第1期から存在する魔法カード「《融合》」を軸に戦うデッキ。
《融合》は非常に手札消費が多い魔法カードなので、それをいかに解消するかがこのデッキの肝である。
《融合/Polymerization》 通常魔法 手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた 融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を エクストラデッキから特殊召喚する。
キーカードである《融合》を手札に加える事が最優先。
これをサーチできる《沼地の魔神王》・《E・HERO フォレストマン》・《融合賢者》を採用したい。
また、保険として《封印の黄金櫃》や《タイムカプセル》の採用もあり。
これらを採用すれば、《融合》を手にする確率が大きく上がり、融合召喚できる理想の手札になる。
次に優先されるのは、融合モンスターと融合素材の選択である。
融合素材の片割れは融合素材代用モンスターでも大丈夫。
というより、他の融合モンスターとの兼ね合いも考え、片割れは融合素材代用モンスターの方がいい。
故に、正規の融合素材代用モンスターと融合モンスターは単体でも使用に堪えるモンスターを選択する。
最後に融合素材代用モンスター等の融合召喚及び、融合モンスターをサポートするカードを採用していく。
《融合》は、最低でもそれ自体と融合素材2枚の3枚を消費する。
つまり、融合召喚は2枚分のディスアドバンテージを負う効率の悪いモンスターの召喚方法である。
それを補えるカードをいくつかを採用しておくべきである。
マスタールール制定によりエクストラデッキの枚数が最大で15枚と制限された。
そのため、【E・HERO】 等融合モンスターの種類や枚数が元々多いデッキはかなりの影響を受けている。
上記の《融合》関係カードの他、《増援》などの優秀なサポートを持つ。
《融合》の関係がタコ足配線のようになっているため、《融合回収》などを生かしやすい。
《凡骨の意地》を生かした、《F・G・D》の【正規融合】。
広義には融合素材が通常モンスターの融合モンスターを正規融合で出すデッキである。
《サイバー・ドラゴン》の融合モンスターは特定の組み合わせでしか融合召喚できない。
そのため融合素材代用モンスターを使えず、《プロト・サイバー・ドラゴン》を使って正規融合する事になる。
しかし、元よりリスクを負う代わりに爆発力の高い《パワー・ボンド》の方が使用頻度が高い。
《沼地の魔神王》と《沼地の魔獣王》が《サルベージ》で回収できることに目をつけたデッキ。
《E・HERO バブルマン》や《ヒューマノイド・スライム》や《ひょうすべ》等の融合素材を採用すれば、ますます《サルベージ》が活躍する。
《E・HERO フォレストマン》や《融合呪印生物−地》が地属性である事に目を付けたデッキ。
両者とも《巨大ネズミ》からリクルートできるのにも注目したい。
《心眼の女神》が光属性・天使族、《破壊神 ヴァサーゴ》が闇属性・悪魔族であることに目をつけ、天魔神を織り交ぜたデッキ。
自身が光属性・天使族であり、融合素材がそれぞれ光属性・天使族と闇属性・悪魔族である《聖女ジャンヌ》が相性がよい。
《レインボー・ネオス》の融合召喚をメインとするデッキ。
融合召喚の制約が二重にかけられているが、成功すれば圧倒的な攻撃力と強力な除去効果で攻め行くことができる。
《Dragoon D−END》の融合召喚をメインとするデッキ。
融合モンスターとしては高い場もちのよさが売りで、さらにD−HEROの豊富なサポートも活かせる。
《超魔導剣士−ブラック・パラディン》の融合召喚をメインとするデッキ。
ドラゴン族を使って攻撃力を上昇させて1ターンで大ダメージを与えたり、魔法を無効化して相手の戦術を妨げたりと、広い幅の戦術が可能である。