*【氷結界】 [#fc6d9066]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#l423857c]
 [[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]で登場した[[氷結界]]をメインに置いた[[デッキ]]。~
 属する[[モンスター]]は全て[[水属性]]で、[[相手]]の行動を制限する[[効果]]を持った[[モンスター]]が多いのが特徴。~
 [[《氷結界の紋章》]]と二種の[[モンスター効果]]による[[蘇生]]で、各種[[ロック]][[効果]]を使い分け相手の行動を抑制する。~
 [[シンクロ召喚]]もスムーズに行え、特に[[氷結界]]の強力なものを使いまわせる点も特色の一つである。~
 しかし、[[2012/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]の制限改訂で[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]が[[禁止カード]]になっている。~

  《氷結界の伝道師》
 効果モンスター
 星2/水属性/水族/攻1000/守 400
 自分フィールド上に「氷結界」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
 この効果で特殊召喚するターン、
 自分はレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
 また、このカードをリリースする事で、
 「氷結界の伝道師」以外の自分の墓地に存在する
 「氷結界」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 《氷結界の紋章》
 通常魔法
 自分のデッキから「氷結界」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

**[[デッキ]]構築に際して [#v8e4df0c]
***[[モンスターカード]]について [#v4f4931c]
 [[相手]]の行動を制限するものが多く、この[[デッキ]]の要となっている。~

―[[下級]][[氷結界]]~

-行動を制限する[[氷結界]]~

--[[《氷結界の術者》]]~
[[モンスター]]版[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]と呼べる[[効果]]を持つ。~
[[自分]]の[[モンスター]]にも影響が及ぶ点、[[レベル]]3以下の[[モンスター]]や[[エクシーズモンスター]]の[[攻撃]]は通る点には注意したい。~
//破術との整合性

--[[《氷結界の守護陣》]]~
[[《氷結界の術者》]]とは異なり、[[自分]]に[[ロック]]が及ぶ事は無い。~
[[ステータス]]が貧弱なため、[[《氷結界の伝道師》]]や[[《浮上》]]を用いた[[守備表示]]での[[特殊召喚]]を行いたい。~
[[《氷結界の術者》]]同様、[[相手]]の[[バトルフェイズ]]の[[スタートステップ]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[蘇生]]すれば[[攻撃]]を妨害できる。~

--[[《氷結界の破術師》]]~
[[モンスター]]版[[《魔封じの芳香》]]としての能力を持つが、[[攻撃]]抑制の[[氷結界]]と並べなければ容易に[[破壊]]されてしまう[[ステータス]]がネック。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]に対応する点や、[[レベル]]3非[[チューナー]]の[[魔法使い族]]である点を活かす必要がある。~

--[[《氷結界の封魔団》]]~
上記3体と違い単体で[[効果]]を発揮でき、[[守備力]]も2000と高いため場持ちは良い。~
[[セット]]した大量の[[魔法・罠カード]]を[[《大嵐》]]から守ることができるが、[[自分]]も[[魔法カード]]を使えなくなる点に注意。~

--[[《氷結界の御庭番》]]~
[[《氷結界の封魔団》]]と同じく単体で[[効果]]が適用されるが、[[守備力]]が低いためやや扱いにくい。~
採用する場合は[[《氷結界の守護陣》]]や[[《氷結界の大僧正》]]等との併用で[[ロック]]の補強に専念させたい。~
当然、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等には無力なので他に対策を用意する必要がある。~

-[[アタッカー]]~

--[[《氷結界の武士》]]~
[[下級]][[氷結界]]の中では最も高い[[攻撃力]]を持つ。~
しかし、[[攻撃力]]1800とやや力不足である上に[[効果]]も利便性が低く、優先度は高くない。~
[[《増援》]]にも対応する点や、[[戦士族]]の[[エクシーズ素材]]を必要とする[[エクシーズモンスター]]との併用に価値を見出したい。~

--[[《氷結界の舞姫》]]~
[[《氷結界の武士》]]の次に高い[[攻撃力]]を持つ[[氷結界]][[モンスター]]。~
[[《氷結界の封魔団》]]や[[氷結界]][[シンクロモンスター]]のように[[手札]]を[[捨てる]]のではなく見せるのみ。~
そのため[[《氷結界の三方陣》]]を使う場合にも[[効果]]を[[発動]]しやすくなる。~
さらに[[魔法・罠カード]]を[[バウンス]]しておけば、[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[効果]]を使う時の[[手札]]の節約にもなる。~

-その他の[[下級]][[氷結界]]

--[[《氷結界の軍師》]]~
[[手札交換]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を担う、序盤におけるこの[[デッキ]]の中心となる[[モンスター]]。~
[[手札]][[コスト]]を[[《サルベージ》]]で補う事ができ、[[《氷結界の紋章》]]との併用で[[デッキ圧縮]]に貢献してくれる。~
自身は[[《サルベージ》]]に対応していないため、[[《氷結界の伝道師》]]で中継して[[蘇生]]する等で[[フィールド]]に維持したい。~

--[[《氷結界の伝道師》]]~
[[《氷結界の術者》]]や[[《氷結界の守護陣》]]が存在する時に[[特殊召喚]]すれば、即座に[[ロック]]が掛けられる。~
[[特殊召喚]]した場合、[[レベル]]5以上の[[特殊召喚]]が不可能になるため、[[シンクロ召喚]]や[[蘇生]]が制限されるが[[エクシーズ召喚]]は問題なく行える。~
[[《サルベージ》]]に対応する他、[[《リミット・リバース》]]や[[《浮上》]]等を使えば1[[ターン]]で複数の高[[レベル]][[氷結界]]の[[蘇生]]も狙える。~
[[氷結界]]専用の万能[[蘇生]][[カード]]として可能な限り積んでも問題ないが、[[墓地が肥えて>墓地を肥やす]]ない序盤では[[手札事故]]になりやすい。~

--[[《氷結界の番人ブリズド》]]~
[[戦闘破壊]]された時、[[デッキ]]から[[カード]]を1枚[[ドロー]]できる[[誘発効果]]を持つ。~
[[レベル]]1のため[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整や[[《ワン・フォー・ワン》]]からの[[特殊召喚]]ができる。

--[[《氷結界の輸送部隊》]]~
[[効果]]自体は扱いにくいが[[《深海のディーヴァ》]]の[[リクルート]]に対応しており、そのまま[[《霞鳥クラウソラス》]]に繋げられる。~
また、[[《忘却の都 レミューリア》]]と併用することで[[《氷結界の龍 グングニール》]]に[[シンクロ召喚]]も可能。~

―[[上級]][[氷結界]]~

-行動を制限する[[氷結界]]~
[[上級モンスター]]は[[攻撃力]]が[[レベル]]の割に高くは無い。~
基本的に[[蘇生]]が前提となるため、[[墓地]]送りに必要な[[カード]]のバランスには注意が必要。~

--[[《氷結界の大僧正》]]~
[[魔法・罠カード]]による[[全体除去]]を恐れる必要がなくなり、逆にこちらの[[《激流葬》]]などで[[相手]]を一掃できる。~
[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]と並べることで[[《リビングデッドの呼び声》]]などで[[特殊召喚]]した[[氷結界]]を完全[[蘇生]]できるので相性がよい。~
とはいえ[[モンスター効果]]による[[破壊]]には一切耐性を持たないので、[[《デモンズ・チェーン》]]等の併用は必須となる。~

--[[《氷結界の交霊師》]]~
自身を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つが条件が厳しく使いづらい。~
[[魔法・罠カード]]の抑制[[効果]]はそこそこ有用だが、[[ステータス]]が[[最上級モンスター]]としては貧弱なため[[戦闘破壊]]もされやすい。~
採用するならば[[《ディメンション・マジック》]]との併用や[[ランク]]7の[[エクシーズモンスター]]に繋ぐ事を念頭に置きたい。~

--[[《氷結界の虎将 ライホウ》]]~
[[相手]]の[[モンスター効果]]を抑制できるのは単純に強力で、[[【インフェルニティ】]]が[[相手]]ならば終始優位に立てるだろう。~
ただし、[[【暗黒界】]]との相性は最悪であり[[ステータス]]も低いため、メインからの投入は躊躇われる。~

-[[アタッカー]]

--[[《氷結界の虎将 グルナード》]]~
[[氷結界]]専用の[[《二重召喚》]]を内蔵しており、[[下級]][[氷結界]]の[[モンスター効果]]の[[発動]]をサポートしつつ展開できる。~
現時点で[[通常召喚]]できる[[氷結界]]の中で一番[[レベル]]の高い[[モンスター]]であり[[《トレード・イン》]]にも対応する。~

--[[《氷結界の虎将 ガンターラ》]]~
[[エンドフェイズ]]での[[蘇生]]となるが、[[レベル]]等に制限がないので強力な[[モンスター]]が[[蘇生]]できるのは非常に強力。~
また、[[《氷結界の守護陣》]]等を[[蘇生]]して[[ロック]]をかけることもでき、状況によって柔軟に対応できる。~
[[《伝説の都 アトランティス》]]影響下では[[レベル]]が6になるので、[[リリース]]1体で出せるのも強みだろう。~

―[[氷結界]]の[[シンクロモンスター]]~

-[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]~
永続系の[[魔法・罠カード]]と併用する場合に主力となる[[氷結界]]の[[シンクロモンスター]]。~
[[《光の護封剣》]]のターンカウントの[[リセット]]や、[[《氷結界の伝道師》]]の[[リリース]]で場に残った[[《リビングデッドの呼び声》]]等を回収できる。~

-[[《氷結界の龍 グングニール》]]~
この[[デッキ]]の要とも言える[[シンクロモンスター]]。~
[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]でき[[汎用性]]は高いが、[[手札]]の消費が激しいので[[《サルベージ》]]等との併用は必須となる。

//-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]~
//[[フィニッシャー]]として高い能力を持つ[[モンスター]]。~
//[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]で回収した[[カード]]を[[コスト]]に[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[バウンス]]する等、その場に合わせた動きができる。~
//しかし、あくまで[[バウンス]]するだけなので、その[[ターン]]で決めたい。~

-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]~
[[氷結界]]の中で最も[[レベル]]の高い[[シンクロモンスター]]。~
[[召喚]]する場合は[[《ウォーターハザード》]]や[[《浮上》]]を使い[[《氷結界の術者》]]または[[《氷結界の守護陣》]]に加え他の[[氷結界]][[モンスター]]を出して[[フィールド]]を[[ロック]]すれば出しやすくなる。~
しかしこの[[カード]]自身は[[シンクロ召喚]]後になんの[[効果]]も持たないので、実際のところ[[氷結界]]としての[[メリット]]はあまりない。~
3体以上の[[シンクロ素材]]を必要とする都合上、[[氷結界]]との同時展開も難しくなるので、単純に[[パワーカード]]として用い次の[[ターン]]以降に期待するか[[《地獄の暴走召喚》]]等を利用したい所。~


―その他の相性のいい[[モンスター]]~

-[[《鬼ガエル》]]~
[[レベル]]2以下の[[水族]][[氷結界]]を[[墓地へ送る]]事で[[蘇生]]に繋ぐ。~
[[《氷結界の伝道師》]]に対応する点が重要で、[[特殊召喚]]時の[[手札コスト]]には全ての[[氷結界]]が使える。~
無論[[手札]]消費は激しくなるのでこれをカバーする構築が必要である。~

-[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]~
こちらは任意の[[氷結界]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]ことができる。~
また、自身の[[効果]]で[[サーチ]]した[[《ジェネクス・コントローラー》]]と共に[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]に[[シンクロ召喚]]も可能。~
ただし、この[[カード]]と[[《ジェネクス・コントローラー》]]の分だけスロットが圧迫されるので、構築によっては採用する[[氷結界]]の種類が限られてしまう。~

-[[《グリズリーマザー》]]・[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[《グリズリーマザー》]]は[[攻撃力]]1500以下の、[[《召喚僧サモンプリースト》]]は[[レベル]]4の[[氷結界]]を[[リクルート]]できる。~
後者は[[《グリズリーマザー》]]では[[リクルート]]できない[[《氷結界の軍師》]]に対応し、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]も狙える。

-[[《ハンマー・シャーク》]]~
[[レベル]]3以下の[[氷結界]]には[[チューナー]]も存在するため[[シンクロ召喚]]も容易であり、[[レベル]]3の[[氷結界]]ならば[[エクシーズ召喚]]も可能となる。~
また、そこからさらに[[《氷結界の伝道師》]]を[[特殊召喚]]して[[ロック]][[効果]]を[[発動]]させるのも有効と言える。~

-[[《深海のディーヴァ》]]~
[[レベル]]4の[[氷結界]]と[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]に[[シンクロ召喚]]できる[[チューナー]]。~
この時、[[リクルート]]した2枚目のこの[[カード]]と[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]ができる他、[[手札]]に戻すことで間接的な[[サーチ]]にもなる。~

-[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[《氷結界の破術師》]]を[[対象]]にすれば即座に[[《氷結界の龍 グングニール》]]を[[シンクロ召喚]]する事ができる。~
その他にも[[蘇生]]する対象として[[バウンス]]と相性の良い[[《スノーマンイーター》]]を採用するのも面白い。~

-[[《E・HERO アブソルートZero》]]~
[[HERO]]と名のつく[[モンスター]]を複数枚採用する必要があるが[[全体除去]][[効果]]は非常に強力。~
[[攻撃力]]こそ上がらないものの、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]で[[バウンス]]することで自発的に[[効果]]を[[発動]]させることも可能である。~
しかし、[[墓地]][[蘇生]]を多用する[[氷結界]]と[[《ミラクル・フュージョン》]]の相性はあまり良くない。~

―相性のいい[[シンクロモンスター]]~

-[[《アーカナイト・マジシャン》]]~
[[氷結界]]は[[《氷結界の封魔団》]]等の[[魔法使い族]][[モンスター]]を有するため、[[レベル]]3の[[チューナー]]とで[[シンクロ召喚]]できる。~
同じ[[レベル]]7の[[《氷結界の龍 グングニール》]]とは[[アタッカー]]が不要な時や[[手札]][[コスト]]に余裕がない時に使い分けたい。~

-[[《神海竜ギシルノドン》]]~
[[《御前試合》]]の[[適用]]下では[[《A・O・J カタストル》]]等を[[召喚]]できなくなるため、この[[カード]]も選択肢の1つとなる。~
非[[チューナー]]に[[レベル]]3[[モンスター]]が必要なため、[[《氷結界の守護陣》]]が使えない点に注意。~

―相性のいい[[エクシーズモンスター]]~
[[シンクロモンスター]]の採用枚数との兼ね合いもあるので、なるべく[[汎用性]]の高い[[エクシーズモンスター]]を優先的に採用したい。~
それ以外では[[水属性]]専用の[[《バハムート・シャーク》]]の他、[[《氷結界の武士》]]等を複数採用した場合は[[《機甲忍者ブレード・ハート》]]等も候補に挙がる。~
また、[[《氷結界の虎将 ガンターラ》]]で[[蘇生]]した[[レベル]]7の[[氷結界]]と共に[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]を狙うこともできる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#f5bc3d3b]
-[[氷結界]]専用[[サポートカード]]

--[[《氷結界の紋章》]]~
[[レベル]]や[[種族]]を問わず好きな[[氷結界]][[モンスター]]を[[サーチ]]することができる。~
初手に[[氷結界]]が引けない問題を解消でき、[[《氷結界の三方陣》]]や[[《氷結界の舞姫》]]の[[効果]]を使う時に役に立つ。~
[[デッキ]]の回転を高めるためにも可能な限り採用しておきたい。~

--[[《氷結界の三方陣》]]~
[[モンスター]][[除去]]と[[特殊召喚]]を同時に行えるが、[[発動条件]]が厳しいため[[サルベージ]]や[[手札交換]]と組み合わせて使いたい。~
また、[[上級モンスター]]を多めに採用する等、工夫もしたいところ。~

-その他の相性の良い[[魔法・罠カード]]

--[[《浮上》]]~
[[レベル]]3以下の[[水族]]・[[海竜族]]の[[氷結界]]を[[蘇生]]する[[通常魔法]]。~
[[《氷結界の軍師》]]等の[[コスト]]として[[墓地]]に送った[[《氷結界の守護陣》]]や[[《氷結界の伝道師》]]を即座に[[蘇生]]できる。~

--[[《サルベージ》]]~
消費の激しい[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[手札コスト]]を補充する事ができる。~
加えて[[《氷結界の伝道師》]]の回収や、[[《氷結界の三方陣》]]・[[《氷結界の舞姫》]]の[[効果]]の[[発動]]も容易になる。~
[[墓地]]に[[氷結界]]が肥えていない序盤では[[手札]]で腐りやすい点に注意。~

--[[魔法使い族]]専用[[サポートカード]]~
[[《氷結界の軍師》]]などの扱いやすい[[魔法使い族]]の[[氷結界]]と併用できる。~
[[《ワンダー・ワンド》]]による[[ドロー]]加速の他、[[《魔法族の里》]]で[[コントロール]]色を強めるのも良いだろう。~
また、[[《ディメンション・マジック》]]ならば不足気味な[[除去]]も補う事が可能となる。~
[[手札]]から[[《氷結界の交霊師》]]を[[特殊召喚]]する場合に限れば[[《氷結界の三方陣》]]より有効に働く場合も多い。~

-永続系の[[魔法・罠カード]]~
[[デッキ]]との相性はもちろん、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]での再利用を狙える。~
多めに採用することで[[【セルフ・バウンス】]]寄りの戦略を目指すことも可能。~

--[[フィールド魔法]]~
[[《ウォーターワールド》]]は[[氷結界]]の打点の強化以外にも[[《氷結界の守護陣》]]の[[ロック]]範囲を拡大できる。~
[[《伝説の都 アトランティス》]]は[[シンクロ召喚]]との相性は悪いが[[《氷結界の虎将 ガンターラ》]]の[[リリース]]を軽減可能。~

--[[《ウォーターハザード》]]~
制限はあるものの、素早く[[モンスター]]を展開することができる。~
[[《氷結界の術者》]]や[[《氷結界の守護陣》]]等の[[フィールド]]上に二体以上の[[氷結界]]が必要となる[[ロック]][[効果]]も即座に[[発動]]できる。~
[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整や[[エクシーズ召喚]]の補助にもなる。~

--[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《リミット・リバース》]]~
[[《氷結界の伝道師》]]の経由や[[《氷結界の大僧正》]]が存在する場合に[[バウンス]]する事で[[氷結界]]を実質[[完全蘇生]]できる。~
[[《浮上》]]と比較すると速効性では劣るが、上述の通り[[相手]][[ターン]]での[[攻撃]]が抑制できる等、十分な差別化が可能。~

--[[《デモンズ・チェーン》]]~
相手[[モンスター]]の[[攻撃]]と[[効果]]の抑制を一手に引き受けてくれうる[[カード]]。~
[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等の[[効果]]による[[全体除去]]にも対処できる。~

--[[《安全地帯》]]~
[[相手]]の[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]やあらゆる[[破壊]][[効果]]から[[氷結界]]を守ることができる[[永続罠]]。~
また、[[フィールド]]を離れた時に選択した[[モンスター]]を[[破壊]]するため、[[相手]][[モンスター]]を[[対象]]に[[除去]][[カード]]としても運用できる。~
逆に[[氷結界]]に使った場合、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]で[[バウンス]]する際は[[《氷結界の大僧正》]]の併用は必須となる。~

--それ以外の永続系の[[魔法・罠カード]]~
[[《アイスバーン》]]は[[《レベル制限B地区》]]のような速効性は無いが[[エクシーズモンスター]]にも対応できる。~
条件は付くものの、複数の[[氷結界]]を並べやすくなる[[《バブル・ブリンガー》]]も候補に挙がる。~
また、[[《御前試合》]]なら[[水属性]]統一になりやすい点を最大限に利用できるだろう。~
ただし、[[【暗黒界】]]や[[【水精鱗】]]などの強力な[[属性]]統一[[デッキ]]も多いため[[サイドデッキ]]向けといえる。

***[[シンクロ召喚]]について [#f5bc3d3b]
 この[[デッキ]]は[[ロック]]からの[[シンクロ召喚]]での切り返しが基本となるため、状況が整ってから仕掛けていく事を心がけたい。~

-[[《グリズリーマザー》]]の[[リクルート]]後、[[自分]]の[[ターン]]に[[通常召喚]]して[[シンクロ召喚]]する。~
-[[表側表示]]の[[氷結界]][[モンスター]]がいる状態で[[《リミット・リバース》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[《氷結界の守護陣》]]などを[[蘇生]]し、[[攻撃]]を抑制。~
その後、[[自分]][[ターン]]に[[シンクロ召喚]]する。~

 以上なような展開が望ましい。~
 特に[[《リミット・リバース》]]等は[[対象]][[モンスター]]が[[リリース]]されても場に残るため、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]と相性が良い。~

**[[デッキ]]の種類  [#m609e5bf]
***【魔力カウンター軸】[#l7a34136]

 [[《マジカル・コンダクター》]]や[[《魔法都市エンディミオン》]]を併用し、[[《氷結界の紋章》]]で[[サーチ]]しつつ[[魔力カウンター]]を貯めて展開していく。~
 そのため、[[レベル]]3の[[チューナー]]には[[《マジカル・コンダクター》]]に対応する[[《氷結界の風水師》]]を優先し、[[《アーカナイト・マジシャン》]]等の[[シンクロ召喚]]をサポートしたい。~
 当然[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を狙う場合ならば[[《氷結界の軍師》]]などもそのまま採用できるだろう。~
 [[《ミラクルシンクロフュージョン》]]から[[《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》]]に繋ぐ事も容易であり、打点不足も補える。~

 それ以外では各種[[魔導書]]との併用も検討できるだろう。~

***[[【湿地草原】]] [#se93c930]
 [[《氷結界の水影》]]等の[[レベル]]2以下の[[水族]][[氷結界]]を[[《湿地草原》]]で強化しつつ攻める[[デッキ]]。~
 詳細は該当ページ参照。

**この[[デッキ]]の弱点 [#v1dde3e3]
 [[《大天使クリスティア》]]や[[《虚無魔人》]]などの[[特殊召喚]]を封じる[[カード]]、[[《スキルドレイン》]]といった[[効果]]を[[無効]]にする[[カード]]に弱い。~

 また、[[氷結界]]の[[モンスター]]は基本[[フィールド]]上に他の[[氷結界]]と名のつく[[モンスター]]がいなければ[[発動]]されない[[永続効果]]を持つ。~
 そのため[[《地砕き》]]等の[[除去]][[カード]]で一挙に[[効果]]が失われてしまう恐れがある。~
 [[《氷結界の大僧正》]]で上手く対処していきたいが[[モンスター効果]]には無力であり、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等の全体[[除去]]には非常に弱い。~

 現時点で[[モンスター効果]]に対しての耐性を付与できる[[氷結界]]は[[《氷結界の御庭番》]]の[[対象をとるモンスター効果>対象をとる(指定する)効果]]のみ。~
 一度態勢が崩れると単体の非力さが如実に現れるので、[[《スターライト・ロード》]]や[[《デモンズ・チェーン》]]で止める必要があるだろう。~

 また、[[除外]]にも弱いので注意が必要である。~
 特に、[[対象]]を取らず重要な[[墓地アドバンテージ]]をも奪い取る[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]は最大の天敵である。~
 [[《連鎖除外》]]や[[《奈落の落とし穴》]]には細心の注意を払うとともに、[[《王宮の鉄壁》]]や[[《異次元からの埋葬》]]をサイドに入れておくのもいいだろう。~
 なお、[[《奈落の落とし穴》]]は[[破壊]]を介する[[除外]]であるため[[《氷結界の大僧正》]]で回避できる。~


**代表的なカード [#ib09e47c]
-[[《氷結界の伝道師》]]

//-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]
-[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]
-[[《氷結界の龍 グングニール》]]
-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]

-[[《氷結界の紋章》]]

**関連リンク [#q4381b95]
-[[【水属性】]]
-[[【湿地草原】]]

-[[氷結界]]

-[[デッキ集]]