*【鳥獣族】 [#ibe69d4b]
 [[鳥獣族]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~
 [[鳥獣族]][[モンスター]]を多数投入し、後ろから強力な複数[[破壊]]カードの[[《ゴッドバードアタック》]]で援護する[[ビートダウン]]である。~
 また、[[《D.D.クロウ》]]をメインから圧迫せず投入することができる数少ない[[デッキ]]である。~
 亜種にはサポート豊富な[[ハーピィ]]で固めた[[【ハーピィ】]]、[[《暗黒のマンティコア》]]や[[《激昂のミノタウルス》]]、及び[[獣族]]・[[獣戦士族]][[モンスター]]を混合した[[【ビースト】]]がある。~

 《ゴッドバードアタック/Icarus Attack》
 通常罠
 自分フィールド上の鳥獣族モンスター1体を生け贄に捧げる。
 フィールド上のカード2枚を破壊する。

 《ハーピィの狩場/Harpies' Hunting Ground》
 フィールド魔法
 「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」が
 フィールド上に召喚・特殊召喚された時、
 フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。
 フィールド上に表側表示で存在する鳥獣族モンスターは
 攻撃力と守備力が200ポイントアップする。


 《激昂のミノタウルス/Enraged Battle Ox》
 効果モンスター
 星4/地属性/獣戦士族/攻1700/守1000
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターは、
 守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が
 越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。


**[[デッキ]]構築について [#ub29346b]
 この[[デッキ]]で最も重要なのは鳥獣族の選択。~
 ここではその一例を挙げてみる。

―[[ドロー]]
-[[《聖鳥クレイン》]]

―[[アタッカー]]
-[[《ハーピィ・クィーン》]]
-[[《ハーピィ・レディ1》]]
-[[《ハーピィ・レディ・SB》]]
-[[《バードマン》]]
-[[《バード・フェイス》]]
-[[《有翼賢者ファルコス》]]
-[[《ハンター・アウル》]]
-[[《霞の谷の戦士》]]
-[[《霞の谷のファルコン》]]
-[[《BF−疾風のゲイル》]]
-[[《BF−暁のシロッコ》]]

―[[上級モンスター]]
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]
-[[《ストーム・シューター》]]
-[[《疾風鳥人ジョー》]]
-[[《風帝ライザー》]]
-[[《神禽王アレクトール》]]

―ライフ関係
-[[《ステルスバード》]]
-[[《N・エア・ハミングバード》]]
-[[《神鳥シムルグ》]]

―その他
-[[《星見鳥ラリス》]]
-[[《トルネード・バード》]]
-[[《D.D.クロウ》]]

 見ての通り実戦で活躍が見込まれる[[モンスター]]がかなり限られてくる。~
 まず、[[下級モンスター]]からは[[《BF−疾風のゲイル》]]と[[《ハーピィ・クィーン》]]をメインに採用したい。~
 前者は[[鳥獣族]][[モンスター]]の[[戦闘]]に貢献する上、[[チューナー]]なため[[シンクロ召喚]]も狙うことが可能。~
 後者は[[《ハーピィの狩場》]]の[[サーチ]]が可能であり、[[下級]][[鳥獣族]][[モンスター]]の中では[[攻撃力]]が高いほうなので、純粋な[[アタッカー]]として使用できる。~
 [[サーチ]]の際に[[墓地が肥える>墓地を肥やす]]ので、[[《ダーク・シムルグ》]]の[[特殊召喚]]に貢献するのも地味な利点だが無視できない。~

 その他の[[下級モンスター]]としては、[[《ハーピィ・レディ1》]][[《霞の谷の戦士》]][[《霞の谷のファルコン》]][[《有翼賢者ファルコス》]]あたりが比較的優秀。~
 後述する[[【サモンプリースト】]]の要素を入れるならば、[[《聖鳥クレイン》]]の採用も考えられる。~

 [[上級モンスター]]からは、[[制限カード]]にもなっている[[《風帝ライザー》]]や、簡単に[[特殊召喚]]が可能な[[《ダーク・シムルグ》]]、[[半上級モンスター]]である[[《BF−暁のシロッコ》]]あたりから選択するのが無難。~
 [[BF]]の登場もあり、[[鳥獣族]][[モンスター]]だけで[[《ダーク・シムルグ》]]を[[特殊召喚]]することが容易になったため、採用を検討できる。~

 [[鳥獣族]][[モンスター]]の強力なサポート[[カード]]である[[《ゴッドバードアタック》]]はできる限り積みたい。~
 [[鳥獣族]][[モンスター]]で統一する意味は、ほとんどこの[[カード]]があるためと言っても過言ではないだろう。~
 [[【ハーピィ】]]の要素を取り入れるのなら[[《ハーピィの狩場》]]の採用を検討できるが、無理に投入する必要はない。~
 [[《BF−疾風のゲイル》]]がギリギリ[[《奈落の落とし穴》]]に引っかかるようになってしまったりと、一応のデメリットはある。~
 [[《ゴッドバードアタック》]][[《ハーピィの狩場》]]との相性がいい[[《魔封じの芳香》]]の採用も可能。~
 [[《ダーク・シムルグ》]]と一緒に立てるだけで、そこそこの[[ロック]]が完成する。~
 ただし、自分の[[魔法カード]]も制限されてしまうので注意。

 非常に扱いやすい[[チューナー]]である[[《霞の谷の戦士》]][[《BF−疾風のゲイル》]]が問題なく投入出来るので、[[シンクロ召喚]]の要素も自然に取り入れることが可能。~
 さらに強力な[[モンスター]]が揃っている鳥獣族の[[剣闘獣]]の採用も考えられる。~
 [[鳥獣族]]の[[《剣闘獣ベストロウリィ》]][[《剣闘獣エクイテ》]][[《剣闘獣ガイザレス》]]はどれも扱いやすく、手軽にアドバンテージを取る優秀な[[モンスター]]。~
 [[《剣闘獣の戦車》]]と共にいくつか投入することも十分可能である。~
 ただし[[鳥獣族]]は専用の[[サポートカード]]が少なく、展開力や[[墓地]]からの[[蘇生]]などといった[[特殊召喚]]に長けているとは言いがたいので、投入する[[カード]]は他との兼ね合いによって決めることになるだろう。

**この[[デッキ]]の弱点 [#rca5bb24]
 キーカードが[[罠カード]]に依存しているため、[[《王宮のお触れ》]]を張られてしまうとかなり厳しくなる。~
 特に[[《ゴッドバードアタック》]]の[[発動]]を阻害されると大幅な[[ディスアドバンテージ]]になり、戦況をひっくり返されることもしばしば。~
 幸い、[[《ハーピィの狩場》]]をはじめとする[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]を[[除去]]するカードは豊富なので速やかに[[除去]]したい。~

**[[デッキ]]の亜種 [#sbf25339]
***[[【ハーピィ】]] [#r7a339d5]
 [[フィールド魔法]]の[[《ハーピィの狩場》]]を軸にした【鳥獣族】。打撃力と[[伏せ除去]]力を向上させたタイプ。~
 詳しくは[[【ハーピィ】]]を参照。~

***【サモンバード】 [#x6158eb7]
 【サモプリターボ】とも呼ばれる。~
 [[【サモンプリースト】]]から派生した【鳥獣族】。[[《聖鳥クレイン》]]を中心に[[鳥獣族]][[モンスター]]が投入される。~
 また、[[【ハーピィ】]]との相性も悪くない。[[《ハーピィの狩場》]]の[[効果]]は[[特殊召喚]]に対応し、[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]にもできるからだ。~
 [[《霞の谷の戦士》]]を持ってきて[[シンクロ召喚]]に繋げることもできる。~

***【風属性・鳥獣族】 [#l7bad3b2]
 [[鳥獣族]]には[[風属性]]のモンスターが多く、[[【風属性】]]の要素を組み込みやすい。~
 自身も[[鳥獣族]]の[[《ハーピィ・レディ1》]]は活躍できる。~

***【BF】 [#bfdbad3b2]
 [[CRIMSON CRISIS]]で登場した[[BF]]シリーズを軸にしたタイプ。~
 [[《BF−疾風のゲイル》]]が優秀な[[効果]]を持った[[チューナー]]のため、[[シンクロ召喚]]の要素を組み込む事が出来る。~
 また、全てが[[闇属性]][[モンスター]]のため、一部の[[闇属性]]サポートも共有出来る。~
 [[墓地]]の[[《BF−疾風のゲイル》]]をサルベージ出来る[[《ダーク・バースト》]]は特に相性が良い。~
 また、既存の【風属性・鳥獣族】と組み合わせることで[[《ダーク・シムルグ》]]の[[召喚]]を狙うことも出来る。~

**代表的なカード [#yb9b0ab9]

-[[《D.D.クロウ》]]
-[[《聖鳥クレイン》]]
-[[《ステルスバード》]]

-[[《霞の谷の戦士》]]

-[[《風帝ライザー》]]
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]

-[[《ゴッドバードアタック》]]
-[[《ハーピィの狩場》]]

**関連リンク [#gf8ca2f5]
-[[鳥獣族]]
-[[【ビースト】]]
-[[【ハーピィ】]]

-[[デッキ集]]