*【正規融合】 [#z47f7a42]
#contents
**説明 [#u23203e3]
 第1期から存在する[[魔法カード]]「[[《融合》]]」を軸に戦う[[デッキ]]。~
 [[《融合》]]は非常に[[手札]]消費が多い魔法なので、それをいかに解消するかがこの[[デッキ]]の肝である。~

 《融合/Polymerization》
 通常魔法
 手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
 モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。

**[[デッキ]]構築 [#ocfdec3c]
 [[《融合》]]が[[キーカード]]なので、[[《融合》]]を[[手札]]に[[加える]]事が最優先。~
 [[デッキ]]から[[サーチ]]するために[[《沼地の魔神王》]]や[[《E・HERO フォレストマン》]]、[[《融合賢者》]]を採用した方がよい。~
 これらを採用すれば、[[《融合》]]を手にする[[確率]]が大きく上がり、融合召喚できる理想の手札にしていくことができる。~
 また、保険として[[《封印の黄金櫃》]]や[[《タイムカプセル》]]の採用もあり。~

 次に、優先されるのは、[[融合召喚]]する[[融合モンスター]]と[[融合素材]]モンスターの選択である。~
 [[融合素材]]モンスターの片割れは[[融合素材代用モンスター]]でも大丈夫。(むしろ、片割れは融合素材代用モンスターの方がいい。)~
 故に、正規の[[融合素材]]モンスターと[[融合モンスター]]は単体でも使用に堪えるモンスターを選択する。~

-使用に堪える[[融合素材]]と[[融合モンスター]]
--[[《サンダー・ドラゴン》]]→[[《双頭の雷龍》]]
--[[《闇魔界の戦士 ダークソード》]]→[[《闇魔界の竜騎士 ダークソード》]]
--[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]→[[《異星の最終戦士》]]
--[[《慈悲深き修道女》]]→[[《聖女ジャンヌ》]]
--[[《ブローバック・ドラゴン》]]→[[《ガトリング・ドラゴン》]]
--[[《デス・カンガルー》]]/[[《デス・コアラ》]]→[[《マスター・オブ・OZ》]]
--[[《バスター・ブレイダー》]]→[[《超魔導剣士−ブラック・パラディン》]]
--[[《クリッター》]]→[[《クリッチー》]]
--[[《ヒューマノイド・スライム》]]→[[《ヒューマノイド・ドレイク》]]
--[[《E・HERO フォレストマン》]]→[[《E・HERO ジ・アース》]]
--[[《E・HERO クレイマン》]]→[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]
--[[《E・HERO スパークマン》]]→[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]


 最後に[[融合素材代用モンスター]]等の[[融合召喚]]及び、[[融合モンスター]]をサポートするカードを採用していく。~

-[[融合素材代用モンスター]]の選択理由~
--[[《沼地の魔神王》]]→[[《融合》]]を[[サーチ]]
--[[《融合呪印生物−闇》]]→[[融合召喚]]以外にも[[特殊召喚]]できる[[闇属性]]モンスターの[[特殊召喚]]
--[[《融合呪印生物−光》]]→[[融合召喚]]以外にも[[特殊召喚]]できる[[光属性]]モンスターの[[特殊召喚]]
--[[《融合呪印生物−地》]]→[[融合召喚]]以外にも[[特殊召喚]]できる[[地属性]]モンスターの[[特殊召喚]]
--[[《沼地の魔獣王》]]→[[《沼地の魔神王》]]と同じく[[《サルベージ》]]で回収できる。~
--[[《破壊神ヴァサーゴ》]]→[[天魔神]]、[[《ダーク・ネクロフィア》]]等の[[特殊召喚]]要員
--[[《心眼の女神》]]→[[天魔神]]、[[《神聖なる魂》]]等の[[特殊召喚]]要員
--[[《イリュージョン・シープ》]]→[[《レスキューキャット》]]で[[リクルート]]できる。~

***多量のカード消費を補うために [#b63d1a4b] 
 [[《融合》]]は最低でもカード3枚を消費すると言う非常に効率の悪いカードである。~
 ([[融合素材]]で最低2枚を消費し、更に[[《融合》]]1枚を墓地に送り、[[融合モンスター]]1体を[[召喚]]する。)~
 つまり、[[融合召喚]]は2枚分の[[ディスアドバンテージ]]を負うことになる効率の悪い[[モンスターの召喚]]方法である。~
 そこで、それらを補うために次のカードのうちいくつかを採用しておくべきである。~

 《貪欲な壺/Pot of Avarice》
 通常魔法
 自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。
 その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 [[墓地]]へ送られた[[融合素材]]モンスターをこのカードで回収すれば再び[[融合素材]]として使用できる機会が来ることもある。~
 特に[[《サンダー・ドラゴン》]]や[[《沼地の魔神王》]]とは好相性で[[発動条件]]を満たすのにも使える。~

 《融合回収/Fusion Recovery》 
 通常魔法
 自分の墓地に存在する「融合」魔法カード1枚と、
 融合に使用した融合素材モンスター1体を手札に加える。

 こちらも2枚[[サルベージ]]して[[融合素材]][[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]事ができるので[[融合召喚]]を再度狙うことができる。~

 《遠心分離フィールド/Centrifugal Field》
 フィールド魔法
 融合モンスターがカードの効果で破壊され墓地へ送られた時、
 その融合モンスターに記されている融合素材モンスター1体を
 自分の墓地から選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。

 《ブランチ/Branch!》
 永続魔法
 融合モンスターがフィールド上で破壊され墓地に送られた時、
 自分の墓地に存在する融合モンスターの融合に使用した
 融合素材モンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 こちらは[[融合素材]]を[[フィールド]]に[[戻す]]事ができる[[魔法カード]]。~
 [[融合素材]]のステータスが高いのなら再び[[融合召喚]]に持っていくこともできる。~

**[[《融合》]]に類似した[[融合召喚]]カード [#k6a04543]

 《フュージョン・ゲート/Fusion Gate》
 フィールド魔法
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 「融合」魔法カードを使用せずに融合召喚をする事ができる。
 この際の融合素材モンスターは墓地へは行かず、
 ゲームから除外される。

 [[フィールド魔法]]であることを生かし[[《テラ・フォーミング》]]による[[サーチ]]から[[融合召喚]]が狙える。~
 だが素材を[[除外]]してしまうため[[《貪欲な壺》]]や[[《融合回収》]]とは相性が悪い。~
 ただ今度は[[《異次元からの帰還》]]や[[《次元融合》]]などからの連続[[融合召喚]]なども狙えるようになる。~

 《パワー・ボンド/Power Bond》
 通常魔法
 手札またはフィールド上から、
 融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
 機械族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 このカードによって特殊召喚したモンスターは、
 元々の攻撃力分だけ攻撃力がアップする。
 発動ターンのエンドフェイズ時、このカードを発動したプレイヤーは
 特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 《ビークロイド・コネクション・ゾーン/Vehicroid Connection Zone》
 通常魔法
 手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって
 決められたモンスターを墓地へ送り、「ビークロイド」と名のついた
 融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 このカードによって特殊召喚したモンスターは、
 魔法・罠・効果モンスターの効果によっては破壊されず、
 効果を無効化されない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 《ダーク・フュージョン》
 通常魔法
 手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
 モンスターを墓地へ送り、悪魔族の融合モンスター1体を
 融合デッキから特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の魔法・罠・効果モンスターの
 効果の対象にならない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 [[特殊召喚]]できる[[融合モンスター]]の種類は限られるが、[[《融合》]]にはないモンスター強化効果を持つ。~
 [[融合モンスター]]を絞り込めば、4枚目以降の[[《融合》]]として採用可能である。~

**[[《融合》]]と運用が異なる[[融合召喚]]カード [#hb5c8a64]

 《未来融合−フューチャー・フュージョン/Future Fusion》
 永続魔法(制限カード)
 自分のデッキから融合モンスターカードによって決められたモンスターを
 墓地へ送り、融合デッキから融合モンスター1体を選択する。
 発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に選択した融合モンスターを
 自分フィールド上に特殊召喚する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。
 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

 このカードは[[デッキ]]からモンスターを選択して[[融合召喚]]を狙えるが、[[融合素材代用モンスター]]を選択できない事に注意。~
 しかし、[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]等の[[融合素材代用モンスター]]が使えないモンスターを[[融合召喚]]するには便利。~
 (詳細は[[【未来融合】]]へ)~

 《オーバーロード・フュージョン/Overload Fusion》
 通常魔法(制限カード)
 自分のフィールド上または墓地から、
 融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
 闇属性・機械族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 《龍の鏡/Dragon's Mirror》
 通常魔法
 自分のフィールド上または墓地から、
 融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
 ドラゴン族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする) 

 《ミラクル・フュージョン/Miracle Fusion》
 通常魔法
 自分のフィールド上または墓地から、
 融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
 「E・HERO」と名のついたの融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 《ダーク・コーリング》
 通常魔法
 自分の手札または墓地から融合モンスターカードによって決められた
 モンスターを1体ずつゲームから除外し、「ダーク・フュージョン」の効果でのみ
 特殊召喚できる融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 (この特殊召喚は「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとする。)

 対象は限定されているものの2回目以降の[[融合]]を[[墓地]]利用によって解消できる。~
 [[デメリット]]に関しては[[《フュージョン・ゲート》]]とほぼ同じだが[[ディスアドバンテージ]]が非常に少ない。~
 能動的にカードを墓地へ送ることができるようにするのもいいだろう。~
 また一度[[《融合》]]した組み合わせで再び[[融合召喚]]を狙えるのも利点。~
 ただし、[[《ダーク・コーリング》]]を除き[[手札融合]]できないことに注意が必要。~
 [[《ダーク・コーリング》]]は[[手札融合]]が可能だが、代わりに[[フィールド]]上から[[融合]]できないことに注意。~

**ルール改定による影響 [#y3faefcc]

 [[マスタールール]]制定により[[エクストラデッキ]]の枚数が最大で15枚と制限されてしまったため、[[【E・HERO】]] など、[[エクストラデッキ]]に投入される[[融合モンスター]]の種類や枚数が元々多いデッキではかなりの影響があると思われる。

**[[デッキ]]の亜種 [#w519eba1]

***[[【E・HERO】]] [#aef1630c]
 上記の[[《融合》]]関係のカードのほかに[[《ミラクル・フュージョン》]]や[[《増援》]]などの優秀なサポートを持つ。~
 [[《融合》]]の関係がタコ足配線のようになっているため、[[《融合回収》]]などを生かしやすい。

***[[【凡骨融合】]] [#h192abf6]
 [[《凡骨の意地》]]を生かした、[[《F・G・D》]]の【正規融合】。~
 広義的には[[融合素材]]が[[通常モンスター]]の[[融合モンスター]]を[[正規融合]]で出す[[デッキ]]。~

***[[【サイバー・ドラゴン】]] [#idf51810]
 [[《サイバー・ドラゴン》]]の[[融合モンスター]]は共通で上記の組み合わせでしか[[融合召喚]]できないというテキストを持っている。~
 そのため、[[融合素材代用モンスター]]を使えず、[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]を使って[[正規融合]]する事になる。~
 しかし、元よりリスクを負う代わりに爆発力の高い[[《パワー・ボンド》]]の方が使用頻度が高い。~

***【水属性融合】 [#wc2f1ca5]
 [[《沼地の魔神王》]]と[[《沼地の魔獣王》]]が[[《サルベージ》]]で回収できることに目をつけた[[デッキ]]。~
 [[《E・HERO バブルマン》]]や[[《ヒューマノイド・スライム》]]や[[《ひょうすべ》]]等の[[融合素材]]を採用すれば、ますます[[《サルベージ》]]が活躍する。~

***【地属性融合】 [#zd3021ed]
 [[《E・HERO フォレストマン》]]や[[《融合呪印生物−地》]]が[[地属性]]である事に目を付けた[[デッキ]]。~
 両者とも[[《巨大ネズミ》]]から[[リクルート]]できるのにも注目したい。~

***[[【レインボー・ネオス】]] [#xaed1430]
 [[《レインボー・ネオス》]]の[[融合召喚]]をメインとするデッキ。~
 [[融合召喚]]の制約が二重にかけられているが、召喚に成功すれば圧倒的な[[攻撃力]]と強力な[[除去]][[効果]]で攻め行くことができる。

***[[【Dragoon D−END】]] [#of4979c9]
 [[《Dragoon D−END》]]の[[融合召喚]]をメインとするデッキ。~
 [[融合モンスター]]としては高い場もちのよさが売りで、さらに[[D−HERO]]の豊富なサポートも活かせる。
**代表的なカード [#u058fe78]
-[[《融合》]]

-[[《沼地の魔神王》]]
-[[《融合賢者》]]

-[[《融合回収》]]

-[[《遠心分離フィールド》]]
-[[《ブランチ》]]

-[[《フュージョン・ゲート》]]

-[[《パワー・ボンド》]]
-[[《ビークロイド・コネクション・ゾーン》]]
-[[《ダーク・フュージョン》]]

-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]

-[[《オーバーロード・フュージョン》]]
-[[《龍の鏡》]]
-[[《ミラクル・フュージョン》]]
-[[《ダーク・コーリング》]]

//-[[《超融合》]]

**関連リンク [#oddd5f47]
-[[融合]]
-[[正規融合]]
-[[デッキ集]]