《大逆転クイズ/Reversal Quiz》 通常魔法 自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。 自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。 正解したら、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
1ターンキルデッキの一つであり、「《大逆転クイズ》」&「《黒いペンダント》《風魔手裏剣》」のコンボでの勝利を狙ったバーンデッキ。
一見ギャンブル的なカードに見える《大逆転クイズ》を使用するが、コンボの前にしっかりした準備をする事で確実な勝利を狙うことが最大の特徴。
【ダイヤモンドガイ】と組み合わせることもある。
まず《大逆転クイズ》を確実に成功させるために《鳳凰神の羽根》や《魔導書整理》などを大量に投入する。
もしくはデッキ内のカードの大部分を魔法カードにすることで、操作不要でほぼ確実に正解できる。
次にライフ入れ替えのためにあらかじめ自分のライフを減らすカードとして《光の護封壁》や《神の宣告》《盗賊の七つ道具》を使用する。
これらはキーカードを引くまでの時間稼ぎにも使えるため汎用性は高い。
相手による邪魔を防ぐのと自分のライフの微調整のために《ご隠居の猛毒薬》もあると便利である。
また、《検閲》を使えば丁度良くライフを削れるため、《ホーリーライフバリアー》等と合わせて使っても良い。
他に《究極・背水の陣》と六武衆を採用する手もある。
壁として使用でき,ライフを微調整できる《クレボンス》や《メンタルプロテクター》などのサイキック族モンスターを投入してもよい。
アタッカー兼壁として、《地雷蜘蛛》や《ダーク・エルフ》の採用の余地もある。
《ゲール・ドグラ》等のライフコストも、このデッキではライフを削れるメリットへと変わる。
最後に《大逆転クイズ》の直後に勝利できるように《黒いペンダント》や《風魔手裏剣》を入れる。《ヴォルカニック・バックショット》でも良い。
また、《アームズ・ホール》でこれらのサーチができる。
《大逆転クイズ》をノーコストで撃てる可能性のある《D−HERO ダイヤモンドガイ》も考慮しよう。
また、《サイバー・ヴァリー》を入れて、3つ目の効果を使いデッキトップを操作することや、1,2つ目の効果を使い、ドローを加速させるのも手だろう。
さらには、安定性がなくなるが、《ヴォルカニック・クイーン》を採用して、相手にもダメージを与えてもらうチャンスを作るのもいいかもしれない。
相手の厄介なモンスターを除去できる点もお忘れなく。
罠カード枚数増加は懸念事項だが、《王宮のお触れ》中に《血の代償》を使うことで、自分のライフポイントをガリガリ削ることもできる。
デッキのカードを全て魔法カードにしてしまい、《大逆転クイズ》の正答率を100%にしてしまうという大胆な構築をしたデッキ。
【大逆転クイズ】登場当初は不可能に近い構築法であったが、カードプールの増加がそれを可能にしたデッキである。
自らライフポイントを削るカードが少なくなるのである程度は相手の攻撃を誘う必要もある。
《暗黒の扉》《平和の使者》などでソフトロックをかければ少しは調節できるか。
《エクトプラズマー》を使うのもよい。
相手モンスターの除去と自分ライフ調節の両方を行える。
もちろん、《検閲》で一気にライフポイントを削るのもよい。
ライフポイントを増減する効果を多く持つサイキック族を軸としたデッキ。
その中でもターン中に効果の発動回数に制限のない《メンタルマスター》を用いる。
具体的な構築として、必須カードは《大逆転クイズ》、《メンタルマスター》、《緊急テレポート》、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》。
サイキック族モンスターを投入する際は、事故率の低下と《大逆転クイズ》発動後の成功率を上げるため、《メンタルマスター》3枚を含めて13枚、もしくは14枚程度が望ましい。
基本的にサイキック族モンスターは、《メンタルマスター》の効果の発動コストとして用いるため何でも良い。
ただ、《メンタルマスター》以外にライフポイントを調整できる《ディストラクター》、《パワー・インジェクター》は入れておいて損はないだろう。
また、それ以外のカードは全て魔法カードで統一すること。手札交換ができる《成金ゴブリン》、《打ち出の小槌》、《手札抹殺》、《手札断殺》などが良いだろう。
《クレボンス》を採用している場合は、《闇の誘惑》や、《ダーク・バースト》などを投入しても面白い。
他、展開用として《ワン・フォー・ワン》、《脳開発研究所》等の採用も検討できる。
なお、通常の【大逆転クイズ】でほぼ必須カードとされている《鳳凰神の羽根》、《魔導書整理》などは、このデッキでの優先度は低い。
以下、具体的な運用方法を記載する。
1.手札に《大逆転クイズ》、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》、そしてサイキック族モンスター1体と《緊急テレポート》を揃える。
(当然「サイキック族モンスター1体+《緊急テレポート》」の部分は、「サイキック族モンスター1体+《メンタルマスター》+《脳開発研究所》or《二重召喚》」・「サイキック族モンスター2体+《ワン・フォー・ワン》」等でも代用可能。)
2.手札のカードを使用して通常召喚・特殊召喚を行い、フィールド上に2体のサイキック族モンスターを並べる。
この時、フィールド上の2体のサイキック族モンスターのうち、1体だけが《メンタルマスター》となるようにすること。
これは、《メンタルマスター》の効果では、《メンタルマスター》をリリースすることができないためである。
3.《メンタルマスター》の効果を使用してデッキ圧縮を行いつつライフを削り、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》を伏せて《大逆転クイズ》を使用。宣言するカードは魔法カードで良い。
先攻でこのコンボが決まれば、相手ターンに移ることなくライフポイントを0にできるという、文字通りの1ターンキルが完成する。
基本となるギミックが墓地に依存しない点も、このデッキの評価を上げる。
しかし、10/03/01現在、主要パーツの《メンタルマスター》、《緊急テレポート》、《ワン・フォー・ワン》は制限カードに指定されているため、大幅に弱体化してしまった感は否めない。
しかし、《名推理》や《念動収集機》等を用いてもフィールド上にキーカードを揃えられる。
構成上モンスターが多く必要になってしまうが、《ワン・フォー・ワン》も採用に値する。
また、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》は、フル投入でデッキに6枚積んでいることになる。
つまり、必須カードが《大逆転クイズ》、《メンタルマスター》を除いて全てデッキに4枚以上積めるのとほぼ同義である。
対策として使えるのも《ライフ・コーディネイター》、《ハネワタ》、《緑光の宣告者》程度しか存在しない。