【天空の聖域】

デッキの概要

 天空の聖域で登場した《天空の聖域》効果または《天空の聖域》フィールドで存在する場合に強化されるモンスターを駆使して戦うデッキ

《天空の聖域/The Sanctuary in the Sky》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
天使族モンスターの戦闘によって発生する天使族モンスターの
コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。

デッキ構築

モンスターカードについて

【天使族】と被る物が多いため、【天空の聖域】特有のカードを紹介していく。
また《天空の使者 ゼラディアス》以外の下記の効果《天空の聖域》フィールド上に存在している場合の効果である。

  1. 《天空の聖域》サーチアタッカーにもなる 《天空の使者 ゼラディアス》
  2. 光属性捨てる?ことで《サンダー・ボルト》発動する 《大天使ゼラート》
  3. 自分のライフが多いとき、その差を攻撃力とする 《力の代行者 マーズ》
  4. 自分のライフが多いとき、その差をダメージとして与える 《裁きの代行者 サターン》
  5. 《マスター・ヒュペリオン》または代行者サーチできる 《神秘の代行者 アース》
  6. 手札天使族捨てることで、光属性天使族モンスター特殊召喚できる 《奇跡の代行者 ジュピター》
  7. 墓地光属性天使族除外することで1ターンに2回まで破壊効果を使える 《マスター・ヒュペリオン》
  8. 《天空騎士パーシアス》特殊召喚できる 《コーリング・ノヴァ》
  9. 《天空騎士パーシアス》コスト特殊召喚でき、自分のライフが多いとき、その差を攻撃力とする 《天空勇士ネオパーシアス》
  10. カウンター罠発動した時、相手のカード破壊する 《天空聖者メルティウス》
  11. 戦闘以外の方法で墓地に送られた?時、1000ライフポイント回復する 《ホーリー・ジェラル》

魔法・罠カードについて

【天使族】と被る物が多いため、【天空の聖域】特有のカードを紹介していく。
また下記のカード発動条件《天空の聖域》フィールド上に存在している必要がある。

  1. 《天空の聖域》が発動しているとき、モンスター効果魔法無効する 《神罰》
  2. 除去手札破壊を選択できる 《裁きの光》  

デッキの種類

下記のデッキの説明はすべて《天空の聖域》発動されていることが前提の説明である。

《大天使ゼラート》

 フィールド上のモンスター破壊する効果を持つ《大天使ゼラート》を主軸としたデッキ。
 《大天使ゼラート》特殊召喚に必要な《ゼラの戦士》レベル4・戦士族通常モンスターであるため《増援》《思い出のブランコ》といったサーチ蘇生はしやすい。
 しかし《大天使ゼラート》サーチが利きにくく、サルベージも乏しいため何かしらの工夫は必要。

《マスター・ヒュペリオン》

 破壊効果を1ターンに2度まで使用できる《マスター・ヒュペリオン》を主軸としたデッキ
 《神秘の代行者 アース》効果サーチが可能で、さらに自身の効果特殊召喚もできるため、場に出すことは容易。
 特殊召喚及び効果コスト除外された光属性天使族を、《奇跡の代行者 ジュピター》《奇跡の光臨》《救援光》などで再利用することも可能である。
 また、《マスター・ヒュペリオン》破壊効果は、《天空の聖域》フィールド場に存在しなくても1度は発動できるため、他と比べて《天空の聖域》にそれほど依存する事もない。

代行者

 《マスター・ヒュペリオン》を主軸とせず、代行者自身の効果を主軸としたデッキ
 以下のデッキに派生する。

  《天空の泉》によりこのカード1ターンキルすることも可能。
  《シャインエンジェル》《コーリング・ノヴァ》リクルートできるモンスター相手モンスター自爆特攻を7回繰り返す。
  ライフポイントが最大で9900ポイント(《コーリング・ノヴァ》《天空騎士パーシアス》サーチした場合10400ポイント)増え、自爆特攻対象が1900以下のモンスターであれば1ターンキルの成立となる。
  6回の自爆特攻の後《力の代行者 マーズ》特殊召喚しても攻撃力8400のモンスターを場に出すことができる。
  このコンボを採用する場合【ジャンク天使】のギミックも入れることもでき《天空の泉》効果も相まれば、破格の攻撃力を得ることができる。

《天空勇士ネオパーシアス》

 《コーリング・ノヴァ》《天空騎士パーシアス》特殊召喚して行き《天空勇士ネオパーシアス》フィニッシャーとしたデッキ
 基本《天空騎士パーシアス》カード及びライフアドバンテージを得ていき、最後の一息に《天空勇士ネオパーシアス》を出すのがよい。
 もっとも《天空勇士ネオパーシアス》も同じことができるが最上級モンスターであるため《天空騎士パーシアス》以上に出にくい。
 《天空勇士ネオパーシアス》攻撃力を上げる効果は自身の貫通効果も相まって、簡単に上昇できる。
 ライフに差が出やすいため上記の代行者も投入できる。

《天空聖者メルティウス》

 《天空の聖域》で効果が強力になる《天空聖者メルティウス》を採用した、パーミッションデッキ
 【エンジェル・パーミッション】との相違点として、カウンター罠発動するだけで、相手のカード破壊されていく点である。
 《力の代行者 マーズ》とは相性がよくと《天空聖者メルティウス》破壊及び回復効果を最大限に利用できる。
 《神罰》が使えるためカウンター罠の種類が増えるのも特徴。
 地味な点であるが《英知の代行者 マーキュリー》効果も比較的簡単に使用できる。
 その他のフィニッシャーや相性のいいカウンター罠などは【エンジェル・パーミッション】参照。

【雲魔物】

 雲魔物天使族であるため、《天空の聖域》効果を受けることができる。
 詳しくは【雲魔物】参照。

【もけもけ】

 ダメージを抑える効果から【もけもけ】《天空の聖域》が採用される。
 詳しくは【もけもけ】参照。

-コナミのゲーム作品において―

最初からライフポイントに差があるような状況を作り出せるのなら、代行者コンボは非常に有効となる。
ということは遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006のチャレンジのLPサバイバルで有効なデッキということになる。
最初から8000以上のライフ・アドバンテージを持つことも可能であり、片っ端から開幕1ターンキルでなで斬りにすることも可能である。
さらに邪道を言えば、《裁きの代行者 サターン》《力の代行者 マーズ》《天空の聖域》がセット状態でも効果が適用されるバグが存在する。
そのため《天空の聖域》が除去の対象となり難く、《力の代行者 マーズ》もセットしておけば、反射ダメージでほぼ勝負は決まる。
《力の代行者 マーズ》攻撃表示で場に出しておき、攻撃宣言したところで《砂塵の大竜巻》発動させ《天空の聖域》をセットすれば反射で勝つ、ということもできる。
無論、上記のバグについてはOCGでは不可能である。

代表的なカード

関連リンク