*【宝札エクゾディア】 [#ibe69d4b]
#contents
**説明 [#ya6a8422]
 [[《暗黒のマンティコア》]]の[[無限ループ]]と[[《生還の宝札》]]の[[コンボ]]を利用し、1[[ターン]]で「[[エクゾディア]]」を集める[[1ターンキル]]の一種。~
 一度動き出したらまず負けないのがミソである。~
 [[《暗黒のマンティコア》]][[《生還の宝札》]][[《おろかな埋葬》]]の3枚が[[手札]]に揃えば勝利は決まったも同然。~

 [[1ターンキル]]デッキにしては[[キーカード]]が少ないが、コンボパーツに[[制限>制限カード]]・[[準制限カード]]が含まれており難易度が高い。~

 《暗黒のマンティコア/Manticore of Darkness》
 効果モンスター
 星6/炎属性/獣戦士族/攻2300/守1000
 このカードが墓地に送られたターンのエンドフェイズ時に発動する事ができる。
 獣族・獣戦士族・鳥獣族のいずれかのモンスターカード1枚を
 手札または自分フィールド上から墓地に送る事で、
 墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。

 《生還の宝札/Card of Safe Return》
 永続魔法(制限カード)
 自分の墓地からモンスターがフィールド上に特殊召喚された時、
 デッキからカードを1枚ドローする事ができる。

 《おろかな埋葬/Foolish Burial》
 通常魔法(準制限カード)
 自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。
 その後デッキをシャッフルする。

 「従来の【宝札エクゾディア】」(後述)と区別するために、【宝札マンティコア】と呼ばれることも多い。

//3分以上の考察は禁止ですが、動いているのであれば1人回しでも3分以上でも問題ないはずでは?

**概要 [#h62e750a]
 とにかく[[キーカード]]となる[[《暗黒のマンティコア》]][[《生還の宝札》]][[《おろかな埋葬》]]の3枚を[[手札]]に持ってこないことには勝利が無い。そのためこれらはフル投入する。~
 サポートするカードとして、 [[《封印の黄金櫃》]][[《打ち出の小槌》]][[《リロード》]]も必要となってくる。~
 [[デッキ]]の上から順番を入れ替えてくれる[[《大王目玉》]]も役立つ。

 [[エクゾディア]]パーツが[[墓地]]へ送られたときの対策として、[[《転生の予言》]]が優れている。~
 [[手札]]に加える[[《補充要員》]][[《闇の量産工場》]]も便利だが、無限[[ドロー]]が行えるこの[[デッキ]]では、[[デッキ]]に戻すことと[[手札]]に[[加える]]ことが同じことなので、他のカードも戻せる[[《転生の予言》]]のほうが利便性が高い。~
 [[デッキ]]の性質上、[[直接攻撃]]をおこなわないので、相手の[[《冥府の使者ゴーズ》]]を役に立たなくさせることができる。~
 [[《封印の黄金櫃》]]は[[《リロード》]][[《打ち出の小槌》]]とは相性が悪いので、使用の際には注意が必要。~
 [[デッキ]]への併用を避けるのも一つの手。

-また、[[《暗黒のマンティコア》]]が[[手札]]に2枚来た場合、[[《死者転生》]]などで捨てたとしても[[《暗黒のマンティコア》]]の[[発動条件]]を満たすことができる(もちろん、この場合だと[[《おろかな埋葬》]]は不要となる)。

-[[《究極封印神エクゾディオス》]]もいいかもしれない。~
[[墓地]]に落ちた[[エクゾディア]]パーツを回収するとともに、[[手札]]・[[デッキ]]から[[《暗黒のマンティコア》]]を[[墓地に送る]]ことができるからだ。

-[[除外]]には極端に弱く、何もできないで終わる可能性もある。~
[[《マクロコスモス》]][[《次元の裂け目》]]への対策として[[《砂塵の大竜巻》]]は投入しておきたい。

//3分以上の考察は禁止ですが、動いているのであれば3分以上でも問題ないはずでは?

**派生[[デッキ]] [#j3ef4ddc]

***【ドロー特化型】[#g3ca21de]
 上記の無限[[ドロー]]に加えて[[《生還の宝札》]][[《D−HERO ディスクガイ》]]を中心とした[[ドロー]]加速を行う[[デッキ]]。~
 かつての【宝札エクゾディア】と同じく、ただ[[ドロー]]することだけに特化させているのが特徴。~

 《D−HERO ディスクガイ/Destiny Hero - Disk Commander》
 効果モンスター(禁止カード)
 星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
 このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
 自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 採用するカードは、[[蘇生]]カードとして[[《D−HERO ドゥームガイ》]][[《時の機械−タイム・マシーン》]][[《ダークファミリア》]][[《浅すぎた墓穴》]]が強力。~
 [[ドロー]]加速は、[[D−HERO]]が多いことを活かして[[《デステニー・ドロー》]]を採用。~
 [[《D−HERO ディスクガイ》]][[《D−HERO ドゥームガイ》]]の[[サーチ]]手段として[[《E・HERO エアーマン》]][[《増援》]]が有効。~
 優れた数多くの[[サーチ]]手段により、1[[ターン]]目から容易に[[《D−HERO ディスクガイ》]]を[[手札]]に[[加える]]ことができるので、[[コンボ]]の達成は容易である。しかし[[《D−HERO ディスクガイ》]]は現在禁止になってる~
~
 [[ドロー]]特化ゆえに、そのほかの[[デッキ]]スペースが大変少なくなるため、[[相手]]の[[攻撃]]を防ぐ手段がほとんどない。~
 主たる防御手段は下記程度のもの。~
 基本的に高速[[ドロー]]を行うことだけが勝利の筋となる。

--[[《E・HERO エアーマン》]]で[[戦闘破壊]]を狙う。
--[[《ダークファミリア》]]の無限[[蘇生]]ループを利用して[[壁]]にする。

**その他 [#c1eb689d]
 [[《暗黒のマンティコア》]]がいる以前にも【宝札エクゾディア】と呼ばれる[[デッキ]]はあった。~
 [[《死者蘇生》]][[《早すぎた埋葬》]][[《浅すぎた墓穴》]]の3つの[[蘇生]]カードと、[[《ハリケーン》]][[《ブラック・ホール》]][[《クリッター》]][[《黒き森のウィッチ》]]などを駆使し[[《生還の宝札》]]で、1[[ターン]]の間に[[ドロー]]をしまくるもので、これも凶悪視されていた。~
これと区別するために、《暗黒のマンティコア》を採用した方は【宝札マンティコア】と呼ばれることもある。

-コナミのゲーム作品において―~
PSPソフト「[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE>ゲーム付属カード#vc7f2530]]」では[[《暗黒のマンティコア》]]のバグにより、この[[デッキ]]は被害を受けている。~
詳しくは[[《暗黒のマンティコア》]]の項を参照のこと。
また、PSPソフト「[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2>ゲーム付属カード#vc7f2530]]」では斎王 美寿知が使用する。~
恐ろしい事に、デッキレシピが全く同じ【宝札エクゾディア】デッキをタッグで使うという暴挙に出てくるため、非常にコンボの成功率が高い難敵である。~
~
DSソフト「[[WORLDCHAMPIONSHIP2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]」では、テーマデュエルの必須ギミック。~
基本的に5ターン以内に召喚困難な[[モンスター]]や発動条件の厳しい魔法・罠カードを発動し、その上で勝利しなければならないので先攻1ターン目でコンボを決め、必要な手札を確保しなければならない。~


**代表的なカード [#yb9b0ab9]
-[[《暗黒のマンティコア》]]
-[[《生還の宝札》]]
-[[《おろかな埋葬》]]

-[[《封印されしエクゾディア》]]
-[[《封印されし者の右腕》]]
-[[《封印されし者の左腕》]]
-[[《封印されし者の右足》]]
-[[《封印されし者の左足》]]

**関連リンク [#gf8ca2f5]
- [[【エクゾディア】]]

-[[1ターンキル]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]