*【&ruby(にんじゃ){忍者};】 [#c2f504e4] #contents **[[デッキ]]の概要 [#o1af3323] [[忍者]]を利用する[[デッキ]]というよりは、[[忍者]]専用[[サポートカード]]の[[《忍法 変化の術》]]を使うことに重点を置いた[[デッキ]]である。~ 《忍法 変化の術/Ninjitsu Art of Transformation》 永続罠 自分フィールド上に表側表示で存在する 「忍者」という名のついたモンスター1体を生け贄に捧げて発動する。 選択したカードのレベル+3以下の 獣族・鳥獣族・昆虫族のいずれかのモンスター1体を 手札またはデッキから自分フィールド上に特殊召喚する。 このカードが自分フィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。 **[[デッキ]]構築に際して [#w6d29d3e] 主軸となる[[《忍法 変化の術》]]は[[サーチ]]手段が乏しいため3枚積みが望ましいだろう。~ また、これを再利用するために[[《霞の谷のファルコン》]]を採用すると良い。~ [[《霞の谷のファルコン》]]は[[《忍法 変化の術》]]の[[効果]]の対象であるため非常に噛み合わせが良い。~ [[忍者]]の[[下級]][[モンスター]]と[[レベル]]+3(実質[[レベル]]7)までの、強力な[[獣族]]・[[鳥獣族]]・[[昆虫族]]を採用する。~ [[《忍法 変化の術》]]を[[サーチ]]する手段は今のところ乏しいため、[[手札]]でも腐りにくい[[モンスター]]を採用したいところ。~ ***[[モンスターカード]]について [#t4776ff9] ―[[忍者]]の選択~ 全体的にカードパワーが低いが、[[《忍法 変化の術》]]の[[コスト]]と割り切ってしまえばなかなか良い[[効果]]を持っている[[忍者]]もいる。~ 逆にいえば[[コスト]]と割り切らざるを得ないということでもあり、[[属性]]面を重視した採用となる。~ -[[《速攻の黒い忍者》]]~ そこそこ[[攻撃力]]が高く、[[《亜空間物質転送装置》]]を内蔵している。~ 自身は[[闇属性]]なので自身や[[《ダーク・シムルグ》]]の[[コスト]]にもなれる。~ -[[《忍者義賊ゴエゴエ》]]~ 決められる状況は限られているが、条件が揃えば2枚もの[[ハンデス]]ができる[[効果]]は豪快。~ [[風属性]]なので[[《女忍者ヤエ》]]や[[《ダーク・シムルグ》]]の[[コスト]]にもなる点は優秀。~ -[[《女忍者ヤエ》]]~ [[風属性]][[モンスター]]を相手限定の[[《ハリケーン》]]に変えることができ、[[《忍者義賊ゴエゴエ》]]・[[《ダーク・シムルグ》]]との相性が非常に良い。~ ただし[[レベル]]が3であるため、[[レベル]]7の[[モンスター]]に[[変化>《忍法 変化の術》]]できないのが難点。~ こちらも[[風属性]]なので自身や[[《ダーク・シムルグ》]]の[[コスト]]になる。~ -[[《忍者マスター SASUKE》]]~ 高い[[攻撃力]]を持ち[[表側表示]]の[[《魂を削る死霊》]]等の対処にも有用である。~ だがまともに使うにはカードパワーが低く、[[《神禽王アレクトール》]]で十分代用が利く等の理由から採用されないことが多い。~ 一番手痛いのは[[属性]]面であまり恵まれていないことであるが、[[光属性]]が有効に働く[[変化>《忍法 変化の術》]]先さえ現れれば活躍のチャンスはあるだろう。~ -[[《カラクリ忍者 参参九》]]~ [[リバース]]時に[[表側表示]]の[[モンスター]]を[[墓地に送る]][[除去]][[効果]]を持っている。~ [[リバース]]後に[[変化>《忍法 変化の術》]]することで、更に[[相手]]への[[直接攻撃]]がしやすくなり大ダメージを与えることができるだろう。~ [[属性]]・[[種族]]とも[[シナジー]]はあまり見込めないが、[[除去]]に乏しい[[忍者]]には採用の余地がある。~ //記述の劣化がひどいので差し戻し //ダーク・シムルグのコストにできるかは、ダーク・シムルグのとこに書けばいい //忍者に対しては失礼だが、忍者はコストとしての役割が大きい。どのカードのコストとして使えるかは重要 ―[[変化>《忍法 変化の術》]]する[[モンスター]]の選択 -[[レベル]]7[[モンスター]]~ 最も[[《忍法 変化の術》]]の[[効果]]を生かせるのがこの[[レベル]]7の[[モンスター]]であろう。~ しかし[[最上級モンスター]]であるが故に事故率の上昇が懸念される。~ 自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]が可能な[[モンスター]]やサポートにより[[召喚]]が容易な[[モンスター]]を採用すると良いだろう。~ とはいえある程度の[[事故]]は覚悟しなければならず、それならばいっそのこと事故率のことは考えずできるだけ強力な[[モンスター]]を採用するのもありかもしれない。 --[[鳥獣族]][[モンスター]] ---[[《ダーク・シムルグ》]]~ [[《忍法 変化の術》]]に対応する[[モンスター]]の中で最も[[腐り>腐る]]にくい[[モンスター]]だろう。~ かつて【忍者】を単身支え続けただけのことはあり制圧力は高く、かなりローリスク・ハイリターンな選択肢といえる。~ [[手札]]・[[墓地]]を問わず自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]可能であり、[[忍者]]の中にも[[闇属性]]・[[風属性]][[モンスター]]がいるため非常に相性が良い。 ---[[《霞の谷の巨神鳥》]]~ あらゆる[[カード]]を[[無効]]にできる非常に優秀な[[モンスター]]である。~ この[[デッキ]]に入ることの多い[[《霞の谷のファルコン》]]も[[コスト]]に使える。~ 投入するのであれば他の[[ミスト・バレー]]も必要になってくるが、それでもこの点は構築の際にかなり有利に働くだろう。~ --[[昆虫族]][[モンスター]] ---[[《ポセイドン・オオカブト》]]~ [[コンボ]]が前提ではあるが非常に攻撃的な[[効果]]を持つ。~ [[破壊]][[耐性]]のある[[モンスター]]を[[《強制転移》]]等で送りつけてみるのも面白いか。~ ---[[《ブレイン・クラッシャー》]]~ [[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を奪取できる[[効果]]を持つ。~ しかし、より手軽で[[攻撃力]]も高い[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に押され気味である。~ --[[獣族]][[モンスター]] ---[[《森の番人グリーン・バブーン》]]~ [[裁定変更]]により弱体化したものの、自身を[[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]することができる。~ ただし、[[効果]]を使用するには[[【獣族】]]寄りの構築にする必要があるだろう。~ ---[[《百獣王 ベヒーモス》]]~ [[【獣族】]]寄りの構築にすることで[[ドロー]]してしまっても[[アドバンス召喚]]によって[[アドバンテージ]]の回復を狙える。~ 逆に[[変化>《忍法 変化の術》]]した場合ただの[[バニラ]]になってしまうのがいただけないが、[[《森の番人グリーン・バブーン》]]より多少[[攻撃力]]が高いのでどうしようもないわけでもない。~ -[[レベル]]5・6[[モンスター]]~ [[レベル]]7の[[モンスター]]よりも豪快さはないが[[ドロー]]してしまっても比較的[[召喚]]が容易である。~ --[[鳥獣族]][[モンスター]] ---[[《ドラグニティ−プリムス・ピルス》]]~ [[特殊召喚]]する事でさらに[[デッキ]]から[[ドラグニティ]]を呼び出す事ができる。~ 装備する[[ドラグニティ]]によってそのまま[[シンクロ召喚]]にも繋げる事も、[[2回攻撃]]が可能な[[アタッカー]]ともする事ができる。~ [[最上級モンスター]]にも引けを取らない強力な[[効果]]であるが、単体での性能に不安のある[[忍者]]にさらに[[ドラグニティ]]を追加するため、[[デッキ]]構築の腕が問われるだろう。~ ---[[《神禽王アレクトール》]]~ 容易に[[特殊召喚]]でき、[[手札]]に来ても[[腐り>腐る]]にくい。~ [[効果]]も強力であり、[[耐性]]を持った[[モンスター]]などの打破に役立つ。~ --[[昆虫族]][[モンスター]] ---[[《アルティメット・インセクト LV5》]]~ [[レベルアップ>レベルアップモンスター]]後の[[《アルティメット・インセクト LV7》]]も[[変化>《忍法 変化の術》]]の対象であるが、この[[カード]]を経由した方が良い。~ 逆にいえば、[[レベルアップ>レベルアップモンスター]]を前提とした能力であるため[[《アルティメット・インセクト LV7》]]を積む必要があるということでもあり、事故率の面でそこまで優れているわけでもない。~ 肝心の[[効果]]のほうであるが、【忍者】は打点が低い傾向にあるため実用性は高い。~ [[忍者]]との[[シナジー]]が期待できる[[《ドラゴンフライ》]]からの[[リクルート]]による[[《アルティメット・インセクト LV3》]]や[[レベル]]4の[[モンスター]]を[[リリース]]した[[《孵化》]]によっても[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる。~ //---[[《ヴァリュアブル・アーマー》]]~ //[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる[[《忍法 変化の術》]]との相性は良いが、[[攻撃力]]が低く旨みが少ない。~ //[[《孵化》]]によって[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる点は評価できる。 //--[[獣族]][[モンスター]] なお現在[[レベル]]5以上の[[忍者]]は存在しないが、[[《シンクロ・ヒーロー》]]・[[《ギブ&テイク》]]などを使うことで[[レベル]]8以上の[[獣族]]・[[鳥獣族]]・[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]できる可能性もある。~ その場合、[[《ネフティスの鳳凰神》]]・[[《ダーク・ネフティス》]]等の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ //相性はともかく強力というほどでもない [[《ギブ&テイク》]]で[[相手]]に与えた[[モンスター]]を[[《ブレイン・クラッシャー》]]や[[《地縛神 Uru》]]で取り戻すのも面白い。~ しかし複数枚の[[カード]]が必要な[[コンボ]]であるため、[[デッキ]]が非常に重くなってしまうことを覚悟しなければならない。 ―その他の[[モンスター]]について~ この[[デッキ]]は[[《忍法 変化の術》]]を中心とした[[コンボ]][[デッキ]]である。~ それ故にパーツを[[サーチ]]できる[[カード]]や使い回せる[[カード]]が非常に重要になってくるだろう。 -[[戦士族]][[モンスター]]~ [[忍者]]はすべて[[レベル]]4以下の[[戦士族]]なので[[忍者]]以外にも優良な[[戦士族]][[モンスター]]を多数採用しておけば幅が広がる。~ [[《コアキメイル・ベルグザーク》]]は[[忍者]]を維持[[コスト]]として見せるだけで良いので[[アタッカー]]として優秀である。~ [[デッキ]]から[[墓地]]に送るため[[《忍法 変化の術》]]との相性は微妙であるが、[[《ダーク・シムルグ》]]を[[墓地]]に送ることのできる[[《終末の騎士》]]も面白い。 -[[鳥獣族]][[モンスター]]~ [[《忍法 変化の術》]]を回収できるため[[《霞の谷のファルコン》]]を採用すると非常に便利である。~ [[《霞の谷の巨神鳥》]]を採用していた場合は[[ミスト・バレー]]を多めに採用すると良いだろう。~ [[特殊召喚]]時に[[ドロー]]できる[[効果]]を持つ[[《聖鳥クレイン》]]も面白い。~ //-[[昆虫族]][[モンスター]]~ -[[獣族]][[モンスター]]~ [[変化>《忍法 変化の術》]]の対象に[[《森の番人グリーン・バブーン》]]や[[《百獣王 ベヒーモス》]]を採用する場合、[[獣族]][[モンスター]]も多数採用したい。~ [[《不幸を告げる黒猫》]]は[[サーチ]]手段の乏しい[[《忍法 変化の術》]]を[[デッキトップ]]におくこと事が可能で3枚目以降の[[《封印の黄金櫃》]]となる。~ [[《怒れる類人猿》]]の[[自壊]][[効果]]は[[《森の番人グリーン・バブーン》]]の[[トリガー]]となり打ち消されるが、[[攻撃]]強制の[[デメリット]]から[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]とどちらを選ぶかは微妙なところ。~ -その他 --[[《異次元の偵察機》]]~ [[《速攻の黒い忍者》]]との[[コンボ]]により[[アドバンテージ]]を稼げる。~ [[特殊召喚]]されたこの[[カード]]を[[リリース]]し、[[手札]]に来てしまった[[変化>《忍法 変化の術》]]の対象を[[アドバンス召喚]]する事もできる。 ***[[魔法・罠カード]]について [#cca1aafe] -[[《増援》]]~ [[《カラクリ忍者 参参九》]]以外の[[忍者]]はすべて[[レベル]]4以下の[[戦士族]]であり、何よりも[[《忍法 変化の術》]]との[[コンボ]]の際には[[忍者]]が必要不可欠であるため、これをサポートする[[《増援》]]は必須となる。 -[[《D・D・R》]]・[[《闇次元の解放》]]・[[《異次元からの帰還》]]~ [[《速攻の黒い忍者》]]や[[《ダーク・シムルグ》]]によって[[除外]]した[[モンスター]]を[[帰還]]させる事ができる。~ [[変化>《忍法 変化の術》]]の対象を[[闇属性]]にする事で同じく[[帰還]]できるため[[上級]]・[[最上級モンスター]]を何度も[[特殊召喚]]できる。~ [[《異次元からの帰還》]]であればそのまま[[フィニッシャー]]となる可能性もある。 [[忍者]]の[[サポートカード]]には[[《風魔手裏剣》]][[《忍法 空蝉の術》]]もあるが、性能はいまひとつなので無理に投入しなくてもいいだろう。 **代表的な[[カード]] [#yc411162] -[[《忍法 変化の術》]] -[[《ダーク・シムルグ》]] **関連リンク [#u7924bbe] -[[忍者]] -[[【戦士族】]] -[[【速攻の黒い忍者】]] -[[【ダーク・シムルグ】]] //このデッキのギミックを流用しているダーク・シムルグは消すべきではないだろう -[[デッキ集]]