*【創世ディスク】 [#b3c9062d]
*【&ruby(クリエイト){創世};ディスク】 [#top]

　強力な[[蘇生]]効果をもつ[[《創世神》]]を用いて、ドロー効果をもつ[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を繰り返し[[蘇生]]し、ドローを重ねるデッキ。~
　その特性は[[【サモンプリースト】]]や[[【Ｄ・Ｄ・Ｍ】]]にどこか通じるところがある。~
　【クリエイトディスク】とも呼ばれる。~
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を[[《創世神》]]で[[蘇生]]し、[[ドロー]]を重ねる[[デッキ]]。~
　その特性は[[【サモンプリースト】]]や[[【Ｄ・Ｄ・Ｍ】]]に通じるものがある。~

 《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ/Destiny Hero - Disc Commander》
 効果モンスター（制限カード）
-[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]に[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]が[[禁止カード]]となり、構築が不可能になった。~
後に[[エラッタ]]を受けて[[ドロー]]能力が[[デュエル中に１度きり>１ターンに１度#duel]]になり、性能面でも不可能になっている。~

 《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ/Destiny Hero - Disc Commander》（※エラッタ前）
 効果モンスター（禁止カード）
 星１/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
 このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
 自分のデッキからカードを２枚ドローする。

 《創世神/The Creator》
 効果モンスター
 星８/光属性/雷族/攻2300/守3000
 自分の墓地からモンスターを１体選択する。
 手札を１枚墓地に送り、選択したモンスター１体を特殊召喚する。
 この効果は１ターンに１度しか使用できない。
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。

　[[《創世神》]]は手札があれば自由にモンスターを[[蘇生]]でき、なおかつ専用[[特殊召喚]]サポートの[[《創世者の化身》]]が[[戦士族]]のため、[[《増援》]]を絡めることで容易にフィールドに出すことが出来る。~
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]も[[戦士族]]であり、両者の相性は非常にいい。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
　各種[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]や[[《創世神》]]の[[サポートカード]]である[[《創世者の化身》]]を中心に構築していく。

　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]の豊富なサポートを合わせれば、デッキの回転力はすさまじいものとなる。~
***[[モンスターカード]]について [#monster]
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》]]や[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディアボリックガイ》]]は[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]であり、[[《創世神》]]の[[召喚]]をサポートできる。~
　両者ともに[[上級モンスター]]なので、[[重さ>重い]]を考慮してどちらか一方に絞ったほうがいいだろう。~
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]と[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》]]を[[蘇生]]できる[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》]]も採用候補。~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]で固められるため、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]を加えることで更なる[[回転]]力を得られる。~

　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]は[[墓地]]に存在していれば[[蘇生]]して繰り返し利用することができるので１枚あれば十分である。~
　他には豊富な[[手札]]を活用できる[[《スナイプストーカー》]]がオススメ。~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]と[[《キラー・トマト》]]を共有できる点も評価できる。~
　[[戦士族]]が多いので[[《コマンド・ナイト》]]で[[全体強化]]するのもよい。~
　[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]や[[《創世者の化身》]]を[[サーチ]]できる[[《召喚僧サモンプリースト》]]の採用を検討してもいい。~

　モンスターは同じく[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]であり、[[《創世神》]]の召喚をサポートする[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》]]や[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディアボリックガイ》]]を投入するといい。~
　両者ともに[[上級モンスター]]なので、どちらか一方に絞ったほうがいいだろう。~
　また、[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》]]も採用候補。[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を蘇生させるのはもちろんのこと、[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》]]を蘇生させることで効果の再利用を狙える。~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]で固められるため、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]や[[《デステニー・ドロー》]]を加えることで更なる回転力を得られる。~
~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]と[[《創世神》]]以外のモンスターは[[《スナイプストーカー》]]がオススメ。手札が溜まりやすいので効果発動のチャンスは簡単に作れる。~
　[[《スナイプストーカー》]]と[[下級]][[Ｄ−ＨＥＲＯ]]を[[リクルート]]できる[[《キラー・トマト》]]を入れてもいい。~
　[[戦士族]]が多いので[[《コマンド・ナイト》]]で全体を強化するのもよい。~
　また、[[《召喚僧サモンプリースト》]]も、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]や[[《創世者の化身》]]を素早くサーチできるため、採用を検討してもいい。~
　[[上級モンスター]]は[[《創世神》]]との兼ね合いから、[[《神獣王バルバロス》]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]等の[[特殊召喚]]できるものを採用したい。~
　[[チューナー]]も採用しておけば、[[蘇生]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を[[シンクロ素材]]として活用でき、更なる[[蘇生]]を行える。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
　[[《デステニー・ドロー》]]等の[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]の豊富な[[サポートカード]]を採用し、[[デッキ]]の[[回転]]力を上げる。~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]を[[墓地へ送る]][[《おろかな埋葬》]]を採用しても良い。~
//　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]を[[墓地へ送る]][[《おろかな埋葬》]]や、更なる[[ドロー]]強化を期待して[[《生還の宝札》]]を入れてもいい。~
　[[蘇生]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を処理するため、[[《強制転移》]]や[[《エネミーコントローラー》]]、[[《無情の抹殺》]]等も用意したい。

　[[上級モンスター]]は自由に投入していいが、[[《創世神》]]との兼ね合いから、[[特殊召喚]]可能でなおかつ強力な効果をもつ[[モンスター]]を採用したい。~
　主力が[[戦士族]]なので、[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]、[[《連合軍》]]等[[戦士族]]の[[サポートカード]]も採用したい。~
　[[《神剣−フェニックスブレード》]]は[[《創世神》]]や[[《スナイプストーカー》]]の[[手札コスト]]にもなる。~

　[[魔法カード]]は当然のごとく[[《増援》]]は必須。~
　また、戦士族が豊富なため[[《神剣−フェニックスブレード》]]を加えて[[《創世神》]]や[[《スナイプストーカー》]]のコストにすることもできる。~
　[[《戦士の生還》]]や[[《連合軍》]]もスペースに余裕があるなら入れても良い。~
　[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]を墓地に送る[[《おろかな埋葬》]]や、更なるドロー強化を期待して[[《生還の宝札》]]を入れてもいい。~
　[[フィールド]]に[[特殊召喚]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を処理するため、[[《強制転移》]]や[[《エネミーコントローラー》]]も用意しておきたい。~
　[[《無情の抹殺》]]を使うのも面白いだろう。
　[[罠カード]]は[[モンスター除去]]や[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]から[[キーカード]]を守るため、[[《神の宣告》]]や[[《天罰》]]の採用を検討したい。~
//　[[モンスター]]の投入しだいでは[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]も採用できる。~
//　これも[[フィールド]]に[[特殊召喚]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]の処理にも役立つ。~
//　この場合[[《闇の仮面》]]を投入すると[[コスト]]の確保と[[《神の宣告》]]の回収ができる。~

　[[罠カード]]は[[《創世神》]]を守る[[《神の宣告》]]を可能な限り投入したい。~
　また弱点の一つである[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]に対抗するため、[[《天罰》]]も採用を検討したほうがいい。[[サイドデッキ]]に投入するのもありだが。~
　[[モンスター]]の投入しだいでは[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]も採用できる。~
　これも[[フィールド]]に[[特殊召喚]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]の処理にも役立つ。~
　この場合[[《闇の仮面》]]を投入すると媒体の確保と[[《神の宣告》]]の回収ができる。~

**基本的な動かし方 [#d6838423]
**戦術 [#strategy]
　[[《創世神》]]と[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》]]で[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を[[蘇生]]させ、[[手札]]を増強する。~
　ほどよく[[手札]]が溜まったところで[[《スナイプストーカー》]]で[[相手]][[フィールド]]を掃除し、[[ダイレクトアタック]]を叩き込む。~
　序盤は[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]や[[《デステニー・ドロー》]]でキーカードを早めに揃えていこう。~
　いかに素早く[[《創世神》]]をフィールドに召喚できるか、また[[《創世神》]]を守りきれるかがポイントとなる。~
　ほどよく[[手札]]が溜まったところで[[《スナイプストーカー》]]で[[相手]][[フィールド]]を掃除し、[[直接攻撃]]を叩き込む。~

-[[《創世神》]]のページにも書かれているが、[[《創世神》]]を攻撃表示にするのは控えたほうがよい。~
　序盤は[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]や[[《デステニー・ドロー》]]で[[キーカード]]を早めに揃えていこう。~
　いかに素早く[[《創世神》]]を[[フィールド]]に[[召喚]]できるか、また[[《創世神》]]を守りきれるかがポイントとなる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#e47c2f22]
　[[蘇生]]が重要な鍵となるため、[[除外]]を多用する[[デッキ]]とはとにかく相性が悪い。~
　[[【次元ビートダウン】]]は天敵である。~
-[[《創世神》]]のページにも書かれているが、[[《創世神》]]を[[攻撃表示]]にするのは控えたほうがよい。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【ダーククリエイトディスク】 [#TheDarkCreator]
　[[《創世神》]]を[[《ダーク・クリエイター》]]に置き換えた[[デッキ]]。~
　別名【ダクリディスク】。~

　元々[[Ｄ−ＨＥＲＯ]]中心の[[【闇属性】]]寄りの[[デッキ]]なので、[[《ダーク・クリエイター》]]の採用は容易。~
　[[《終末の騎士》]]や[[《キラー・トマト》]]で[[墓地アドバンテージ]]を稼ぐ事が勝利への近道となる。~
　[[《プリーステス・オーム》]]で[[蘇生]]した[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]を処理したり、[[《ダーク・クリエイター》]]の[[召喚条件]]を満たすのも良い。

***【創世Ｄ・Ｄ・Ｍ】 [#DDM]
　[[《Ｄ・Ｄ・Ｍ》]]による[[帰還]]をとりいれ、[[除外]]への[[耐性]]を付ける。~
　[[《創世神》]]は[[《ファントム・オブ・カオス》]]等で[[除外]]し、[[《Ｄ・Ｄ・Ｍ》]]で[[帰還]]させる事も可能になる。~
　[[【サモンプリースト】]]のギミックを利用し、[[サーチ]]先兼戦線維持役を[[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《Ｄ.Ｄ.アサイラント》]]、[[《異次元の女戦士》]]等の[[【次元斬】]]系にすると[[《Ｄ・Ｄ・Ｍ》]]が活用しやすくなり、かつ[[《増援》]]等も共有できる。~
　[[《創世神》]]では[[《Ｄ・Ｄ・Ｍ》]]や[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]、[[《ならず者傭兵部隊》]]を、[[《Ｄ・Ｄ・Ｍ》]]では[[《創世神》]]や[[《異次元の女戦士》]]を[[特殊召喚]]することになる。~

　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]が[[禁止カード]]となった現在でも、[[蘇生]]・[[帰還]]を主とする[[デッキ]]としてこのギミックは使用できる。~
　その場合は[[【推理ゲート】]]のような重量級[[デッキ]]にもできるが、[[事故]]が起こりやすいので[[《トレード・イン》]]等も採用したい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
　[[蘇生]]が重要なので、[[【除外ビートダウン】]]等の[[除外]]を多用する[[デッキ]]とはとにかく相性が悪い。~
　また[[特殊召喚]]を封じる[[《王宮の弾圧》]]や[[《虚無魔人》]]、[[墓地]]を封じる[[【墓守】]]にも注意が必要。~
　早いうちに[[《スナイプストーカー》]]で処理してしまいたい。~
　これらは早いうちに[[《スナイプストーカー》]]で処理してしまいたい。~

　また[[《スキルドレイン》]]にも注意が必要。こちらは[[《スナイプストーカー》]]で対応できないので[[《砂塵の大竜巻》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]で片付けてしまおう。~
　また[[《スキルドレイン》]]にも注意が必要。~
　こちらは[[《スナイプストーカー》]]で対応できないので[[《砂塵の大竜巻》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]で片付けてしまおう。~

　最も厄介なのは[[《転生の予言》]]や[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]。~
　前者は[[《スナイプストーカー》]]を使っても[[チェーン]]されるし、後者に至っては[[《天罰》]]、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[《エンジェルＯ７》]]でしか対応できない。~
　サイドデッキの投入カードの選出は慎重に。~
　これらは[[《ヒーローズルール２》]]を使って対処するといい。~

**代表的なカード [#x1ec680c]
**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]が[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]をもって[[禁止カード]]となった。~

　現在も[[《聖鳥クレイン》]]や[[《灼熱ゾンビ》]]で同じギミックを持った[[デッキ]]を作れるが、これらは[[サポートカード]]に乏しい。~
　[[アタッカー]]としても使える点や、[[《ゴッドバードアタック》]]や[[《火霊術−「紅」》]]の[[コスト]]になる点等で差別化を計りたい。

**サンプルレシピ [#sample]
-【Ｄ創世】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=463~
2007年度西日本代表最終選考会ベスト63~
（[[遊戯王フロンティア:http://kiros.seesaa.net/]]）より

**代表的なカード [#keycard]
-[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ディスクガイ》]]
-[[《創世神》]]

**関連リンク [#pb833b89]
**関連リンク [#link]
-[[デッキ集]]