*【&ruby(せいりゅう){征竜};】 [#e5773f24]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#te4fef6b]
 [[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]で登場した、[[征竜]]と名の付いた[[ドラゴン族]]を中心とした[[ビートダウン]]デッキであり[[【ドラゴン族】]]の一種。~
 それぞれの[[手札]]から[[発動]]する[[効果]]、[[手札]]・[[墓地]]から[[発動]]する[[効果]]、[[除外]]された時に[[発動]]する[[効果]]を駆使して戦線を維持しつつ勝利を目指すことになる。~
 しかしながら、これらの[[効果]]を[[1ターンに1度]]しか使えないという制約が意外にも大きく、どの[[征竜]]の[[効果]]を使ったのか、まだ未使用なのかを常に把握する必要がある。~

 非常に高い順応性や対応力、高効率の[[アドバンテージ]]獲得能力を誇り、[[2013年3月1日>禁止・制限カード/2013年3月1日]]以降の[[環境]]においては[[主流デッキ]]の1つに数えられている。~

 《巌征竜−レドックス/Redox, Dragon Ruler of Boulders》
 効果モンスター
 星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
 または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
 このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
 特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
 自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
 このカードが除外された場合、
 デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
 「巌征竜−レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《瀑征竜−タイダル/Tidal, Dragon Ruler of Waterfalls》
 効果モンスター
 星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
 または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
 このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
 特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
 デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
 このカードが除外された場合、
 デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
 「瀑征竜−タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《焔征竜−ブラスター/Blaster, Dragon Ruler of Infernos》
 効果モンスター
 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
 または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
 このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
 特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
 フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
 このカードが除外された場合、
 デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
 「焔征竜−ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《嵐征竜−テンペスト/Tempest, Dragon Ruler of Storms》
 効果モンスター
 星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
 または風属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
 このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
 特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 また、このカードと風属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
 デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
 このカードが除外された場合、
 デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
 「嵐征竜−テンペスト」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

**[[デッキ]]構築に際して [#m78fea73]
***[[モンスターカード]]について [#vb7b7d79]
 [[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の性質上、採用する[[モンスター]]はできるだけ[[除外]]に関連した[[モンスター]]か[[サーチ]]先・及び[[コスト]]となる[[ドラゴン族]]を採用したい。~

―[[征竜]]
-[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]~
[[除外]]された場合に自身と同[[属性]]の[[ドラゴン族]]を[[サーチ]]する[[効果]]、[[手札]]・[[墓地]]から自身以外の同[[属性]]か[[ドラゴン族]]2体を[[除外]]して自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[手札]]から自身と同[[属性]]の2体を捨てて発動する固有[[効果]]、[[特殊召喚]]されている場合に[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[手札]]に戻る[[効果]]を持つ。~
[[同名カード]]の[[効果]]は1[[ターン]]に1度しか使用できないが、これらの[[効果]]が要求するそれぞれの[[コスト]]により[[最上級モンスター]]ながらフルに積んでも[[事故]]になりにくいという特徴がある。~
通常の固有[[効果]]を活かす[[デッキ]]と異なり、[[サーチ]]と[[自己再生]]を利用して展開を行うため、上記制約を回避するためにもむしろ4種全てを採用したほうが効率が良い。~

--[[《巌征竜−レドックス》]]~
固有[[効果]]で[[墓地]]の[[モンスター]]を完全[[蘇生]]させる[[効果]]を持つ。~
[[征竜]]はこの[[効果]]を使わなくとも展開に事欠かないが、あって困る[[効果]]ではないため展開の補助として役立つ。~
[[攻撃力]]は低いが[[守備力]]は[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の中で最も高いために[[相手]][[ターン]]を生き残りやすく、[[《増殖するG》]]対策として最初にこの[[カード]]を[[特殊召喚]]するようにしたい。~

--[[《瀑征竜−タイダル》]]~
固有[[効果]]で[[デッキ]]から[[モンスター]]1体を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~
[[手札]]の[[征竜]]の[[属性]]が偏っていて動けない場合は、この[[効果]]を使って[[墓地]]を肥やし、そこから他の[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の[[特殊召喚]]に繋げるといいだろう。~

--[[《焔征竜−ブラスター》]]~
固有[[効果]]で[[フィールド上のカード]]を1枚[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の中で最も[[攻撃力]]が高く、自身の[[破壊]][[効果]]の使い勝手もいいため、この[[デッキ]]では主力兼[[フィニッシャー]]となりうる。~
1[[ターン]]に1度の[[効果]]で[[破壊]][[効果]]を狙いたいため、[[手札]]のこの[[カード]]は温存し、なるべく[[特殊召喚]]は[[《炎征竜−バーナー》]]や[[《巌征竜−レドックス》]]などで[[デッキ]]や[[墓地]]から行いたいところ。~

--[[《嵐征竜−テンペスト》]]~
固有[[効果]]で[[デッキ]]から[[ドラゴン族]][[モンスター]]1体を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~
だが4[[属性]]なら[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]それぞれの[[除外]]された時の[[効果]]で[[サーチ]]できるため、この[[カード]]の[[効果]]を使うまでも無いことが多い。~
基本的には[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の1体として扱い、[[光>光属性]]・[[闇属性]]の[[ドラゴン族]]を[[サーチ]]する、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の[[効果]]を温存したまま[[手札]]に加えたい時などに活用するといいだろう。~

-[[下級>下級モンスター]][[征竜]]~
[[手札]]から自身と同[[属性]]か[[ドラゴン族]]の計2枚を捨て、指定する[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を[[リクルート]]する共通[[効果]]を持つ。~
一見して[[ディスアドバンテージ]]が大きいのだが、[[手札コスト]]として[[墓地へ送られた]]自身と[[コスト]]とが各[[征竜]]の[[自己再生]][[コスト]]となるため、実質的な損失はあまりない。~
[[攻撃]]を封じる[[デメリット]]こそあるが、最上級[[征竜]]の持つ制約をすり抜けて展開を行えるため、容易に[[エクシーズ召喚]]を行う事ができるなど、その[[シナジー]]は非常に強い。~
[[下級モンスター]]ゆえ、最悪[[フィールド]]に出すという事もできるが、この場合は[[バニラ]]同然となってしまう点に注意。~
最上級[[征竜]]ともどもフルに採用しても特に問題は生じないが、投入枚数が多すぎると[[メインデッキ]]を圧迫してしまうので、採用は程々にしておきたい。~

--[[《地征竜−リアクタン》]]~
[[《巌征竜−レドックス》]]を[[リクルート]]できる。~
自身の[[効果]]が使えない場合でも[[アタッカー]]となることができる。~

--[[《水征竜−ストリーム》]]~
[[《瀑征竜−タイダル》]]を[[リクルート]]できる。~
[[守備力]]は2000あるので、[[効果]]が使えない場合でも[[壁]]となることができる。~

--[[《炎征竜−バーナー》]]~
[[《焔征竜−ブラスター》]]を[[リクルート]]できる。~
[[《焔征竜−ブラスター》]]固有の[[除去]][[効果]]は[[汎用性]]が高く、これの[[手札コスト]]にもなれるので、[[下級]][[征竜]]の中では優先順位が高めである。~
[[《ヴォルカニック・バレット》]]のように連発するは難しいものの、あらゆる[[征竜]]の[[自己再生]]に転用できるのも良い。~

--[[《風征竜−ライトニング》]]~
[[《嵐征竜−テンペスト》]]をリクルートできる。~
[[攻撃力]]500のため、[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[蘇生]]でき、[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]へ繋ぐことができる。~
これを重視するならば、2枚目以降を採用する事でこの[[カード]]を気兼ねなく[[自己再生]]の[[コスト]]に充てられる。~

―相性のいい[[ドラゴン族]][[モンスター]]~
 [[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]と[[属性]]が共通するものは[[サーチ]]が容易なので、[[ピン挿し]]でも機能させやすい。~

-[[地属性]]
--[[《ボマー・ドラゴン》]]~
自身を[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を道連れに[[破壊]]する[[効果]]、[[攻撃]]を仕掛けた場合に[[お互い]]の[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]を持つため[[自爆特攻]]に使いやすい。~
[[メタ]]の[[メタ]]でありながら[[属性]]・[[種族]]のシナジーで安定して運用できる点で、類似する[[カード]]より一歩勝っているといえるだろう。~

--[[《モンタージュ・ドラゴン》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を[[コスト]]にする事で高い[[攻撃力]]を得られ、[[墓地へ送られた]][[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]は自身の[[効果]]で[[自己再生]]できるため[[ディスアドバンテージ]]を抑えられる。~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]3体を[[コスト]]にすれば[[攻撃力]]6300となり、[[《巌征竜−レドックス》]]以外の[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を[[自己再生]]させれば[[1ターンキル]]も可能。~
[[征竜]]自体が高い展開性能を持っているのでこのカードに頼る必要性は全くないが、[[サーチ]]が利き、自身が[[征竜]]の[[コスト]]にもなれるため投入を検討することができる。~
//展開補助や1キルも狙えるのでCO解除

//-[[水属性]]

-[[炎属性]]~
--[[《ガード・オブ・フレムベル》]]~
単体でも[[壁]]になれるほか、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]と合わせて[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]を狙うことができる。~
この[[レベル]]帯には[[ドラゴン族]]だけでも強力なものが揃っており、これらも[[墓地]]に送られた後は[[自己再生]]の[[コスト]]に転用できる。~

-[[風属性]]~
[[《嵐征竜−テンペスト》]]の[[サーチ]][[効果]]によって[[《焔征竜−ブラスター》]]を[[サーチ]]し、[[除去]][[効果]]に繋ぐことができる点で[[炎属性]]同様優先度はやや高め。~

--[[ドラグニティ]][[チューナー]]~
[[《竜の渓谷》]]で[[サーチ]]可能なため、合わせて投入すれば格段に[[シンクロモンスター]]にアクセスしやすくなる。~
[[《ドラグニティ−コルセスカ》]]は[[《ガード・オブ・フレムベル》]]同様[[レベル]]1[[チューナー]]として活躍し、[[《ドラグニティ−ファランクス》]]は[[征竜]]とは噛み合わないものの[[幻獣機トークン]]から[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]に繋ぐことが可能。~

--[[《デルタフライ》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]から[[サーチ]]可能な[[レベル]]3[[ドラゴン族]][[チューナー]]としては、最もこの[[デッキ]]に適した[[効果]]を持つ。~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]との組み合わせならば[[《トライデント・ドラギオン》]]による[[1ターンキル]]が可能。~
それ以外にも[[《幻獣機ドラゴサック》]]から生成した[[幻獣機トークン]]や、[[《No.11 ビッグ・アイ》]]から[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]の[[レベル]]を調整する事で[[エクストラデッキ]]の圧迫を抑えつつ、利用する事ができる。~
単騎で[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]の[[守備力]]を超えることも利点。~

--[[《インフルーエンス・ドラゴン》]]~
[[《デルタフライ》]]と比較したこちらの[[メリット]]は[[《デブリ・ドラゴン》]]への対応、[[ドラゴン族]]以外の[[レベル]]7モンスターとの併用で[[《トライデント・ドラギオン》]]を[[シンクロ召喚]]できること。~
単体での能力は[[《デルタフライ》]]に劣ってしまうため、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《トライデント・ドラギオン》]]の採用によってどちらを取るか考えよう。~

--[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[召喚成功>召喚に成功した]]時に[[自分]]の[[墓地]]から[[攻撃力]]500以下の[[モンスター]]を[[蘇生]]できる[[レベル]]4の[[チューナー]]。~
[[蘇生]]する[[モンスター]]によって[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]や、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を狙うことができる。~
[[蘇生]]先は[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]や[[ドロー]]強化が狙えて[[地属性]][[コスト]]になる[[《カードガンナー》]]や、同[[属性]]の[[《風征竜−ライトニング》]]、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]なら[[最上級]][[征竜]]と[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]ができる。~

-その他[[属性]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]~
固有の[[効果]]や[[サーチ]]に対応していないため、単純な[[シナジー]]面では遅れを取るが、[[下級>下級モンスター]][[征竜]]や[[自己再生]]の[[コスト]]には転用できる。~
強力な[[効果]]を持つものであれば、これだけでも十分な働きが期待できる。~

--[[《エクリプス・ワイバーン》]]~
[[墓地へ送る]]手段、[[除外]]する手段が多いこの[[デッキ]]とは相性がいい。~
[[効果]][[対象]]は[[光>光属性]]・[[闇属性]]の[[最上級>最上級モンスター]][[ドラゴン族]]なので、[[征竜]]は[[サーチ]]できないが、後述する[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]や[[《光と闇の竜》]]に対応するため、それらを扱う場合は重要になってくる。~
上述の通り、対応する[[属性]]は[[手札コスト]]としてあまり向いていないので、[[デッキ]]の比率をあまり動かさずに強力なものを使い分けられる点が有用である。~

--[[《光と闇の竜》]]~
[[《幻獣機ドラゴサック》]]を容易に[[エクシーズ召喚]]できるこの[[デッキ]]では、[[召喚]]権を使わずに1[[ターン]]で[[リリース]]を揃える事はそう難しくない。~
展開時には[[自分]]の動きも阻害するが、[[《幻獣機ドラゴサック》]]そのものや、他の[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を[[蘇生]]できるので、[[相手]]の戦力を削るには十分強力と言える。~

--[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]~
[[ドラゴン族]]のエース[[モンスター]]。~
[[特殊召喚]]条件や[[蘇生]][[効果]]は[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]とも相性がいい。~
ただし[[特殊召喚]]条件である[[フィールド]]からの[[除外]]から[[アドバンテージ]]を得ようとすると、他の[[カード]]でさらに補助する必要があり、また[[下級モンスター]]などに関しても[[自己再生]]分の[[コスト]]を消費する事になる。~
自身は[[エクシーズ召喚]]や[[シンクロ召喚]]に向かないため、[[蘇生]][[対象]]である[[ドラゴン族]]を供給しやすい体勢を作るといった戦術が重要になってくる。~

―その他の[[モンスター]]~
 [[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の固有[[効果]]や[[自己再生]]等に充てられるため、こちらも[[属性]]が共通するものは相性が良い。~
 ただし、特定の[[属性]]に偏りが出ると事故の元であるため採用枚数は慎重に検討したい。~

-[[地属性]][[モンスター]]~
--[[《増殖するG》]]~
[[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]に対する[[手札誘発]][[メタカード]]。~
[[《エフェクト・ヴェーラー》]]ともども[[《超再生能力》]]で引いてすぐ次から使えるのが[[メリット]]。~
ほとんどの[[デッキ]]は[[特殊召喚]]に依存するため、[[《増殖するG》]]は腐りづらい。~

--[[《カードガンナー》]]~
ランダムとはいえ[[墓地を肥やす]]能力を持ち、[[《デブリ・ドラゴン》]]にも対応する。~
こちらで[[蘇生]]した場合でも[[墓地を肥やす]]事が可能であり、[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[サーチ]]が容易なこの[[デッキ]]では採用を検討できる。~
//[[《ライオウ》]]と[[相打ち]]を取りつつ[[ドロー]]が行える点も強力である。~
//ライオウを一方的に殴り倒せる征竜では特にメリットとは言えない

--[[《N・グラン・モール》]]~
[[《月読命》]]と比べると即効性がなく、[[攻撃]]を経由するためやや安定性が落ちるものの、[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]なので、これに[[耐性]]のあるものに強く、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]であれば無消費で[[除去]]できる。~
[[《巌征竜−レドックス》]]・[[《地征竜−リアクタン》]]の[[コスト]]に転用できる分、[[手札]]に戻ることの意味合いも大きい。~
通常は同じく[[対象をとらない>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]である[[《ボマー・ドラゴン》]]のほうが扱いやすいが、[[破壊]][[耐性]]を持つ[[《幻獣機ドラゴサック》]]や[[《安全地帯》]]、[[守備表示]][[モンスター]]全般に強い。~
対応する[[《巌征竜−レドックス》]]の[[効果]]が若干状況を選ぶ事もあり、[[サイドデッキ]]からの対策として採用するのが主。~
//サイドでの利用者はそこそこいるので復帰

-[[水属性]][[モンスター]]~
--[[《霧の王》]]~
[[レベル]]7の[[水属性]][[モンスター]]なので、[[《瀑征竜−タイダル》]]と共に[[《水精鱗−ガイオアビス》]]の[[エクシーズ召喚]]が見込める。~
また[[攻撃力]]が0なので[[《デブリ・ドラゴン》]]で[[蘇生]]し[[エクシーズ召喚]]や[[《星態龍》]]の[[シンクロ召喚]]を狙う事もできる。
単体でも[[《スターダスト・ドラゴン》]]や各種[[ウイルス]][[カード]]、[[【聖刻】]]などの[[リリース]]を多用する[[デッキ]]を封殺できる。~

-[[炎属性]][[モンスター]]~
--[[《ヴォルカニック・バレット》]]~
[[《焔征竜−ブラスター》]]・[[《炎征竜−バーナー》]]だけでなく、[[《D・D・R》]]や[[《手札抹殺》]]などで発生する[[ディスアドバンテージ]]を軽減できる。~
複数回利用できる点がポイントであり、[[《アームズ・ホール》]]を交えて[[《D・D・R》]]を複数回使いまわす事も容易となる。~
ただし3枚分の[[デッキ]]スペースを確実に取り、他の[[征竜]]との相性も特別良くない点には注意。~
なお[[《デブリ・ドラゴン》]]から[[《ラヴァルバル・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]できるので、[[効果]]は使えないが余分に[[コスト]]を稼ぐ動きは取れる。~

--[[《時械神メタイオン》]]~
[[バウンス]]には[[自分]]の[[モンスター]]を巻き込むが、[[エクシーズモンスター]]を扱っていないのであれば損害は[[ターン]]中の展開に留まり、また局所的だが[[自己再生]]から[[手札]]での固有[[効果]]を再利用できる手段とする事もできる。~
[[征竜]]や[[ランク]]7の[[エクシーズモンスター]]で処理しにくい、[[耐性]]をもった[[モンスター]]や、大量数の[[モンスター]]を一度で処理でき、[[墓地アドバンテージ]]も与えにくい。~
また、[[モンスター効果]]の[[発動]]を封じられた状況でも、[[永続効果]]によって[[壁]]として居座る事が可能であり、[[《月読命》]]同様[[《光と闇の竜》]]をノーコストで無力化できる。~
[[《焔征竜−ブラスター》]]の[[コスト]]にも転用できるため、あちらの[[除去]][[対象]]が増えるであろう[[マッチ]]2戦目以降において特に有力な[[カード]]と言える。

-[[風属性]][[モンスター]]~
--[[《ドロール&ロックバード》]]~
[[サーチ]]を多用する[[デッキ]]に対する[[手札誘発]][[メタカード]]。~
[[《エフェクト・ヴェーラー》]]ともども[[《超再生能力》]]で引いてすぐ次から使えるのが[[メリット]]。~
[[《増殖するG》]]に比べ[[《ドロール&ロックバード》]]はやや相手を選ぶが、対応する[[属性]]の[[征竜]]の[[コスト]]として使えるのが利点。~

-その他[[属性]]の[[モンスター]]~
こちらは、[[征竜]]によって処理できないため、特に相性の良いものや、[[メタカード]]として強力なものを選びたい。

--[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~
[[魔法・罠カード]]に割くスペースが少ない[[デッキ]]の性質上、妨害されにくい[[手札]]からの防御手段として重宝する。~
単純に[[汎用性]]の高い[[効果]]である点は他の[[デッキ]]と変わらないが、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]によって[[召喚]]権を消費せず、強力かつ選択肢の豊富な[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]を展開できるため、自身の[[チューナー]]としての性質をも活かせる。~
[[《ガード・オブ・フレムベル》]]と[[エクストラデッキ]]の内容を共有できる点や、[[《超再生能力》]]との相性といった要素も少なからず有効に働く。~
//正直どのデッキでも似たような働きをするので特記に値せずCO
//星8シンクロが比較的容易に扱える点と、間接的に展開コストが軽減できる点は明らかにこのデッキ固有のメリット

--[[《ネクロフェイス》]]~
[[《封印の黄金櫃》]]を[[征竜]]と共用でき、この[[カード]]の[[除外]]に[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]が巻き込まれれば[[ハンド・アドバンテージ]]を得ることもできる。~
さらに[[除外]][[カード]]を[[デッキ]]に戻す[[効果]]も、[[征竜]]の[[サーチ]]・[[リクルート]]先の枯渇を防ぐことに利用することができる。~

--[[《月読命》]]~
[[召喚]]権を使わずに展開可能な[[デッキ]]なので、繰り返し利用できる[[スピリット]]としての性質を活かしやすい。~
直接この[[デッキ]]の動きに貢献するわけではないが、苦手とする[[永続効果]]をもった[[モンスター]]や、[[表側表示]]である事を[[発動]]条件とする[[カード]]を無力化でき、場合によっては[[《No.11 ビッグ・アイ》]]でこちらの戦力に加える事すら可能である。~
//所謂[[メタ]]の[[メタ]]といった役割ではあるが、[[エンドフェイズ]]の[[効果]]で[[《光と闇の竜》]]をノーコストで無力化できるなど、対応範囲は広い。
//メタのメタなら書く必要なし

--[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]~
[[レベル]]7で[[妥協召喚]]できる[[ウイルス]]要員として採用の価値がある。~
[[《霧の王》]]と比べて[[属性]]面の[[シナジー]]が薄いが、[[エクシーズ素材]]としては優秀なので、相性がいい。~
// --[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]~
// [[レベル]]7で[[妥協召喚]]できる[[ウイルス]]要員として採用の価値がある。~
// [[《霧の王》]]と比べて[[属性]]面の[[シナジー]]が薄いが、[[エクシーズ素材]]としては優秀なので、相性がいい。~
// エクシーズ素材になれる面なら霧の王のほうが優秀。ガンナードラゴンが勝っている点はウィルスの一点のみ。その一点がただのメタにしかならないので、ウィルスの項目に補足すればいいかと。

--[[《オベリスクの巨神兵》]]~
[[《幻獣機ドラゴサック》]]により3体分のリリースが確保できるため、[[サイドデッキ]]に投入する[[メタカード]]としての採用が考えられる。~
[[種族]]・[[属性]]ともに相性が良いという訳ではないが、高い[[ステータス]]と強固な[[耐性]]を持ち合わせており、相手の[[デッキ]]次第では[[召喚]]することがそのまま勝ちへ直結することもあり得る。~
特に[[ミラーマッチ]]では有効であり、[[《ボマー・ドラゴン》]]や[[《時械神メタイオン》]]、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]以外によって突破されることはそうそうない。
//一応採用するカードの候補として復帰
//オベリスクだけだったけど他の奴らもそれなりに刺さるデッキはあるので追加
//一つの括りにするほど刺さるわけではないので戻します。

***[[エクストラデッキ]]について [#tccb72ae]
 構築次第では[[エクストラデッキ]]に依存しない構築が可能だが、[[墓地]][[コスト]]を増やす意味も込めて、採用するならなるべく[[ドラゴン族]][[モンスター]]を採用したい。~
 [[シンクロ召喚]]は選択肢が豊富で[[チューナー]]の[[汎用性]]も高くなる[[レベル]]8、[[エクシーズ召喚]]なら[[ランク]]7が狙い目。~

-[[シンクロモンスター]]
--[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~
[[シンクロ召喚成功>シンクロ召喚に成功した]]時に[[フィールド上のカード]]を全[[破壊]]する[[効果]]を持つため、自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]と相性がいい。~
またこの[[デッキ]]では稀少な[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]なので、これに[[耐性]]を持つ高[[攻撃力]][[モンスター]]等への対応手段となり得る。~
[[幻獣機トークン]]2体と[[レベル]]1[[チューナー]]でも狙えるが、[[シンクロ召喚]]を中心とするならば[[《デブリ・ドラゴン》]]を用いるのがいいだろう。~

--[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]~
[[攻撃力]]3000ゆえに[[《瀑征竜−タイダル》]]または[[《幻獣機ドラゴサック》]]の2600打点、[[《嵐征竜−テンペスト》]]の2400打点と合わせて[[1ターンキル]]を狙うことができる。~
[[ウイルス]]のコストにもできるが、[[デメリット]]も存在するため、状況によっては自分の首を絞めることになりかねないことに注意したい。~
[[《幻獣機ドラゴサック》]]に[[耐性]]を与える[[幻獣機トークン]]や、[[守備表示]]の[[《巌征竜−レドックス》]]を一掃できる点、[[効果]]の[[無効]]が致命的でなく、単純な打点で[[征竜]]や[[ランク]]7[[エクシーズモンスター]]を上回る点、[[《No.11 ビッグ・アイ》]]で[[コントロール奪取]]されても、[[デメリット]]でこれを[[破壊]]するため被害が比較的小さい点から、[[ミラーマッチ]]で特に有効な選択肢となる。~

--[[《スクラップ・ドラゴン》]]~
[[1:1交換]]を可能にする優秀な[[除去]][[効果]]を持つ[[ドラゴン族]][[モンスター]]。~
本体が[[破壊]][[耐性]]を持ち、場合によっては生成する[[トークン]]も弾丸代わりに使える[[《幻獣機ドラゴサック》]]との相性は抜群のため、ぜひ採用を検討したい。~

--[[《クリムゾン・ブレーダー》]]~
[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]し[[墓地]]へ送った時に[[上級モンスター]]の[[特殊召喚]]を封印する。~
[[攻撃力]]も決して低くなく、[[シンクロ召喚]]などを中心とする相手には強い牽制になるが、[[エクシーズモンスター]]の[[特殊召喚]]は防げないため過信は禁物。~
//[[レベル]]1[[チューナー]]さえあれば簡単に[[シンクロ召喚]]できる一方で、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を完封しうる[[メタカード]]でもあるため、[[ミラーマッチ]]では特にこの[[カード]]の[[効果]]を通す、通さないことが重要となる。~
//弱点の項目に書けばいい内容。クリムゾンブレーダー同士の殴り合いをするわけではないし。

--[[《トライデント・ドラギオン》]]~
[[チューナー]]・非[[チューナー]]の両方に[[ドラゴン族]]の指定をもつ[[レベル]]10の[[シンクロモンスター]]。~
[[効果]]をうまく使えば[[1ターンキル]]を狙えるポテンシャルを持つが、[[発動]]するのに相応の[[ディスアドバンテージ]]を負うことになるため、万全の備えをした上で使用したい。~

-[[エクシーズモンスター]]
--[[《No.11 ビッグ・アイ》]]~
[[ドラゴン族]]ではないが、[[《焔征竜−ブラスター》]]では対処できない[[破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]や高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を処理するのに一役買ってくれる。~
また[[ミラーマッチ]]はじめ[[レベル]]7[[モンスター]]を利用し、さらなる[[エクシーズ召喚]]に繋ぐことで[[墓地アドバンテージ]]の利用を一時的に封じる事ができる。~
[[効果]]を使った後は、相手の[[コントロール奪取]]や[[《クリムゾン・ブレーダー》]]に狙われないよう対策はしっかり用意しておきたい。~

--[[《幻獣機ドラゴサック》]]~
自分の[[効果]]のみで完結できる優秀な[[効果]]を持つ。~
[[除去]][[効果]]を使った場合その[[ターン]]は[[攻撃]]できない[[デメリット]]があるため、[[幻獣機トークン]]と共に[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]や[[《光と闇の竜》]]などの[[アドバンス召喚]]などに利用しても良いだろう。~

--[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]~
能動的に[[エクシーズ素材]]を消費することはできないが、[[貫通]][[効果]]を備えるため、低[[ステータス]]の[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]や[[守備表示]][[モンスター]]を相手にする場合などに活躍を期待できる。~

--[[《水精鱗−ガイオアビス》]]~
[[エクシーズ素材]]を持つ限り[[レベル]]5以上の[[モンスター]]の[[攻撃]]を封じる[[効果]]と自分の[[攻撃力]]以下の[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[効果]]を[[エンドフェイズ]]まで[[無効]]にする[[効果]]を持つ。~
[[自分]]にまで及ぶ[[攻撃]]制限については[[征竜]]を[[エクシーズ素材]]に変えることで回避できる。~
[[水属性]]に特化しなくとも[[《水征竜−ストリーム》]]と[[《瀑征竜−タイダル》]]自身の[[効果]]を合わせて[[エクシーズ召喚]]する機会はあるので、入れておいて損をすることはないだろう。~
//制圧する場面で欠かせないから、特化型でなくとも十分候補に入る

***[[魔法・罠カード]]について [#t99bb8a4]

-[[《封印の黄金櫃》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を[[除外]]することでさらに[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
その[[ターン]][[同名カード]]の動きが制限される事を除けば、実質的に任意の4[[属性]][[ドラゴン族]]を[[サーチ]]しているに等しく、[[下級>下級モンスター]][[征竜]]ならばその制約すら回避できる。~

-[[《七星の宝刀》]]~
1[[ターン]]に1枚しか発動できないが、[[効果]]の性質上[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]とは相性抜群であるため、ぜひともフル投入したい。~
ただしこの[[ドロー]]によって[[《七星の宝刀》]]自身を引いてしまったり、既に[[効果]]を使用した[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]がだぶつくといったリスクもある。~
最低でも[[2:2交換>1:1交換]]は成立するので、フルに積んだ上で強引に動く事は可能だが、堅実性を求めるならば、[[ターン]]をまたぐための防御手段を確保しておきたい。~

-[[《手札抹殺》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]と[[特殊召喚]][[コスト]]となる[[モンスター]]を纏めて[[墓地へ送る]]のに利用できる。~
併用して[[《超再生能力》]]を絡められるとさらに[[手札]]増強を見込める。~

-[[《超再生能力》]]~
[[征竜]]の[[手札]]から[[発動]]する[[効果]]の[[コスト]]を補うことができ、特に[[下級>下級モンスター]][[征竜]]との相性に優れる。~
ただし[[ドロー]]するのが[[エンドフェイズ]]と遅いため、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]や[[《速攻のかかし》]]などの[[手札]]から[[相手]][[ターン]]に使える防御[[カード]]の採用も検討したい。~

-[[《D・D・R》]]~
要求する[[手札コスト]]は[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]が[[除外]]された時の[[効果]]で賄うことができるため非常に相性がいいと言える。~
また[[モンスター効果]]以外で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する手段となるため、これを封じられた場合でも動く事ができる。~
これらを備える[[モンスター]]は[[《焔征竜−ブラスター》]]までの[[攻撃力]]で対応できるものも多いため、意識するならば[[《アームズ・ホール》]]を追加する事も考えられる。~
[[召喚]]権の消費が極端に響かない点と、わずかながらに[[墓地]]を肥やし、[[デッキ]]を圧縮できるという点から、2枚目以降の[[《D・D・R》]]に割く枚数を[[《アームズ・ホール》]]に優先的に充てる事も考えられる。~
ただし全体[[除外]]や[[《D.D.クロウ》]]などの弱点も増えるので注意。

-[[《竜の渓谷》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]を捨てて[[手札コスト]]を踏み倒しつつ、[[墓地]]の[[征竜]]の[[属性]]を増やしたり[[《エクリプス・ワイバーン》]]の[[発動]]を狙うことができる。~
[[ドラグニティ]][[チューナー]]との[[シナジー]]、[[フィールド魔法]]の[[除去]]を兼ねられる点も見逃せない。~

-[[《異次元からの帰還》]]~
[[ライフ]]の半分と引き換えに、[[除外]]されている[[自分]]の[[モンスター]]を可能な限り[[特殊召喚]]できるため、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]と合わせて大量展開を狙える。~
[[エンドフェイズ]]にこの[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]は再び[[除外]]されるが、[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]にしてしまえばよく、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]ならサーチ[[効果]]も狙える。~

-[[《ブレイクスルー・スキル》]]~
戦術のほとんどを[[モンスター]]と、それを間接的に補助する[[魔法カード]]に依存する場合、[[伏せカード]]に割く[[デッキ]]スペースが非常に少なくなる。~
こうなると、その僅かな[[伏せカード]]が[[《サイクロン》]]等に狙われやすくなるが、この[[カード]]の場合は[[除去]]に対するリスクが比較的小さい。~
[[《エフェクト・ヴェーラー》]]と違い[[《サイクロン》]]などの[[魔法・罠除去]]を腐らせる事はない一方で、使わせる機会を与える事で、正体不明の[[相手]]の[[カード]]を1枚削る事ができると見る事もできる。~
また[[自分]]の[[ターン]]で対処する必要のある[[《ヴェルズ・オピオン》]]などの[[永続効果]]にも強い。

-[[ウイルス]]~
[[メインデッキ]]の[[闇属性]]が無くても[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]、[[《No.11 ビッグ・アイ》]]の出しやすさから[[メタカード]]として採用できる。~
[[サクリファイス・エスケープ]]を行うものとしてはリターンが大きく、[[コントロール奪取]]や[[《エフェクト・ヴェーラー》]]などに対して[[発動]]できれば相手の思惑を大きく崩す事ができる。~
ただ、[[コスト]]となる[[モンスター]]の条件がやや厳しく、[[腐る]]可能性も低くないため安易に大量投入するのは控えたい。~
[[ウイルス]]に特化するなら、[[メインデッキ]]に入り[[ウイルス]]の媒体にする事ができ、[[ランク]]7の[[エクシーズモンスター]]にも繋がる[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]も併せて導入したい。~
//ウイルス型が消えたので復帰

-[[《スキルドレイン》]]~
[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の[[フィールド]]での[[効果]]は、[[相手]][[ターン]]終了時に自分の[[手札]]に戻る[[効果]]だけであるため、それを打ち消しつつ[[相手]]の[[効果モンスター]]を無力化にすることができる。~
しかし[[ランク]]7[[エクシーズモンスター]]等の優秀な[[効果]]を使えないのは大きな痛手なので、使う場合は[[サイドデッキ]]に投入したい。~
他の[[モンスター]]も[[《ボマー・ドラゴン》]]など、[[フィールド]]外で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]を意識して採用するといいだろう。~

**戦術 [#pcf25b46]
 [[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]のもつそれぞれの[[サーチ]]・[[特殊召喚]][[効果]]を駆使してデュエルを進めていく。~
 まずは[[手札]]・[[墓地]]にどれだけの[[征竜]]を握れているか確認しよう。~
 2[[属性]]で回転させるのは[[コスト]]面で厳しいので[[《おろかな埋葬》]]や[[《封印の黄金櫃》]]で3[[属性]]以上を揃えたいところ。~

 その後はどの[[征竜]]が[[効果]]を使用したかを把握しつつ、最上級[[征竜]]・下級[[征竜]]の[[効果]]で場に[[征竜]]を置いていく。~
 [[《増殖するG》]]を受けてもすぐ立ち止まれるよう、単騎で[[《クリムゾン・ブレーダー》]]に狙われない[[《焔征竜−ブラスター》]]・[[《巌征竜−レドックス》]]は[[《瀑征竜−タイダル》]]・[[《嵐征竜−テンペスト》]]より先に出すようにしよう。~
 また、[[《D.D.クロウ》]]に妨害されないよう、最上級[[征竜]]自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]する場合は[[墓地]]の下級[[征竜]]や、[[効果]]を使っていない最上級[[征竜]]を[[除外]]して[[手札]]から出すとよい。~

 こうした中で[[除外]]された時の回収[[効果]]や[[《超再生能力》]]で[[手札]]を回復しつつ、高打点の[[征竜]]や[[ランク]]7[[エクシーズモンスター]]を中心に[[ビートダウン]]を仕掛けていくのが基本戦術となる。~
 [[蘇生]]などの[[征竜]]の固有[[効果]]はそこまで狙えないため、おまけ程度に考えよう。~
 
**[[デッキ]]の種類 [#ac63a69b]
***【純征竜】 [#p93f45c2]
 4種の[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]に加え、[[下級>下級モンスター]][[征竜]]を中心に組み込むことで、[[デッキ]]内の[[征竜]]の比率を上げたタイプ。~
 [[下級>下級モンスター]]と[[最上級>最上級モンスター]]の[[征竜]]が互いに強固な[[シナジー]]を発揮するため、高い爆発力と安定性を両立させる事ができる。~
 他の[[ドラゴン族]]とも高い[[シナジー]]を持ち、特に[[《エクリプス・ワイバーン》]]は[[下級>下級モンスター]][[征竜]]によって能動的に[[効果]]を使えるため、[[【光と闇の竜】]]のギミックを乗せることも可能である。

//**[[デッキ]]の派生 [#ue012bfa]
//***[[アドバンス召喚]]軸 [#aed4c3a9]
// [[召喚]]権を残したまま[[《幻獣機ドラゴサック》]]によって3体分の[[リリース]]を確保できることに注目したタイプ。~
// もちろん[[ファンデッキ]]としても構築可能ではあるが、[[《光と闇の竜》]]や[[《オベリスクの巨神兵》]]といった[[モンスター]]であるならば、[[メタ]]としての採用も可能である。~
// 先の通り[[《光と闇の竜》]]ならば[[ドラゴン族]]であり[[征竜]]と相性が良く、制圧力や後続に続ける力も持ち合わせている。~
// [[《オベリスクの巨神兵》]]は[[種族]]・[[属性]]ともに相性が良いという訳ではないが、一度[[召喚]]してしまえば、その[[耐性]]のため[[相手]]の[[デッキ]]次第では、そのまま勝ちへ直結する。~
// 特に[[ミラーマッチ]]で有効であり、[[《ボマー・ドラゴン》]]・[[《時械神メタイオン》]]・[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]以外では突破されることはないと考えて良い。
//理由のないCOは禁止です。
//メタの一環としてアドバンス召喚をすることはあっても、軸に据えたデッキタイプはない

**この[[デッキ]]の弱点 [#keab0a6e]
 [[メインデッキ]]から万能[[除去]]である[[《焔征竜−ブラスター》]]や[[《幻獣機ドラゴサック》]]が扱えるため、ルール介入型の[[メタカード]]にもある程度対応しやすい[[デッキ]]ではある。~
 しかし、[[マッチ]]2戦目以降は強烈な[[メタカード]]を用いられることが想定できるので、一通りの弱点を把握しておきたい。~

***[[墓地]][[除外]]ギミックへの[[メタ]] [#h15a9082]
 [[墓地]]に[[モンスター]]を貯め、それを[[除外]]できなければ[[征竜]]の[[特殊召喚]][[効果]]がうまく機能しない。~
 そのため、[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[《王宮の鉄壁》]]、[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]といった[[除外]]行為や[[墓地]]肥やしを封じる[[カード]]が弱点となる。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]は[[自己再生]]そのものや[[手札]]からの[[除外]]には干渉しないため、それ単体では致命的ではないものの、[[モンスター]]比率が高い[[デッキ]]であるため、[[《王家の生け贄》]]を[[発動]]されると挽回が困難である。~
//↑征竜は手札からも除外できるし除外されたときの効果もあるから墓地対策はあまり関係ないのでは。

***[[モンスター効果]]への[[メタ]] [#s0c56e6e]
 ギミックの全てが[[モンスター効果]]で完結しているということは、[[モンスター効果]]の[[発動]]を封じられると動けなくなってしまうということでもある。~
 [[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]などは天敵で、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]が無ければほぼ確実に1[[ターン]]何もできなくなる。~
 [[征竜]]の[[効果]]は全てが[[コスト]]を要求するため[[《光と闇の竜》]]を処理するためにも多くの[[カード]]を使ってしまう。~
 他の[[メタ]][[モンスター]]ともども[[《禁じられた聖杯》]]や[[《ブレイクスルー・スキル》]]で無効化するなどして対策したい。~
 変わりどころでは、[[墓地]]・[[除外]]ゾーンで[[発動]]する[[モンスター効果]]を封じ込める[[《ソウルドレイン》]]や、[[手札]]から[[発動]]する[[モンスター効果]]を封じる[[《メンタルドレイン》]]も厄介である。~

***[[最上級モンスター]]の[[特殊召喚]]に対する[[メタ]] [#qf71c4a6]
 [[《ヴェルズ・オピオン》]]や[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]、[[《クリムゾン・ブレーダー》]]に[[特殊召喚]]を封じられるのも厳しい。~
 前者2種は[[《焔征竜−ブラスター》]]や[[《月読命》]]で対処できるものの、[[《クリムゾン・ブレーダー》]]の[[効果]]は[[発動]]を許してしまうと対処することができないため、そのまま敗北につながる危険性が高い。~
 [[《クリムゾン・ブレーダー》]]に[[戦闘破壊]]される[[モンスター]]は極力場に残さないようにしたい。~
 また[[最上級>最上級モンスター]]・[[下級]]ともに[[チェーンブロック]]を作るタイプの[[特殊召喚]]であるため、[[《増殖するG》]]や[[《虚無空間》]]にも注意したい。~

***[[エクシーズモンスター]]への[[メタ]] [#zf0426b5]
 [[エクシーズモンスター]]を多用するため、汎用的な[[除去]]では[[《強制脱出装置》]]が苦手。~
 [[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]の制約から[[ターン]]中の動きが止まってしまい、その間に[[相手]]の自由を許しやすい。~
 他では[[コントロール奪取]]には注意が必要であり、[[ミラーマッチ]]などでは[[《No.11 ビッグ・アイ》]]の[[エクシーズ素材]]が残っている状態だと、[[コントロール奪取]]の応酬によりまるまる形勢が入れ替わるという事も頻繁に起こり得る。~
 そのため、[[エクシーズモンスター]]を扱うタイミングには細心の注意を払いたい。~
 また、下級[[征竜]]の[[攻撃]]制限ゆえに[[エクストラデッキ]]を封印する[[《群雄割拠》]]にも注意。~
 [[《御前試合》]]なら[[征竜]]の展開すら封じられてしまう。~
 ただ、前者は[[征竜]]と[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]での純粋な[[ビートダウン]]、後者は[[《嵐征竜−テンペスト》]]2体からの[[《幻獣機ドラゴサック》]]で突破できるため、他の[[エクシーズ召喚]]を中心とする[[デッキ]]よりは致命的ではない。~

**備考 [#eef9079b]
 メインとなる[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]は全て[[スーパーレア>Super]]、[[下級]][[征竜]]も全て期間限定の[[プロモカード]]として収録されているため、構築するのにかなり資金が必要になる。~
 その[[征竜]]以外にも、同じく[[スーパーレア>Super]]で収録されている[[《七星の宝刀》]]や需要の高さから入手困難となっている[[書籍付属カード]]の[[《封印の黄金櫃》]]・[[《No.11 ビッグ・アイ》]]などの高価な[[カード]]を多数要求されることも多く、構築によっては[[《超再生能力》]]などのより希少な[[カード]]までも要求されることもあるため、[[基本パーツ>必須カード]]を揃えるだけでもかなり出費がかさむ[[デッキ]]である。~
 その結果、この[[デッキ]]の構築費用は歴代の[[主流デッキ]]と比較するとかつての[[【ドグマブレード】]]に肩を並べるほど高いものとなっている。

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**サンプルレシピ [#i2f0b767]
-【征竜】~
WCS2013 国内最終予選(東京)日本代表~
http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=125921

**代表的なカード [#ea61fb03]
-[[《巌征竜−レドックス》]]
-[[《瀑征竜−タイダル》]]
-[[《焔征竜−ブラスター》]]
-[[《嵐征竜−テンペスト》]]

-[[《地征竜−リアクタン》]]
-[[《水征竜−ストリーム》]]
-[[《炎征竜−バーナー》]]
-[[《風征竜−ライトニング》]]

**関連リンク[#d1fd75aa] 
-[[征竜]]

-[[【ドラゴン族】]]

-[[デッキ集]]