*【代償ガジェット】 [#ef424bc1]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#i16d7586]
 [[【ガジェット】]]に[[《血の代償》]]を加え、その展開力と[[回転]]力を上げたもの。~
 [[デッキ]]コンセプト自体は古くから存在していたが、[[【除去ガジェット】]]登場後はその要素を取り入れ、さらに力を付けた。~
 2005年4月ごろからは[[環境]]でも活躍している。~

 《血の代償/Ultimate Offering》
 永続罠(制限カード)
 500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。
 この効果は自分のメインフェイズ時及び
 相手のバトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。

**[[デッキ]]構築に際して [#h7910bd6]
[[【除去ガジェット】]]の要素を取り入れることにより[[《血の代償》]]がない場合でも問題なく戦うことが可能になり、安定性が大きく向上する。~
現在[[《血の代償》]]は[[制限カード]]で、[[破壊]]や[[無効]]化もされやすいため、他の[[召喚]]補助を併用して構築する必要がある。~

***[[モンスターカード]]について [#z5aed2f1]
-[[ガジェット]]~
言わずと知れた展開の要で[[《血の代償》]]により[[エクシーズ召喚]]が容易に狙える。~
1[[ターン]]に6枚以上使い切ってしまえるうえ、後続が切れてしまってはどうしようもないため、各色3枚ずつの投入(いわゆる9ガジェ)が基本となるだろう。~
現在は多少手札にダブついても、[[《マシンナーズ・フォートレス》]]の展開の助けになるため問題がない。~
そのためデッキの枚数を40枚より多くする必要が少なくなった。

-[[《ブリキンギョ》]]~
[[ガジェット]]との併用で[[エクシーズ召喚]]が容易に狙える。~
[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《カゲトカゲ》]]が採用されていた時期もあったが、これはそれらと違い[[《ギアギガント X》]]へ繋げられる[[機械族]]であることが大きな違い。~

-[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]・[[《マシンナーズ・フォートレス》]]~
[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]は[[ガジェット]]同様[[サーチ]]能力を持っているため同じように運用できる。~
[[《マシンナーズ・フォートレス》]]は高い打点に加え、[[ガジェット]]と相性の良い[[除去]]を内蔵している。~
一方[[《ギアギガント X》]]で[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]の[[サーチ]]が利くため、どちらも投入枚数は抑えられる傾向にある。~

-[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~
[[モンスター]][[効果]]を[[無効]]にすることで、[[1ターンキル]]を阻止することが主な使い道。~
[[ディスアドバンテージ]]は[[ガジェット]]で容易に取り返すことができる。~
[[《血の代償》]]があれば容易に[[シンクロモンスター]]を呼べるが、[[エクシーズモンスター]]に枠を取られてしまっているのが現状。~

-[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]~
[[《血の代償》]]により[[デッキ]]の[[ガジェット]]を展開できるので、[[エクシーズ召喚]]と相性が良い。~
[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]等を[[サーチ]]できる[[《ギアギガント X》]]のほか、ランク4の定番は抑えておきたい。~
小さな[[《貪欲な壺》]]を内蔵した[[《ダイガスタ・エメラル》]]も、[[《貪欲な壺》]]が引けなかった場合の保険として採用しておきたい。~
[[効果]]は強力ながら素材が重い[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]も、[[1ターンキル]]の補助として大活躍する。~

***[[魔法・罠カード]]について [#m6754265]
-[[《血の代償》]]~
[[ガジェット]]がたった1枚あれば、[[エクシーズ召喚]]を一度行うだけで8000前後の[[攻撃力]]を叩き出すことができ、[[1ターンキル]]が狙える。~
さらに複数回の[[エクシーズ召喚]]を併用することで、[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[戦闘]]で蹴散らしたうえでの[[1ターンキル]]も十分に可能な圏内である。~
また、[[除去]]された[[壁]][[モンスター]](主に[[ガジェット]])を[[相手]]の[[ターン]]に補給できる。~

-[[《二重召喚》]]~
[[《血の代償》]]より爆発力は劣るが、すぐに[[エクシーズ召喚]]ができる。~

-[[《強欲で謙虚な壺》]]~
確実ではないが、比較的少ない[[デメリット]]で[[《血の代償》]]を呼び込む確率を大きく上げることができる。~
それ以外にも[[汎用性]]の高い[[除去]]や、[[ハンデス]]や[[手札事故]]により[[手札]]からなくなった[[ガジェット]]の補給等選択肢は多様にあるため、使用して困ることは少ないだろう。~

-[[《貪欲な壺》]]~
[[墓地]]に行った[[ガジェット]]を回収しつつ[[デッキ]]を[[回転]]させられる。~
[[《ダイガスタ・エメラル》]]と併用することで、[[ガジェット]]切れを抑止することができる。~

-[[《リミッター解除》]]~
[[攻撃力]]が倍増するため[[ガジェット]]で[[アタッカー]]を一方的に殴り倒せるようになり、[[フィニッシャー]]にすらなりうる。~
[[自壊]]も[[ガジェット]]であればさほど気にならず、それすら[[エクシーズ召喚]]で踏み倒せるようになった。~
一方で[[《マシンナーズ・フォートレス》]]や[[エクシーズモンスター]]の存在から[[ガジェット]]の[[攻撃力]]を上げる必要性があまりない。~

-[[《砂塵の大竜巻》]]~
[[相手]]の[[伏せカード]]を[[破壊]]し、[[《血の代償》]]を[[セット]]。~
[[自分]]の[[ターン]]に即[[発動]]させ大量展開でゲームエンドという流れを作ることが出来る。~
しかし[[相手]]の[[伏せカード]]等がなければ成立せず、[[汎用性]]の高い[[《サイクロン》]]の緩和により必要性は下がりつつある。~

**[[デッキ]]の歴史 [#i2f8f2a1]
***[[2009年3月1日>禁止・制限カード/2009年3月1日]] [#oa082489]
 [[制限改訂]]にて肝心の[[《血の代償》]]が[[準制限カード]]になってしまった。~
 さらに優秀な[[サポートカード]]である[[《封印の黄金櫃》]]もまた[[準制限カード]]となった。~

***[[2011年3月1日>禁止・制限カード/2011年3月1日]] [#j5d7811f]
 [[制限改訂]]で、[[《血の代償》]]と[[《封印の黄金櫃》]]が[[制限解除]]となったため、上記の心配は無くなったと言える。~

***[[2011年3月19日>禁止・制限カード/2011年3月1日]][#scaf9e6a]
 [[マスタールール2]]の適用と共に[[エクシーズ召喚]]が登場し、[[ガジェット]]の弱点であった打点をより簡単に、かつ事故の危険性なく克服できるようになった。~
 [[《リミッター解除》]]に頼らずとも[[1ターンキル]]を超えることも容易くなり、「[[ガジェット]]と[[《血の代償》]]が揃えば勝ち」という爆発力を新たに獲得したのである。

***[[2012年3月1日>禁止・制限カード/2012年3月1日]] [#d063cf33]
 [[《血の代償》]]が再び[[準制限カード]]となったため、若干ではあるが構築の見直しが必要となった。

***[[2012年9月1日>禁止・制限カード/2012年9月1日]] [#s7a306b6]
 [[《血の代償》]]が[[制限カード]]に再度[[制限強化]]された。~
 しかし既に主力となる召喚補助は[[《二重召喚》]]等に移行しており、[[《血の代償》]]は[[発動]]が通ればラッキー程度の扱いであったため大した打撃は受けなかった。~

**サンプルレシピ [#a192bf58]
-【代償ガジェット】~
http://kiros2.seesaa.net/article/11199324.html~
第1回フロンティアカップ優勝

-【代償チェーンガジェット】~
http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=21886~
プラクティス杯優勝

**関連リンク [#sae31ae4]
-[[【ガジェット】]]
-[[【除去ガジェット】]]

-[[デッキ集]]