]]できることも考慮するとフル投入するかはよく検討したい。~
--[[《水精鱗−ガイオアビス》]]~
[[水精鱗]]では最高[[攻撃力]]を誇る[[エクシーズモンスター]]。~
[[レベル]]５以上の[[モンスター]]の[[攻撃]]を封じ、この[[カード]]の[[攻撃力]]より低い[[モンスター効果]]を牽制できる強力な[[コントロール]][[効果]]を持っている。~
ただし、[[ランク]]や[[エクシーズ素材]]の[[縛り]]の関係上少々[[エクシーズ召喚]]しづらいため、この[[カード]]を採用する場合は[[《瀑征竜−タイダル》]]や[[《霧の王》]]等も採用し、[[レベル]]７[[モンスター]]を多めの構築にしたい。~
--[[《水精鱗−アビストリーテ》]]~
他の[[水精鱗]]が[[魔法・罠カード]]や[[攻撃]]の[[対象]]になった時にその身代わりになったり、[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[同名カード]]以外の[[水精鱗]]を[[蘇生]]させる事ができる[[効果]]を持つ。~
[[エクシーズ素材]]は[[レベル]]３[[モンスター]]３体を必要とするため、[[エクシーズ召喚]]を狙うよりは[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]するのがいいだろう。~
後半の[[効果]]は[[エクシーズ素材]]を必要としないため、[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]しても問題なく使用できる。~
―その他相性の良い[[モンスター]]~
[[水精鱗]]は[[水属性]]に関する[[効果]]を持つものが多く、必然的にそれらをサポートする[[モンスター]]を中心に採用することになる。~
-[[海皇]]~
[[水精鱗]]に不足する[[除去]]と大型[[モンスター]]の[[サーチ]]を担う[[カード]]群。~
この[[デッキ]]のもう１人の主役である。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]と同じく、[[水属性]][[モンスター]]の[[効果]]の[[コスト]]になった場合に[[ディスアドバンテージ]]を回復できるので、この[[デッキ]]とは非常に相性が良い。~
[[《海皇の竜騎隊》]]は[[《水精鱗−メガロアビス》]]を[[サーチ]]でき、[[《海皇の狙撃兵》]]・[[《海皇の重装兵》]]は[[水精鱗]]だけでは難しい[[除去]]を補えるので[[デッキ]]に合った枚数を採用したい。~
-[[《深海のディーヴァ》]]~
[[《海皇の狙撃兵》]]・[[《海皇の重装兵》]]を[[特殊召喚]]し、１枚から[[ランク]]２の[[エクシーズ召喚]]や[[レベル]]５の[[シンクロ召喚]]を行う。~
-[[《瀑征竜−タイダル》]][[《水征竜−ストリーム》]]
水属性の[[征竜]]であり、[[水属性]]を[[手札コスト]]にしつつ展開が可能。~
[[ランク]]７の[[エクシーズ召喚]]にも繋げやすくなる。
//-[[《魔轟神レイヴン》]]~
//[[手札]]を[[墓地へ捨てつつ>墓地に捨てる]]、状況に合わせて[[レベル]]を調整することができる[[チューナー]]。~
//[[墓地]]に[[《水精鱗−アビスパイク》]]・[[《水精鱗−アビスタージ》]]が落ちている時に[[効果]]で[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を捨てれば、そのまま[[《氷結界の龍 グングニール》]]を出すことが可能。
-[[《Ａ・ジェネクス・バードマン》]]~
[[効果]]の[[発動]]するタイミングが限定されている、[[《水精鱗−アビスパイク》]]・[[《水精鱗−アビスタージ》]]を再利用しつ[[シンクロ召喚]]につなげることができる[[チューナー]]。~
[[《深海のディーヴァ》]]に比べて[[属性]]や[[種族]]面での[[シナジー]]こそないが、この[[デッキ]]では容易に[[特殊召喚]]可能な[[チューナー]]であるため、[[デッキ]]のタイプによって使い分けたい。~
-[[《アビス・ソルジャー》]]・[[《アビス・ウォリアー》]]等の[[手札コスト]]を要求する[[水属性]][[モンスター]]。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]や[[海皇]]を[[コスト]]にする[[モンスター]]の選択肢を増やしたいのであれば、好みに合ったものを採用すると良い。~
―相性の良い[[エクシーズモンスター]]~
[[ランク]]２〜４の[[エクシーズモンスター]]を中心に採用すれば良いが、[[《忘却の都 レミューリア》]]を採用する場合は、[[ランク]]５以上も容易に[[エクシーズ召喚]]することが可能になるため、[[エクストラデッキ]]は入念な調整が求められる。~
[[ランク]]２〜４、および７の[[エクシーズモンスター]]を採用する。~
[[海皇]]やは[[エクシーズ素材]]の状態から[[コスト]]にされても[[効果]]を[[発動]]できるため、ランク２〜４は[[水属性]]を中心に採用する。~
-[[《Ｎｏ.１７ リバイス・ドラゴン》]]~
[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]・[[《海皇の狙撃兵》]]はこのカードの[[コスト]]で[[墓地へ送られた]]時にも[[効果]]が[[発動]]するので相性が良い。~
[[ランク]]３の[[エクシーズモンスター]]の中でも癖がなく使いやすいので、両者を採用しているならエクストラデッキに１枚は入れておきたい。~
-[[《バハムート・シャーク》]]~
[[《海皇の竜騎隊》]]を[[コスト]]にしつつ[[《水精鱗−アビストリーテ》]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[対象]]を移し替える[[効果]]は[[発動]]できないが、[[水精鱗]]を[[蘇生]]させる[[効果]]は問題なく使える。~
-[[《アーマー・カッパー》]]~
[[《深海のディーヴァ》]]１枚から[[エクシーズ召喚]]できる唯一の[[水属性]][[エクシーズモンスター]]。~
[[ステータス]]は今ひとつで[[効果]]も半端な感じは否めないが、[[手札]]を捨てられる事から[[海皇]]との相性が良いため両方を採用する場合は必ず一枚は入れておきたい。
-[[《Ｎｏ.１１ ビッグ・アイ》]]~
その[[ターン]]の自分の[[攻撃]]を放棄する代わりに相手[[モンスター]]１体の[[コントロール]]を永続的に奪う[[効果]]をもつ[[ランク]]７の[[エクシーズモンスター]]。~
[[エクシーズ素材]]が[[《水精鱗−ガイオアビス》]]とほぼ同じであるため、[[エクストラデッキ]]に１枚入れておいて使い分けるのもいいだろう。~
-[[《バハムート・シャーク》]]~
[[《水精鱗−アビストリーテ》]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[対象]]を移し替える[[効果]]は[[発動]]できないが、[[水精鱗]]を[[蘇生]]させる[[効果]]は問題なく使える為、相性がいい。~
//-[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]~
//相手[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時、その[[モンスター]]を[[攻撃力]]を下げて[[蘇生]]させ、その[[ターン]]中もう一度[[攻撃]]できる[[効果]]を持つ。~
//[[ランク]]４の中では高い[[攻撃力]]を備え、[[水属性]]・[[海竜族]]であるため[[水精鱗]]と[[サポートカード]]を共有しやすい。~
//このカードを採用した場合、[[《ＣＮｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》]]の採用も検討できる。~
-[[《Ｎｏ.１７ リバイス・ドラゴン》]]~
[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]・[[《海皇の狙撃兵》]]はこのカードの[[コスト]]で[[墓地へ送られた]]時にも[[効果]]が[[発動]]するので相性が良い。~
[[ランク]]３の[[エクシーズモンスター]]の中でも癖がなく使いやすいので、両者を採用しているならエクストラデッキに１枚は入れておきたい。~
-[[《アーマー・カッパー》]]~
[[水精鱗]]とは[[レベル]]が合わないが、[[《深海のディーヴァ》]]から[[エクシーズ召喚]]できる唯一の[[水属性]][[エクシーズモンスター]]。~
[[ステータス]]は今ひとつで[[効果]]も半端な感じは否めないが、[[海皇]]との相性が非常に良いため両方を採用する場合は必ず一枚は入れておきたい。
―相性の良い[[シンクロモンスター]]~
[[シンクロモンスター]]に関しては[[《深海のディーヴァ》]]で手軽に[[シンクロ召喚]]できる[[《Ａ・Ｏ・Ｊ カタストル》]]や、[[手札コスト]]を要求する[[《氷結界の龍 グングニール》]]等を中心に採用したい。~
***[[魔法・罠カード]]について [#wd0bbbc5]
―[[水精鱗]]の[[サポートカード]]~
[[水精鱗]]の[[サポートカード]]は強力なものが多いが、やや癖があるため[[《水精鱗−メガロアビス》]]で[[サーチ]]できる事も考慮し採用枚数を決めたい。~
-[[《アビスフィアー》]]~
[[デッキ]]から[[水精鱗]]を[[リクルート]]できるが、[[効果]]は[[無効]]化されこの[[カード]]が存在する限り、自分は[[魔法カード]]を[[発動]]できなくなる[[永続罠]]。~
次の[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]し、[[モンスター]]も[[破壊]]されるため、[[エクシーズ素材]]や[[シンクロ素材]]等に利用するといい。~
そのまま[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]を[[シンクロ召喚]]すれば、再利用する事もできる。~
[[魔法カード]]の[[発動]]が封じられることも考えると[[相手]][[ターン]]に[[《水精鱗−アビスリンデ》]]を[[リクルート]]し、その[[効果]]でさらに[[水精鱗]]を[[リクルート]]する手段として採用するのが良いだろう。~
-[[《アビスケイル−クラーケン》]]~
[[水精鱗]]を強化し、[[フィールド]]上の自身を[[墓地へ送る]]のを代償に、[[相手]][[フィールド]]上で[[発動]]した[[モンスター効果]]を[[無効]]化できる[[装備魔法]]。~
[[装備魔法]]であるため[[ディスアドバンテージ]]になることもあるが、[[モンスター効果]]の抑止というのは現在の[[環境]]にマッチしていると言えるので有用な[[カード]]であるといえる。~
[[《水精鱗−アビスパイク》]]が[[《ライオウ》]]を[[戦闘破壊]]できる打点になることも地味ながら無視できず、[[水精鱗]]の[[サポートカード]]では癖も少なめであるためとりあえず採用するのも良いだろう。~
-[[《アビスコール》]]~
[[自分]]の[[墓地]]の[[水精鱗]]３体を[[デメリット]]を付加して[[表側守備表示]]で[[蘇生]]する[[通常罠]]。~
３体もの[[水精鱗]]を蘇生できるのは強力であるが[[デメリット]]が大きく、[[通常罠]]であるため[[相手]][[ターン]]をしのぎ、[[自分]]の[[ターン]]に使用できなければ[[壁]]にしかならないためやや扱いづらい。~
加えて[[水精鱗]]が３体[[墓地]]に存在する必要があるため序盤では[[腐りやすい>腐る]]のも欠点。~
[[《水精鱗−アビスリンデ》]]を[[蘇生]]することである程度[[デメリット]]は軽減できるが採用枚数はよく検討したい。~
―その他相性の良い[[魔法・罠カード]]~
[[水属性]]の[[サポートカード]]、[[デッキ]]の中核を担う[[《水精鱗−アビスリンデ》]]、潤滑油となる[[《水精鱗−アビスグンデ》]]の[[効果]]の[[発動]]を補助する[[カード]]が中心となる。~
-[[《サルベージ》]]~
[[水属性]]の代表的な[[サポートカード]]。~
[[水精鱗]]は[[手札コスト]]を要求する[[モンスター]]と、[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を筆頭とする[[サルベージ]]された方が好都合な[[モンスター]]に分かれているので基本的に[[必須カード]]に近い。~
ただし、[[サルベージ]]できる対象があまり多くない場合はフル投入すると[[腐る]]場合もあるので、投入枚数は検討が必要である。
-[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《鳳翼の爆風》]]~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を[[コスト]]にする事で[[１：１交換]]が可能になる[[通常罠]]。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]が存在しない時でも、[[《サルベージ》]]の存在から[[手札コスト]]が賄いやすく[[《アビスコール》]]の[[発動]]を補助できるため相性が良い。~
[[相手]]の思惑を大きく狂わせることのできる[[フリーチェーン]]であり、柔軟性が高いのも評価できる。~
-[[《忘却の都 レミューリア》]]~
[[水属性]][[モンスター]]の強化と[[レベル]]を上昇させる[[フィールド魔法]]。~
[[シンクロ召喚]]の場合は[[レベル]]が上がりすぎる場合もあるため若干相性が悪いが、[[下級モンスター]]でも強力な[[ランク]]５以上の[[エクシーズ召喚]]を行えるようになるため[[デッキ]]の対応力が大きく向上する。~
[[耐性]]を持たない[[フィールド魔法]]であるため場持ちは悪いが使いきりとしても十分役立つため、できることなら採用したい。~
-[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[汎用性]]の高い[[蘇生]][[カード]]。~
通常通り使っても十分強力だがこの[[デッキ]]の場合、[[相手]]の[[除去]]に[[チェーン]]し、[[《水精鱗−アビスリンデ》]]を[[蘇生]]することで[[１：１交換]]以上を狙えるのが強力。~
この[[デッキ]]では[[シンクロ召喚]]がそれほど難しくない[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]で使い回せれば一層強力になる。~
-[[《水霊術−「葵」》]]~
この[[デッキ]]は[[水属性]][[モンスター]]が中心となるので腐ることはないが、[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]を[[コスト]]にすれば戦線を絶やさず[[手札破壊]]を行うことが可能。~
ただし、[[ディスアドバンテージ]]であることには変わりないので採用するかどうかは[[デッキ]]との相談になる。~
**戦術 [#j3cdd654]
[[《水精鱗−アビスタージ》]]を[[召喚]]し、[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を[[コスト]]に[[効果]]を[[発動]]するのが動きの１つである。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]の[[効果]]で[[レベル]]４[[水精鱗]]を[[蘇生]]すれば[[ランク]]４[[エクシーズ召喚]]に繋げられ、[[《水精鱗−リードアビス》]]・[[《水精鱗−メガロアビス》]]を[[蘇生]]すれば打点強化になる。~
また、[[《水精鱗−アビスタージ》]]で後続の[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を[[サーチ]]しておけば、次の[[ターン]]以降の展開の準備ができる。~
他の動き方として、[[《アビスフィアー》]]を起点にしたものが存在する。~
総[[攻撃力]]の底上げを狙って[[《水精鱗−リードアビス》]]を[[リクルート]]するのも良いが、[[《水精鱗−アビスリンデ》]]との[[コンボ]]が優秀。~
[[《アビスフィアー》]]の[[自壊]][[デメリット]]を利用して[[《水精鱗−アビスリンデ》]]の[[効果]]が[[発動]]できる。~
[[《水精鱗−アビスリンデ》]]での[[リクルート]]には[[デメリット]]が存在しないため、[[《水精鱗−アビスパイク》]]を[[リクルート]]して上記の流れに繋げることも可能。
また、[[《水精鱗−メガロアビス》]]の[[２回攻撃]]を上手く利用すれば、[[フィールド]]に何もない状態から[[１ターンキル]]を決めることもできる。~
+[[《水精鱗−メガロアビス》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《深海のディーヴァ》]]を[[召喚]]し、[[効果]]で[[《海皇の狙撃兵》]]を[[リクルート]]。~
+[[《深海のディーヴァ》]]を[[コスト]]に[[《水精鱗−メガロアビス》]]で[[２回攻撃]]。~
+[[《海皇の狙撃兵》]]で[[攻撃]]し、[[効果]]で[[《海皇の竜騎隊》]]を[[リクルート]]。~
+[[《海皇の竜騎隊》]]で[[攻撃]]。~
+3〜5で2400×2＋1800＋1400＝8000[[ダメージ]]。
//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//特定のカードを軸とする場合。
**[[デッキ]]の派生 [#v2fadc5e]
***【海皇水精鱗】 [#f9d79e6c]
[[水精鱗]]と[[相性>シナジー]]の良い[[海皇]]との混成[[デッキ]]。~
[[海皇]]は[[水精鱗]]と似たコンセプトの[[カード]]が多く、[[種族]]・[[属性]]サポートも共有できるため無理なく両者を共存させることが出来る。~
この構築の場合、[[エクストラデッキ]]は[[水属性]][[エクシーズモンスター]]を中心に揃えると各種[[海皇]][[モンスター]]の[[効果]]を活かし易くなる。~
また[[デッキ]]の構成上[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]との[[相性>シナジー]]はとても良く[[手札]]にきた[[《ジェネクス・コントローラー》]]を活用し易い点から[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]と[[《ジェネクス・コントローラー》]]の[[シンクロ召喚]]及び[[エクシーズ召喚]]の特性を生かした【ジェネクス海皇水精鱗】を構築することも可能である。~
[[手札]]でだぶついた[[海皇]]の処理が[[水精鱗]]では間に合わなくなることもあるため、[[海皇]]との[[相性>シナジー]]が良い[[《ドラゴン・アイス》]]も採用されることがある。~
この場合主に[[シンクロ素材]]にして[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[効果]]を使い回すので先に挙げた[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]や[[《深海のディーヴァ》]]も採用されやすい。~
これに着目し[[海皇]]を軸にしてより[[《ドラゴン・アイス》]]の[[効果]]を使い回すことに特化したデッキは【アイス・コントロール】と呼ばれるが、[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の禁止と共に姿を消した。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#c7f1bba2]
[[水精鱗]]は[[墓地へ送られた]]場合[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]、[[水属性]][[モンスター]]を[[墓地へ捨てて>墓地に捨てる]][[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]に分かれており、[[蘇生]]・[[サルベージ]]を多用するなど[[墓地]]依存度が高い。~
よって[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]等の無差別[[除外]][[カード]]を使用されると[[デッキ]]が機能しなくなるため、これらの[[カード]]は[[《サイクロン》]]等で素早く[[除去]]したい。~
また、[[《水精鱗−アビスパイク》]]の[[サーチ]]を封じ[[エクシーズ召喚]]を無効化してくる[[《ライオウ》]]も[[下級>下級モンスター]][[水精鱗]]では[[戦闘破壊]]できないため非常に厄介。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]と相性の良い[[《サンダー・ブレイク》]]や各種[[除去]][[カード]]で対処するのが最良か。~
[[エクシーズモンスター]]・[[シンクロモンスター]]を主力にする性質上、[[特殊召喚]]封じにも弱い。~
[[特殊召喚]]を全て封じる[[《大天使クリスティア》]]はもちろん、[[《ヴェルズ・オピオン》]]であっても[[《水精鱗−メガロアビス》]]や大半の[[シンクロモンスター]]の[[特殊召喚]]を封じられるので[[《海皇の重装兵》]]や[[《アビス・ソルジャー》]]で素早く[[除去]]しないと苦戦を強いられる。~
//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる
**代表的なカード [#i500ba3d]
-[[《水精鱗−アビスグンデ》]]
-[[《水精鱗−アビスリンデ》]]
-[[《水精鱗−アビスパイク》]]
-[[《水精鱗−メガロアビス》]]
**サンプルレシピ [#x397f4f0]
-【海皇＆水精鱗】~
「かーどビング通信」デッキレシピサンプル~
http://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20121212~
**関連リンク [#hd9ac2ef]
-[[水精鱗]]
-[[【水属性】]]
-[[デッキ集]]