【大逆転クイズ】

概要

《大逆転クイズ/Reversal Quiz》
通常魔法
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。
自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。
正解したら、相手と自分のライフポイントを入れ替える。

 1ターンキルデッキの一つであり、《大逆転クイズ》《黒いペンダント》《風魔手裏剣》コンボでの勝利を狙ったバーンデッキ
 自分のライフポイントを能動的に減らし、《大逆転クイズ》効果ライフポイントを交換、同時に「《大逆転クイズ》《黒いペンダント》《風魔手裏剣》墓地に送り?バーンデュエルに勝利する。
 【ダイヤモンドガイ】と組み合わせることもある。

デッキ構築について

 まず《大逆転クイズ》を確実に成功させるために《鳳凰神の羽根》《魔導書整理》などを大量に投入する。
 もしくはデッキ内のカードの大部分を魔法カードにすることで、操作不要でほぼ確実に正解できる。
 次にライフポイント入れ替えのため、自分ライフポイントを減らしていく。
 最後に《大逆転クイズ》の直後に勝利できるように《黒いペンダント》《風魔手裏剣》を入れる。
 《アームズ・ホール》サーチするのも良い。
 類似効果を持つモンスターカード《ヴォルカニック・バックショット》も候補に入る。

 《大逆転クイズ》ノーコストで撃てる可能性のある《D−HERO ダイヤモンドガイ》も考慮しよう。
 デッキトップ操作とドロー加速を兼ねる《サイバー・ヴァリー》も面白い。
 安定性は劣るものの、《ヴォルカニック・クイーン》相手にもダメージを与えてもらうのも良い。
 相手モンスター除去も同時に行える。

このデッキの弱点

デッキの派生

緑一色(リューイーソー)

 デッキカードを全て魔法カードにしてしまい、《大逆転クイズ》の正答率を100%にする。
 【大逆転クイズ】登場当初は不可能に近い構築法であったが、カードプールの増加がそれを可能にした。

 自らライフポイントを削るカードが少なくなるので、ある程度は相手攻撃を誘う必要もある。
 《暗黒の扉》《平和の使者》などでソフトロックをかければ少しは調節できるか。
 《エクトプラズマー》を使うのもよい。
 相手モンスターの除去と自分ライフ調節の両方を行える。
 もちろん、《検閲》で一気にライフポイントを削るのもよい。

サイキック族

 ライフポイントを増減する効果を多く持つサイキック族を軸とする。
 その中でもターン中に効果発動回数に制限のない《メンタルマスター》を用いる。
 サイキック族モンスターを投入する際は、事故率の低下と《大逆転クイズ》発動後の成功率を上げるため、《メンタルマスター》2枚を含めて13枚、もしくは14枚程度が望ましい。

 基本的にサイキック族モンスターは、《メンタルマスター》効果発動コストとして用いるため何でも良い。
 ただ、《メンタルマスター》以外にライフポイントを調整できる《ディストラクター》《パワー・インジェクター》は入れておいて損はないだろう。
 また、それ以外のカードは全て魔法カードで統一すること。
 手札交換ができる《打ち出の小槌》《手札抹殺》等が良いだろう。
 《クレボンス》を採用している場合は、《闇の誘惑》や、《ダーク・バースト》などを投入しても面白い。
 他、展開用として《ワン・フォー・ワン》《脳開発研究所》等の採用も検討できる。

 なお、通常の【大逆転クイズ】でほぼ必須カードとされている《鳳凰神の羽根》《魔導書整理》などは、このデッキでの優先度は低い。

 以下、具体的な運用方法を記載する。

  1. 手札に《大逆転クイズ》《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》、そしてサイキック族モンスター1体と《緊急テレポート》を揃える。
    (当然「サイキック族モンスター1体+《緊急テレポート》」の部分は、「サイキック族モンスター1体+《メンタルマスター》《脳開発研究所》or《二重召喚》」・「サイキック族モンスター2体+《ワン・フォー・ワン》」等でも代用可能。)
  2. 手札のカードを使用して通常召喚特殊召喚を行い、フィールド上に2体のサイキック族モンスターを並べる。
    この時、フィールド上の2体のサイキック族モンスターのうち、1体だけが《メンタルマスター》となるようにすること。
    これは、《メンタルマスター》効果では、《メンタルマスター》リリースすることができないためである。
  3. 《メンタルマスター》効果を使用してデッキ圧縮を行いつつライフを削り、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》を伏せて《大逆転クイズ》を使用。宣言するカード魔法カードで良い。

 先攻でこのコンボが決まれば、相手ターンに移ることなくライフポイントを0にできるという、文字通りの1ターンキルが完成する。
 基本となるギミックが墓地に依存しない点も、このデッキの評価を上げる。
 しかし、10/03/01現在、主要パーツの《メンタルマスター》《緊急テレポート》《ワン・フォー・ワン》制限カードに指定されているため、大幅に弱体化してしまった感は否めない。
 しかし、《名推理》《念動収集機》等を用いてもフィールド上にキーカードを揃えられる。
 構成上モンスターが多く必要になってしまうが、《ワン・フォー・ワン》も採用に値する。
 また、《風魔手裏剣》もしくは《黒いペンダント》は、フル投入でデッキに6枚積んでいることになる。
 つまり、必須カード《大逆転クイズ》《メンタルマスター》を除いて全てデッキに4枚以上積めるのとほぼ同義である。
 対策として使えるのも《ライフ・コーディネイター》《ハネワタ》《緑光の宣告者》《エフェクト・ヴェーラー》程度しか存在しない。

備考

代表的なカード

関連リンク