*【&ruby(かぜぞくせい){風属性};】 [#a55d98a1] 

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#y68d478c]
 [[風属性]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~
 [[風属性]]で統一した[[デッキ]]を作ることで得られる[[メリット]]を考えると以下のようなものが挙げられる。

+[[《デザートストーム》]]・[[《ハーピィ・レディ1》]]・[[《ブレードフライ》]]による[[全体強化]]。
+[[《A・ジェネクス・バードマン》]]・[[《ハンター・アウル》]]の[[自己強化]]。
+[[《神鳥シムルグ》]]を[[アドバンス召喚]]できる。
+[[《風の精霊 ガルーダ》]]・[[《シルフィード》]]・[[《憑依装着−ウィン》]]・[[《風霊神ウィンドローズ》]]を[[特殊召喚]]できる。
+[[《異怪の妖精 エルフォビア》]]・[[《ハーピィ・ダンサー》]]・[[《始祖神鳥シムルグ》]]・[[《ダイガスタ・フェニクス》]]の[[効果]]を活用できる。
+[[《吹き荒れるウィン》]]・[[《霞の谷の神風》]]・[[レベル]]3以下限定だが[[《霞の谷の祭壇》]]による[[特殊召喚]]。
+[[《暴風小僧》]]による[[アドバンス召喚]]の補助。
+[[《ドラゴンフライ》]]で[[リクルート]]。
+[[《九蛇孔雀》]]で[[サーチ]]。
+[[《虚空の騎士》]]で[[墓地へ送る]]ことができる。
+[[《デスサイクロン》]]・[[《烈風の結界像》]]の[[効果]]の[[対象]]外となる。
+[[《女忍者ヤエ》]]・[[《疾風鳥人ジョー》]]・[[《ガルドスの羽根ペン》]]・[[《風霊術−「雅」》]]で[[バウンス]]。
+[[《雷遁封印式》]]で[[相手]][[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]する。
+[[《エレメント・デビル》]]・[[《エレメント・ドラゴン》]]・[[《エレメント・マジシャン》]]による[[連続攻撃]]。
+[[《SRタケトンボーグ》]]等の[[デメリット]]が実質無いものとなる。
+[[《E・HERO Great TORNADO》]]の[[融合素材]]となる。
+[[《ウィンドファーム・ジェネクス》]]・[[《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト》]]の[[シンクロ素材]]となる。
+[[《トーテムバード》]]・[[《電光千鳥》]]・[[《ハーピィズペット幻竜》]]の[[エクシーズ素材]]となる。
//+[[《嵐征竜−テンペスト》]]の[[効果]]の[[発動]][[コスト]]となる。

 [[風属性]]の[[サポートカード]]は[[魔法・罠除去]]と[[バウンス]]が得意な程度で、他の[[カード]]との[[シナジー]]を考えると薄い。~
 [[モンスター]]の[[攻撃力]]だけを見れば[[地属性]]に劣るが、[[効果]]をプラスした[[ビートダウン]]として考えると強力。~
 なお、[[サポートカード]]の多い[[種族]]は[[鳥獣族]]である。~

**[[デッキ]]構築に際して [#mde1acb1]
 この[[デッキ]]で最も重要なのは[[風属性]][[モンスター]]の選択。~
 ここではその一例を挙げてみる。

-[[アタッカー]]
--[[《ウィングド・ライノ》]]
--[[《スピア・ドラゴン》]]
--[[《サファイアドラゴン》]]
--[[《ニュート》]]
--[[《ハーピィ・クィーン》]]
--[[《ハンター・アウル》]]
--[[《アーマード・ビー》]]
--[[《霞の谷のファルコン》]]
--[[《幻獣機テザーウルフ》]]
--[[《幻獣機メガラプター》]]
--[[《ランス・リンドブルム》]]
--[[《アボイド・ドラゴン》]]
--[[《幻のグリフォン》]] 
-[[除去]]
--[[《一撃必殺侍》]]
--[[《一刀両断侍》]]
//--[[《瞬着ボマー》]]
//--[[《死の4つ星てんとう虫》]]
--[[《フォーチュンレディ・ウインディー》]]
-[[壁]]
--[[《幻獣機レイステイルス》]]
--[[《ジャイロイド》]]
--[[《シールド・ウィング》]]
-[[上級モンスター]]
--[[《アームド・ドラゴン LV5》]]
--[[《神禽王アレクトール》]]
--[[《風帝ライザー》]]
--[[《THE トリッキー》]]
--[[《鳳王獣ガイルーダ》]]
-[[最上級モンスター]]
--[[《ガーディアン・エアトス》]]
--[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]
--[[《始祖神鳥シムルグ》]]
--[[《神鳥シムルグ》]]
--[[《椿姫ティタニアル》]]
--[[《霞の谷の巨神鳥》]]
-展開手段
-[[《SRベイゴマックス》]]
-[[《SRタケトンボーグ》]]
-[[チューナー]]
--[[《SR赤目のダイス》]]
--[[《SR三つ目のダイス》]]
--[[《エキセントリック・ボーイ》]]
--[[《クイック・シンクロン》]]
--[[《スポーア》]]
--[[《デブリ・ドラゴン》]]
--[[《デルタフライ》]]
--[[《霞の谷の祈祷師》]]
--[[《霞の谷の風使い》]]
--[[《霞の谷の戦士》]]
--[[《霞の谷の幼怪鳥》]]
-その他
--[[《ドル・ドラ》]]
--[[《異怪の妖精 エルフォビア》]]
--[[《暗黒プテラ》]]
--[[《霞の谷の雷鳥》]]

 このようにさまざまな[[カード]]がそろっている。~
 このあたりから[[自分]]の好みで選ぶといいだろう。~

**[[デッキ]]の種類 [#jb112670]
***[[ハイビート]]型 [#m0081596]
 [[攻撃力]]1500以上の[[風属性]][[モンスター]]が主体の[[下級>下級モンスター]][[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 高い[[攻撃力]]を持つ[[《サファイアドラゴン》]]や、二種の[[効果]]を持つ[[《ニュート》]]等がメイン[[アタッカー]]となる。~
 そこに軽い[[召喚条件]]の[[特殊召喚モンスター]]の[[《シルフィード》]]や[[《風の精霊 ガルーダ》]]で脇を固める。~
 [[サクリファイス・エスケープ]]に使える[[《風霊術−「雅」》]]も使いやすい。

***[[ロービート]]型 [#e6c9a00f]
 [[攻撃力]]1500以下の[[風属性]][[モンスター]]が主体の[[下級>下級モンスター]][[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[リクルーター]]の[[《ドラゴンフライ》]]や[[破壊]][[効果]]持ちの[[《一撃必殺侍》]]が軸となる。~
 隣に[[風属性]]が一体でもいれば[[攻撃力]]2000にもなる[[《ハンター・アウル》]]も優秀。~
 [[《ドラゴンフライ》]]で[[特殊召喚]]すれば[[攻撃力]]をアップするのも容易。~
 [[《ハーピィ・レディ1》]]も地味な[[全体強化]]が光る。~

***[[《スターダスト・ドラゴン》]]軸 [#m03b9c25]
 [[風属性]][[チューナー]]である[[《霞の谷の戦士》]]と、[[風属性]][[シンクロモンスター]]である[[《スターダスト・ドラゴン》]]を軸とする[[デッキ]]。~
 [[《デザートストーム》]]や[[《強者の苦痛》]]でこれらの展開・[[攻撃]]を補佐しながら戦う。~

***[[《電光千鳥》]]軸 [#m03b9c25]
 [[エクシーズ召喚に成功する>エクシーズ召喚に成功した]]だけで[[ドローロック]]や[[デッキ]][[バウンス]]等を含め、2枚以上の[[アドバンテージ]]を取ることができる[[《電光千鳥》]]を軸とする[[デッキ]]。~
 素材調達は主に[[《レスキューラビット》]]で[[《サファイアドラゴン》]]を呼んだり、[[《シルフィード》]]・[[《風の精霊 ガルーダ》]]や[[《簡易融合》]]がメインとなる。~
 [[レベル]]4には[[《霞の谷のファルコン》]]を初めとした優秀な[[攻撃力]]や[[効果]]を持った[[モンスター]]が居るので[[ドローロック]]と合わせて[[メタ]]気味の構築にしても良い。

***【[[風属性]]・[[鳥獣族]]】 [#pbd5f1e0]
 [[風属性]]の[[サポートカード]]の大半を占める[[鳥獣族]]を軸にした[[風属性]]。~
 [[《風霊術−「雅」》]]以上の性能を誇る[[《ゴッドバードアタック》]]を使え、[[除去]]能力が上昇する。~
 [[【ハーピィ】]]や[[【霞の谷】>#oe2e0caa]]もこのタイプである。~

***【[[風属性]]・[[ドラゴン族]]】[#p3e8ed6c]
 [[《アボイド・ドラゴン》]]、[[《コアキメイル・ドラゴ》]]、[[《サファイアドラゴン》]]、[[《真紅眼の飛竜》]]等の[[アタッカー]]を、[[《デザートストーム》]]で[[全体強化]]していく。~
 中でも[[《コアキメイル・ドラゴ》]]の存在は大きく、[[【光属性】]]・[[【闇属性】]]の[[メタ]]にもなる。~
 [[《ドル・ドラ》]]も優良な[[効果]]を持っている。~
 [[シンクロ召喚]]を織り込むなら、高[[レベル]][[モンスター]]に強い[[《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》]]も出せるようにしておきたい。~
 [[【アームド・ドラゴン】]]はこれに近い特性を持つ。~

***[[【シンクロ召喚】]] [#Synchro]
 [[《SRベイゴマックス》]]・[[《SRタケトンボーグ》]]からの[[《SR三つ目のダイス》]]や[[《ガスタの神裔 ピリカ》]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]といった扱いやすい[[チューナー]]サポートが多い[[風属性]]を投入した形。~
 [[風属性]]だけでも[[シンクロモンスター]]に色々なものがそろっており、また[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]等も容易である。~

 名前こそ[[【シンクロ召喚】]]だが[[エクシーズ召喚]]や[[アドバンス召喚]]を中心にする事も可能であり、[[《スターダスト・ドラゴン》]]軸と合わせる事も可能である。~

**[[デッキ]]の派生 [#ued516b2]
***[[【アームド・ドラゴン】]] [#nd733f86]
 [[LV]][[モンスター]]の[[アームド・ドラゴン]]を中心とした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ガスタ】]] [#db08ff50]
 [[ガスタ]]を中心とした[[【リクルーター】]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【幻獣機】]][#ns713a77]
 [[幻獣機]]を中心とした[[【機械族】]]。~
 [[トークン]]の[[特殊召喚]]や特有の[[耐性]]を生かして戦う。~
 [[レベル]]変更[[効果]]を用いることにより、さまざまな[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]を出せることが強み。~

***[[【除外海産物】]] [#s85jbsa3]
 [[除外]]に関する[[効果]]を持つ[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]][[モンスター]]を中心とした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページ参照。

***[[【スピードロイド】]] [#q13f5b09]
 [[機械族]]の[[スピードロイド]]を中心とした[[【シンクロ召喚】]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページ参照。~

***[[【ドラグニティ】]] [#t52b3eec]
 [[ドラグニティ]]を軸とした[[鳥獣族]]・[[ドラゴン族]]の混合[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ハーピィ】]] [#t55892d3]
 [[ハーピィ]]を中心とした[[【鳥獣族】]]。~
 [[《ハーピィの狩場》]]による[[魔法・罠除去]]を得意とする。~
 [[《魔封じの芳香》]]を投入し、[[コントロール]]色を強めた構成も存在する。→[[【アロマハーピィ】>【アロマ・コントロール】#p7e2ec21]]~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【霞の谷】]] [#oe2e0caa]
 [[DUEL TERMINAL]]にて登場した、[[霞の谷>ミスト・バレー]]を中心に据えた[[【セルフ・バウンス】]]型の[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページ参照。

***[[【妖仙獣】]] [#h4b3d8e0]
 [[妖仙獣]]を中心とした[[デッキ]]。~
 [[ペンデュラム召喚]]を軸にしたタイプと[[【メタビート】]]型のタイプに分かれる。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【霊獣】]] [#g3b562e5]
 [[霊獣使い]]と[[精霊獣]]、それらを[[融合]]させて[[特殊召喚]]する[[精霊獣騎>霊獣]]で戦う[[デッキ]]。~
 [[《融合》]][[カード]]は使用せず、自由自在に[[フィールド]]から[[融合]]したり、また[[融合]]を解除するトリッキーな戦術を得意とする。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ダーク・シムルグ】]] [#k2fa7913]
 [[《ダーク・シムルグ》]]を軸とした[[風属性]]・[[闇属性]]の混合[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

**デッキの歴史 [#history]
***第1期〜第3期 [#season3]
 初期の[[風属性]]の[[サポートカード]]は[[《ドラゴンフライ》]]や[[《デザートストーム》]]などしかなく、[[風属性]]統一の[[デッキ]]を組む意義は殆どなかった。~
// [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]には恵まれ[[《ニュート》]]・[[《スピア・ドラゴン》]]などの[[攻撃力]]1900の[[モンスター]]が複数存在した。~
// [[《風の精霊 ガルーダ》]]や[[《シルフィード》]]などの[[墓地コスト]]で[[特殊召喚]]する[[モンスター]]も存在した。~

***第4期 [#season4]
 [[リクルーター]]との[[シナジー]]がある[[レベルアップモンスター]]を主体とした[[【アームド・ドラゴン】]]・[[アルティメット・インセクト]]が登場。~
 [[《風霊術−「雅」》]]は[[コスト]]の確保が今より難しく、強いが扱いにくい[[カード]]という扱いを受けた。~
 [[《ゴッドバードアタック》]]などの[[鳥獣族]][[サポートカード]]の恩恵で[[デッキパワー]]も向上。~
 四[[属性]]内では最後となった[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]]を経て、[[バウンス]]の[[属性]]として固まってくる。~

***第5期 [#season5]
 強力な[[上級モンスター]]である[[《風帝ライザー》]]と[[《ダーク・シムルグ》]]の登場により[[フィニッシャー]]を確保。~

***第6期 [#season6]
 [[《霞の谷の神風》]]の登場し、[[【セルフ・バウンス】]]の色合いが強くなる。~
 特に[[《A・ジェネクス・バードマン》]]・[[《ジェネクス・ブラスト》]]の2枚は[[風属性]][[デッキ]]によく組み込まれた。~

**代表的なカード [#o1b7d068]
-[[《シルフィード》]]
-[[《ドラゴンフライ》]]

//-[[《風霊神ウィンドローズ》]]

-[[《電光千鳥》]]

-[[《霞の谷の祭壇》]]
-[[《霞の谷の神風》]]

-[[《風霊術−「雅」》]]

**関連リンク [#i4a0f8ee]
-[[【アームド・ドラゴン】]]
-[[【アロマハーピィ】>【アロマ・コントロール】#p7e2ec21]]
-[[【ガスタ】]]
-[[【幻獣機】]]
-[[【除外海産物】]]
-[[【スピードロイド】]]
-[[【ドラグニティ】]]
-[[【ハーピィ】]]
-[[【霞の谷】]]
-[[【妖仙獣】]]

-[[【ダーク・シムルグ】]]

-[[【闇属性】]]
-[[【光属性】]]
-[[【地属性】]]
-[[【水属性】]]
-[[【炎属性】]]

-[[デッキ集]]