*【&ruby(ひがん){彼岸};】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[EXTRA PACK 2015]]で登場した[[彼岸]]を中心とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[彼岸]][[モンスター]]はほとんどが[[墓地へ送られた]]場合に[[発動]]する[[効果]]を有しており、[[戦闘破壊]]や[[除去]]、[[コスト]]による損失を即座に回復できるのが特徴。~
 そのため非常に息切れしにくく、高い持久力に物を言わせて物量差で[[相手]]を圧殺する戦法を得意とする。~

 元は海外先行[[カテゴリ]]であり、圧倒的な[[アドバンテージ]]獲得能力から初登場以降海外[[環境]]でトップ[[メタ]]を張り続けた実績を持つ。~

 《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ/Graff, Malebranche of the Burning Abyss》
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1500
 このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
 (1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外の
 モンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
 (3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
 デッキから「彼岸の悪魔 グラバースニッチ」以外の
 「彼岸」モンスター1体を特殊召喚する。

 《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ/Cir, Malebranche of the Burning Abyss》
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
 「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
 (1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外の
 モンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
 (3):このカードが墓地へ送られた場合、
 「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」以外の自分の墓地の
 「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。

 《彼岸の悪鬼 スカラマリオン/Scarm, Malebranche of the Burning Abyss》
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻 800/守2000
 このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
 (1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外の
 モンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
 (3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
 デッキから「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」以外の
 悪魔族・闇属性・レベル3モンスター1体を手札に加える。

// 《彼岸の旅人 ダンテ/Dante, Traveler of the Burning Abyss》
// エクシーズ・効果モンスター(準制限カード)
// ランク3/光属性/戦士族/攻1000/守2500
// レベル3モンスター×2
// (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
// 自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
// このカードの攻撃力はターン終了時まで、
// この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
// (2):このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
// (3):このカードが墓地へ送られた場合、
// このカード以外の自分の墓地の「彼岸」カード1枚を対象として発動できる。
// そのカードを手札に加える。
//10期以降の大会で使用率が著しくないためCO

 《彼岸の黒天使 ケルビーニ/Cherubini, Ebon Angel of the Burning Abyss》
 リンク・効果モンスター
 リンク2/闇属性/天使族/攻 500
 【リンクマーカー:左下/右下】
 レベル3モンスター2体
 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
 (2):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
 代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
 (3):デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、
 フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、
 墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。

**[[デッキ]]の構築 [#introduction]
 [[彼岸]][[モンスター]]は[[墓地へ送られた]]場合に何らかの[[アドバンテージ]]を生み出す[[効果]]を持つ。~
 そのためこちらも[[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[カード]]を多く採用し、能動的に動ける様に構築したい。~
//また、[[彼岸]]以外が存在すると[[自壊]]する[[効果]]を持つ[[モンスター]]も多く、[[彼岸]]以外の[[モンスター]]を採用するのは控えたい。~
//下記のモンスターカードの項目と重複している

***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
―[[メインデッキ]]の[[彼岸]][[モンスター]]~
 [[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]以外は全て[[闇属性]]・[[レベル]]3・[[悪魔族]]で統一されており、[[自分]][[フィールド]]に[[彼岸]]以外の[[モンスター]]がいると[[自壊]]する[[デメリット]]を持つ。~
 [[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の[[効果]]との兼ね合いも考えると、[[モンスターカード]]は極力[[彼岸]]で固め、且つ比率を高めにしておきたい。~
 どのような構築でも必須となるのは以下の3枚。

--[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]~
[[彼岸]]1体を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~
この[[デッキ]]の展開力の根源であり、3枚投入が基本となる。~
[[《魔界発現世行きデスガイド》]]で[[リクルート]]する等して、早い段階で[[墓地]]へ送って[[効果]]を[[発動]]させたい。~

--[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]~
[[彼岸]]1体を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]も[[蘇生]]でき、状況に応じて攻勢にも守勢にも回れる柔軟性の高さが魅力。~
[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]と並ぶ展開の要であり、こちらもフル投入が推奨される。~

--[[《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》]]~
[[闇属性]]・[[レベル]]3・[[悪魔族]][[モンスター]]1体を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~
[[彼岸]][[下級モンスター]]だけでなく、この[[デッキ]]の展開の起点となる[[《魔界発現世行きデスガイド》]]を[[サーチ]]可能。~
[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する為、なるべく[[手札コスト]]にするなどして[[相手]][[ターン]]に[[墓地]]へ送りたい。~

-その他の[[メインデッキ]]の[[彼岸]][[モンスター]]~
多彩な[[効果]]を持つが、癖の強い[[効果]]も多い。~
基本的に[[汎用性]]の高い[[カード]]を優先して採用し、それ以外は[[自分]]のスタイルに合ったものを選んでいく。~

--[[《彼岸の悪鬼 ファーファレル》]]~
[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[ターン]]終了時まで[[除外]]する。~
[[永続効果]]の遮断、[[エクシーズモンスター]]の[[弱体化]]、総[[攻撃]]前の露払いと様々な用途に使える。~
[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]や[[《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]と組み合わせれば[[フリーチェーン]]の[[除去]]と化す。~

--[[《彼岸の悪鬼 ラビキャント》]]~
[[彼岸]]の[[チューナー]]であり、[[彼岸]]以外の[[シンクロ素材]]にできない制約を持つ。~
唯一の[[彼岸]][[シンクロモンスター]]である[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]を使う場合に採用することになる。~
[[シンクロ召喚]]自体が各種[[彼岸]]の[[効果の発動]][[トリガー]]にもなるため、動きの幅を広げる為にも是非採用したい。~
展開手段の豊富さから[[ピン挿し]]でも十分活躍可能。~

--[[《彼岸の悪鬼 ハロウハウンド》]]~
[[デッキ]]から[[彼岸]][[魔法・罠カード]]1枚を[[墓地へ送る]]。~
[[モンスター]]と比べ[[サーチ]]が困難な[[《彼岸の沈溺》]]等を、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の[[サルベージ]][[効果]]を介して擬似的に[[サーチ]]できる。~
[[彼岸]][[魔法・罠カード]]には[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]を持つものも存在するため、1枚入れておくと何かと便利。~

--[[《彼岸の悪鬼 バルバリッチャ》]]~
[[墓地]]の[[彼岸]]を3枚まで[[除外]]し、[[除外]]した枚数に応じた[[バーン]][[効果]]を持つ。~
貴重な[[墓地リソース]]を消費する必要があるため、[[墓地が肥える>墓地を肥やす]]終盤に詰めの一手として使うことになるだろう。~
また、[[彼岸]][[下級モンスター]]では最高の[[攻撃力]]を持ち、[[アタッカー]]としても有用。~

--[[《彼岸の悪鬼 アリキーノ》]]~
[[フィールド]]の[[モンスター]]1体の[[効果]]を[[無効]]にする。~
厄介な[[永続効果]]や[[起動効果]]持ちを無力化できる。~
[[下級]][[彼岸]]や[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]などの[[デメリット]]持ちとも好相性。~

--[[《彼岸の悪鬼 ハックルスパー》]]~
[[セット]]された[[魔法・罠カード]]1枚を[[バウンス]]する[[効果]]を持つ。~
範囲はやや狭いが[[下級モンスター]]で[[相手]]の[[魔法・罠カード]]に干渉できる[[効果]]は希少。~
[[《悪魔の嘆き》]]との相性がよく、[[エンドサイク]]気味に[[発動]]することで[[相手]]の思惑を外せる。~

--[[《彼岸の悪鬼 リビオッコ》]]~
[[手札]]から[[闇属性]]・[[レベル]]3・[[悪魔族]][[モンスター]]1体を[[効果]]を[[無効]]にして[[特殊召喚]]する。~
[[ディスアドバンテージ]]を軽減できないため優先度はやや落ちるが、単純に展開手段を増やせるだけでも有用。~
この[[デッキ]]では[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]・[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]に次ぐ展開要員として採用が見込める。~

--[[《彼岸の悪鬼 ドラゴネル》]]~
[[彼岸]][[カード]]を[[デッキトップ]]に[[置く]][[効果]]を持つ。~
[[魔法・罠カード]]も[[サーチ]]できるが、そのまま[[ドローフェイズ]]を待つのはやや効率が悪い。~
採用する場合は[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の[[効果]]や[[ドロー]][[カード]]との[[コンボ]]を狙っていきたい。~

--[[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]~
[[フリーチェーン]]の[[弱体化]][[効果]]を持つ[[彼岸]]の[[儀式モンスター]]。~
その[[効果]]と[[攻撃力]]から[[戦闘]]には強いものの、[[儀式モンスター]]故に[[下級モンスター]]とは使い勝手が全く異なる。~
[[儀式召喚]]でしか[[特殊召喚]]できないため通常の構築では真価を発揮できないが、[[メインデッキ]]の[[カード]]で[[戦闘]]に強い[[モンスター]]はこの[[デッキ]]で貴重である。~
[[《儀式の下準備》]]をフル採用した[[儀式軸>【彼岸】#BARitual]]ならば主力[[モンスター]]として活躍が期待できるだろう。~


―その他の[[モンスター]]~
 上記の通り[[彼岸]][[下級モンスター]]は[[彼岸]]以外の[[モンスター]]が[[フィールド]]にいると[[自壊]]する[[デメリット]]を持つ。~
 そのため[[彼岸]][[モンスター]]の展開を阻害せず、かつその中でも特に相性が良いものに絞りたい。~

-[[《魔界発現世行きデスガイド》]]~
この[[デッキ]]の展開の起点となる[[カード]]の一つ。~
[[彼岸]][[下級モンスター]]は全て[[リクルート]]範囲内であり、さらに[[特殊召喚]]された[[モンスター]]は[[効果]]が[[無効]]になるため[[自壊]]しない。~
[[キーカード]]である[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を [[手札]]1枚の消費で[[エクシーズ召喚]]できるのは大きく、[[リクルート]]先によって様々な[[コンボ]]に繋げられる。~
ただし[[《エフェクト・ヴェーラー》]]で止められるとその後の展開を阻害してしまう点には注意。~

-[[《魔サイの戦士》]]~
2つの[[効果]]共に[[彼岸]]と相性が良い。~
(1)の[[効果]]で他の[[彼岸]]を[[自壊]]・[[除去]]から守り、この[[カード]]が[[除去]]されても(2)の[[効果]]で[[デッキ]]の[[彼岸]]を[[墓地]]へ送り[[アドバンテージ]]を得られる。~
また[[レベル]]・[[種族]]、そして[[効果]]の[[発動条件]]等の共通性から多くのサポートや戦術を[[彼岸]]と共有できるのも強み。~
[[特殊召喚]]に関する[[効果]]は持っていないため、その点は[[《魔界発現世行きデスガイド》]]などでフォローしたい。~

-[[《クレーンクレーン》]]~
役割は[[《魔界発現世行きデスガイド》]]とほぼ同じだが、こちらは序盤に[[腐り>腐る]]やすく[[ステータス]]の関係から[[サーチ]]も利かない。~
他に展開手段が無くなった時の保険としての意味合いが強く、主に[[墓地が肥えた>墓地を肥やす]]中盤以降での[[召喚]]を狙うことになる。~
ただし[[蘇生]]した[[モンスター]]は[[効果]]が[[無効]]になる以外特に制限はないため、[[シンクロ召喚]]に繋げられるのはこちらにしか無い利点。~

-[[《レスキューフェレット》]]~
[[自分]][[メインモンスターゾーン]]に[[リンクマーカー]]が2つ向いている事が条件だが、[[レベル]]3[[モンスター]]2体を[[効果]]を[[無効]]にして[[リクルート]]出来る。~
[[コスト]]として自身を[[デッキ]]に[[戻す]]ため、[[《スキルドレイン》]]の影響下でも問題無く機能するのも[[メリット]]。~

-[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]&[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]~
[[召喚権]]と[[手札]]2枚の消費で[[ランク]]3[[エクシーズ召喚]]に繋げられる、[[【捕食植物】]]からの[[出張]]セット。~
[[手札コスト]]に一部の[[下級]][[彼岸]]や[[《魔サイの戦士》]]を充てたり、[[融合]]・[[フュージョン]][[カード]]を採用する事で消費は抑えられる。~
[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]の[[サーチ]]先としては[[汎用性]]が高い[[《簡易融合》]]を採用しておけば良いだろう。~
ただし[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]は[[同名カード]]を[[リクルート]]出来ないため、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]を先に引いてしまうと[[腐る]]のが難点。~

-[[《SRベイゴマックス》]]&[[《SRタケトンボーグ》]]~
[[召喚権]]を使わずに[[手札]]1枚の消費で[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]や[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]に繋げられる、[[【スピードロイド】]]からの[[出張]]セット。~
//この[[デッキ]]では[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]をいかに早く[[エクシーズ召喚]]できるかが鍵となるため、採用価値は十分あるといえる。~
//[[召喚権]]こそ必要だが、[[《SR三つ目のダイス》]]を[[サーチ]]すれば[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]の[[シンクロ召喚]]も選択肢に入る。~

//-[[《EMディスカバー・ヒッポ》]]~
//[[効果]]の面での[[シナジー]]は皆無だが、専用の[[特殊召喚]]手段である[[《超カバーカーニバル》]]の存在により[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の[[エクシーズ素材]]として有用。~
//[[除外]]以外の何処からでも呼び出せるため、[[手札]]に来ても遠慮なく[[手札コスト]]に使える。~
//[[彼岸]][[モンスター]]の[[デメリット]]の関係上、採用先は主に[[彼岸]]以外の[[レベル]]3[[モンスター]]を多めに採用した[[【SR幻影彼岸】>【彼岸】#BASRPK]]に限られる。~

-[[《クリバンデット》]]~
大量に[[墓地を肥やしつつ>墓地を肥やす]][[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[加えられる>加える]]。~
[[コスト]]として自身を[[リリースする]]ため[[彼岸]]の展開も阻害しない。~
ただし[[発動]]が[[エンドフェイズ]]と遅く、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]と役割が被っており、採用するかは[[デッキ]]の枠との相談になる。~

//-[[《幽鬼うさぎ》]]・[[《浮幽さくら》]]~
//どちらも[[手札誘発]]の[[効果]]を持つ[[レベル]]3[[チューナー]]。~
//[[《クレーンクレーン》]]で釣り上げれば[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
//前者は[[《緊急テレポート》]]の[[リクルート]]に対応し、後者は[[ミラーマッチ]]及び[[ランク]]3を中心とした[[デッキ]][[相手]]に効力を発揮する。~
//彼岸と並べられない点がチューナーとしては使いにくいのでは。前者は緊急テレポートが制限なので恩恵が少なく、後者は汎用メタとしての用途が主になるかと
//第10期ではハリファイバーの登場もあってうらら含めほぼ必須カード。もっとも汎用カードすぎてわざわざ記述しなくてもいい気がする

-[[カオス]]~
[[エクストラデッキ]]に[[光属性]]が多いため、[[召喚条件]]を満たすのはさほど難しくない。~
特に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]は単体での[[制圧]]力も高く、隠れた切り札として採用できる。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
 [[彼岸]][[下級モンスター]]は全て[[レベル]]3で統一されているため、[[ランク]]3の[[エクシーズモンスター]]が主力となる。~
// [[新マスタールール]]以降は従来の様に[[エクシーズモンスター]]が並べにくくなったので[[リンクモンスター]]も相応に必要となる。~
 [[彼岸]]関連以外に必須となる[[カード]]は少ないため、選択肢にはある程度余裕が生まれやすい。~

―[[彼岸]][[モンスター]]及びその関連[[モンスター]]~
-[[融合モンスター]]~
--[[《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]~
3種類の[[彼岸]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]。~
[[ステータス]]が高く、[[耐性]]・[[手札交換]]・[[ハンデス]]の3つの[[効果]]を持ち合わせる。~
普通に[[融合召喚]]すると[[融合素材]]が[[重い]]ので、[[《死魂融合》]]で[[墓地融合]]を狙うか、[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]して、消費を抑えたい。~
一度[[フィールド]]に出した後は、その[[耐性]]と[[ステータス]]で一気に勝負を決めてしまおう。~
ただし[[《奈落の落とし穴》]]をはじめとする[[対象]]を取らない[[召喚]]反応型[[罠>罠カード]]に弱いので、[[伏せ除去]]は入念に行っておきたい。~

-[[シンクロモンスター]]~
--[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]~
[[彼岸]]を[[手札コスト]]に[[相手]][[フィールド]]か[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[バウンス]]する[[効果]]を持つ。~
[[シンクロ素材]]に[[縛り]]は無いが、基本的に[[《彼岸の悪鬼 ラビキャント》]]を含めた[[彼岸]][[下級モンスター]]2体で[[シンクロ召喚]]することになる。~
[[デッキ]][[バウンス]]は[[墓地]]も[[対象]]であるため[[メタ]]要員としての役割も併せ持つ。~
[[攻撃力]]も[[レベル]]6としては及第点であり、[[除去]][[効果]]も相まって[[アタッカー]]適性は[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]より高い。~
[[シンクロ召喚]]を戦術に組み込む際には、1〜2枚程採用するといいだろう。~

-[[エクシーズモンスター]]~
--[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が付随した[[自己強化]][[効果]]、[[墓地へ送られた]]場合に[[彼岸]][[カード]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ、この[[デッキ]]の中核となる[[エクシーズモンスター]]。~
[[下級モンスター]]の[[デメリット]]の関係上、[[ライトロード]]等に頼れないこの[[デッキ]]ではほぼ[[ノーコスト]]で大量に[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]貴重な手段である。~
[[自己強化]]により[[アタッカー]]もこなせるだけでなく、[[サルベージ]][[効果]]で戦線維持も容易であり、[[《彼岸の沈溺》]]などの[[コスト]]としても最適。~
[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]などの[[効果]]で何度でも[[蘇生]]でき、その都度[[墓地へ送る]]ことで恒久的な[[アドバンテージ]]維持が可能。~
[[アタッカー]]・[[壁]]・[[デッキ]]の[[回転]]等、様々な役割を一手に担う[[最重要カード>キーカード]]であり、これをいかに使いこなすかが勝敗を分ける鍵となる。~

--[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]~
[[ダンテ]][[モンスター]]の上に重ねて[[特殊召喚]]できる[[ランク]]6の[[エクシーズモンスター]]。~
基本的に[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の上に重ねて出すことになる。~
上記の方法で[[特殊召喚]]した[[ターン]]は使用できないが、[[フリーチェーン]]で[[デッキ]]の好きな[[カード]]を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~
[[ステータス]]も[[ランク]]相応に高く、[[破壊された]]場合でも後続を呼び出せる。~
ただし[[彼岸]]に属さないため展開を阻害してしまう点、[[破壊]]以外の[[除去]]では[[効果]]を[[発動]]できないことには注意が必要となる。~

-[[リンクモンスター]]~
--[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]~
[[効果破壊]][[耐性]]付与、[[身代わり]]による[[破壊]][[耐性]]、[[デッキ]]の[[レベル]]3[[モンスター]]を[[コスト]]とした[[単体強化]][[効果]]を持つ。~
[[彼岸]]に属する現状唯一の[[リンクモンスター]]であり、[[下級]][[彼岸]]の[[自壊]][[デメリット]]を回避しながら展開できる。~
[[単体強化]]の[[コスト]]を[[下級]][[彼岸]]の固有[[効果]]の[[トリガー]]に出来るため、序盤では[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]よりも優先して[[リンク召喚]]する価値はある。~

―相性の良い[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]~
-[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]~
--[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]~
[[ランク]]3では最高の[[元々の攻撃力]]を持つ[[エクシーズモンスター]]。~
3重に[[デメリット]]を抱えているが、[[《彼岸の悪鬼 アリキーノ》]]と[[《ダウナード・マジシャン》]]の存在により回避は容易。~
[[彼岸]]共々[[《スキルドレイン》]]と相性が良い事もあり、全体的に打点の低いこの[[デッキ]]では貴重な大型[[アタッカー]]として採用できる。~

--[[《No.47 ナイトメア・シャーク》]]~
[[水属性]][[モンスター]]1体に[[直接攻撃]][[効果]]を付与する[[効果]]を持つ。~
基本的に自身を[[対象]]に[[発動]]し、[[フィニッシャー]]として使うことになる。~

--その他の[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]~
[[アタッカー]]:[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]、[[魔人]]~
[[ブロッカー]]:[[《発条機雷ゼンマイン》]]、[[《機装天使エンジネル》]]~
[[除去]]:[[《ゴーストリック・アルカード》]]、[[《幻影騎士団ブレイクソード》]]、[[《超量機獣グランパルス》]]~

-[[ランク]]3以外の[[エクシーズモンスター]]~
--[[《ダウナード・マジシャン》]]~
[[ランク]]4だが、自身の[[召喚条件]]から[[エクシーズ召喚]]は容易。~
[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]と比べ、[[手札]]を消費しない点で勝る。~
主に[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]として使われる。~
また、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[エクシーズ素材]]とすることで[[除外]]から守りつつ、確実に[[墓地へ送る]]目的でも使用される。

--[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]~
[[戦闘破壊]]と[[効果破壊]]に対する[[耐性]]と一時的な[[コントロール奪取]][[効果]]を持った[[ランク]]1の[[エクシーズモンスター]]。~
主な[[除去]]手段に[[対象をとる(指定する)効果]]が多いため、それらに[[耐性]]を持つ[[モンスター]]に対しての[[メタカード]]となり得る。~
[[エクシーズ召喚]]には[[No.]]以外の同[[ランク]][[エクシーズモンスター]]2体が必要だが、[[彼岸]]の展開力を以てすれば[[召喚条件]]を満たすのは容易だろう。~

-その他の[[リンクモンスター]]~
--[[《ヴァレルロード・ドラゴン》]]~
[[リンク]]4だが[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]で[[リンク素材]]となる[[モンスター]]を2体用意すれば[[リンク召喚]]が可能。~
[[コントロール奪取]]で従来の【彼岸】では対応が困難だった[[対象]]にならない[[耐性]]を突破できる。~


***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]

 [[彼岸]][[下級モンスター]]は[[自分]]の[[魔法&罠ゾーン]]に[[カード]]が無い場合に自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]できる共通[[効果]]を持つ。~
 そのため[[魔法&罠ゾーン]]をいつでも空けられるよう、[[通常魔法]]や[[フリーチェーン]]の[[カード]]を中心に採用する。~
 [[コスト]]を要する[[カード]]を無理なく採用できる一方で、[[彼岸]]の(1)の[[効果]]との兼ね合いから[[《奈落の落とし穴》]]の様な[[発動条件]]付きの[[罠カード]]はやや採用しづらい。~

―[[彼岸]]の[[サポートカード]]~

-[[《彼岸の沈溺》]]~
[[フィールド]]の[[彼岸]][[モンスター]]2枚を[[コスト]]に[[カード]]を3枚[[破壊]]する。~
[[コスト]]はやや[[重い]]が、[[彼岸]]の[[墓地へ送られた]]場合の[[効果]]により実質的な[[ディスアドバンテージ]]はこの[[カード]]1枚分で済むことも多い。~
その[[破壊]]枚数の多さから[[伏せ除去]]、展開妨害に至るまでその用途は幅広い。~
また[[彼岸]]に属するため、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[コスト]]にすればそのまま[[サルベージ]]できる。~
また、[[《彼岸の悪鬼 ハロウハウンド》]]で間接的に[[サーチ]]できるため、3枚フル投入する必要はなく、[[デッキ]]の枠を他の[[カード]]に回せる。~

-[[《旅人の到彼岸》]]~
同一[[ターン]]中に[[墓地へ送られた]][[彼岸]]を可能な限り[[蘇生]]できる[[通常罠]]。~
最大1:5交換が可能だが、[[発動条件]]の存在がやや引っかかる。~
条件を満たすのは容易とはいえ、攻めに使うにはワンテンポ足りない感が否めない。~
[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[発動]]するなど、どちらかというと切り返しに優れた[[カード]]といえる。~
//[[蘇生]]手段としては[[《ソウル・チャージ》]]の方が速効性で勝り[[汎用性]]も高いが[[制限カード]]でもあり、そちらを引けない時や、[[デメリット]]が無い[[罠カード]]という点を活かしたい。~
[[《彼岸の沈溺》]]使用後に[[発動]]すれば[[ボード・アドバンテージ]]面で圧倒的優位にたてる。~

-[[《善悪の彼岸》]]~
[[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]の[[儀式召喚]]に必要となる[[儀式魔法]]。~
さらに自身を[[墓地]]から[[除外]]することで、[[手札]]の[[彼岸]][[モンスター]]1体と引き換えに[[彼岸]][[カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~
[[《儀式の下準備》]]で[[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]共々[[サーチ]]できるので[[儀式軸>【彼岸】#BARitual]]では[[手札]]に保持しやすい。~
タイムラグはあるものの後半の[[効果]]で[[サーチ]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行える点も魅力的であり、[[《彼岸の悪鬼 ハロウハウンド》]]とセットで採用するのもいいだろう。~
通常の構築では後半の[[効果]]のみを目的に採用することになるが、その場合[[手札]]に来ると[[腐り>腐る]]やすいため、[[手札]]を[[捨てられる>捨てる]][[カード]]との併用が望ましい。~

-[[《旅人の結彼岸》]]~
[[《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]専用の[[融合召喚]][[カード]]。~
ただし、[[融合召喚]]の範囲が[[《融合》]]と変わらない上に、追加[[効果]]も無いため、無理にこの[[カード]]で[[融合召喚]]する必要はない。~
また自身を[[墓地]]から[[除外]]することで[[自分]][[フィールド]]の[[彼岸]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を[[強化]]する[[効果]]も持つ。~
800とそれなりに高い数値の[[強化]]であるため、こちらをメインにする使うことになるか。~

―その他相性の良い[[魔法・罠カード]]~
-[[《貪欲な壺》]]~
荒めの[[手札]]消費をカバーしつつ、[[彼岸]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで[[効果]]の再利用を狙える。~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を主戦術に据える関係上、[[発動条件]]を満たすのは容易。~

-[[《おろかな埋葬》]]~
[[墓地へ送る]][[カード]]によって[[リクルート]]・[[蘇生]]・[[サーチ]]と様々な[[効果]]を持った[[カード]]に化ける。~

-[[《ギャラクシー・サイクロン》]]~
単体でも高い[[汎用性]]を誇るが、[[ランダム]]に[[墓地を肥やす]][[《彼岸の旅人 ダンテ》]]で[[墓地へ送られた]]場合でも[[発動]]できる。~
特にこの[[デッキ]]が苦手とする[[メタカード]]は[[永続罠]]が多く、前もって[[墓地]]へ送っておけばそれらを[[除去]]できる。~

-[[《闇の誘惑》]]~
[[【闇属性】]]お馴染みの[[ドローソース]]。~

-[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]~
[[手札交換]]しつつ、[[手札]]の[[彼岸]]を[[墓地へ送る]]ことで[[効果]]を[[発動]]させられる。~
特に後者は[[速攻魔法]]であるため柔軟性も高い。~
また[[デッキトップ]]を操作できる[[《彼岸の悪鬼 ドラゴネル》]]とも好相性。~

-[[《RUM−アストラル・フォース》]]~
[[エクシーズ素材]]を使い切った[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[アタッカー]]に変換できる。~
[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]自体非常に展開しやすく、狙う価値は十分あるだろう。~
採用する場合、[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]先は高い[[制圧]]力を誇る[[《セイクリッド・プレアデス》]]ほぼ一択となる。~
//一択を1択に戻すってなぜ?

-[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]~
[[手札]]1枚を[[コスト]]に、[[フィールド]]の[[彼岸]]を同[[属性]]の[[M・HERO]]に変えることができる。~
[[墓地]]利用[[メタ]]、[[サーチ]]に対する妨害[[効果]]を持つ[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]を[[特殊召喚]]するために採用する。~
[[彼岸]]の(3)の[[効果]]により[[墓地へ送られた]]分の損失は取り戻すことができ、[[手札コスト]]も[[彼岸]]にしてやれば損失無しで[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]を[[特殊召喚]]できる。~

-[[《昇天の角笛》]]~
[[リリース]][[コスト]]を要求する[[召喚]]反応型[[カウンター罠]]。~
[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]や[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]を[[リリース]]すれば実質[[ノーコスト]]で[[発動]]できる。~
ただ[[除去]]するだけなら[[《激流葬》]]の方が範囲は広いが、こちらは[[自分]]を巻き込まず[[召喚]]そのものを[[無効]]にする点で勝る。~
特に[[耐性]]持ちや[[ペンデュラムモンスター]]に対する[[メタ]]として有用。~

-[[《煉獄の災天》]]~
[[デッキ]]から任意の[[悪魔族]]を[[墓地へ送る]]事が出きるため、2枚目以降の[[《おろかな埋葬》]]として使える。~
[[手札コスト]]も場合によっては[[メリット]]となるが、[[永続魔法]]ゆえに[[フリーチェーン]][[除去]]に弱い点は注意。~

-[[《悪魔の技》]]~
こちらも[[デッキ]]から任意の[[悪魔族]]を[[墓地へ送る]]事が可能。~
[[罠カード]]である事から[[発動]]まで遅いという欠点はあるが、[[フリーチェーン]]での[[除去]]という奇襲性で補える。~

-[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《鳳翼の爆風》]]・[[《因果切断》]]・[[《ツインツイスター》]]・[[《バージェストマ・ディノミスクス》]]~
[[手札]]1枚を要求する[[フリーチェーン]]の汎用[[除去]][[カード]]。~
この[[デッキ]]では[[除去]]としてだけでなく、[[相手]][[ターン]]でも[[彼岸]]を[[フリーチェーン]]で[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[効果]]を[[発動]]させることができるため、一石二鳥。~
それぞれ[[除去]]の方法や[[除去]][[対象]]が異なるので、[[環境]]に合わせて選んでいこう。~

-[[《虚無空間》]]~
[[お互い]]の[[特殊召喚]]を封じる[[ルール介入]]型[[永続罠]]。~
[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の[[効果]]で簡単に[[自壊]]させられるため、使い切りの[[特殊召喚]][[メタ]]として採用を検討できる。~
[[彼岸]][[下級モンスター]]の(1)の[[効果]]が使用できない点も、元々[[特殊召喚]]自体が封じられるので関係ない。~
ただし長く維持しすぎるとこちらの首を絞めかねないので、[[自壊]]させる手段は常に用意しておきたい。~

-[[《スキルドレイン》]]~
[[フィールド]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[ルール介入]]型[[永続罠]]。~
[[彼岸]]の場合では(2)の[[効果]]で[[自壊]]せずに済み、(3)の[[効果]]は[[墓地]]で[[発動]]するために妨害されないので、こちらへの影響を抑えることができる。~
一方で、(1)の[[効果]]では[[特殊召喚]]できず、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]などの[[必須カード]]も影響をうける。~
[[相手]]に与える影響は非常に大きいため、この[[カード]]を採用する場合は[[デッキ]]構築をある程度意識しておくと良いだろう。~
例として、[[エクシーズモンスター]]では[[ランク]]3の[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]を[[デメリット]]を気にせず運用できるようになる。~

-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]~
[[彼岸]][[モンスター]]の内5体が対応しており、[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]を[[リリース]]すれば実質[[ノーコスト]]での[[発動]]が可能。~
[[相手]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を助けてしまうリスクこそあるが、強烈に[[刺さる]][[デッキ]]も存在するので[[環境]]次第では採用を検討出来る。~

-[[《聖邪のステンドグラス》]]~
[[メインデッキ]]の[[モンスター]]が全て[[悪魔族]]であり、[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]や[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]が[[天使族]]のため、双方の[[効果]]を無理なく狙える。~
どちらの[[効果]]も使い易く、特に[[天使族]]がいる場合の[[ドロー]]は荒い[[手札]]消費をカバーでき、[[《彼岸の悪鬼 ドラゴネル》]]との[[コンボ]]で[[彼岸]]の[[サーチ]]となる。~

**戦術 [#strategy]
 まずは[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[エクシーズ召喚]]し、[[墓地を肥やす]]ところから始まる。~
 [[《魔界発現世行きデスガイド》]]や[[彼岸]][[下級モンスター]]の(1)の[[効果]]を駆使すれば、1[[ターン]]目からの[[エクシーズ召喚]]は容易。~
 続けて[[エクシーズ召喚]]を行いたい場合は同じ素材で[[リンク召喚]]出来る[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]で[[リンク先]]を確保しておきたい。~

 また、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の過程で上手く[[特殊召喚]][[効果]]を持った[[彼岸]]を[[墓地]]へ送れるかどうかも、[[デュエル]]を有利に進めるための重要な要素となる。~
 例として[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]の[[効果]]で[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]を[[リクルート]]できれば、[[相手]][[ターン]]に[[除去]]を受けても次々と後続を展開できる。~
 [[エクシーズ素材]]から[[墓地]]へ送られても[[発動]]するため、場合によってはこれらを敢えて[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]の素材として残すプレイングも考えられる。~
 立ち回り次第では[[相手]]に[[除去]]手段を浪費させた挙句、こちらはほぼ無傷で[[自分]][[ターン]]を迎えることすら可能。~
 この無尽蔵ともいえる戦線維持力こそがこの[[デッキ]]の最大の持ち味である。~

 その後も随時状況に応じた[[彼岸]]を[[墓地]]へ送りながら[[アドバンテージ]]を稼いでいく。~
 一度布陣が整った後は[[サーチ]]や[[特殊召喚]]した[[彼岸]]を[[コスト]]に[[除去]]を連発し、[[相手]]が態勢を立て直す前に[[モンスター]]を大量展開してゲームエンドに持ち込む。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***[[儀式召喚]]軸 [#BARitual]
 [[レベル]]6の[[儀式モンスター]][[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]を中心とした構築。~
 [[《善悪の彼岸》]]共々[[《儀式の下準備》]]で[[サーチ]]できるのが利点であり、[[レベル]]3の[[儀式魔人]]を採用し、[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]で[[墓地へ送る]]ことで用意しやすい。~
//特に[[《儀式魔人リリーサー》]]は[[相手]]の[[特殊召喚]]のみを一方的に封じられるので、かなり多くの[[デッキ]]に[[刺さり>刺さる]]
 [[エクストラデッキ]]に戦力を依存させやすいこの[[デッキ]]は[[《浮幽さくら》]]等に弱いので、[[メインデッキ]]で戦える[[カード]]を持っておくことは重要である。~
 [[《善悪の彼岸》]]自体が(2)の[[効果]]の[[汎用性]]が高いので、[[儀式召喚]]出来ない場合でも[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おけば役立つのもポイント。~


***[[メタビート>【メタビート】]]([[《スキルドレイン》]])軸 [#BAAnti-Meta]
 [[デッキ]]の大半を[[罠カード]]と[[速攻魔法]]で固め、[[【メタビート】]]寄りに構築したタイプ。~
 殆どの[[モンスター効果]]が[[墓地]]で[[発動]]する関係上[[《スキルドレイン》]]との相性は特に抜群であり、こちらは展開力を維持したまま[[相手]]だけを一方的に縛ることが出来るのが利点。~
 [[《ブービートラップE》]]を採用しておけば、[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]で[[墓地へ送った]][[永続罠]]を[[セット]]できるため、他の[[【スキルドレイン】]]よりも[[《スキルドレイン》]]にアクセスしやすい。~

 [[《魔界発現世行きデスガイド》]]等の[[効果]]も使えなくなるが、これらは1[[ターン]]目に[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[エクシーズ召喚]]できれば十分役目を果たせるので問題ない。~
 これ以外にも[[《昇天の角笛》]]・[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]等を併用して[[相手]]を徹底的に妨害し、[[リソース]]が尽きた所で勝負を決めに掛かる。~
 [[《彼岸の旅人 ダンテ》]]は[[コスト]]による[[墓地]]肥やしに専念し、[[アタッカー]]は[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]や[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]に任せることになるだろう。~
 [[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]以前の[[環境]]ではこれに[[《魔封じの芳香》]]をフル投入し、[[【EM】]]と[[【帝王】]]に対抗する構築も見られた。~


**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【幻影騎士団彼岸】[#BAPK]
 同じく[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を得意とする[[【幻影騎士団】]]との混合[[デッキ]]。~
 [[レベル]]3の[[幻影騎士団]][[モンスター]]と[[ファントム]][[罠カード]]を数枚程度採用するのが基本となる。~
 各種[[ファントム]]や[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]等の存在により、この[[デッキ]]の弱点の一つである低い打点をカバーできるのが特長。~
 [[属性]]も同じ[[闇属性]]なので[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]等を併用できる点でも相性がいい。~

***【SR彼岸】[#BASR]
 [[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]を得意とする[[【スピードロイド】]]との混合[[デッキ]]。~
 [[《SRベイゴマックス》]]・[[《SRタケトンボーグ》]]で簡単に[[ランク]]3を作る事ができる。~
 [[《SRベイゴマックス》]]の[[特殊召喚]]条件を満たせば[[エクシーズ素材]]という面では実質的に[[召喚権]]を使わない[[《魔界発現世行きデスガイド》]]になる。~
 また、[[《SR三つ目のダイス》]]を採用すれば[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]も[[シンクロ召喚]]でき、[[《トーテムバード》]]により[[魔法・罠カード]]を防ぐ事もできる。~

 現在、[[《SRベイゴマックス》]]が[[制限カード]]であるため構築が難しくなっている。~

***【SR幻影彼岸】[#BASRPK]
 上記の2つをさらに混ぜた[[デッキ]]。~
 [[《SRベイゴマックス》]]・[[《SRタケトンボーグ》]]で簡単に[[ランク]]3を作る事ができる。~
 [[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]で[[彼岸]]の主要パーツが規制された事により、その穴を埋める形で出来上がった。~
 そういった背景があるために、名前こそ【彼岸】の派生だが[[サポートカード]]を加味すると[[【幻影騎士団】]]のパーツの方が多く、省略時に【彼岸】なのか[[【幻影騎士団】]]なのかは意見が分かれる。~
 更に[[《超カバーカーニバル》]]と[[《EMディスカバー・ヒッポ》]]を採用した【SREM幻影彼岸】も登場後には見られるようになった。
 上記以外の展開方法は[[デッキ]]によって異なり、[[《簡易融合》]]を採用し、[[《魔装騎士ドラゴネス》]]・[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]を投入して展開や[[除去]]を行う、[[《ギャラクシー・ワーム》]]等で[[ランク]]3を作ると言ったこれまでにない戦法も見られる。~

 その高い展開力や[[シナジー]]、[[相手]]への妨害能力が上手く噛み合っていることもあり、規制直後でありながら[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]以降の[[環境]]ではトップ[[メタ]]の一角に数えられた。~
 現在は【SR彼岸】同様の理由で構築が難しくなっている。~

***【ファンカスノーレ彼岸】 [#BANorleras]
 [[お互い]]の[[手札]]・[[フィールド]]を[[リセット]]しつつ[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[【ファンカスノーレ】]]のギミックを投入した[[デッキ]]。~
 基本的には[[《天魔神 ノーレラス》]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[《トランスターン》]]で[[リクルート]]する動きになる。~
 通常の【ファンカスノーレ】よりも[[アドバンテージ]]を稼ぎやすく、[[種族]]・[[属性]]が同じなのでサポートも共有しやすいのが特長。

***【儀式彼岸】([[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]] 不採用型)[#BARitual2]
 上記の[[儀式召喚軸>【彼岸】#BARitual]]に[[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》]]を採用せず、代わりに別の[[【儀式召喚】]]と混合させた[[デッキ]]。~
 [[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]や[[《魔サイの戦士》]]の[[効果]]で[[《儀式魔人リリーサー》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、早い段階での[[特殊召喚]]封殺を狙う。~
 [[儀式召喚]]による消費を抑えるため、[[儀式モンスター]]は[[サーチ]]が容易かつ[[レベル]]の低いものが軸となる。~
 [[20/04/01>リミットレギュレーション/2020年4月1日]]にて[[《儀式魔人リリーサー》]]が[[禁止カード]]になり、パワーは大きく落ちた。~

-[[【影霊衣】]]型~
高い[[サーチ]]能力を持つ[[影霊衣]]と混合させたタイプ。~
主に[[《クラウソラスの影霊衣》]]の[[効果]]で[[《影霊衣の反魂術》]]を[[サーチ]]し、[[墓地]]からの[[儀式召喚]]を狙う。~
この2枚に[[《ブリューナクの影霊衣》]]を加えるだけでギミックに最低限必要なパーツは揃うため、[[メインデッキ]]の枠を圧迫しにくいのもポイント。~

-[[【サクリファイス】]]型~
[[《サクリファイス》]]を軸としたタイプ。~
[[《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》軸>【彼岸】#BARitual]]と同じく、[[サーチ]]手段は[[《儀式の下準備》]]が主となる。~
[[彼岸]]とは[[闇属性]]サポートを共有出来る他、[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]の[[身代わり]][[効果]]に[[《サクリファイス》]]の[[装備カード]]を利用すれば再[[吸収]]も狙える。~
[[《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》]]とも相性が良く、[[《簡易融合》]]の[[自壊]][[デメリット]]を[[耐性]]付与で防ぐ事で[[相手]]の[[モンスター効果]]に対してより高い抑止力を持たせられる。~

***【フルモン彼岸】(【ほぼモン彼岸】)[#BAfullmon]
 [[魔法・罠カード]]の採用を[[《雪花の光》]]に留めた[[【フルモンスター】]]タイプ。~
 [[彼岸]]は共通[[効果]]で展開でき固有[[効果]]で妨害できるので、[[魔法・罠カード]]に頼らずとも影響は出にくく、その分スロットを[[手札誘発]]に割くことができる。~
 [[《サイコウィールダー》]]等の[[特殊召喚]]可能な[[レベル]]3も多く採用され、特に[[《星見獣ガリス》]]は[[魔法・罠カード]]が少なくなったことで[[効果]]が成功しやすくなるのでこの[[デッキ]]タイプとの相性が良い。~
 上記[[カード]]は全て[[手札]]から[[特殊召喚]]できるので、[[《雪花の光》]]での[[ドロー]]加速が[[ボード・アドバンテージ]]に直結する。~

 また、[[レベル]]3だけでなく、[[《影星軌道兵器ハイドランダー》]]や[[《ブロックドラゴン》]]といった[[メインデッキ]]の[[最上級モンスター]]を採用するのも特徴である。~
 [[《影星軌道兵器ハイドランダー》]]は[[墓地]]に[[カード]]が溜まりやすいので[[特殊召喚]]条件を満たしやすく、[[《妖精伝姫−シラユキ》]]で調整もできる。~
 [[特殊召喚]]できない場合も[[《雪花の光》]]で[[デッキ]]に戻せるので[[事故]]になりにくい。~
 [[《ブロックドラゴン》]]も、[[闇属性]]である[[彼岸]]とは一見すると合わないように見えるが、[[《サイコウィールダー》]]・[[《サイコトラッカー》]]・[[《星見獣ガリス》]]・[[《魔サイの戦士》]]が[[地属性]]であり[[特殊召喚]]は難しくなく、[[地属性]]を増やして中核に据えることもできる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[墓地]]利用に大きく依存した[[デッキ]]の宿命として、[[墓地へ送る]][[カード]]を[[除外]]する[[カード]]には滅法弱く、特に[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]には[[サーチ]]の妨害もされる。~
 [[《閃光の追放者》]]も[[下級モンスター]]で[[戦闘破壊]]できるのが[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]しかいないので動きを制限されやすい。~
//、当然[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]は天敵。~
 [[モンスター]]の大半が[[闇属性]]なので、[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]でも同様に完封されてしまう。~
 さらに一部の[[彼岸]]は[[《連鎖除外》]]も受け、[[同名カード]]を根こそぎ[[除去]]される恐れがある。~
 これらを確実に[[破壊]]するためにも[[メインデッキ]]から[[《ハーピィの羽根帚》]]といった[[除去]]手段を用意しておきたい。~
 あまりメジャーではないが、[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]も[[彼岸]][[下級モンスター]]の[[デメリット]]を誘発するため非常に厄介。~
 特に[[《飛翔するG》]]は[[サイドデッキ]]に採用されることも多く、[[《激流葬》]]で[[破壊]]する等の対策が必要になってくる。~

 [[彼岸]]は全体的に[[ステータス]]が低く、それを高い展開力と豊富な[[除去]]手段で補っている。~
 そのため[[耐性]]を持った高[[攻撃力]][[モンスター]]の攻略手段に乏しく、[[《アポクリフォート・キラー》]]あたりを出されると突破はほぼ絶望的となる。~
 幸いこれらの[[モンスター]]は[[召喚]]に何らかの下準備が必要な場合が多いため、素材の時点で潰すなどプレイングでカバーしていきたい。~
 また[[【ペンデュラム召喚】]]のようなこの[[デッキ]]と同等以上の持久力を持つ[[相手]]と戦う場合も、戦況が膠着した果てに[[デッキ切れ]]に陥る可能性がある。~
 状況次第では[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の速度を落とすか、[[《彼岸の沈溺》]]等で確実に[[相手]]を消耗させ早期決着に持ち込む必要があるだろう。~

 [[《彼岸の旅人 ダンテ》]]への依存度が高いため、それを直接[[除去]]してくる[[カード]]も厄介。~
 [[エクストラデッキ]]の主力[[モンスター]]をピンポイントかつ大量に[[墓地へ送る]][[《轟雷帝ザボルグ》]]、[[除外]]してくる[[《浮幽さくら》]]や[[《魔海城アイガイオン》]]などは天敵となり得る。~
//[[サルベージ]][[効果]]により[[墓地へ送る]][[《轟雷帝ザボルグ》]]などは通じにくいが、[[除外]]してくる[[《浮幽さくら》]]や[[《魔海城アイガイオン》]]などは天敵となり得る。~
//ダンテが制限カードになったせいでザボルグも危ない気がする。~
 ただ、[[《浮幽さくら》]]に関しては[[レベル]]の関係上こちらも採用しやすい[[カード]]であり、[[ミラーマッチ]]の際には役に立つ存在にもなる。~
 その他、[[エクストラデッキ]]の展開を封じてくる[[【アモルファージ】]]や[[【バスター・ブレイダー】]]なども苦手にしやすい。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
***第9期(2014年〜2017年) [#history9]
 登場以降、[[アドバンテージ]]の獲得の容易さで登場直後から活躍。~
 [[【EM】]]や[[【帝王】]]などと[[主流デッキ]]を争った。~

-[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]~
[[《魔界発現世行きデスガイド》]]・[[《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》]]・[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]が[[制限カード]]に指定される。~
特に[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]は[[同名カード]]を[[エクストラデッキ]]に回収できなくなったため規制の影響力は大きかった。~

-[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]~
[[出張]]パーツとして利用されていた[[《SRベイゴマックス》]]が[[制限カード]]に指定されたため、[[スピードロイド]]との混合構築も不可能となった。~


***第10期(2017年〜) [#history10]
 [[新マスタールール]]の施行により、[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]する[[モンスター]]を複数体存在させることが難しくなった。~
 特にこの[[デッキ]]の場合、[[メインデッキ]]の[[彼岸]][[モンスター]]の[[デメリット]]により[[彼岸]]以外の[[モンスター]]との共存が非常に困難であったため影響は大きかった。~
 これを受けてか、[[《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》]]が[[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]に[[準制限カード]]に、[[17/10/01>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]に[[制限解除]]された。~

-[[LINK VRAINS PACK]]発売~
待望の[[彼岸]][[カテゴリ]]の[[リンクモンスター]]である[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]が登場。~
展開力や[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に大きな改善が見られ再びトーナメントでも見かけるようになる。~
[[リンクモンスター]]の数が増えてきた事もあり[[エクシーズモンスター]]の数を減らす、あるいは殆ど採用しない構築も見られる様になった。~
それにより採用率も減ったためか、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]が[[18/10/01>リミットレギュレーション/2018年10月1日]]に[[準制限カード]]に、[[19/01/01>リミットレギュレーション/2019年1月1日]]に[[制限解除]]された。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》]]
-[[《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》]]
-[[《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》]]

-[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[【闇属性】]]
-[[【悪魔族】]]
-[[【ランク3】]]

-[[デッキ集]]