*【爆風ロケット】 [#n3e53cc4]

#contents

**デッキの概要 [#dd999a34]
 [[《ヴォルカニック・ロケット》]]や[[《ヴォルカニック・バレット》]]で[[手札]]を補充し、[[《鳳翼の爆風》]]や[[《スナイプストーカー》]]によって[[ボード・アドバンテージ]]を獲得する[[コントロール]][[デッキ]]。~
 各々の[[カード]]が様々な[[サーチ]]手段に対応しているので流れをつかみやすい反面、[[コンボ]][[デッキ]]であるため運が悪ければ[[コスト]][[カード]]ばかり[[手札]]にきてしまうこともある。~
 勝てる時は大量の[[アドバンテージ]]で[[相手]]を圧倒するが、負ける時はひどく[[手札]]が少なくなるのも特徴。~

 《ヴォルカニック・ロケット/Volcanic Rocket》
 効果モンスター
 星4/炎属性/炎族/攻1900/守1400
 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
 自分のデッキ・墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のついたカード1枚を
 選んで手札に加える事ができる。

 《ヴォルカニック・バレット/Volcanic Shell》
 効果モンスター
 星1/炎属性/炎族/攻 100/守   0
 このカードが墓地に存在する場合、
 自分のメインフェイズ時に1度、500ライフポイントを払う事で、
 デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。

 《鳳翼の爆風/Phoenix Wing Wind Blast》
 通常罠
 手札を1枚捨て、相手フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
 選択した相手のカードを持ち主のデッキの一番上に戻す。

**[[デッキ]]構築に際して [#g5cba2d8]
 この[[デッキ]]では[[手札コスト]]を確保しつつ、いかに戦線を維持するかが重要になるため、基本は[[【爆風ライザー】]]と共通する部分がある。~
 また[[《ヴォルカニック・バレット》]]が[[手札]]でだぶつくのを防ぐため、[[デッキ]]の枚数は40枚より少し多目にしておくとよい。

***[[モンスター]]について [#z10da181]
[[手札コスト]]を確保するための[[モンスター]]を中心に採用する。~

-[[サーチ]]・[[サルベージ]][[効果]]を持つ[[モンスター]]~

--[[《ヴォルカニック・ロケット》]]・[[《ヴォルカニック・バレット》]]~
前者は[[ブレイズ・キャノン]]、後者は[[同名カード]]を[[サーチ]]する。~
これらは[[発動条件]]の容易さ、[[効果]]の強力さから、特別な理由がない限り3枚[[積み>積む]]たい。~

--[[《E・HERO エアーマン》]]・[[《E・HERO シャドー・ミスト》]]・[[《E・HERO ブレイズマン》]]~
//[[《E・HERO オーシャン》]]・[[《E・HERO フォレストマン》]]はさすがに難しいかと
それぞれ[[HERO]]・[[《融合》]]・[[チェンジ]][[速攻魔法]][[カード]]を手札に加える事ができる。~
[[HERO]]には[[融合素材]]の指定が緩い[[融合モンスター]]が複数存在するため、[[手札コスト]]にするだけでなく、[[融合召喚]]も狙える。~
//中でも[[《E・HERO アブソルートZero》]]は、[[HERO]]を上記3枚しか採用しない場合でも[[融合召喚]]でき、強力な[[効果]]も持っている。~

--[[《星因士 デネブ》]]~
こちらも同様に[[召喚]]・[[特殊召喚]]時に簡単に[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
こちらを採用する場合は[[テラナイト]]寄りの構築になるだろう。~

//--[[《光天使セプター》]]~
//このカードと[[《光天使スローネ》]]だけで機能するので扱いやすい。~
//また、[[サーチ]][[効果]]に[[ターン]]制限がついていないのも魅力。~

--[[《H・C 強襲のハルベルト》]]~
[[戦闘]]を介する必要があるが、[[同名カード]]も[[サーチ]]できるため、この[[カード]]3枚のみでも活躍する。~
また、[[エクシーズ召喚]]のサポートしても優秀。~
ただし、[[《召喚僧サモンプリースト》]]とは相性は良くないので注意。~

//--[[《剣闘獣エクイテ》]]・[[《剣闘獣サムニテ》]]~
//ともに[[剣闘獣]]を[[対象]]とする。~
//[[効果]]の[[発動]]には[[戦闘]]が必要となるので、[[メインフェイズ]]1では[[手札]]を補充しづらいことに注意。~

-その他の[[モンスター]]~
--[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[《ヴォルカニック・ロケット》]]、[[《E・HERO エアーマン》]]、[[《E・HERO シャドー・ミスト》]]、[[《E・HERO ブレイズマン》]]は[[特殊召喚]]でも[[効果]]を[[発動]]できるため相性が良い。~
[[手札コスト]]は[[《ブレイズ・キャノン》]]、[[《融合》]]、[[チェンジ]][[速攻魔法]][[カード]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できるので用意しやすい。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《ブラック・ガーデン》]]などの[[蘇生]]を絡める事で、[[《ラヴァルバル・チェイン》]]や[[《ダイガスタ・エメラル》]]などの[[エクシーズ素材]]を手軽に取り除ける[[エクシーズモンスター]]を大量展開できる。~
[[エクシーズモンスター]]を使用する軸では中心となる[[カード]]なので、早めに[[墓地]]へ落とすか[[手札]]に加えておこう。~
相性の良い[[カード]]は[[【サモンプリースト】]]参照。

--[[《スナイプストーカー》]]~
この[[デッキ]]では[[手札コスト]]があまり苦にならないので[[効果]]を使いやすい。~
また、[[《召喚僧サモンプリースト》]]から[[特殊召喚]]できるのも利点。~

--[[《トラゴエディア》]]~
[[手札]]の確保が容易なこの[[デッキ]]では、高[[攻撃力]]を維持することができる。~

--[[《バトルフェーダー》]]~
[[手札]]が整わない際の時間稼ぎに活用でき、また次の[[ターン]]で[[《ヴォルカニック・バレット》]]を[[通常召喚]]すれば[[ランク]]1の[[エクシーズモンスター]]も出せる。~
[[《シャイニート・マジシャン》]]や[[《ゴーストリック・デュラハン》]]等を用いればより長く場を維持できるだろう。~

--[[《焔征竜−ブラスター》]]~
[[《サンダー・ブレイク》]]と比べ、[[コスト]]が限定されるもののすぐに[[破壊]]を行えるのが魅力。~
[[《貪欲な壺》]]や[[《ダイガスタ・エメラル》]]とは相性が悪くなるが、この[[デッキ]]に不足しがちな高打点を補うこともできる。~

--[[自己再生]][[モンスター]]~
[[《風帝ライザー》]]等の[[上級モンスター]]を採用する場合は[[リリース]]要員として採用できる。~
[[自己再生]][[効果]]を持つため、気兼ねなく[[手札コスト]]とすることも可能。~
ただし、他の[[カード]]との併用を前提とする以上、[[手札事故]]の原因となるので注意。~
特に[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]は相性がいいので是非とも採用したい。~

//--[[魔轟神]]~
//[[手札コスト]]に使用しても[[効果]]が[[発動]]する[[モンスター]]が多数存在するのが特徴。~
//[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ[[自分]]は[[モンスター]]を展開できる。~
//ただし、[[手札コスト]]の継続的な確保が難しいことが欠点。~

-[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]~
//--[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]~
//この[[デッキ]]では[[手札コスト]]があまり苦にならないので[[効果]]を使いやすい。~
//採用する[[チューナー]]は、[[自己再生]][[効果]]を持つ[[チューナー]]や、[[《召喚僧サモンプリースト》]]から[[特殊召喚]]できる[[レベル]]4[[チューナー]]が良い。~
//
--[[《ラヴァルバル・チェイン》]]~
自身の[[効果]]で[[《ヴォルカニック・バレット》]]を[[墓地]]へ落とすことができる。~
また、自身や[[墓地]]へ落とす[[モンスター]]と合わせて、[[墓地]]に[[モンスター]]を集めやすくなるため、[[《貪欲な壺》]]や[[《ダイガスタ・エメラル》]]の[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]しやすくなる。~
[[エクシーズ召喚]]も[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《H・C 強襲のハルベルト》]]により容易。~

--[[《ダイガスタ・エメラル》]]~
自身の[[効果]]で[[《ヴォルカニック・バレット》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]の効果で[[特殊召喚]]する[[モンスター]]を使いまわす事ができ、なおかつ[[手札]]を1枚稼げる。~
[[《貪欲な壺》]]と比べ、[[発動]]条件が緩く、序盤から[[効果]]を使用できるのが特徴。~
また、上記と同じで[[エクシーズ召喚]]も容易。~

--[[《外神ナイアルラ》]]~
[[エクシーズ召喚]]時の[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]により、[[《ラヴァルバル・チェイン》]]で落とすつもりの[[モンスター]]が[[手札]]に来てしまった際の緊急措置として利用できる。~
また、上記[[HERO]]と併せて[[水属性]]の[[HERO]]を採用しておけば[[《FA−クリスタル・ゼロ・ランサー》]]を重ねる流れも可能である。~

***[[魔法・罠カード]]について [#lfed7d4e]
この[[デッキ]]では[[手札コスト]]の確保が容易であるため、それを必要とする[[カード]]を投入しやすい。~
また、[[発動条件]]が存在する[[カード]]の場合、[[発動]]できないのであれば[[手札コスト]]にしてしまうとよい。~

-[[《鳳翼の爆風》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
3枚[[積み>積む]]で早く[[手札]]に持ってこられるようにしたい。~

-[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《因果切断》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]~
[[《鳳翼の爆風》]]と同じく[[手札コスト]]を必要とする[[カード]]。~
[[《鳳翼の爆風》]]だけでは足りないと感じるならば採用してもよいだろう。~
[[《ライトニング・ボルテックス》]]は[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]にすることも可能。~

-[[《貪欲な壺》]]~
この[[デッキ]]では[[サーチ]][[対象]]の[[《ヴォルカニック・バレット》]]や[[HERO]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]つつ、[[ドロー]]することで[[手札]]の確保ができるため相性は抜群。~

-[[《強制脱出装置》]]~
[[自分]][[モンスター]]に用いる場合は、[[サクリファイス・エスケープ]]や[[《ヴォルカニック・ロケット》]]・[[《E・HERO エアーマン》]]の再利用ができる。~
[[相手]][[モンスター]]に用いる場合は、[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に対しての強力な[[除去]]となる。~

-[[《ブレイズ・キャノン》]]~
[[《ヴォルカニック・ロケット》]]の効果で[[サーチ]]・[[サルベージ]]が可能。~
[[攻撃]]不可の[[デメリット]]は痛いものの、いざという時に[[《ヴォルカニック・バレット》]]で[[モンスター]]を3体まで[[除去]]できる点も見逃せない。~
[[《召喚僧サモンプリースト》]]を使いまわす場合には[[《ブレイズ・キャノン・マガジン》]]よりも優れる。~

-[[《ブレイズ・キャノン・マガジン》]]~
上記と同様に[[《ヴォルカニック・ロケット》]]で[[サーチ]]・[[サルベージ]]が可能。~
こちらは[[フィールド]]に存在する場合には[[《ヴォルカニック・バレット》]]を[[ドロー]]に変換できる。~
また、[[手札]][[コスト]]として利用しても[[《ヴォルカニック・バレット》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]擬似的な[[サーチ]]もできる。
事故率は上がるが[[《ヴォルカニック・バックショット》]]とのコンボも強力である。

//-[[《月の書》]]~
//[[《ヴォルカニック・ロケット》]]は[[反転召喚]]でも[[効果]]を[[発動]]するため、[[効果]]の再利用に役立つ。~
//[[シンクロ召喚]]の妨害などもできるため、攻守共に活躍できる。~

―[[HERO]]に関連する[[カード]]~
-[[《融合》]]~
[[《E・HERO ブレイズマン》]]の[[効果]]で[[サーチ]]、[[《E・HERO ガイア》]]の[[効果]]で[[サルベージ]]できる。

-[[《マスク・チェンジ》]]・[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]~
[[《E・HERO シャドー・ミスト》]]を採用する場合はこちらも合わせて採用することになるだろう。~

-[[《増援》]]・[[《E−エマージェンシーコール》]]~
[[HERO]]を[[サーチ]]できる。

-[[《ヒーローアライブ》]]~
こちらは[[HERO]]を[[リクルート]]できる。

-[[《超融合》]]~
[[HERO]]の存在から投入を検討できる[[融合]][[魔法>魔法カード]]。~
ただ[[融合]][[HERO]]を[[召喚]]するだけでなく[[除去]]として利用することも可能。~

//―[[剣闘獣]]に関連する[[カード]]~
//-[[《剣闘獣の底力》]]~
//自身を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つため、[[手札コスト]]として利用可能。~
//[[剣闘獣]]は[[デッキ]]にいた方が都合が良いため、[[サルベージ]]時の[[発動]][[コスト]]も気にならない。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#b780c94e]
 [[墓地]]利用が多いので、[[【次元帝】]]等の[[除外]]を中心とする[[デッキ]]とは苦しい戦いを強いられる。~
 また[[サーチ]]を多用するため、[[《ライオウ》]]も厄介な存在となる。~
 特に、[[除外]]と[[サーチ]]の妨害の両方を併せ持つ[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]は天敵とも呼べる存在である。~

 [[手札コスト]]が必要な[[カード]]を多用する関係上、[[カウンター罠]]等で[[カードの発動]]を止められた場合の[[ディスアドバンテージ]]が大きい。~
 [[コスト]]の確保が容易だからといって、不用意に[[カード]]を[[発動]]しないようにしたい。~

 [[効果の対象]]にならない[[モンスター]]の前には、[[《鳳翼の爆風》]]や[[《スナイプストーカー》]]が無力である点にも注意が必要である。~
 この[[デッキ]]は打点が低く、それらの[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できない場合も多いため、対処法は用意しておきたい。~
 

**代表的なカード [#se2d3e00]
-[[《ヴォルカニック・ロケット》]]
-[[《ヴォルカニック・バレット》]]
//-[[《スナイプストーカー》]]

-[[《ブレイズ・キャノン》]]

-[[《鳳翼の爆風》]]

**関連リンク [#e33ece50]
-[[【爆風ライザー】]]

-[[【ヴォルカニック・バーン】]]
-[[【E・HEROビート】]]
-[[【テラナイト】]]
//-[[【剣闘獣】]]

-[[デッキ集]]