*【聖なる輝き】 [#e88ee398]
#contents
 お互いに[[モンスター]]を[[セット]]できなくなる[[《聖なる輝き》]]を利用したコントロール[[デッキ]]。~
 また[[《異星の最終戦士》]]と[[コンボ]]することで[[モンスター]]の利用全般に対し[[ロック]]を掛ける[[ロック]][[デッキ]]ともなる。~

//**[[デッキ]]の概要
//デッキの簡単な説明。ビートダウン・ロック・バーン・コントロール・パーミッション・特殊勝利など。

 《聖なる輝き/Light of Intervention》
 永続罠
 モンスターは裏側守備表示でセットできない。
 裏側守備表示でセットする場合は、表側守備表示で召喚する。

 《異星の最終戦士/The Last Warrior from Another Planet》
 融合・効果モンスター
 星7/地属性/戦士族/攻2350/守2300
 「ダーク・ヒーロー ゾンバイア」+「魔力吸収球体」
 このカードが特殊召喚された時、他の自分のフィールド上モンスター全てを破壊する。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 お互いに他のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事はできない。

**[[デッキ]]構築に関して [#sec2dbec]
 [[セット]]ができなくなるということは、[[裏側守備表示]]に関係するカードに影響を与える。~
 主に影響がでる事項は

+[[リバース効果モンスター]]・[[サイクル・リバース]]が[[バニラ]]同然となる。~
+[[《月の書》]]が[[発動]]できなくなり[[シンクロ召喚]]の妨害等が不可能となる。~
+[[《抹殺の使徒》]]・[[ミスティック・ソードマン]]といった対[[裏側守備表示]][[除去]][[カード]]が[[紙]]となる。~
+[[《忍者マスター SASUKE》]]・[[《アームド・ドラゴン LV7》]]・[[《地砕き》]]等の[[表側表示]][[モンスター]]に影響を与える[[効果]]の利用がしやすくなる。~
+[[Aカウンター]]や[[ヴェノムカウンター]]などの[[カウンター]]が乗せやすくなる。~
+[[相手]]の[[裏側守備表示]][[モンスター]]に警戒する必要がなくなる。~
+[[モンスター]]を[[表側守備表示]]で[[召喚]]できるようになる。~

 等微々たるものである。~
 そこで、構築する際には[[《聖なる輝き》]]で強化される[[カード]]を多く採用すると良い。~
//以下に上げるカードはある種「《聖なる輝き》が存在している時に有用に働くカードの例示」として上げました。

***[[モンスターカード]]について [#p0571bbc]
[[《聖なる輝き》]]の関係上[[リバース効果モンスター]]・[[サイクル・リバース]]はあまり採用しないほうが良い。~
しかし[[《聖なる輝き》]]を[[サーチ]]するために[[《不幸を告げる黒猫》]]を採用するのは良いだろう。~
また「[[モンスター]]を[[表側守備表示]]で[[召喚]]できるようになる点から[[《光の追放者》]]等の「[[守備力]]は高いが[[表側表示]]で存在する事で[[効果]]を発揮する」[[カード]]の採用も考慮に入れる事ができる。~

-[[《忍者マスター SASUKE》]]~
[[《聖なる輝き》]]の影響下であれば[[裏側守備表示]]で[[召喚]]される[[モンスター]]は全て[[表側守備表示]]となるため優秀な[[壁]][[除去]]として運用できる。~
[[裏側守備表示]]を[[除去]]できる[[モンスター]]として有名な[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]と比較するとこちらのほうが[[攻撃力]]が高く[[光属性]]である点で有利である。~

-[[《サイバー・ジムナティクス》]]~
[[手札コスト]]1枚で[[表側攻撃表示]][[モンスター]]を1体[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
[[表側守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]する事はできないが、自身を[[表側守備表示]]で[[召喚]]できるため低[[攻撃力]]を曝さずに済む。~

-[[《E・HERO フォレストマン》]]~
[[デッキ]]・[[墓地]]から[[《融合》]]を[[手札]]に加える事ができる[[効果]]を持つ。~
高い[[守備力]]を持ち、毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼げる[[効果]]を持つが[[表側表示]]でなければ[[効果]]を使えないのが難点である。~
[[《聖なる輝き》]]の影響下であれば[[表側守備表示]]で[[召喚]]できるため[[相手]]の[[攻撃]]を待たずに[[効果]]を使用できる。~

-[[《サイバー・チュチュ》]]~
自身より[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]がいない場合、[[ダイレクトアタック]]できる[[効果]]を持つ。~
[[裏側表示]][[モンスター]]がいると[[直接攻撃]]できないため通常の状況ではやや使いにくい。~
しかし[[《聖なる輝き》]]の影響下であれば[[裏側表示]][[モンスター]]は存在しないため[[ダイレクトアタック]]し易くなる。~

-[[《異星の最終戦士》]]~
[[《聖なる輝き》]]との[[シナジー]]が最も発揮される[[カード]]であろう。~
詳しくは[[【異星の最終戦士】>【聖なる輝き】#q0567f46]]を参照。~

***[[魔法・罠カード]]について [#x2e69e0d]
[[モンスター]]同様[[《抹殺の使徒》]]等の[[裏側守備表示]][[モンスター]]に影響する[[カード]]や[[《月の書》]]等の[[モンスター]]の[[セット]]に関する[[カード]]の採用は極力避けた方が良い。~
逆に[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《つり天井》]]等が[[モンスター]]に関する[[全体除去]]へと化ける。~

-[[《ヴェノム・スワンプ》]]~
強力な弱体化[[効果]]と[[破壊]][[効果]]を持つ。~
[[《聖なる輝き》]]の影響下であれば[[裏側守備表示]]で逃げられる事無く[[カウンター]]をのせられる。~
詳しくは[[【ヴェノム・スワンプ】>【聖なる輝き】#q0568f46]]を参照。~

-[[《ブラック・ガーデン》]]~
強力な弱体化[[効果]]と[[トークン]]生成能力を持つ。~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]同様[[裏側守備表示]]で逃げられる事無く[[モンスター]]を弱体化できる。~
詳しくは[[【ブラック・ガーデン】>【聖なる輝き】#q0569f46]]を参照。~

-[[《フューチャー・ヴィジョン》]]~
[[召喚]]された[[モンスター]]を[[除外]]し次の[[スタンバイフェイズ]]に戻す[[効果]]を持つ。~
上記の2枚と同様に[[裏側守備表示]]で逃げられる事無くタイムラグを生じさせる事ができる。~

-[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《無力の証明》]]等~
[[表側表示]]の[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]する[[カード]]が優秀な[[除去]][[カード]]となる。~
[[相手]][[フィールド]]上で[[裏側守備表示]]で存在しているがため[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の対象からはずれ思う様に[[攻撃]]を通せないといった事が少なくなるため非常に有効である。~

-[[《バトルマニア》]]~
[[相手]]に[[バトルフェイズ]]を強要する数少ない[[カード]]。~
[[《聖なる輝き》]]の影響下であれば[[相手]][[モンスター]]が全て[[攻撃表示]]となり場合によってはそのまま勝利できる。~

//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸

**[[デッキ]]の派生 [#i8672812]
***【異星の最終戦士】 [#q0567f46]
 [[《異星の最終戦士》]]はお互いの[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]を封じる。~
 強力な[[モンスター]]抑制[[カード]]ではあるが[[《異星の最終戦士》]]を出せたとしてもお互いに[[モンスター]]の[[セット]]は可能である。~
 しかし[[《聖なる輝き》]]との[[コンボ]]により一切の[[モンスター]]を使用できなくなる。~
 一切の[[モンスター]]ができない状況に置いて[[フィールド]]上の[[モンスター]]は[[《異星の最終戦士》]]だけである。~
 よって[[《異星の最終戦士》]]の[[攻撃]]は[[ダイレクトアタック]]となり、この[[ダイレクトアタック]]を決めれば勝利となる。~
 [[《異星の最終戦士》]][[召喚]]後は[[魔法・罠カード]]から[[《異星の最終戦士》]]と[[《聖なる輝き》]]を守り切れば良い。~

-[[モンスター]]について~
前述の通り[[《融合》]]を[[サーチ]]できる[[《E・HERO フォレストマン》]]は[[《聖なる輝き》]]と相性が良い。~
残るは[[融合素材]]となる[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]][[《魔力吸収球体》]]であるが[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]は[[《E・HERO フォレストマン》]]と[[《増援》]]を共有でき、[[《魔力吸収球体》]]は[[融合素材代用>融合素材代用モンスター]]となる[[《沼地の魔神王》]]とともに[[《サルベージ》]]で回収できる。~
よって、各自の好みで[[カード]]を選択すると良いだろう。~

-[[魔法・罠カード]]について~
なんといっても[[《異星の最終戦士》]]を守る[[カウンター罠]]や[[《我が身を盾に》]]はほぼ必須[[カード]]であろう。~
また、[[《異星の最終戦士》]]を出せたとしても[[《異星の最終戦士》]]以前から存在する[[相手]][[モンスター]]は残る。~
よってある程度の[[モンスター]][[除去]]も必要となってくるだろう。~
[[《ライトニング・ボルテックス》]]であれば[[《聖なる輝き》]]存在下で[[《サンダー・ボルト》]]並となる。~
[[《異星の最終戦士》]]を出した瞬間に[[自分]][[モンスター]]は全て破壊されてしまうため[[《つり天井》]]も面白い。~
[[モンスター]]を制限した後はお互いに1[[ターン]]1枚の[[ドロー]]のみであるため[[1:1交換]]ができれば良い。~
よって[[《強烈なはたき落とし》]]等も採用圏内であろう。~

***【ヴェノム・スワンプ】 [#q0568f46]
 [[《ヴェノム・スワンプ》]]を用いたある種の[[ロック]][[デッキ]]。~
 [[《ヴェノム・スワンプ》]]の弱体化[[効果]]と[[破壊]][[効果]]によって[[相手]][[モンスター]]の制圧を目指す。~
 【異星の最終戦士】と比べ[[《ヴェノム・スワンプ》]]が[[《テラ・フォーミング》]]で[[サーチ]]でき、事故が少ない点で勝るが[[ロック]]の強度はやや低い。~
 [[《聖なる輝き》]]と[[コンボ]]する事で[[セット]]による[[《ヴェノム・スワンプ》]]の回避からの総[[攻撃]]等を防ぐ事ができる。~

-[[モンスター]]について~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]の存在によりあまり[[モンスター]]の維持は期待できない。~
よって[[ヴェノム]]や[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を採用し[[《ヴェノム・スワンプ》]]を回避すると良いだろう。~

--[[《エア・サーキュレーター》]]~
[[手札交換]]をしつつ[[壁]]となる[[モンスター]]。~
[[サーチ]]が難しい[[《聖なる輝き》]]や[[フィニッシャー]]となる[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]を[[ドロー]]するためにも有効である。~

--[[《ワイト夫人》]]・[[《魂虎》]]~
[[《ワイト夫人》]]は[[レベル]]3にして[[守備力]]2200を持つ[[モンスター]]。~
[[効果]]の関係上、他に[[アンデット族]][[モンスター]]を採用してみるのもおもしろいだろう。~
[[《魂虎》]]は[[レベル]]4にして[[守備力]]2100を持つ[[モンスター]]。~
普段はあまり見向きもされないであろう[[カード]]であるが、この[[デッキ]]においては優秀な[[モンスター]]として活躍する。~
[[通常モンスター]]としての[[サポート>サポートカード]]の多さ、[[守備力]]2100という[[壁]]としての能力はこの[[カード]]だけの利点である。~

--[[《王立魔法図書館》]]~
上記2枚と比べると[[守備力]]は劣るが[[ドロー]][[効果]]を持つ。~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]や[[《聖なる輝き》]]を維持する関係上[[手札]]消費が激しくなるこの[[デッキ]]では優秀である。~

--[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]~
[[守備力]]は0ではあるが[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つため場持ちが良い。~
[[《聖なる輝き》]]影響下であれば普段できない[[表側守備表示]]での[[召喚]]ができ、うまく行けば[[相手]]の[[カード]][[効果]]に対する[[耐性]]をも得られる。~

-[[魔法・罠カード]]について~
なによりも守っているだけでは[[デュエル]]に勝つのは難しい。~
そこで[[フィニッシャー]]となる[[バーン]][[カード]]の採用が視野に入る。~
幸い[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]といった[[ヴェノムカウンター]]を利用した[[バーン]][[カード]]が存在するためさほど難しくない。~

--[[《終焉のカウントダウン》]]~
[[ロック]]系の[[デッキ]]において最も活躍するであろう[[特殊勝利]][[カード]]。~
[[ライフコスト]]、[[サーチ]]の少なさからやや難しいが[[発動]]さえしてしまえば後は守り抜くだけである。~

--[[《波動キャノン》]]~
[[発動]]からの[[ターン]]数で[[バーン]]の[[ダメージ]]が上昇する[[カード]]。~
[[《終焉のカウントダウン》]]に比べ速く、[[ライフコスト]]は無いが[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫し[[除去]]に弱い。~

--[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]による[[ヴェノムカウンター]]を利用し[[バーン]]する事ができる[[カード]]。~
上記の2枚に比べこちらが[[ロック]]の体系を維持していれば自身の[[攻撃力]]0の[[モンスター]]に自動的に[[ヴェノムカウンター]]が貯まって行くため、後はゆっくりとこの[[カード]]を[[ドロー]]するのを待てば良い。~
初期[[ライフ]]である8000を1枚で削るには12個の[[ヴェノムカウンター]]が必要であるが[[《ヴェノム・スワンプ》]]は[[エンドフェイズ]]毎に[[ヴェノムカウンター]]をのせるため、実際はわずか6[[ターン]]で[[バーン]]の準備ができる。~

--[[《メタル・リフレクト・スライム》]]~
[[攻撃力]]0かつ[[守備力]]3000の[[罠モンスター]]。~
[[《魂虎》]]等でも十分ではあるが[[《聖なる輝き》]]と[[《宮廷のしきたり》]]を共有できる点で他のカードと差別化される。~
[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫するが[[壁]]として申し分の無い活躍が望める。~

***【ブラック・ガーデン】 [#q0569f46]
 [[《聖なる輝き》]]の影響下であれば確実に[[相手]][[モンスター]]を弱体化でき、[[トークン]]の生成を行える。~
 生成した[[トークン]]を利用し[[上級]]・[[最上級モンスター]]等で[[デュエル]]を進める。~
 [[《聖なる輝き》]]のおかげで[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]に警戒しなくていいのは[[上級]]・[[最上級モンスター]]には小さいが大きい利点。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#q0555f46]
 [[《聖なる輝き》]]の影響下を基本に考えているため[[《聖なる輝き》]]がなければ若干苦しい。~
 [[《不幸を告げる黒猫》]]等で[[サーチ]]、[[《宮廷のしきたり》]]等で[[《聖なる輝き》]]を守りたい。~
 [[《異星の最終戦士》]]を採用していた場合[[《異星の最終戦士》]]・[[《聖なる輝き》]]のどちらかを[[破壊]]されると、[[ロック]]が崩れてしまい、敗北に直結する。~
 逆に言えば守り切る事ができれば勝利に至るため[[カウンター罠]]を多めに採用したい。~
 この[[デッキ]]において最大の弱点は「[[表側攻撃表示]]での[[切り札>フィニッシャー]]の[[召喚]]に一切の抑止力がないこと」だろう。~

**代表的な[[カード]] [#pe644042]
-[[《聖なる輝き》]]
-[[《異星の最終戦士》]]

**関連リンク [#a5188069]
-[[デッキ集]]