発動さえできれば相手を壊滅させられる驚異のカード、《大革命》を発動し、一気にたたみかけることを目的とするデッキ。
《大革命/Huge Revolution》 通常罠 自分のメインフェイズで自分フィールド上に「逃げまどう民」「弾圧される民」 「団結するレジスタンス」が表側表示で存在する時のみ発動する事ができる。 相手の手札を全て墓地に送り、フィールド上の相手がコントロールする カードを全て破壊する。
発動条件であるモンスターは、《弾圧される民》はともかく、《逃げまどう民》と《団結するレジスタンス》は弱小通常モンスターである。
１ターンでも生き延びることが難しく、とても次のメインフェイズに揃っていられない。
そこで、１ターンで全てフィールド上に出し、そのまま《大革命》を発動させることで解決するとよい。
また、発動させても次のターンに相手のアタッカーにフィールド上に居座られると押されてしまう。
発動条件の３体のモンスターは、発動後もやはり弱小モンスターに過ぎないからだ。
射出したり、上級・最上級モンスターの召喚コストにしたりして戦線を維持すべきであろう。
ただし、守備力2000の《弾圧される民》は壁として運用することは可能。
後続を断つための《昇天の角笛》、《はたき落とし》や《強烈なはたき落とし》の採用も検討に入る。
罠カードがキーカードだが、複数積めるので無理に《闇の仮面》を投入する必要はない。
通常モンスターでデッキを固め、《凡骨の意地》で手札にモンスターを集め、《血の代償》を発動させることで揃えるデッキ。
《冥界の使者》でレベル３通常モンスターをサーチしても良いが、《凡骨の意地》との兼ね合いに注意。
《大革命》要員が墓地に落ちたときは《闇の量産工場》《補充要員》《魂を呼ぶ者》でサルベージすることができる。
《ジェネティック・ワーウルフ》《サファイアドラゴン》など攻撃力の高い通常モンスターを併用すれば、ビートダウンすることも可能。
《大革命》発動後は《逃げまどう民》あたりを《フロストザウルス》のリリースに使用すれば場を支配できる。
通常モンスター特有のサポート、《正統なる血統》《蘇りし魂》《黙する死者》や《ジャスティブレイク》などが使えるのも強み。
永続カードが多いので《偽物のわな》が半ば必須となる。
《大革命》要員の３体はいずれもレベル３以下なのを利用して、《魔の試着部屋》を使い一気に揃えるデッキ。
爆発力が高くなる反面、デッキから呼び出すために運の要素が絡みやすくなる。
【凡骨ビート】軸と同じように、《大革命》要員が墓地に落ちたときは《闇の量産工場》《補充要員》《魂を呼ぶ者》でサルベージすることができる。
《魔の試着部屋》との兼ね合いを考えると、《貪欲な壺》でデッキにサルベージするのを優先することもあるだろう。
《冥界の使者》によるサーチも同様に有効。【ローレベル】の特性上、呼ぶ対象には困らない。
【凡骨ビート】軸程ではないにしろ、ある程度《ジェリービーンズマン》《音速ダック》《マッド・ロブスター》等で戦線を維持することも可能。
《大革命》発動後は《突撃指令》や《玉砕指令》のコストに使用すれば後続を断つことができる。
通常モンスター特有のサポート、《正統なる血統》《蘇りし魂》《黙する死者》や《ジャスティブレイク》などが使えるのも強み。
特に《ジャスティブレイク》は【凡骨ビート】軸に比べ弱小通常モンスターが多くなるので発動しやすい。
《次元の裂け目》《魂の解放》等でゲームから除外し、《異次元からの帰還》《次元融合》で揃えるデッキ。
《大革命》を発動させればまとめて葬れるので、《次元融合》で相手のモンスターが帰還することは気にしなくて良い。
【凡骨ビート】軸以上にライフを消費していくため、《魂吸収》などライフゲインカードを何枚か入れるべきだろう。
《ドレインシールド》で回復しながらステータスの低い《大革命》要員を戦闘ダメージから守る手もある。
《大革命》発動後は、上級・最上級モンスターをアドバンス召喚するなり、一緒に帰還したモンスターで攻撃するなりして早急にトドメを。
ロックといっても生半可なロックではこれらモンスターを召喚しても守りきることは不可能である。
最強のロック【トランス】における《おジャマトリオ》《地盤沈下》そして《サイバー・ブレイダー》のコンボを採用する。
自爆特攻を避けるために《光の護封壁》も採用してしまえば、完全に相手を沈黙させることができる。
そのあとゆっくりとフィールドに大革命要員を揃えていけばよい。
ロックにおける天敵は《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》《ヴォルカニック・クイーン》くらいである。
《大革命》を発動後、きちんと１ターンキル出来るように調整するべきである。
そのままロックを維持して勝つギミックを入れることも肝要だろう。
罠カードがキーカードのため、罠封じの《人造人間−サイコ・ショッカー》《王宮のお触れ》は天敵。
罠カード以外の何らかの除去手段を用意しておきたい。
《大革命》後も残る《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》《天下人 紫炎》に至っては悪夢とも言える。
まだこちらは攻撃力がそんなに高くないので、戦闘で破壊できる程度の強さではあるが。
コンボデッキにおいてコンボ自体に関係ないカードはデッキの安定性を下げる要因になる。
いっそ「場に出る前にコンボを決める、場に出たらあきらめる」くらいの意気込みで行った方がいいのかもしれない。