*【電子光虫】 [#top]
*【&ruby(デジタル・バグ){電子光虫};】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
　[[電子光虫]]を始めとする[[レベル]]３・[[光属性]]・[[昆虫族]]を中心とした[[エクシーズ召喚]]主体の[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
　[[守備表示]]や[[表示形式]]の変更に関わる[[効果]]がメインであり、[[相手]][[モンスター]]を[[守備表示]]にして[[貫通]][[ダメージ]]や[[除去]]を狙っていく。~

 《電子光虫−ウェブソルダー/Digital Bug Websolder》
 効果モンスター
 星３/光属性/昆虫族/攻 500/守1500
 このカードをＸ召喚の素材とする場合、昆虫族モンスターのＸ召喚にしか使用できない。
 (1)：１ターンに１度、自分フィールドの表側攻撃表示モンスター１体を対象として発動できる。
 そのモンスターを守備表示にし、手札から昆虫族・レベル３モンスター１体を守備表示で特殊召喚する。
 (2)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚したモンスターは以下の効果を得る。
 ●このＸ召喚に成功した場合に発動する。
 相手フィールドの全ての表側表示モンスターは、守備力が０になり、守備表示になる。

 《電子光虫−センチビット/Digital Bug Centibit》
 効果モンスター
 星３/光属性/昆虫族/攻1500/守 500
 このカードをＸ召喚の素材とする場合、昆虫族モンスターのＸ召喚にしか使用できない。
 (1)：１ターンに１度、表側攻撃表示のこのカードが守備表示になった時に発動できる。
 デッキから昆虫族・レベル３モンスター１体を守備表示で特殊召喚する。
 (2)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚したモンスターは以下の効果を得る。
 ●このカードは相手フィールドの全ての守備表示モンスターに１回ずつ攻撃できる。

 《バチバチバチ/Bachibachibachi》
 効果モンスター
 星３/光属性/昆虫族/攻 800/守 800 
 (1)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚したモンスターは以下の効果を得る。
 ●このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 《電子光虫−スカラジエータ/Digital Bug Scaradiator》
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク３/光属性/昆虫族/攻1800/守1400
 昆虫族・光属性レベル３モンスター×２体以上
 (1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を２つ取り除き、
 相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
 そのモンスターの表示形式を変更し、その効果をターン終了時まで無効にする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2)：１ターンに１度、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
 破壊したそのモンスターをこのカードの下に重ねてＸ素材とする。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
　[[電子光虫]]と相性の良い[[レベル]]３・[[昆虫族]]の[[モンスター]]と[[表示形式]]を変更する[[魔法・罠カード]]が中心となる。~
　また、展開力が高くない代わりに[[コンボ]]により１[[ターン]]で大きな[[戦闘ダメージ]]が狙えるため[[強化]][[カード]]とも相性が良い。~


***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
―[[電子光虫]]~
　いずれも[[レベル]]３・[[光属性]]・[[昆虫族]]で統一されており、以下の共通[[効果]]と[[効果外テキスト]]を持つ。~
 このカードをＸ召喚の素材とする場合、昆虫族モンスターのＸ召喚にしか使用できない。
 (2)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚したモンスターは以下の効果を得る。
 ●（固有の効果）

-[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]~
[[手札]]から[[レベル]]３・[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]する(1)の[[効果]]、[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]を[[守備表示]]にして[[守備力]]０にできる(2)の[[効果]]を持つ。~
[[召喚]]された自身を[[守備表示]]に変更するのが最も手っ取り早く、単体で展開できるため安定性も高い。~
[[《電子光虫−センチビット》]]を[[対象]]にすれば[[レベル]]３の[[昆虫族]]４体を並べることができ、(2)の[[効果]]と合わせて高い爆発力を発揮する。~
(2)の[[効果]]は[[全体攻撃]]や[[貫通]]と組ませると強力であり、[[《電子光虫−コアベージ》]]から[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]に繋げば[[全体除去]]も可能となる。~
総じてどちらの[[効果]]も非常に扱いやすく、基本的には最優先で[[フィールド]]に出していきたい。~

-[[《電子光虫−センチビット》]]~
[[デッキ]]から[[レベル]]３・[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]する(1)の[[効果]]、[[守備表示]][[モンスター]]に[[全体攻撃]]が可能となる(2)の[[効果]]を持つ。~
[[リクルート]]は便利ではあるが、自身が[[守備表示]]になった時という[[発動条件]]故に単体では展開できない。~
他の[[カード]]と[[コンボ]]する、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]するなどの工夫が必要だが、無理に狙いすぎると[[デッキ]]バランスを崩すのでそこまで意識しないでもいい。~
重要なのは(2)の[[効果]]であり、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]と組ませれば[[相手]][[モンスター]]全てを[[戦闘破壊]]可能になる。~
この際に[[貫通]][[効果]]を付与することで大きな[[戦闘ダメージ]]を与えられるため、[[１ターンキル]]には欠かせない[[カード]]と言える。~

-[[《電子光虫−コクーンデンサ》]]~
[[墓地]]から[[レベル]]３・[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]する(1)の[[効果]]、[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]する場合に[[相手]]の行動を封じる(2)の[[効果]]を持つ。~
[[墓地]]に[[蘇生]]させる[[モンスター]]こそ必要だが、[[カード]]消費１枚で[[エクシーズ召喚]]できるのは展開力に難を抱えるこの[[デッキ]]では重要。~
一方、(2)の[[効果]]はそこまで大きな見返りではないので基本的には展開手段として活用したい。~


―[[レベル]]３の[[昆虫族]]~
　[[電子光虫]]及びその関連[[カード]]に対応する。~
　特に[[光属性]]は[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]にも使えるので重要。~

-[[《バチバチバチ》]]~
自身を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]すると[[貫通]][[効果]]が付与される。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]との相性が抜群に良い上に、[[光属性]]なので[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の[[エクシーズ素材]]にもなる。~
[[１ターンキル]]にも重要な存在であるため、[[電子光虫]]以外では最重要[[モンスター]]と言っても過言ではない。~

-[[《ギャラクシー・ワーム》]]~
[[召喚]]成功時に[[自分]][[フィールド]]に他の[[モンスター]]がいなければ[[レベル]]３以下の[[ギャラクシー]]を[[リクルート]]できる。~
[[同名カード]]を展開すれば[[手札]]消費１枚で[[エクシーズ召喚]]ができ、[[光属性]]なので[[《電子光虫−スカラジエータ》]]も出せる。~
フル投入した場合[[効果]]の関係上３枚目が[[腐って>腐る]]しまうのが欠点だが、[[《銀河魔鏡士》]]を[[ピン挿し]]する手も無くはない。~

-[[《共鳴虫》]]~
[[戦闘破壊]]された場合に[[攻撃力]]1500以下の[[昆虫族]]を[[リクルート]]できる。~
[[同名カード]]を展開して簡易的な[[壁]]にする他、[[《電子光虫−センチビット》]]を最後に[[リクルート]]すれば返しの[[ターン]]であちらの(1)の[[効果]]を[[発動]]できる。~

-[[《ナチュル・フライトフライ》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]を自軍の[[ナチュル]][[モンスター]]の数×300ポイントダウンさせられる[[効果]]、[[守備力]]０の[[モンスター]]の[[コントロール奪取]][[効果]]を持つ。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の(2)の[[効果]]と[[コントロール奪取]]の条件が噛み合っており、奪取後に[[攻撃表示]]へと変更すれば[[攻撃]]の手駒を増やせる。~
[[《地獄の暴走召喚》]]で３体を並べれば実に2700もの全体[[弱体化]]となり、[[コントロール奪取]]も[[発動]]させやすい。~

-[[《パクバグ》]]~
[[相手]][[フィールド]]に[[エクシーズモンスター]]が存在すれば[[手札]]から[[特殊召喚]]でき、微弱な[[弱体化]]もできる。~
[[特殊召喚]]できるかは[[相手]]依存なので、基本的には運が良ければ展開可能なサポートに対応する[[モンスター]]程度に見るのが良いか。~

-[[《ナチュル・スティンクバグ》]]・[[《ナチュル・バタフライ》]]~
いずれも防御[[効果]]を持つ[[チューナー]]であり、[[シンクロモンスター]]を戦術に取り入れられる。~
前者は自身を犠牲にする代わりに[[バトルフェイズ]]毎終わらせることができ、後者は[[１ターンに１度]]しか[[攻撃]]を防げないが自身を[[コスト]]にしない。~

―それ以外で相性の良い[[モンスター]]~
-[[《クレーンクレーン》]]~
[[召喚]]成功時に[[墓地]]の[[レベル]]３を[[蘇生]]できるため、そのまま[[ランク]]３に繋げられる。~
[[蘇生]]した[[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]になるが、[[電子光虫]]の(2)の[[効果]]はいずれも[[適用]]される。~
ただし、[[効果外テキスト]]は[[無効]]にならない関係上、この[[モンスター]]と[[電子光虫]]１体で出せる[[モンスター]]は[[《Ｎｏ.２０ 蟻岩土ブリリアント》]]に限られる。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]との相性が良く、[[《Ｎｏ.２０ 蟻岩土ブリリアント》]]⇒[[《電子光虫−コアベージ》]]⇒[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]⇒[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]と繋げば[[手札]]消費１枚で[[相手]][[モンスター]]の[[全体除去]]＋2600の[[直接攻撃]]が可能になる。~

-[[《オネスト》]]~
[[種族]]や[[レベル]]は噛み合わないが、[[光属性]]が多い[[デッキ]]なので[[効果]]の[[発動]]機会は多い。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]は[[守備力]]にのみ関与する[[効果]]なのでこの[[カード]]による[[強化]]にも影響せず、[[貫通]]と絡めれば大きな[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~

-[[《デビルドーザー》]]~
[[昆虫族]]ではお馴染みの[[アタッカー]]。~
[[墓地アドバンテージ]]は失うものの、2800の[[攻撃力]]は[[１ターンキル]]を狙う際にも大きな助けになる。~

-展開力に優れた[[レベル]]３[[モンスター]]~
[[ランク]]３の[[エクシーズ召喚]]を補助できる。~
候補は多いので各々の[[デッキ]]や[[環境]]に応じて採用枚数を調整したい。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
―[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]~
　それぞれ[[ランク]]３・５・７であり、後者２体は自身より[[ランク]]が１〜２つ下の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]２つを消費することで出すこともできる。~
　いずれも[[光属性]]・[[昆虫族]]の[[エクシーズ素材]][[縛り]]を持つが、後者２体は上述の方法で出すことが多いのでこの[[縛り]]が影響するのは[[《電子光虫−スカラジエータ》]]くらいだろう。~

-[[《電子光虫−スカラジエータ》]]~
(1)の[[表示形式]]変更と[[無効]][[効果]]は[[フリーチェーン]]なので守りにも使え、(2)の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を補充できる。~
２体''以上''での[[エクシーズ召喚]]が可能なので、[[電子光虫]]及び[[《バチバチバチ》]]の[[効果]]を３つ以上付与させることも可能。~
[[１ターンキル]]を狙う場合はなるべく多くの[[効果]]を付与した上で[[全体攻撃]]により一気に勝負を決めたい。~

-[[《電子光虫−コアベージ》]]~
[[守備表示]][[モンスター]]１体を[[デッキ]][[バウンス]]する(1)の[[効果]]、[[エクシーズ素材]]を補充できる(2)の[[効果]]を持つ。~
この[[デッキ]]では貴重な[[破壊]]以外の[[除去]]が可能な[[カード]]であり、この[[効果]]だけで採用する理由になる。~
(2)の[[効果]]はオマケに近いが[[発動条件]]は[[モンスター]]１体の[[表示形式]]が変更した場合と緩いので[[発動]]機会自体は多い。~
[[効果]]のみならず、後述の[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]や[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]への繋ぎ役としても活用できる。~

-[[《電子光虫−ライノセバス》]]~
[[貫通]][[効果]]と[[相手]]の[[守備力]]が最も大きい[[モンスター]]を[[１ターンに１度]][[フリーチェーン]]で[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~
[[守備力]]が同じ場合は[[全体除去]]となるため、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《アヌビスの呪い》]]との[[コンボ]]が光る。~
ただし、この[[カード]]より出しやすい[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]や[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]でも似た役割は果たせるため、こちらは[[フリーチェーン]]の点を活かしたい。~

―それ以外の[[エクシーズモンスター]]~
　[[ランク]]３及びそこから展開できる[[エクシーズモンスター]]が中心となる。~

-[[《Ｎｏ.２０ 蟻岩土ブリリアント》]]~
[[モンスター効果]]は微弱な[[全体強化]]であり、[[貫通]]や[[全体攻撃]]を付与した場合に多少[[戦闘ダメージ]]が増える程度である。~
重要なのは[[縛り]]の無い[[ランク]]３[[昆虫族]]という点であり、特に[[電子光虫]]と任意の[[レベル]]３の組み合わせで出せる[[モンスター]]はこの[[カード]]しか存在しない。~
ここから[[《電子光虫−コアベージ》]]・[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]・[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]へと繋げるため、中継点として重要な存在である。~

-[[《機装天使エンジネル》]]~
[[モンスター]]１体を[[守備表示]]にした上で[[破壊]][[耐性]]を付与する[[ランク]]３。~
防御役と[[電子光虫]]の[[効果]][[発動]][[トリガー]]の２役を担える。~

-[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]~
[[ランク]]５の[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]１つを消費することで[[エクシーズ召喚]]できる[[ランク]]６。~
[[守備表示]][[モンスター]]が１体ならば[[《電子光虫−コアベージ》]]の[[デッキ]][[バウンス]]で、２体以上ならばこの[[カード]]で[[全体除去]]と役割分担すると良い。~
低い[[攻撃力]]も[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]で補えるが、必然的に[[エクストラデッキ]]を圧迫することは意識しておきたい。~

-[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]~
[[ランク]]５・６からそのまま重ねて[[エクシーズ召喚]]できる[[ランク]]７。~
安定した打点と[[貫通]][[効果]]を持ち、[[エクシーズ素材]]を消費して[[発動]]する[[効果]]が無いため[[《ストイック・チャレンジ》]]とも相性が良い。~


***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[昆虫族]]の[[サポートカード]]~
-[[《大樹海》]]~
[[昆虫族]]が[[破壊]]された場合に同[[レベル]]の[[モンスター]]を[[サーチ]]できる[[永続魔法]]。~
[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は[[レベル]]３に偏りやすいため[[サーチ]]先には困らず、１[[ターン]]の[[発動]]回数制限も無いため[[《共鳴虫》]]で[[同名カード]]を[[リクルート]]すれば[[アドバンテージ]]も取れる。~
ただし、[[レベル]]を参照する関係上[[エクシーズモンスター]]が[[破壊]]された場合は[[サーチ]]できない点に注意。~

-[[《光虫異変》]]~
[[レベル]]３の[[昆虫族]]２体を[[効果]]を[[無効]]にして[[蘇生]]することで[[エクシーズ召喚]]を補助できる[[通常罠]]。~
(2)の[[レベル]]変動[[効果]]はオマケに近く、２体目の[[《電子光虫−コアベージ》]]を直接出す場合に使われる程度だろう。~

-[[《ライヤー・ワイヤー》]]~
[[墓地]]の[[昆虫族]]を[[コスト]]に[[フリーチェーン]][[破壊]]が可能な[[通常罠]]。~
単体で採用するよりも、[[帰還]][[効果]]を持つ[[《虚空海竜リヴァイエール》]]との[[シナジー]]を頭に入れておきたい。~

-[[《光虫基盤》]]~
微弱な[[全体強化]]と[[手札]]の[[昆虫族]]を[[エクシーズ素材]]に変換する[[効果]]を持つ[[フィールド魔法]]。~
どちらも合って困る[[効果]]ではないが、[[カード]]１枚を使う程の見返りとも言い難く、採用するにしても枚数は抑え気味にしておきたい。~

―[[表示形式]]を[[守備表示]]に変更する[[カード]]~
　[[電子光虫]]の[[効果]]補助の他、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]が無くとも[[《電子光虫−センチビット》]]の[[全体攻撃]]が活かしやすい。~

-[[《アヌビスの呪い》]]~
[[効果モンスター]]を[[守備表示]]にした上で[[発動]][[ターン]]のみ[[元々の守備力]]を０にできる。~
簡易的に[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]を補ってくれるため、類似[[カード]]では最も相性が良いと言える。~
[[表示形式]]変更を封じる[[効果]]も[[自分]]が[[エクシーズ召喚]]を行う前に[[発動]]すれば問題になりにくい。~
[[相手]][[ターン]]に[[発動]]した場合は下記の[[カード]]に比べ[[効果モンスター]]以外が防げない点で劣るが、現在は殆どが[[効果モンスター]]なので然程気にする必要はない。~

-[[《重力解除》]]・[[《イタクァの暴風》]]・[[《進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！》]]~
いずれも[[フリーチェーン]]なので防御にも使える。~
[[効果]]を受ける範囲が３枚とも微妙に異なるため、各々の[[デッキ]]に合ったものを優先すると良い。~

-[[《アースクエイク》]]~
上記と異なり[[通常魔法]]なので、引いてすぐ使える代わりに防御としては働かないため一長一短である。~

-[[《エネミーコントローラー》]]~
１体しか[[表示形式]]の変更ができないが、代わりに[[フリーチェーン]]の[[速攻魔法]]なので[[汎用性]]が高く、[[コントロール奪取]][[効果]]も場合によっては有効利用できる。~

-[[《闇の護封剣》]]・[[《皆既日蝕の書》]]・[[《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》]]・[[《底なし落とし穴》]]~
[[対象]]を取らずに[[セット]]状態にするため、[[耐性]]を持った[[モンスター]]でも[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]などで[[除去]]できるようになる。~
[[フリーチェーン]]の[[除去]][[効果]]や[[無効]][[効果]]を持つ[[モンスター]]でも妨害される前に[[セット]]状態にすることで対策になる。~
ただし、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[弱体化]][[効果]]が通じなくなる点は[[アンチシナジー>シナジー]]となる。~

―それ以外で相性の良い[[カード]]~

-[[《ストイック・チャレンジ》]]~
[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を[[エクシーズ素材]]の数×600アップし、[[モンスター]]との[[戦闘ダメージ]]を倍増する。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《アヌビスの呪い》]]で[[守備力]]を０にしつつ[[貫通]]を付与することで、[[１ターンキル]]も可能な[[戦闘ダメージ]]を叩き出せる。~
[[デメリット]]の関係上なるべく[[発動]][[ターン]]でケリを付けたいが、仕留め損ねても[[メインフェイズ]]２に[[《電子光虫−コアベージ》]]にすることで[[墓地送り>墓地へ送る]]を回避できる。~

-[[《Ｈ−ヒートハート》]]・[[《ビッグバン・シュート》]]~
[[攻撃力]]をアップした上で[[貫通]][[効果]]を付与する。~
[[《バチバチバチ》]]を[[エクシーズ素材]]にする必要がなくなる他、微弱な[[強化]]量も[[《電子光虫−センチビット》]]の[[全体攻撃]]では中々に役立つ。~
後者は自身が[[除去]]された場合に[[装備モンスター]]が[[除外]]される[[デメリット]]があるが、[[装備魔法]]なので[[《アームズ・ホール》]]を[[《ストイック・チャレンジ》]]と共有できる。~

-[[《鬼神の連撃》]]・[[《かっとビング・チャレンジ》]]~
[[エクシーズモンスター]]に[[２回攻撃]]を付与する。~
上記とは逆に[[《電子光虫−センチビット》]]を[[エクシーズ素材]]にせずとも[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《バチバチバチ》]]の[[効果]]が活かしやすくなる。~

-[[《おジャマトリオ》]]~
[[全体攻撃]]の的を増やしつつ微弱な[[バーン]]で追い打ちをかける。~
[[相手]][[モンスター]]が１〜２体で[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]・[[《バチバチバチ》]]の３体が揃えば[[効果ダメージ]]を含めて[[１ターンキル]]となる。~

-[[《同胞の絆》]]~
[[レベル]]３・[[光属性]]・[[昆虫族]]の割合が多いので[[発動]]機会は多い。~
[[発動]][[ターン]]の[[攻撃]]やそれ以上の展開が行えないので、[[《アヌビスの呪い》]]などの防御[[カード]]で[[相手]][[ターン]]の反撃は防ぎたい。~
[[《ワンダー・エクシーズ》]]と併用すれば、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]を[[相手]][[ターン]]で[[発動]]できるため防御にもなる。~

-[[《ＲＵＭ−アストラル・フォース》]]~
[[エクシーズ素材]]を消費せずに上位の[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]を呼び出せる。~
[[強化]]値が[[エクシーズ素材]]に比例する[[《ストイック・チャレンジ》]]との相性が良く、[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]まで繋げば１回の[[戦闘]]で[[１ターンキル]]も可能となる。~
単純に[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の(1)の[[効果]]と[[《電子光虫−コアベージ》]]の(1)の[[効果]]を同一[[ターン]]で[[発動]]するために使っても良いだろう。~

-[[《ギャラクシー・ウェーブ》]]~
[[エクシーズ召喚]]１回につき500[[ダメージ]]を与える[[永続魔法]]。~
重ねての[[エクシーズ召喚]]が得意な[[デッキ]]なので総[[ダメージ]]量は結構なものになる。~
１[[ターン]]だけでも[[ランク]]３[[昆虫族]]⇒[[《電子光虫−コアベージ》]]⇒[[《Ｎｏ.２１ 氷結のレディ・ジャスティス》]]⇒[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]で計2000[[ダメージ]]にはなる。~

-[[《一族の結束》]]・[[《群雄割拠》]]・[[《御前試合》]]~
いずれも構築が限定されることになるが、後者２枚は[[相手]]の[[デッキ]]次第では[[刺さる]]。~
[[《一族の結束》]]はこちらの打点を大きく上げてくれるため、[[１ターンキル]]が狙いやすくなる。~

-[[魔法・罠除去]]~
[[モンスター]]への対抗手段は持つ[[デッキ]]だが、[[魔法・罠カード]]に対抗する手段が殆どないため必ず採用しておきたい。~


**戦術 [#strategy]
　[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]・[[《バチバチバチ》]]の３体で[[《電子光虫−スカラジエータ》]]を出し、１[[ターン]]で大[[ダメージ]]を与えることが基本目標となる。~
　[[相手]][[モンスター]]が５体ならばそのまま[[１ターンキル]]になるが、[[強化]]すればそれ以下の[[モンスター]]数でも[[１ターンキル]]となる。~
　１回の[[戦闘]]でも大[[ダメージ]]となる[[《ストイック・チャレンジ》]]、[[モンスター]]数を増やせる[[《おジャマトリオ》]]等も駆使したい。~
　[[１ターンキル]]ができそうにない場合は[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の[[効果]]で[[相手]]を牽制する、防御[[カード]]で耐え凌ぐなどの動きが求められる。~
　もっとも、単純な展開速度や[[アドバンテージ]]獲得力でこの[[デッキ]]を上回る[[デッキ]]は数多いので、１[[ターン]]で4000[[ダメージ]]を目標として出来れば２回、遅くとも３回の行動で決着をつけたい。~


//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//***《カード名》軸 [#decktype1]
//特定のカードを軸とする場合。

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***[[【甲虫装機】]]併用型 [#Inzektor]
　[[《甲虫装機 センチピード》]]・[[《甲虫装機 ダンセル》]]・[[《甲虫装機 ホーネット》]]がいずれも[[レベル]]３なので[[シナジー]]が強い。~
　通常の構築に比べ１[[ターン]]の[[ダメージ]]量で落ちやすい代わりに[[アドバンテージ]]獲得力に優れるので長期戦に強いと言える。~
　特に、この[[デッキ]]が本来苦手とする[[魔法・罠カード]]を[[《甲虫装機 ホーネット》]]で[[除去]]できるのが大きい。~


**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
　[[エクシーズ召喚]]が基本の[[デッキ]]なので[[特殊召喚]][[メタ]]や[[エクストラデッキ]][[メタ]]が辛い。~
　純粋な[[ステータス]]では低い[[モンスター]]が多いため[[効果]]の[[無効]]化にも弱く、特に永続的に妨害する[[《スキルドレイン》]]は困りもの。~
　何よりもこの[[デッキ]]は[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する手段が少ないため、[[《スキルドレイン》]]や[[《虚無空間》]]などを[[相手]]に[[発動]]された場合[[除去]]するのが一苦労である。~
　展開速度や[[アドバンテージ]]獲得力も優れているとは言い難いため、[[手札誘発]]などで[[１ターンキル]]を妨害されると非常にマズイ事態に陥る。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
//カードプールの変遷でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる。

**代表的なカード [#keycard]
-[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]
-[[《電子光虫−センチビット》]]
-[[《バチバチバチ》]]

-[[《電子光虫−スカラジエータ》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[【昆虫族】]]

-[[デッキ集]]