*【調理師エクゾ】 [#ibe69d4b]
*【調理師エグゾ】[#hgc497s8]

#contents
**説明 [#u363be4d]
 [[《悪魔の調理師》]]の[[効果]]で高速[[ドロー]]をし、1[[ターン]]で「[[エクゾディア]]」を集める[[1ターンキル]]の一種。~
 段階的に[[コンボ]]が炸裂すれば、気持ちが良い[[デッキ]]の一つ。~
 [[リクルーター]]と[[コントロール転移]][[カード]]、[[《悪魔の調理師》]]の3枚が[[キーカード]]となる。~
 また、[[リクルーター]]で[[ドロー]]に繋げる[[デッキ]]のため、「リクルーターエクゾ」と呼ばれる場合もある。~
**説明 [#zr26u5u0]

 [[《悪魔の調理師》]]の[[効果]]で高速[[ドロー]]をし、1[[ターン]]で「エクゾディア」を集める[[1ターンキル]]の一種。
 段階的に[[コンボ]]が炸裂すれば、気持ちが良い[[デッキ]]の一つ。
 [[リクルーター]]と[[コントロール転移]][[カード]]、[[《悪魔の調理師》]]の3枚が[[キーカード]]となる。

 《封印されしエクゾディア/Exodia the Forbidden One》
 効果モンスター(制限カード)
 星3/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000
 このカードと「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
 「封印されし者の右腕」「封印されし者の左腕」
 が手札に全て揃った時、デュエルに勝利する。
 このカードに加え、「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」「封印されし者の右腕」
 「封印されし者の左腕」が手札に全て揃った時、デュエルに勝利する。

 《悪魔の調理師(デビル・コック)/The Bistro Butcher》
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1000
 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
 相手はデッキからカードを2枚ドローする。
 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手はデッキからカードを2枚ドローする。
**[[デッキ]]構築に際して [#pa362nf8p]
***[[デッキ]]の回し方 [#o1b1d4b4]
 大前提として、[[相手]][[フィールド]]に[[《悪魔の調理師》]]、[[自分]][[フィールド]]に[[リクルーター]]が並ぶような状況を作らねばならない。
 場持ちの良い[[リクルーター]]から先に出し、次の[[ターン]]で[[《悪魔の調理師》]]を出して[[相手]]に[[コントロール]]を渡すのが一番手っ取り早く、簡単だろう。~
 上記の状況を作り出した後は、[[リクルーター]]で[[《悪魔の調理師》]]を[[攻撃]]し続け、大量に[[ドロー]]していこう。~
 例え[[バトルフェイズ]]中に[[エクゾディア]]パーツを揃えられなくても、[[メインフェイズ]]2にて[[《打ち出の小槌》]]、[[《手札断殺》]]、[[《貪欲な壺》]]等を使って揃えたい。~
 出来るならば1[[ターン]]でこれを成し遂げたい所。~

**概要 [#h62e750a]
**[[モンスター]][[カード]]について [#mjjc3828o]
***[[リクルーター]]について [#ig83hl8dj]

***[[デッキ]]の基本的構成・特徴について [#v31490bb]
 大前提として、[[相手]][[フィールド]]に[[《悪魔の調理師》]]、[[自分]][[フィールド]]に[[リクルーター]]が並ぶような状況を作らねばならない。~
 最初に[[リクルーター]]を出し、次の[[ターン]]に[[《悪魔の調理師》]]を出すと成功率が上がるだろう。~
 どうしても高速化したいなら[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《二重召喚》]]の投入も考えられるが、[[デッキ]]の性質上[[モンスター]]が比較的多めに投入されるので、[[《召喚僧サモンプリースト》]]はあまりオススメできないと言える。~
 この[[デッキ]]において[[リクルーター]]の仕事とは、[[《悪魔の調理師》]]への[[自爆特攻]]である。~
 一番多く[[リクルーター]]を経由するならば[[《コーリング・ノヴァ》]]⇔[[《シャインエンジェル》]]→[[《ユーフォロイド》]]→[[《UFOタートル》]]→[[《仮面竜》]]→[[《軍隊竜》]]となる。~
 勿論上記以外にも[[リクルーター]]は沢山存在するので、ある程度自由に繋いでいくことは出来る。~
 全てを三枚ずつ積む手もあるが、[[手札事故]]等の問題があるので、好みで枚数を調節したい。~
 もしも[[リクルート]]が途切れる事無く行われるのであれば、一瞬で[[エクゾディア]]パーツを揃える事も不可能ではないだろう。~
***その他の[[モンスター]]について [#f7f3jg9x2]
 この[[デッキ]]の場合、[[モンスター]]枠は[[《悪魔の調理師》]] 、[[エクゾディア]]パーツと各種[[リクルーター]]で埋まりがちだが、それでも他に採用を検討出来る[[モンスター]]は何枚か存在する。~

 [[《悪魔の調理師》]]が[[手札]]に来ないことには勝利が無いので、フル投入する事をオススメする。~
 パーツが落ちた場合のために[[《ダーク・バースト》]]・[[《補充要員》]]・[[《闇の量産工場》]]の内いずれかが何枚かは必要である。~
 [[《悪魔の調理師》]]の代用として、[[ドロー]]ソースとしては薄いが[[《電動刃虫》]]の投入も視野に入れてよい。~
 此方は[[戦闘]]だけ行えばよいので、[[《スピリットバリア》]]が難なく投入可能である。~
--[[《サイバー・ヴァリー》]]
 [[《シャインエンジェル》]]から[[リクルート]]出来、[[相手]][[バトルフェイズ]]を終了させながら[[ドロー]]したり、[[フィールド]]に余った[[リクルーター]]もコストに二枚[[ドロー]]する事が出来る。~
 どの[[効果]]を使用しても[[除外]]要素が絡む為、この[[カード]]の再利用自体は難しい点は考慮したい。~

 [[デッキ]]の性質上、[[直接攻撃]]を行う必要は無いので、[[相手]]の[[《冥府の使者ゴーズ》]]を役に立たなくさせることができる。~
--[[《トラゴエディア》]]
 この[[デッキ]]においては[[エクゾディア]]に次ぐ第二の[[フィニッシャー]]ともいえる存在である。~
 [[《悪魔の調理師》]]と[[リクルーター]]の[[戦闘]]により発生する僅かな[[戦闘ダメージ]]によって[[特殊召喚]]出来る上、[[コンボ]]の結果発生する大量の[[手札]]で一時的に[[攻撃力]]が倍増させる事が出来る。~
 [[手札]]が17枚を超えれば、[[相手]][[フィールド]]上の[[《悪魔の調理師》]]への[[攻撃]]が成功するだけで[[1ターンキル]]も狙える。~
 [[手札]]で[[腐った>腐る]][[リクルーター]]を[[コスト]]に[[相手]]の[[レベル]]3、4[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]出来る事を考慮しても、1,2枚入れても問題ないだろう。~

***[[リクルーター]]について [#y7bdeb85]
 [[相手]]に[[コントロールを移した>コントロール転移]][[《悪魔の調理師》]]はすぐに[[アドバンス召喚]]に用いられる可能性もあるので、狙うは「[[自爆特攻]]」である。~
--[[《サイバー・フェニックス》]]
 [[《UFOタートル》]]から[[リクルート]]出来、[[《悪魔の調理師》]]との[[戦闘]]によって三枚分の[[ドロー]]ソースとなれる。~
 [[《仮面竜》]]の代わりに採用する事も出来るだろう。~
**[[魔法・罠カード]]について [#h79478dfg]
***[[コントロール]]転移について [#w77fjvgg2]
 [[相手]]に[[コントロール]]を渡す[[魔法カード]]は今の所三枚存在する。~
 [[《シエンの間者》]]はノー[[コスト]]で[[《悪魔の調理師》]]を渡すことが出来るが、[[相手]][[フィールド]]上が[[モンスター]]で埋まってる時には使用出来ない。~
 [[《死のマジック・ボックス》]]は[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ、[[《悪魔の調理師》]]や[[リクルーター]]を渡せるが、[[《スターダスト・ドラゴン》]]に弱く、[[相手]][[モンスター]]が居なければ使えない。~
 [[《強制転移》]]は[[《悪魔の調理師》]]を渡しつつ、[[相手]][[モンスター]]を奪える。強力な[[モンスター]]ならそれでよし、弱小[[モンスター]]ならば[[自爆特攻]]させて[[コンボ]]の後押しに利用出来る。しかし[[モンスター]][[除去]]ではないので、[[《虚無魔人》]]等の厄介なシステムモンスターを止められない。~
 それぞれ長所と短所が少し違うので、枚数や採用する[[カード]]は環境や[[デッキ]]と相談して決めていきたい。

 理想の[[リクルート]]順序は[[《コーリング・ノヴァ》]]⇔[[《シャインエンジェル》]]→[[《ユーフォロイド》]]→[[《UFOタートル》]]→[[《仮面竜》]]→[[《軍隊竜》]]。~
 [[《コーリング・ノヴァ》]]・[[《シャインエンジェル》]]はそれぞれ[[同名カード]]は勿論、もう一方を[[リクルート]]できる。~
 最終的には、[[《シャインエンジェル》]]から[[《ユーフォロイド》]]を[[リクルート]]すると良い。~
 [[《ユーフォロイド》]]は[[レベル]]6ではあるが、[[リクルーター]]からの[[特殊召喚]]ならば[[レベル]]はさほど気にするものではない。~
 自身も[[リクルート]]し続けられ、最終的に[[《ユーフォロイド》]]→[[《UFOタートル》]]→[[《仮面竜》]]→[[《軍隊竜》]]と[[リクルート]]される。~
 [[《仮面竜》]]を入れずに、[[《サイバー・フェニックス》]]を入れる手もあるが、[[《サイバー・フェニックス》]]は[[リクルーター]]ではない事に注意すべし。~
 あくまでも[[《サイバー・フェニックス》]]はこの[[カード]]と[[《悪魔の調理師》]]との兼ね合いで3枚の[[ドロー]]ソースとしかならない、と考えよう。~
***その他の[[カード]] [#hj48fkeri]
 [[《悪魔の調理師》]]と[[リクルーター]]の[[コンボ]]で[[エクゾディア]]パーツを引ききれなかった事を考慮して、[[《打ち出の小槌》]]、[[《手札断殺》]]、[[《貪欲な壺》]]等は複数枚[[デッキ]]に採用するといい。~
 特に[[《貪欲な壺》]]は[[墓地]]に行った[[エクゾディア]]パーツを[[デッキ]]に戻したり、[[リクルーター]]を再利用したりと使い道が多い。最序盤にでも[[手札]]に来ない限りは[[腐りにくい>腐る]]ので、三枚積みは必須である。~
 後、[[ハンデス]]で[[エクゾディア]]パーツを[[墓地]]に捨てられた時の為に、[[《ダーク・バースト》]]や[[《闇の量産工場》]]を[[サイドデッキ]]に入れておきたい。~
 出来るなら[[《サイクロン》]]や[[《大嵐》]]、[[《ハリケーン》]]は欲しい。~
 [[戦闘]]を介する形で[[コンボ]]を行う以上、[[《異次元の境界線》]]や[[《光の護封剣》]]、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]の天敵が多いからである。~

 全て3枚積む事も可能ではあるが、[[モンスター]]が多くなるので好みで枚数を減らそう。~
 理想の順序で上手く[[リクルート]]され大量[[ドロー]]を得たら、[[エクゾディア]]パーツが一瞬で揃うこと請け合いだ。~
 [[罠カード]]はこの[[デッキ]]ではさほど重要ではない。~
 なので[[《王宮のお触れ》]]を三枚入れるだけにするのも悪くない。~
 しかし[[リクルーター]]による[[自爆特攻]]は[[プレイヤー]]の[[ライフ]]も削っていくので、代わりに[[ライフ回復]]用に[[《神の恵み》]]や[[《レインボー・ライフ》]]を採用するのも手である。~

***[[コントロール転移]]について [#s61740fb]
 [[魔法カード]]の[[《シエンの間者》]]・[[《強制転移》]]・[[《死のマジック・ボックス》]]の3枚が優秀な部類、と言えるだろう。~
 また、変わったところでは[[《ギブ&テイク》]]を使用するのも一つの手。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#h745aeiou]
 この[[デッキ]]の最大の弱点は[[《悪魔の調理師》]]と[[リクルーター]]の[[コンボ]]を封じられる事である。~
 それを行うのは以下の[[カード]]である。~

-[[《シエンの間者》]]は1[[ターン]]でこの[[デッキ]]の戦略を一気に構築できる。ノー[[コスト]]なのも魅力的。~
--[[《次元幽閉》]]等の[[攻撃]]反応型[[罠カード]]。~
--[[《神殿を守る者》]]。~
--[[リクルーター]]を[[除外]]する[[《次元の裂け目》]]。~

-[[《強制転移》]]は[[相手]]の弱小[[モンスター]]を奪い、[[自爆特攻]]して[[ドロー]]に後押しするのもよし。
 一番目と三番目は[[《サイクロン》]]等で確実に[[除去]]したい。二番目は遭遇率は低いものの、何とか[[《地砕き》]]や[[《トラゴエディア》]]で対処したい所。~

-[[《死のマジック・ボックス》]]は[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]でき、かつ[[《悪魔の調理師》]]を[[送りつけ]]られる強力な[[カード]]。~

-[[《ギブ&テイク》]]で[[墓地]]に存在する[[《悪魔の調理師》]]を[[相手]][[フィールド]]上に[[特殊召喚]]し、[[トークン]]などで[[攻撃]]し[[ドロー]]する。~
 意外と思われるが、[[《マジシャンズ・サークル》]]も[[カード]]を[[フィールド]]から[[手札]]に戻す手段がなければ天敵となる。
 [[エクゾディア]]パーツは全て[[手札]]になければならないので、無理矢理パーツを[[フィールド]]に出させる事は致命的なのである。~
 この場合は、何とか[[フィールド]]に置かれたパーツを[[墓地]]に送り、[[《貪欲な壺》]]や[[《闇の量産工場》]]、[[《補充要員》]]を使うしかないだろう。~

 どれも[[無制限カード]]なので、好みで投入するのもよしか。~
 他にも連続で[[リクルート]]し続けられるものは沢山いるため、どのような構成になるかは個人によって変わるだろう。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#c1eb689d]
***[[デッキ切れ]]について [#m00cb63c]
 大量[[ドロー]]が要のこの[[デッキ]]にはお約束のことだが、[[デッキ切れ]]には注意しよう。~
 このことについては、[[《貪欲な壺》]]が全てを補正してくれる。~
 [[ドロー]]ソースにもなる上に、[[リクルーター]]の再利用にも可能だからだ。~

***[[除外]]について [#zc8fc281]
 [[相手]]が[[除外]]傾向の[[デッキ]]の場合、[[リクルーター]]は機能しない上に[[エクゾディア]]パーツも[[帰還]]せず、と全く勝ち目が無い。~
 [[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]を一斉除去出来る[[《大嵐》]]は投入すべきであろう。~
 [[除外]]を防ぐことができる[[《王宮の鉄壁》]]を投入する事も考えられる。~

***[[戦闘]]・[[戦闘ダメージ]]について [#rfb1d7d2]
 前述のリクルーターによる大量ドローは、戦闘を行う事でのみ成立する。~
 つまり、[[《異次元の境界線》]]のような[[カード]]が出た場合、ほぼ勝ち目はないのである。~
これを除去する為にも、[[《大嵐》]]は[[必須カード]]と言える。~

 また[[自爆特攻]]しすぎたせいで、気付けば[[自分]]の[[ライフ>ライフポイント]]が0になっていることも少なくない。~
 [[《神の恵み》]]を1〜2枚程度いれておくのも手である。~
 他には[[《フリント》]]で[[《悪魔の調理師》]]の[[攻撃力]]を下げたり、[[《勇気の旗印》]]の使用も考えられる。~
 だが、[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫させすぎないことにも配慮すること。[[《ハリケーン》]]で1度[[リセット]]する方法もある。~

***[[《神殿を守る者》]]について [#l056e9ca]
 滅多に見ないが[[相手]]が[[《神殿を守る者》]]を使ってきた場合、かなり厄介になるので、ある程度の[[上級]][[モンスター]]や、[[《地割れ》]]等の[[除去]][[カード]]も投入すればよい。~
前述の[[《勇気の旗印》]]などを使い[[《悪魔の調理師》]]で戦闘破壊するのも手ではある。~
 最も、[[相手]]の[[《神殿を守る者》]]の[[召喚]]よりも先に[[コンボ]]にもっていければそれが一番であるが。~

 また、この[[デッキ]]は[[ドロー]]が趣旨なのではなく、[[エクゾディア]]を揃えるのが趣旨であることも忘れないで欲しい。~

**代表的なカード [#yb9b0ab9]
-[[リクルーター]]
-[[コントロール転移]]

-[[《悪魔の調理師》]]

-[[《シエンの間者》]]
-[[《強制転移》]]
-[[《死のマジック・ボックス》]]

**関連リンク [#gf8ca2f5]
- [[【エクゾディア】]]
- [[【リクルーター】]]

-[[1ターンキル]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]