GALACTIC OVERLORDで登場した、「聖刻」と名のついたカード群を中心としたビートダウンデッキ。
中でも《聖刻龍王−アトゥムス》軸を指すことが多い。
聖刻モンスターの多くは、自身がリリースされるとドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
高い展開力と高ランクエクシーズモンスターによる制圧力の両立が特徴といえる。
2012年3月期の環境ではその制圧力をいかんなく発揮し、トップメタの一角を担った。
しかし2012/09/01に《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が制限カードに指定され、安定性が低下。
その後、LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した征竜の恩恵を大いに受けて再浮上するも、こちらも2015/04/01に最上級征竜が禁止カード入りすると共に大幅なパワーダウンを強いられた。
《聖刻龍王−アトゥムス/Hieratic Dragon King of Atum》 エクシーズ・効果モンスター ランク6/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2100 ドラゴン族レベル6モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、 デッキからドラゴン族モンスター1体を選び、 攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
《召集の聖刻印/Hieratic Seal of Convocation》 通常魔法 デッキから「聖刻」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
《召集の聖刻印》で状況に応じた聖刻をサーチでき、半上級モンスターも多いため、上級モンスターだけのデッキでも十分に回る。
その場合、下級モンスターは《エフェクト・ヴェーラー》や《増殖するG》といったほとんどフィールドに出さないカードだけでもよい。
―聖刻の上級モンスター
《龍王の聖刻印》以外はいずれもリリースされた時に、ドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
《聖刻龍−アセトドラゴン》・《聖刻龍−トフェニドラゴン》がフィールドに出しやすく、それぞれ《召集の聖刻印》に対応しているため手札事故のリスクは小さい。
―聖刻の下級モンスター
手札事故要因にはなりづらいが、やや癖がある。
―ドラゴン族の通常モンスター
聖刻モンスターで特殊召喚していくカードであり、聖刻の効果を使うために必要不可欠な存在。
攻守は0になるので、エクシーズ素材としてレベルを重要視する。
単体では事故要因になりやすいが、これらが不足すると聖刻モンスターの展開力があまり活かせないため、不足しない最小限の見極めが重要となる。
除外されない限りはどこからでも特殊召喚できるが、特殊召喚できない状態でリリースが発生すると手札・デッキを公開しなければならない。
属性にこだわらないならば、《連鎖除外》でまとめて除外されるのを防ぐために、同名モンスターを積むよりも別々のモンスターを1枚ずつ採用した方が良い。
―その他相性の良いモンスター
―エクシーズモンスター
聖刻にはレベルの高いモンスターが多めで、高ランクのエクシーズ召喚も狙い易く、各自のデッキの型に合わせられる選択性に優れている。
また、光属性で統一しやすいため、一部のセイクリッドなどの縛りのあるものも使用することができる。
強制で特殊召喚される通常モンスターを確実に処理するためには、ある程度ランク帯を固めて多めに採用した方が良い。
―聖刻のサポートカード
事故回避のために《召集の聖刻印》は可能な限り積むべきだが、それ以外のカードの優先度はさほど高くない。
―リリースを要求する魔法・罠カード
聖刻モンスターの効果を発動させられるカード。
基本的に聖刻モンスターをある程度積んでいれば聖刻をリリースするカードの枚数は十分に確保できる。
それでもなおリリースできるカードを更に厚くしたい場合に採用を検討しよう。
―その他相性の良い魔法・罠カード
リリースや高ランクのエクシーズ召喚を多用する性質上、カードの消耗が激しくなりがちである。
エクシーズ召喚に対する妨害に対処するためのカードや、ドローソースを採用することになる。
代表的な【聖刻】である《聖刻龍王−アトゥムス》軸について記述する。
その他のデッキタイプについては、デッキの種類を参照。
リリースが必要ない《聖刻龍−トフェニドラゴン》・《聖刻龍−アセトドラゴン》を召喚し、それらをリリースして《聖刻龍−ネフテドラゴン》・《聖刻龍−シユウドラゴン》を特殊召喚する。
その後、特殊召喚した聖刻と、リクルートしたドラゴン族通常モンスターでエクシーズ召喚を行う。
このとき、3枚以上の聖刻を用意できれば、展開と除去を同時に行うことができ、また相手の妨害を受けてもリカバリーしやすくなる。
手札が悪い場合は、手札誘発モンスターや罠カードで凌ぎつつ、《召集の聖刻印》や、《カードカー・D》等のドローソースを用いて、逸早く手札に聖刻を揃える。
手札消費が激しく長期戦には不向きなため、《聖刻龍王−アトゥムス》から《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》をリクルートし、大量展開で一気に勝負を決めたい。
《聖刻龍王−アトゥムス》で《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》をリクルートし、更なる展開に繋げる型。
エクシーズモンスターを連続して大量展開することになり、他のタイプに比べて1ターンキル色がかなり強くなる。
特殊召喚先の筆頭は《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》であり、これを経由して更なる展開を行う。
手札事故の可能性も踏まえると《聖刻神龍−エネアード》等のランク8エクシーズモンスターは諦め、ランク6に特化した構成にしたい。
コンボ以外でも、手札に来た《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を活用するなどすれば、安定性は向上するだろう。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が無制限カードであった頃は、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》が利用できる等強力な1ターンキルルートがあり、最もメジャーとなった構築であった。
しかし禁止・制限カード/2012年9月1日の改訂で《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が規制され、爆発力が落ちた。
聖刻そのものではなく、サポートカードを中心に構築する特殊なタイプ。
《復活の聖刻印》を《マジック・プランター》で墓地へ送り、聖刻を蘇生しつつドローを行う。
安定してこの動きを行うために、《マジック・プランター》と《復活の聖刻印》をフルに積み、永続罠は他にも多数採用する。
《聖刻龍王−アトゥムス》軸 に上記のギミックを組み込むことが多い。
メタカードを搭載できる点が大きな特徴である。
《デモンズ・チェーン》は、相手のモンスターを残したまま妨害ができ、《聖刻龍−トフェニドラゴン》の召喚条件を満たせる。
《虚無空間》も有効で、《マジック・プランター》以外に、《復活の聖刻印》の墓地へ送る効果で能動的に退かす事もできる。
特殊召喚が主体のデッキではあるが、1ターンに集中して展開するので自分の首を絞める心配は少ない。
その他、《王宮の鉄壁》や《デビリアン・ソング》、《群雄割拠》といった選択肢もある。
これらを守るために《宮廷のしきたり》を併用するのも手であろう。
また、《ダブル・サイクロン》・《妖精の風》等で、こちらの永続罠諸共、相手のカードを除去する事も考えられる。
その際、こちらは使い切りの永続罠や破壊を発動条件とする永続罠を選択すれば、損失を最小限に抑えられる。
《王宮のお触れ》等への対策も兼ねて、こういったものは少なくともサイドデッキには用意しておきたい。
他にも、忍者+《忍法 超変化の術》のギミックを組み込む事も可能である。
攻めに回る場合の対応力は落ちるが、【メタビート】の妨害力と1ターンキル性をあわせもつ特異なデッキと言える。
高いステータスと強力な除去効果を持つランク8の《聖刻神龍−エネアード》を主軸とする。
ドラゴン族通常モンスターは、《神龍の聖刻印》・《青眼の白龍》・《トライホーン・ドラゴン》等のレベル8モンスターを採用する。
このタイプは手札事故軽減の為、無暗に1ターンキルを狙わずに制圧力を重視した構築にしておくと安定しやすい。
カードを消費しやすいので、聖刻や《超再生能力》等でディスアドバンテージを補いつつ戦う。
《超再生能力》は効果の適用がエンドフェイズとやや遅いものの、手札の損失を回復しやすい。
《聖刻神龍−エネアード》のリリース回数ならば、十分な手札を稼げるだろう。
重い召喚条件を持つ《聖刻龍−セテクドラゴン》を切り札にしたタイプ。
あまり聖刻に拘る必要はなく、どちらかと言うと通常モンスター軸の【ドラゴン族】に、除去を補うために《聖刻龍−セテクドラゴン》を投入する形になる。
《竜の渓谷》等で積極的に墓地を肥やすため、墓地依存度が上がる。
反面、他の聖刻を無理に採用しなくても良く、安定度は高い。
【聖刻】としては異色の、下級聖刻を主軸とするタイプ。
他のタイプとは毛色が異なり、レベル5〜6の上級聖刻が採用されることは少ない。
《聖刻龍−ドラゴンヌート》のリクルート効果を活かすため、対象を取るカードを多く採用する。
効果に類似性があり、サポートカードを共有できる《青き眼の乙女》を併用する事も可能。
特殊召喚するドラゴン族通常モンスターは、目的に合わせて選択する。
ランク4エクシーズ召喚を狙うなら、《アレキサンドライドラゴン》を初めとするレベル4通常モンスターを採用する。
あるいはドラゴン族通常モンスターのチューナーを使えば、シンクロ召喚が可能になる。
対象をとるカードの選択肢は豊富で、様々なギミックを組み込むことができる。
汎用性の高い《禁じられた聖槍》や《禁じられた聖杯》、《スキル・プリズナー》、《強制脱出装置》等は扱いやすく、腐る心配も少ない。
レベル4モンスターとランク4エクシーズモンスターを軸とするならば、《モンスター・スロット》での展開を狙える。
モンスターのレベルが4で統一されていれば墓地コストを確保し易く、1枚ドローした上で、素材2体または3体のエクシーズ召喚を行える。
《エクリプス・ワイバーン》を除外する事で更なる展開も可能。
《幻惑の巻物》と、対応する属性のレベル4通常モンスターを採用すれば、エクシーズ素材に光属性以外の属性を指定するエクシーズモンスターも使用できる。
また、《ライトニング・チューン》なら、リクルートしたレベル4通常モンスターと共にレベル8シンクロ召喚が可能である。
特に《閃こう竜 スターダスト》は相性が良いので、《召喚僧サモンプリースト》と《ヴァイロン・プリズム》の採用も検討できる。
その他、《聖刻龍−ドラゴンゲイヴ》を併用し、《スキル・サクセサー》や《鎖付きブーメラン》等でのコンバットトリックを中心とするのもよい。
シンクロ召喚を行いたい場合は、ドラゴン族通常モンスターのチューナーを採用する。
基本的には、《ラブラドライドラゴン》でシンクロ召喚できるレベル10の《神樹の守護獣−牙王》・《トライデント・ドラギオン》が主力となるだろう。
また、《ガード・オブ・フレムベル》ならばレベル5の《A・O・J カタストル》や《幻層の守護者アルマデス》等をシンクロ召喚できる。
墓地にドラゴン族を確保しやすい構築ならば、《竜魂の城》と《トライデント・ドラギオン》のコンボが強力である。
シンクロ召喚した《トライデント・ドラギオン》で《竜魂の城》を破壊することで、攻撃回数を増やしながら除外したモンスターを帰還させることができる。
《青き眼の乙女》を採用している場合、《蒼眼の銀龍》で《ガード・オブ・フレムベル》を蘇生し、《トライデント・ドラギオン》をシンクロ召喚することでも同様の動きが可能である。
更に、レベルを変動させるカードを採用することで、シンクロ召喚・エクシーズ召喚の幅を広げることができる。
《スター・ブライト・ドラゴン》でレベルを2つ上げ、《ガード・オブ・フレムベル》をリクルートすればレベル5・7・11のシンクロ召喚が可能。
《ドラゴラド》でレベルを8にし、レベル8通常モンスターを特殊召喚すれば、ランク8のエクシーズ召喚を行う事もできる。
《ドラゴラド》は単体でも、《ガード・オブ・フレムベル》・《ラブラドライドラゴン》を蘇生し、レベル5・10のシンクロ召喚を行える。
あるいは《緊急テレポート》+《調星師ライズベルト》+サイキック族チューナーのセットを組み込めば、選択肢は更に増える。
ただし、メインデッキ・エクストラデッキの圧迫や、手札事故といった問題にも注意を払う必要がある。
リリースされると通常モンスターを特殊召喚できる《聖刻龍−トフェニドラゴン》の存在から、様々な派生デッキを考案出来る。
《忍者マスター HANZO》等の忍者を採用し、《忍法 超変化の術》によるドラゴン族のリクルートを狙う。
《忍法 超変化の術》は墓地へ送る効果なので、聖刻では対処の難しい破壊耐性を持つモンスターを除去できる。
聖刻はレベル5・6のモンスターが主力なので、無理なくリクルート効果を使用できるのもメリット。
さらに《忍者マスター HANZO》は闇属性であるため、カオスモンスターの採用も見込めるようになる。
問題は、忍者にどれぐらいデッキスペースを割くかである。
少ないと《忍法 超変化の術》が腐りやすくなり、多いと逆にドラゴン族モンスターの選択肢を狭めることになる。
常に相手の戦略を見越したプレイングが要求されるので無暗に1ターンキルを狙わない方が得策である。
儀式魔法が手札のリリースであることを利用し、レベル6の儀式召喚を多用する【リチュア】との混合型。
《聖刻龍−トフェニドラゴン》や《聖刻龍−シユウドラゴン》、《エレキテルドラゴン》をリリースして、レベル6儀式モンスターを展開する。
それらのモンスター効果を使った後は、続けて聖刻モンスターが特殊召喚した通常モンスターとで、ランク6のエクシーズ召喚が行える。
【聖刻】よりも戦術の幅が広がり、【リチュア】に比べ爆発力が出る。
ただし、必然的に上級モンスターが多くなるので、安定度は下がる。
枚数の調整が、一番の課題になるだろう。
詳細は該当ページを参照。
レベル6モンスターが大半を占め、アドバンス召喚のディスアドバンテージを即座に回復できる帝を聖刻のリリースに用いる複合型。主に《聖刻龍−トフェニドラゴン》をコンボの起動に用いるため、【トフェニ帝】とも呼ばれる。
《セイクリッド・トレミスM7》は効果の発動時にエクシーズ素材として墓地に送ったカードも手札に回収できる点を利用し、聖刻をリリースして帝をアドバンス召喚。
聖刻の効果で特殊召喚した《エレキテルドラゴン》と帝で《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚し、墓地からコンボに用いた帝か聖刻を回収してボードアドバンテージ・ハンドアドバンテージを維持するのが主な流れになる。
採用する帝は汎用性の高い《邪帝ガイウス》、《風帝ライザー》がいいだろう。
《反射の聖刻印》がカウンター罠であることを利用し、【パーミッション】寄りにした【聖刻】。
【パーミッション】で採用されるカウンター罠の他、通常モンスターの存在を必要とする《王者の看破》が使えるようになる。
フィニッシャーとして《冥王竜ヴァンダルギオン》を加えられるので、ランク8のエクシーズ召喚も狙いやすくなる。
罠カードが多くなるために、カードの種類に偏りが出ないようにしたい。
また【パーミッション】系統の宿命としてドローエンジンの調達や手札事故の軽減、罠封じを破壊するカードの採用を怠らないような構築を行いたい。
聖刻龍−ドラゴンヌート軸に、《青き眼の乙女》と《青眼の白龍》を投入したタイプ。
主な運用は上記の《聖刻龍−ドラゴンヌート》軸に準ずる。
ドラゴン族儀式モンスターである《竜姫神サフィラ》を組み合わせたタイプ。
聖刻リチュア同様に儀式召喚のリリースを聖刻でまかない、《竜姫神サフィラ》の効果でドローやサルベージを行いつつ、各種エクシーズモンスターを交えて戦っていく。
光属性モンスターが大半を占めているため、《竜姫神サフィラ》と特に相性が良い《オネスト》のサポートを共有できる。
また、《復活の聖刻印》でデッキから聖刻を墓地に送る?ことで、相手ターンでも能動的に《竜姫神サフィラ》の効果を発動していくことができる。
フィールドのレベル5以上のチューナー1体と同レベルの非チューナー1体を墓地へ送ることでのみ特殊召喚できるシンクロモンスター《アルティマヤ・ツィオルキン》を中心に据えたデッキタイプ。
必要になるのは聖刻の効果で呼び出せるレベル6チューナーの《ラブラドライドラゴン》であり、これとレベル6モンスターを場に揃えれば召喚条件が揃う。
基本的な始動は《聖刻龍−シユウドラゴン》や《聖刻龍−トフェニドラゴン》を利用したランク6デッキと同じなのだが、こちらはエクストラデッキの多くがシンクロモンスターで占められる点で根本的に異なる。
魔法・罠カードをセットすることで効果を発動するため、通常よりも魔法・罠カードの割合が増えやすく、何度もセット出来る《くず鉄のかかし》や相手ターンでもセット可能な《砂塵の大竜巻》が、特に相性が良い。
レベル6軸だけで不安な場合は、扱いやすいレベル5の《聖刻龍−アセトドラゴン》や《聖刻龍−ネフテドラゴン》に《クイック・シンクロン》を少量採用しても良いだろう。
聖刻は光属性モンスターの特殊召喚を多用するため、それらのメタカードを弱点とする。
これには《ヴェルズ・オピオン》・《閃光を吸い込むマジック・ミラー》等が該当する。
《召集の聖刻印》を封じエクシーズ召喚も妨害する《ライオウ》も厄介。
これらのカードには、除去カードで素早く対処したい。
攻撃力を0にしてドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚するので、《連鎖除外》で除外されると立て直しが不可能になる場合がある。
この場合は、複数の種類のドラゴン族通常モンスターを採用する、《トラップ・スタン》や《禁じられた聖槍》等の対策カードを投入する等で対処する。
その性質上、一度に大量のモンスターを展開するため、《激流葬》などで大量除去されると一転して追い込まれる。
それらは《聖刻龍−シユウドラゴン》の存在から除去しやすいのだが、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》などの強力な除去効果を持つモンスターに一度場を一掃されると、そのまま身動きが取れなくなってしまうことさえ頻繁にある。
特に後者は、一度や二度の除去では対応しきれない為、何かしら対策は打っておきたいところ。
また、リリース行為自体を封じるメタカードとして《生贄封じの仮面》が存在することには留意したい。
その他にも上級モンスターがデッキの多くを占め、リリースする聖刻とリリースするためのカードのどちらがなくても腐りやすくなる以上、手札事故を起こしやすい。
よって、いかにデッキの爆発力を維持しつつ手札事故を減らすかが、デッキ構築者の腕の見せ所となるだろう。