強力な蘇生効果をもつ《創世神》を用いて、ドロー効果をもつ《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》を繰り返し蘇生し、ドローを重ねるデッキ。
その特性は【サモンプリースト】や【Ｄ・Ｄ・Ｍ】にどこか通じるところがある。
【クリエイトディスク】とも呼ばれる。
《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ/Destiny Hero - Disc Commander》 効果モンスター 星１/闇属性/戦士族/攻 300/守 300 このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、 自分のデッキからカードを２枚ドローする。
《創世神/The Creator》 効果モンスター 星８/光属性/雷族/攻2300/守3000 自分の墓地からモンスターを１体選択する。 手札を１枚墓地に送り、選択したモンスター１体を特殊召喚する。 この効果は１ターンに１度しか使用できない。 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
《創世神》は手札があれば自由にモンスターを蘇生でき、なおかつ専用特殊召喚サポートの《創世者の化身》が戦士族のため、《増援》を絡めることで容易にフィールドに出すことが出来る。
《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》も戦士族であり、両者の相性は非常にいい。
Ｄ−ＨＥＲＯの豊富なサポートを合わせれば、デッキの回転力はすさまじいものとなる。
《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》は墓地に存在していれば蘇生して繰り返し利用することができるので１枚あれば十分である。
モンスターは同じくＤ−ＨＥＲＯであり、《創世神》の召喚をサポートする《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》や《Ｄ−ＨＥＲＯ ディアボリックガイ》を投入するといい。
両者ともに上級モンスターなので、どちらか一方に絞ったほうがいいだろう。
また、《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》も採用候補。《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》を蘇生させるのはもちろんのこと、《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》を蘇生させることで効果の再利用を狙える。
Ｄ−ＨＥＲＯで固められるため、《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》や《デステニー・ドロー》を加えることで更なる回転力を得られる。
Ｄ−ＨＥＲＯと《創世神》以外のモンスターは《スナイプストーカー》がオススメ。手札が溜まりやすいので効果発動のチャンスは簡単に作れる。
《スナイプストーカー》と下級Ｄ−ＨＥＲＯをリクルートできる《キラー・トマト》を入れてもいい。
戦士族が多いので《コマンド・ナイト》で全体を強化するのもよい。
また、《召喚僧サモンプリースト》も、《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》や《創世者の化身》を素早くサーチできるため、採用を検討してもいい。
上級モンスターは自由に投入していいが、《創世神》との兼ね合いから、特殊召喚可能でなおかつ強力な効果をもつモンスターを採用したい。
魔法カードは当然のごとく《増援》は必須。
また、戦士族が豊富なため《神剣−フェニックスブレード》を加えて《創世神》や《スナイプストーカー》のコストにすることもできる。
《戦士の生還》や《連合軍》もスペースに余裕があるなら入れても良い。
Ｄ−ＨＥＲＯを墓地に送る《おろかな埋葬》や、更なるドロー強化を期待して《生還の宝札》を入れてもいい。
フィールドに特殊召喚した《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》を処理するため、《強制転移》や《エネミーコントローラー》も用意しておきたい。
罠カードは《創世神》を守る《神の宣告》を可能な限り投入したい。
また弱点の一つである《Ｄ.Ｄ.クロウ》に対抗するため、《天罰》も採用を検討したほうがいい。サイドデッキに投入するのもありだが。
モンスターの投入しだいでは《死のデッキ破壊ウイルス》も採用できる。
これもフィールドに特殊召喚した《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》の処理にも役立つ。
この場合《闇の仮面》を投入すると媒体の確保と《神の宣告》の回収ができる。
《創世神》と《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》で《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》を蘇生させ、手札を増強する。
ほどよく手札が溜まったところで《スナイプストーカー》で相手フィールドを掃除し、ダイレクトアタックを叩き込む。
序盤は《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》や《デステニー・ドロー》でキーカードを早めに揃えていこう。
いかに素早く《創世神》をフィールドに召喚できるか、また《創世神》を守りきれるかがポイントとなる。
蘇生が重要な鍵となるため、除外を多用するデッキとはとにかく相性が悪い。
【次元ビートダウン】は天敵である。
また特殊召喚を封じる《王宮の弾圧》や《虚無魔人》、墓地を封じる【墓守】にも注意が必要。
早いうちに《スナイプストーカー》で処理してしまいたい。
また《スキルドレイン》にも注意が必要。こちらは《スナイプストーカー》で対応できないので《砂塵の大竜巻》や《サンダー・ブレイク》で片付けてしまおう。
最も厄介なのは《転生の予言》や《Ｄ.Ｄ.クロウ》。
前者は《スナイプストーカー》を使ってもチェーンされるし、後者に至っては《天罰》、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、《エンジェルＯ７》でしか対応できない。
サイドデッキの投入カードの選出は慎重に。