*【不死武士ターボ】 [#a807aba7]
#contents
**説明 [#badc03bc]
 [[自己再生]][[効果]]を持つ[[《不死武士》]]を使った[[ターボ]][[デッキ]]。~
 [[《不死武士》]]と[[《生還の宝札》]]による[[手札]]増強を行い、大量の[[除去]]を交えて[[《不死武士》]]でこつこつ殴っていく。~
 [[《生還の宝札》]]の影響下でいかに多く[[《不死武士》]]を[[蘇生]]していくかが鍵となる。~
 低[[攻撃力]][[モンスター]]による[[ビートダウン]]が基本であり、戦術自体は[[【除去ガジェット】]]に似ている。~

 《不死武士》
 効果モンスター
 星3/闇属性/戦士族/攻1200/守 600
 このカードは戦士族モンスターの生け贄召喚以外の生け贄にはできない。
 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
 自分フィールド上にモンスターカードが存在しない場合、
 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 この効果は自分の墓地に戦士族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 《生還の宝札》
 永続魔法
 自分の墓地からモンスターがフィールド上に特殊召喚された時、
 デッキからカードを1枚ドローする事ができる。

**[[デッキ]]構築に際して [#g4aa2265]
 [[《不死武士》]]は[[戦士族]]以外の[[モンスター]]が[[墓地]]に存在すると[[自己再生]]しないので、基本的には[[戦士族]]で完全に統一する。~

***[[モンスター]]について [#y2dd8103]
 まず、[[《不死武士》]]は2枚投入がベストだろう。~
 [[除外]]された場合を考えると複数投入するべきだが、1枚[[墓地]]にあれば十分な上[[《終末の騎士》]]で簡単に[[サーチ]]できるためである。~
 [[相手]]に応じて[[サイドデッキ]]から3枚目の[[《不死武士》]]を投入していくと良い。~

 上でも述べたとおり、[[《不死武士》]]を直接墓地に落とせる上[[《貪欲な壺》]]の発動も促せる[[《終末の騎士》]]は多めに投入するといい。~
 投入の際[[《生還の宝札》]]と組んで大量[[ドロー]]が狙える[[《D−HERO ディスクガイ》]]を落とすギミックを仕込むのも非常に有効である。~
 同時に[[《E・HERO エアーマン》]][[《D−HERO ドゥームガイ》]]も是非投入すべき。~

 [[《光帝クライス》]]の投入もいい。~
 [[《生還の宝札》]]がある状態で[[《不死武士》]]に[[攻撃]]するのを渋る相手と当たったときに能動的な[[ドロー]]加速が可能となる。~
 [[《D−HERO ディスクガイ》]]を[[《早すぎた埋葬》]][[《死者蘇生》]]で[[蘇生]]したあと、これらを[[《光帝クライス》]]で[[破壊]]すれば大量の[[ドロー]]が実現することもあり、是非採用したいところ。~
 (この時[[《光帝クライス》]]を[[アドバンス召喚]]する場合、[[《D−HERO ディスクガイ》]]以外を[[リリースする]]必要がある)

 また[[《E・HERO エアーマン》]]を採用する場合、[[《D−HERO ダッシュガイ》]]の投入も一考すべし。~
 効果で[[《光帝クライス》]]を[[特殊召喚]]できれば[[《不死武士》]]と[[《光帝クライス》]]を[[破壊]]⇒[[効果]]で[[ドロー]]⇒[[《不死武士》]]を[[蘇生]]⇒[[《生還の宝札》]]で[[ドロー]]という流れを作れるためである。~

 大量の[[手札]]が手に入るため[[《スナイプストーカー》]]を入れたいところだが、[[《不死武士》]]と[[種族]]が合わないため何も考えずに投入するのは考え物。~
 [[フィニッシャー]]として[[手札]]に温存するか、[[戦士族]]である[[《速攻の黒い忍者》]]で除外するといいだろう。~

***[[魔法・罠カード]]について [#jadbe985]
 [[《生還の宝札》]]は[[《不死武士》]]との相性が良い[[キーカード]]。~
 [[サーチ]]はしにくく、複数[[手札]]に来てもあまり困らないので3枚[[積む]]べきだろう。~
 [[《増援》]][[《戦士の生還》]]はもちろん、[[《光帝クライス》]]と相性がいい[[《強欲な瓶》]][[《砂塵の大竜巻》]]等を投入しても良い。~
 特に[[《砂塵の大竜巻》]]は天敵の[[《次元の裂け目》]][[《マクロコスモス》]]を[[破壊]]できるため、少なくとも[[サイドデッキ]]に用意しておきたい。~
 また[[手札]]を稼げるため[[《ライトニング・ボルテックス》]]も優秀な[[除去]]として投入できる。~
 [[《不死武士》]]を[[墓地]]に送れる可能性があり、[[《早すぎた埋葬》]]を[[サーチ]]できる[[《アームズ・ホール》]]は相性抜群なので是非投入したい。

//その他プレイング・動かし方について。

**[[デッキ]]の派生 [#a8e929df]
***【不死武士パーミッション】 [#l7b046e5]
 [[戦士族]]に種族統一し、多くの[[除去]][[カード]]、[[カウンター罠]]を積み、常にフィールドに存在しうる特性を使い相手フィールドを制圧しビートダウンしてゆく。~
 [[ドロー]]加速によって手札を潤わせることで、[[マストカウンター]]時に使うカードを常に用意できる。~
 [[《スキルドレイン》]]を併用するタイプの場合はモンスターは[[《不死武士》]]と[[《ならず者傭兵部隊》]]に若干の上級戦士族モンスターに絞られる。~
 こちらは[[帝]]や[[《異次元の女戦士》]]による除去を無視できるのが強みであり、[[《天罰》]]は対[[《D.D.クロウ》]]用に温存が可能。~
 なお、[[《不死武士》]]は自身が持つ制約のせいで[[《昇天の角笛》]]の[[コスト]]には使用できないので注意。~

***【不死武士ワンフー】 [#uac21254]
 [[《不死武士》]]と[[《王虎ワンフー》]]による[[無限ループ]]により[[《生還の宝札》]]を絡めた無限[[ドロー]]を決めるギミックを搭載した[[【不死武士ターボ】]]。~
 [[《王虎ワンフー》]]が自分フィールド上に存在すると[[《不死武士》]]が蘇生できないので、[[《死のマジック・ボックス》]]等で相手フィールド上に[[コントロール転移]]することになる。~
 この場合相手にバレバレとなってしまうので、何とかして1ターン[[《王虎ワンフー》]]を守りきる工夫が必要となる。[[《生贄封じの仮面》]]に頼るのが一般的か。~
 [[《王虎ワンフー》]]が[[墓地]]に落ちると[[《不死武士》]]が[[蘇生]]出来なくなるため注意する必要があるが、決まった場合[[エクゾディア]]との併用で一気に勝利できるのでまさにハイリスク・ハイリターンといったところ。~
 このとき、[[《王虎ワンフー》]][[《終末の騎士》]]と相性がいい[[《エンペラー・オーダー》]]を投入するのが極めて有効。~
 [[《生還の宝札》]]並の[[ドロー]]が実現し、[[キーカード]]がそろうまで盤上を有利に進められる。~

***【不死武士ビート】 [#z63a1858]
 [[【不死武士ターボ】]]をより[[【除去ガジェット】]]の戦い方に特化させたもの。[[【不死武士ターボ】]]と比べ事故率が低いのが利点。~
 [[【除去ガジェット】]]と比べると、[[《戦士の生還》]]で[[《ならず者傭兵部隊》]]を[[手札]]に戻すスペースができるため、より多くの[[除去]]を引ける。~
 だが[[《不死武士》]]の[[効果]]の発動条件から[[デッキ]]構築の幅は狭い。~
事故率を下げる、という趣旨を生かすために、[[《生還の宝札》]]は投入せず、[[除去]][[モンスター]]や[[除去]]魔法をより多く投入する。~
//除去を引くための宝札では?
//事故率を下げるというのが趣旨なので…
 基本的に[[1:1交換]]で、[[《不死武士》]]の[[蘇生]]で[[アドバンテージ]]を奪っていくため、[[《不死武士》]]をできる限り積む。~
 有力な[[下級モンスター]]は[[《ならず者傭兵部隊》]]、[[《E・HERO ワイルドマン》]]等が挙げられる。~
 事故率が上がるので[[上級モンスター]]は入れない方がいい。~

***【不死武士シンクロ】 [#uac31254]
 [[ビートダウン]]としての主力に[[シンクロモンスター]]を採用したタイプ。~
 採用する[[チューナー]]は、[[召喚]]した時に[[墓地]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]でき[[《生還の宝札》]]が使え、なおかつ[[《不死武士》]]を邪魔しない[[戦士族]]である[[《ジャンク・シンクロン》]]。~
 [[《ジャンク・シンクロン》]]で蘇生する候補は、[[効果]]で考えれば[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]等、[[《終末の騎士》]]での[[墓地]]への落としやすさで考えれば[[《クロス・ポーター》]]や[[《D−HERO ディスクガイ》]]等。~
 足りないと感じる場合は[[《ジャンク・シンクロン》]]でも[[蘇生]]可能な[[《ジュッテ・ナイト》]]も採用すると良い。

 呼び出す[[シンクロモンスター]]は[[戦士族]]のものにする。~
-[[レベル]]8~
[[《ギガンテック・ファイター》]]が該当する。~
[[戦士族]][[蘇生]]はもちろん、擬似的な[[自己再生]]能力にもなり、[[攻撃力]]の上昇も魅力。~
[[《ジャンク・シンクロン》]]+[[レベル]]2[[モンスター]]+[[《不死武士》]]で簡単に[[シンクロ召喚]]できる。~
-[[レベル]]7~
[[《X−セイバー ウルベルム》]][[《ニトロ・ウォリアー》]]が該当する。~
しかし、[[《ニトロ・ウォリアー》]]は[[チューナー]]が[[機械族]]の[[《ニトロ・シンクロン》]]でなければならないため、採用はまず出来ない。~
[[《X−セイバー ウルベルム》]]は[[攻撃力]]は低いが数少ない[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]であり、[[ドローロック]][[効果]]も優秀である。~
[[《ジャンク・シンクロン》]]+[[《D−HERO ディスクガイ》]]等+[[《不死武士》]]が狙い目。~
-[[レベル]]6~
[[《ゴヨウ・ガーディアン》]][[《大地の騎士ガイアナイト》]]が該当する。~
[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]は[[攻撃力]]・[[効果]]共に非常に優秀であり、【不死武士シンクロ】の主軸となる[[シンクロモンスター]]。~
一方、[[《大地の騎士ガイアナイト》]]は[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に勝る点がほぼないので、4枚目以降の[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]としての運用が基本となる。~
[[《ジャンク・シンクロン》]+[[《切り込み隊長》]][[《不死武士》]]や[[《ジュッテ・ナイト》]]+[[レベル]]4[[モンスター]]で簡単に[[シンクロ召喚]]できる。
-[[レベル]]5~
[[《ジャンク・ウォリアー》]][[《X−セイバー ウェイン》]]が該当する。~
[[《X−セイバー ウェイン》]]は[[チューナー]]の指定がなく、[[《切り込み隊長》]]とほぼ同等の[[効果]]を持つため、[[手札]]の[[《ジュッテ・ナイト》]]などを同時に展開したい場合に役立つ。~
だが、[[攻撃力]]が低いので、[[《ジャンク・シンクロン》]]から呼び出す場合は基本的に[[《ジャンク・ウォリアー》]]を優先したいところ。~
[[《ジャンク・シンクロン》]]+[[レベル]]2[[モンスター]]や[[《ジュッテ・ナイト》]]+[[《不死武士》]]で[[シンクロ召喚]]できる。~

 基本的な動き方は、通常の[[【不死武士ターボ】]]に加えて[[《生還の宝札》]]を活用しやすい[[《ジャンク・シンクロン》]]が入ることでの更なるドロー加速により得た手札アドバンテージで、魔法・罠を多用して速やかに殴り勝つ、というシンプルなもの。~
 ただし、デッキに投入された[[モンスター]]は低攻撃力への偏りが酷くなるため、[[特殊召喚]]、特に[[シンクロモンスター]]の召喚が封じられると非常に辛い。~
 [[《ギガンテック・ファイター》]]で敵大型[[モンスター]]を、[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]や[[《忍者マスター SASUKE》]]で守備[[モンスター]]を倒せるため、[[《砂塵の大竜巻》]]等の伏せ除去カードの投入比率をやや高くするのも手のひとつ。~
//一応、相手から見た除去候補が少し多くなる分、D.D.クロウへの耐性は少しだけマシ。ほんの少しだけだが。
//まぁマクロコスモスを張られたなら、墓地にいかないからラッキーと思って好き勝手なシンクロモンスター呼び出すか、諦めて強制転移で奪ったモンスターで殴る方が吉だとは思う。
//今後、魔法・罠を除去できる戦士族、特にシンクロモンスターが登場するのに期待した方がいいかもしれないが。

**この[[デッキ]]の弱点 [#t87bde4f]
 ほとんどの[[ドロー]]ソースを[[蘇生]]に頼っているため、とにかく[[除外]]に弱い。~
 特に[[《次元の裂け目》]][[《マクロコスモス》]]が登場した暁には[[《E・HERO エアーマン》]][[《光帝クライス》]]で何が何でも[[破壊]]しなくてはならない。~
~
 さらに現在は[[《D.D.クロウ》]]を[[メインデッキ]]から複数投入することもあるので妨害されることが多い。~
 [[カウンター罠]]で防ぐか、諦めて[[《闇次元の解放》]][[《異次元からの埋葬》]]等呼び戻す手段を投入するのも手。~
 [[《アームズ・ホール》]]を採用している場合は[[《D・D・R》]]を入れるのも有効である。~
 [[マッチ]]戦においては[[《D.D.クロウ》]]をほぼ確実に3枚積まれるため何らかの対策を講じる必要がある。~
//以前とは環境が変わったので表現を変更


**代表的なカード [#g64230da]
-[[《不死武士》]]
-[[《生還の宝札》]]

**関連リンク [#h89c5973]
-[[【戦士族】]]
-[[デッキ集]]