*【&ruby(せいきし){聖騎士};】 [#jdad4f69]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#q341035e]
 [[EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−]]で登場した、[[聖騎士]]と名のついた[[戦士族]]で統一された[[カテゴリ]]の[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[装備魔法]]の[[聖剣]]を駆使するので[[【装備ビート】]]に近いが、[[聖剣]]は[[聖騎士]]の強化よりも[[聖騎士]]の持つ[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[効果]]を引き出すと言う特殊な役割があるのが特徴。~

 《聖騎士ガウェイン/Noble Knight Gawayn》
  効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1900/守 500
 自分フィールド上に光属性の通常モンスターが存在する場合、
 このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。

 《聖騎士モルドレッド/Noble Knight Medraut》
  効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1700/守1000
 このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、通常モンスターとして扱う。
 このカードが「聖剣」と名のついた装備魔法カードを装備している限り、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●このカードはレベルが1つ上がり闇属性になる。
 また、1ターンに1度、自分フィールド上に
 このカード以外のモンスターが存在しない場合に発動できる。
 デッキから「聖騎士モルドレッド」以外の
 「聖騎士」と名のついたモンスターを1体を表側守備表示で特殊召喚し、
 自分フィールド上の装備魔法カード1枚を選んで破壊する。

 《聖騎士ガラハド/Noble Knight Gwalchavad》
 効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1500/守1800
 このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、通常モンスターとして扱う。
 このカードが「聖剣」と名のついた装備魔法カードを装備している限り、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●自分の墓地の「聖騎士」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターを手札に加え、
 自分フィールド上の「聖剣」と名のついた装備魔法カード1枚を選んで破壊する。
 「聖騎士ガラハド」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《天命の聖剣/Noble Arms of Destiny》
 装備魔法
 戦士族モンスターにのみ装備可能。
 装備モンスターは1ターンに1度だけ、戦闘及びカードの効果では破壊されない。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
 自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた
 戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。
 「天命の聖剣」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
 また、「天命の聖剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

**[[デッキ]]構築に際して [#j707f5f6]

***[[モンスターカード]]について [#ra43cae2]
―[[下級>下級モンスター]][[聖騎士]]~
 [[《聖騎士ジャンヌ》]]を除けば、いずれも[[通常モンスター]]か[[通常モンスター]]に関わる[[効果]]を持っている。~
 [[アドバンテージ]]を稼ぐのに長けており、[[エクシーズ召喚]]も容易であるためこのデッキの主役となる。~

-[[《聖騎士アルトリウス》]]~
[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]1800の[[通常モンスター]]。~
単なる[[通常モンスター]]として見た場合は中途半端であるが[[属性]]・[[種族]]に恵まれた[[聖騎士]]であり、[[《聖騎士ガウェイン》]]の[[特殊召喚]]条件を満たせる。~
[[装備魔法]]を多用するため[[攻撃力]]の差は重要になるものの、[[《聖騎士ガラハド》]]・[[《聖騎士モルドレッド》]]らも[[通常モンスター]]として扱う[[効果]]を持っており、また追加効果も合わせ持つ。~
こちらを複数投入する場合は、[[《レスキューラビット》]]を筆頭とする[[通常モンスター]][[サポートカード]]をより多く受けられる点を考慮したい。~

-[[《聖騎士ガウェイン》]]~
[[光属性]]の[[通常モンスター]]が[[自分]][[フィールド]]に存在するだけと言う極めて緩い条件で[[特殊召喚]]が可能な[[聖騎士]]。~
自身で[[特殊召喚]]した場合[[表側守備表示]]なので[[攻撃]]には参加できないが、[[《聖剣アロンダイト》]]の[[除去]][[効果]]の使用や[[エクシーズ素材]]にする分には問題ない。~
[[召喚制限]]もないので1900打点の[[下級モンスター]]として扱える点も優秀。~
特に事情がなければ可能な限り投入したい。~

-[[《聖騎士モルドレッド》]]~
[[聖剣]]を装備する事で[[通常モンスター]]扱いから[[効果モンスター]]になる。~
[[効果モンスター]]の時は、[[闇属性]]となり[[レベル]]が1つ上がり、この[[カード]]以外の[[自分]]の[[モンスター]]が存在しない場合[[同名カード]]以外の[[聖騎士]]を[[リクルート]]でき、その後[[聖剣]]を[[破壊]]する。~
[[通常モンスター]]扱いの時は[[《聖騎士ガウェイン》]]の[[特殊召喚]]条件を満たせ、[[聖剣]]を装備すれば[[リクルート]][[効果]]で[[エクシーズ召喚]]が可能になる。~
[[レベル]]上昇効果が[[エクシーズ召喚]]の妨げになるように見えるが、[[聖剣]]をリクルートした別の[[聖騎士]]に装備すれば問題ない。~
[[《魔聖騎士ランスロット》]]を[[リクルート]]し、自身に[[聖剣]]を装備すれば、[[ランク]]5の[[エクシーズ召喚]]も狙えるので柔軟性が高い。~
こちらもやはり可能な限りの投入が望まれる。~

-[[《聖騎士ガラハド》]]~
[[《聖騎士モルドレッド》]]と同じく[[聖剣]]を装備する事で[[通常モンスター]]扱いから[[効果モンスター]]になる。~
こちらは[[効果モンスター]]扱いの場合[[聖剣]]を[[聖騎士]]限定の[[《戦士の生還》]]に変換でき、[[聖剣]]は再度装備できるので[[アドバンテージ]]を稼げる。~
[[手札]]から[[特殊召喚]]可能な[[《聖騎士ガウェイン》]]とは相性が良いが、この[[カード]]以外の[[聖騎士]]がいない場合は[[聖剣]]の再装備[[効果]]を使用した場合は、[[《聖騎士ガウェイン》]]の[[特殊召喚]]条件を満たせなくなる点には注意。~
[[《聖騎士モルドレッド》]]と比べた場合、[[リクルート]]と[[サルベージ]]では前者が優先されるが、こちらは[[フィールド]]上の状況に左右されないという[[メリット]]がある。~
[[《聖騎士モルドレッド》]]との使い分けのためにやはり複数投入すべきである。~

-[[《聖騎士ジャンヌ》]]~
[[攻撃]]時[[攻撃力]]が300ダウンする[[デメリット]][[効果]]と[[相手]]に[[破壊]]された場合に[[手札]]を1枚捨て、[[墓地]]の[[レベル]]4以下の[[戦士族]]を[[サルベージ]]できる。~
[[デメリット]][[効果]]のため[[アタッカー]]としては不安定であり、[[サルベージ]][[効果]]も[[《聖騎士ガラハド》]]と比べた場合、[[発動条件]]が受動的であり[[ディスアドバンテージ]]である。~
[[聖剣]]がなくとも[[効果]]が使えるという[[メリット]]はあるが全体的に中途半端であるため優先度は低い。~

―その他の[[聖騎士]]~
 [[《魔聖騎士ランスロット》]]は[[上級モンスター]]であり、[[《聖騎士王アルトリウス》]]は[[エクシーズ素材]]を[[聖騎士]]に指定し[[墓地]]に[[聖剣]]がないと本領を発揮できないため、それぞれやや癖がある。~

-[[《魔聖騎士ランスロット》]]~
[[自分]][[フィールド]]上の[[光属性]]の[[通常モンスター]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[手札]]または[[墓地]]から[[特殊召喚]]でき、[[聖騎士]]を[[リリース]]する事で[[聖剣]]を[[サーチ]]できる。~
[[特殊召喚]][[効果]]も[[サーチ]][[効果]]も[[ボード・アドバンテージ]]を失うが、[[聖剣]]を手早く揃えられる。~
[[《聖騎士モルドレッド》]]以外の[[聖騎士]]とは[[レベル]]が合わないことや[[リクルート]]が容易な事、自身が[[フィールド]]上に1体しか存在できないことを考慮すると投入枚数は控えめで良い。~

-[[《聖騎士王アルトリウス》]]~
[[レベル]]4[[聖騎士]]2体を[[エクシーズ素材]]に指定する[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]。~
[[エクシーズ召喚に成功した]]時[[自分]]の[[墓地]]の[[聖剣]]を三種類まで装備できる効果と、[[1ターンに1度]][[自分]]の[[聖剣]]の数まで[[フィールド]]上の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~
[[魔法・罠カード]]の[[除去]][[効果]]は[[セット]][[カード]]が多い場合妨害される可能性が極めて高いため、[[《サイクロン》]]や[[《聖剣アロンダイト》]]の[[除去]]に任せた方が賢明である。~
それでも[[相手]]の[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]が多い時や[[墓地へ送られた]][[聖剣]]の再利用がしたい時など、この[[デッキ]]では役立つ機会は多いため[[エクストラデッキ]]での優先度は高い。~

―[[エクストラデッキ]]~
 [[戦闘]]での主力となるのは[[エクシーズモンスター]]であるが、[[聖剣]]を有効活用できるのは[[シンクロモンスター]]に多くそれらをどれだけ採用するかの見極めが重要となる。~

-[[エクシーズモンスター]]
--[[ランク]]4~
縛りのある[[エクシーズモンスター]]で有効なのは下記で挙げたものだが、[[《聖騎士ガウェイン》]]の存在から[[エクシーズ素材]]を3体要求するものも比較的簡単に[[エクシーズ召喚]]が可能。~

---[[《H−C エクスカリバー》]]・[[《機甲忍者ブレード・ハート》]]~
[[聖騎士]]は皆[[戦士族]]であるためこの[[デッキ]]では[[縛り]]のない[[エクシーズモンスター]]とほぼ同じ手軽さで出せる。~
前者は自身の[[効果]]で[[攻撃力]]減少をリセットできるため、[[《聖剣アロンダイト》]]と相性がいい。~
後者は総ダメージ量が大幅に上昇するため、[[攻撃力]]が上昇する[[聖剣]]と組み合わせると強力。~
どちらも非常に攻撃的な効果であるため、状況に応じて使い分けたい。~

---[[《輝光子パラディオス》]]・[[《セイクリッド・オメガ》]]~
[[聖騎士]]は大半が[[光属性]]なのでこれらの[[エクシーズ召喚]]も容易。~
前者は逆転やトドメに、後者は序盤の様子見に最適である。~

--その他の[[ランク]]~
[[《魔聖騎士ランスロット》]]と[[《聖騎士モルドレッド》]]によって[[除去]][[効果]]を持つ[[ランク]]5も比較的狙いやすい。~
特に[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]で[[聖騎士]]だけでは難しい大型[[モンスター]]に対処でき、大ダメージを与えられる。~
[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]の補助として[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]や[[《セイクリッド・オメガ》]]の有効活用のために[[《セイクリッド・トレミスM7》]]も採用したい。~
また、[[《シャーク・フォートレス》]]で[[《H−C エクスカリバー》]]への[[2回攻撃]]を付与させるのも面白い。~

-[[シンクロモンスター]]~
[[シンクロモンスター]]を取り入れる場合は、[[聖剣]]を有効活用できるものが主になる。~

--[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]~
狙った[[装備魔法]]を[[サーチ]]するのは若干確実性に欠けるものの、[[装備魔法]]を多く投入するこの[[デッキ]]では有効な[[サーチ]][[効果]]を持った[[シンクロモンスター]]。~
主に[[聖剣]]が[[手札]]に存在しない場合に役立つので、下記の[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]とは状況によって使い分けたい。~

--[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]~
[[装備カード]]が装備された時、800ポイントの[[効果ダメージ]]を相手に与え、[[装備カード]]を[[墓地へ送る]]事で[[表側表示]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]とは逆に[[聖剣]]が[[手札]]に存在する時に有効な[[効果]]を持った[[シンクロモンスター]]。~
特に[[《聖剣アロンダイト》]]を装備した場合、800ポイントの[[バーン]]に加えて[[セット]][[カード]]の[[破壊]]、[[表側表示]][[モンスター]]の[[除去]]と大きな[[アドバンテージ]]を稼ぐことが可能。~
ただし、自身の[[効果]]で[[聖剣]]を[[墓地へ送った>墓地へ送られた]]場合、[[破壊]]ではないので[[聖騎士]]が存在していても再度装備することはできないのには注意。~

--[[《スクラップ・ドラゴン》]]~
[[聖騎士]]がいる状況で[[聖剣]]を[[破壊]][[効果]]の[[対象]]とすれば実質ノー[[コスト]]で万能[[除去]]が可能になる。~
[[効果]]は強力だが、[[レベル]]8なので[[《ヴァイロン・プリズム》]]等の[[レベル]]4の[[チューナー]]を採用しないと[[下級>下級モンスター]][[聖騎士]]では[[シンクロ召喚]]がやや難しいのが欠点。~
[[《魔聖騎士ランスロット》]]がほとんどの[[聖騎士]]と入れ替えられる点を利用して[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]と使い分けられるようにしておくのが無難か~

―その他相性の良い[[モンスター]]~
 [[聖騎士]]は[[光属性]]・[[戦士族]]が大半であり、[[聖剣]]も多用するため必然的にそれらと相性の良い[[モンスター]]を採用することとなる。~

-[[《フォトン・スラッシャー》]]~
[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在しないという非常に緩い条件で[[特殊召喚]]が可能な[[モンスター]]。~
[[属性]]や[[種族]]面からも[[聖騎士]]とは[[サポートカード]]を共有しやすく、[[聖騎士]]に[[《奈落の落とし穴》]]を使わせないための囮にもなる。~
しかし、[[アドバンテージ]]が取れる[[《聖騎士モルドレッド》]]とは相性が悪いため、枚数はよく考えたい。~

-[[《オネスト》]]~
[[光属性]]の代表的な[[サポートカード]]~
この[[デッキ]]の場合、[[聖剣]]が[[除去]]された、またはない場合の[[聖騎士]]のフォローにもなるので是非採用したい。~

-[[《A・ジェネクス・バードマン》]]~
[[《聖騎士ガウェイン》]]を[[手札]]に[[戻す]]事で展開を鈍らさず[[特殊召喚]]が可能な[[チューナー]]。~
[[レベル]]3であるため[[装備魔法]]に関する効果を持った[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]にも繋げやすい。~
[[シンクロ召喚]]を取り入れるなら最も優先して採用したい。~

-[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
ダブついた[[聖剣]]をコストに[[レベル]]4の[[モンスター]]をを[[リクルート]]できる。~
[[手札事故]]の軽減だけでなく[[エクシーズ召喚]]も補助できる。~

-[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]~
[[光属性]]・[[戦士族]]の[[デュアル]][[モンスター]]。~
[[聖騎士]]とサポートが共有できるだけでなく、[[E・HERO]]であるため[[HERO]]の[[サポートカード]]、[[《デュアルスパーク》]]等の[[デュアル]][[サポートカード]]も投入できる。~
他の[[デュアル]][[モンスター]]は[[装備カード]]に関する効果を持つ、[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]等が候補に上がる。~

-[[《レスキューラビット》]]~
[[《聖騎士アルトリウス》]]を[[リクルート]]し、[[エクシーズ召喚]]に繋げることのできる[[通常モンスター]]の[[サポートカード]]。~
[[腐る]]のが心配な場合は[[《アレキサンドライドラゴン》]]等も採用すると良い。~

-[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]~
この[[デッキ]]では[[エクシーズ召喚]]にこそ不向きではあるが簡単に[[特殊召喚]]でき戦線を強化できる。~
[[エクストラデッキ]]を圧迫するが[[レベル]]3の[[チューナー]]と[[《星態龍》]]の[[シンクロ召喚]]も可能。~

-[[《ヴァイロン・キューブ》]]~
[[光属性]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]となれば[[装備魔法]]をサーチできる[[チューナー]]。~
[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]や[[装備魔法]]に関する効果を持つ[[ヴァイロン]]の[[シンクロモンスター]]、[[戦士族]]である[[《ライトニング・ウォリアー》]]等が候補になる。~
ただし、こちらも[[エクストラデッキ]]を圧迫するので採用は慎重に検討したい。~

***[[魔法・罠カード]]について [#x50b09a0]
―[[聖剣]]~
 共通[[効果]]として[[戦士族]]にのみ装備可能で、[[表側表示]]の状態で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合、[[聖騎士]]に再度装備することができ、弱点の1つである[[装備魔法]]の[[除去]]をある程度克服している。~
 ただし、[[同名カード]]の[[聖剣]]は複数[[フィールド]]上存在できないのでフル投入すると腐りやすくなるため、バランス良く複数の種類の[[聖剣]]を採用したい。~

-[[《聖剣アロンダイト》]]~
[[聖剣]]の共通[[効果]]と[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を500ポイント下げる事で[[セット]]された[[カード]]を[[破壊]]できる。~
能動的に[[アドバンテージ]]を稼げる[[聖剣]]であるため最も優先して採用したい。~
また、[[相手]][[フィールド]]上の[[戦士族]][[モンスター]]に装備し[[除去]][[効果]]を使用できる。~
[[【戦士族】]]が相手でなくとも[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]などで利用できる場合があるのは覚えておきたい。~

-[[《天命の聖剣》]]~
[[聖剣]]の共通[[効果]]と[[装備モンスター]]に[[1ターンに1度]]の[[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]の[[耐性]]を付ける。~
[[装備カード]]の弱点である[[モンスター]]の[[除去]]をある程度補える有用な[[聖剣]]であるためやや受動的な[[効果]]ではあるもののやはり優先的に採用したい。~

-[[《聖剣ガラティーン》]]~
[[聖剣]]の共通[[効果]]と[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を1000ポイント上げ、自分の[[スタンバイフェイズ]]毎に200ポイント[[攻撃力]]がダウンする。~
徐々に弱体化するものの[[《デーモンの斧》]]と同じ[[攻撃力]]アップができるので強化系の[[装備魔法]]としては申し分のない性能である。~
ただ、[[攻撃力]]の上昇をそれほど重視しないなら選択肢を増やす程度の採用でも良い。~

-[[《聖剣カリバーン》]]~
[[聖剣]]の共通[[効果]]と[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を500ポイント上げ、[[1ターンに1度]]ライフを500回復できる。~
上記の[[聖剣]]に比べると癖がない代わりに大きな取り柄もないため、選択肢を広げる程度の採用になるだろう。~
序盤に[[効果]]を適用できれば、共通[[効果]]も合わせてバカにならない[[回復]]を行える。~

―その他の[[魔法・罠カード]]~
 [[聖騎士]]は[[戦士族]]であり、[[装備魔法]]の[[聖剣]]を駆使するためそれらの[[サポートカード]]が中心となる。~
 ただし、[[聖剣]]に[[デッキ]]スペースを割く必要がある以上[[汎用性]]の高い[[カード]]の採用に抑えたい。~

-[[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]~
[[戦士族]]の代表的な[[サポートカード]]。~
前者は[[必須カード]]であるが、後者は[[《聖騎士ガラハド》]]と役割が被るところがあるため採用枚数は要検討となる。~

-[[《禁じられた聖槍》]]・[[《禁じられた聖衣》]]~
[[聖剣]]は[[装備魔法]]のため[[聖騎士]]が[[フィールド]]上に存在しなくては腐ってしまう。~
そのため[[聖騎士]]を[[《奈落の落とし穴》]]等の[[除去]]から守るには有効な[[カード]]である。~
また、[[コンバットトリック]]としても使用できるため攻撃的な使い方もできるのも評価できる。~
ただし、自分の[[モンスター]]に使うと、[[聖剣]]の[[強化]]を受けられなくなったり、装備自体ができなくなる。使いどころには注意しよう。~
[[《禁じられた聖槍》]]の場合は、[[《聖騎士モルドレッド》]]や[[《聖騎士ガラハド》]]は[[聖剣]]の[[効果を受けない]]が、装備している時の自身の効果は適用可能であるため優先して採用したい。~

-[[《簡易融合》]]~
柔軟な[[エクシーズ召喚]]が可能になる[[通常魔法]]。~
[[《魔導騎士ギルティア》]]・[[《カルボナーラ戦士》]]を採用すれば[[ランク]]5と[[ランク]]4を使い分けができるだけでなく、使い捨てになるが[[《聖剣アロンダイト》]]の[[除去]][[効果]]を使用することも可能。~
ただし、[[エクシーズモンスター]]に加えて[[シンクロモンスター]]も採用する場合はより入念な[[エクストラデッキ]]の調整が求められる。~

-[[《アームズ・ホール》]]~
[[通常召喚]]権と引き換えに[[装備魔法]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる。~
[[聖剣]]その場の状況によって選べるのは優秀だが、[[通常召喚]]できないので[[《フォトン・スラッシャー》]]等のフォローは忘れないようにしたい。~
また、[[《魔聖騎士ランスロット》]]や[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]の存在も考慮して採用枚数を決めたい。~

-[[《月の書》]]~
[[攻撃]]・[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]を妨害できる[[汎用性]]の高い[[速攻魔法]]。~
この[[デッキ]]では[[《聖剣アロンダイト》]]との[[除去]][[効果]]の補助にもなる。~
[[制限カード]]なので過信はできないが、できることなら採用したい。~

-[[《ダブル・サイクロン》]]~
[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を除去しつつ、[[聖剣]]を能動的に[[破壊]]し、[[《聖剣アロンダイト》]]・[[《天命の聖剣》]]の[[効果]]の再使用を狙うことができる[[速攻魔法]]。~
それらの[[聖剣]]が揃わない場合は[[《サイクロン》]]に[[汎用性]]で劣るので、[[聖剣]]への依存度が高い場合に採用を考えたい。~

//-[[《拘束解放波》]]~
//[[聖剣]]を[[破壊]]して[[相手]]の[[魔法・罠>魔法・罠カード]]の[[セット]][[カード]]を全て[[破壊]]する[[魔法カード]]。~
//複数の[[カード]]を[[破壊]]できる可能性があるが、[[セット]][[カード]]しか[[破壊]]できない点で[[《ダブル・サイクロン》]]に劣る。~
//スペルスピード1な上に自分の破壊が装備魔法に限定、セットカードなら聖剣アロンダイトで除去できるしセットカード全て破壊できる点もダブルサイクロンより優先する理由としては乏しい。

-[[《アサルト・アーマー》]]~
[[聖騎士]]は全て[[戦士族]]であり、[[聖剣]]と[[装備魔法]]のサポート[[カード]]を共有する事できる。~
[[《H−C エクスカリバー》]]はもちろん、[[攻撃力]]が上昇する[[聖剣]]をフル装備した[[《聖騎士王アルトリウス》]]も3500の[[攻撃力]]で[[連続攻撃]]できるため、非常に強力。

**戦術 [#g5cff69a]
 [[聖剣]]が[[手札]]に存在するなら[[《聖騎士モルドレッド》]]の[[リクルート]]によって、[[聖剣]]が[[手札]]にないなら[[《聖騎士ガウェイン》]]を駆使して[[エクシーズ召喚]]を狙うのが基本となる。~
 [[墓地]]の[[聖騎士]]は[[《聖騎士ガラハド》]]や[[《戦士の生還》]]によって使い回したい。~

 [[聖剣]]は[[セット]][[カード]]を[[除去]]できる[[《聖剣アロンダイト》]]なら[[エクシーズ召喚]]の妨害もある程度防ぐことができる。~
 [[エクシーズ召喚]]の妨害が避けられないと判断した場合は[[《聖剣ガラティーン》]]を筆頭とする[[聖剣]]によって[[ビートダウン]]を行えば打点負けはしにくだろう。~

 [[相手]]が大型[[モンスター]]を出してきた場合は、[[《魔聖騎士ランスロット》]]・[[《聖騎士モルドレッド》]]で[[ランク]]5の[[エクシーズ召喚]]で除去すれば良い。~
 [[墓地]]に[[聖剣]]がたまってきたら[[《聖騎士王アルトリウス》]]を[[エクシーズ召喚]]し[[聖剣]]まとめて装備し勝負を決めたい。~

**[[デッキ]]の種類 [#hadc005d]
***[[通常モンスター]]軸 [#e71d0b56]
 [[《聖騎士アルトリウス》]]が[[通常モンスター]]であること、[[《聖騎士ガウェイン》]]が[[光属性]]の[[通常モンスター]]に関する効果を持つことから[[聖剣]]の採用枚数を絞り、[[【通常モンスター】]]寄りにしたもの。~
 [[通常モンスター]]で最も[[攻撃力]]の高い[[《アレキサンドライドラゴン》]]や、[[HERO]]のサポートを組み込める[[《E・HERO スパークマン》]]等が採用候補となる。~

 [[通常モンスター]]の[[サポートカード]]としては[[《レスキューラビット》]]は当然として、[[通常モンスター]][[ドロー]]をに変換できる[[《馬の骨の対価》]]・[[《凡人の施し》]]、[[通常モンスター]]を[[蘇生]]できる[[《思い出のブランコ》]]等。~
 これらを駆使して[[アドバンテージ]]を稼ぎつつ[[エクシーズ召喚]]を狙っていく事となる。~

 このタイプでは[[聖剣]]は採用しないことも考えられるので通常の【聖騎士】より[[手札事故]]は起きにくい。~
 反面、[[除去]]や[[ビートダウン]]は[[エクシーズモンスター]]への依存度が大きいため、[[エクシーズ召喚]]を封じられると厳しい戦いを強いられる。~

**[[デッキ]]の派生 [#yd20a239]
***【聖騎士HERO】 [#m66d6426]
 [[聖騎士]]と[[サポートカード]]を共有できる[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]が[[E・HERO]]であることに着目し、[[【E・HERO】]]要素を取り入れた[[デッキ]]。~
 [[《超融合》]]による[[除去]]や[[《ミラクル・フュージョン》]]から[[《E・HERO The シャイニング》]]を[[融合召喚]]し決定力の底上げできるのが強み。~

***【聖騎士ロード】 [#s3c4befc]
 [[《聖騎士王アルトリウス》]]が[[墓地]]から[[聖剣]]を装備できることを活かし、[[【ライトロード】]]要素を取り入れた[[デッキ]]~
 [[ライトロード]]で[[聖剣]]や[[聖騎士]]が[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]ため、[[聖剣]]を再利用できる[[《聖騎士王アルトリウス》]]や[[《戦士の生還》]]はやや多めに投入することとなる。~
 採用する[[ライトロード]]は[[聖騎士]]と[[種族]]が一致する[[《ライトロード・パラディン ジェイン》]]・[[《ライトロード・モンク エイリン》]]、能動的な[[除去]]の行える[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]が相性が良い。~

 [[《聖騎士ガラハド》]]の[[サルベージ]][[効果]]が使いやすくなる他、[[ライトロード]]の[[除去]]によって対応力が向上するのが[[メリット]]。~
 逆に[[リクルート]][[効果]]の[[《聖騎士モルドレッド》]]は若干であるが扱いにくくなる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#f2e1c14c]
 [[装備魔法]]を多用する以上、[[聖剣]]と[[聖騎士]]どちらが欠けても戦力ダウンは避けられない。~
 そのため、[[手札事故]]を起こさないように[[聖剣]]と[[聖騎士]]の投入枚数は[[デッキ]]調整を繰り返したい。~

 [[聖剣]]の性質上[[【装備ビート】]]の弱点である[[装備魔法]]に対する[[除去]]の弱点はある程度克服しているが、装備する側の[[聖騎士]]を[[除去]]されては厳しい展開になる。~
 [[《天命の聖剣》]]である程度補うことができるが[[《強制脱出装置》]]による[[バウンス]]や、[[《交響魔人マエストローク》]]による[[裏側守備表示]]にされるなど穴も多いので過信は禁物である。~
 これらは[[《禁じられた聖槍》]]・[[《禁じられた聖衣》]]や各種の[[カウンター罠]]等で対抗したい。~

 [[エクシーズ召喚]]によって[[除去]]は補えるが[[《聖騎士王アルトリウス》]]以外を[[エクシーズ召喚]]した場合、[[聖剣]]の再装備[[効果]]は使用できなくなってしまう。~
 このため、他の[[デッキ]]以上に[[エクシーズ召喚]]のタイミングは慎重に見極めなくてはならない。~

 [[《スキルドレイン》]]はかなり厄介な[[カード]]で、[[《聖騎士ガラハド》]]等の[[効果]]が使えなくなるだけでなく[[通常モンスター]]扱いでなくなるので[[《聖騎士ガウェイン》]]の[[特殊召喚]]も妨害してくる。~
 この[[カード]]を使用する[[デッキ]]が相手の場合は[[《サイクロン》]]等の[[除去]][[カード]]は温存しておきたい。~

 また、[[光属性]]・[[戦士族]]を主軸とする以上それらの[[メタカード]]には十分注意したい。~
 前者なら[[《閃光を吸い込むマジック・ミラー》]]、後者なら[[《サイファー・スカウター》]]等がある。~

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**代表的なカード [#nf012ee8]
-[[《聖騎士ガウェイン》]]
-[[《聖騎士モルドレッド》]]
-[[《聖騎士ガラハド》]]

**関連リンク [#lf73e02b]
-[[聖騎士]]

-[[聖剣]]

-[[【戦士族】]]
-[[【装備ビート】]]

-[[デッキ集]]