文字通り、キーカードは《凡骨の意地》。
《凡骨の意地》によって大量にドローしたモンスターを展開してゆく。
《凡骨の意地/Heart of the Underdog》 永続魔法 ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、 そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。
これを1枚発動すれば通常モンスターと共に他のカードが手に入る可能性が上がり、絶大なハンド・アドバンテージを稼げる。
2枚、3枚と発動していけば、よりアドバンテージを得た万全の状態で勝負を進める事も可能。
また、自分のお気に入りの通常モンスターを活躍させられるデッキでもある。
大量の手札を元に、自分の場を整える。
当然、通常モンスターは大量に投入する事になる。
主な戦術としては、以下のようなものが考えられる。
通常モンスターが主力で結果的に攻撃力と守備力は最高級のものが入るため、単純な攻め・守りに不安はない。
この点から、レベル4攻撃力2000の《ジェネティック・ワーウルフ》は必須となる。
また、《絶対魔法禁止区域》・《闇の量産工場》・《正統なる血統》等の通常モンスター専用サポートカードを入れられるのも利点。
《死皇帝の陵墓》や《古のルール》で上級モンスターを展開し、《サイバー・ドラゴン》等にも備えられる。
このように相手からの干渉に弱く、状況に応じて対応を変化させなければならない。
勝負をかける際は慎重に慎重を重ねなければならないのである。
第4期終了までは、《怒れる類人猿》や《サイバー・ドラゴン》に力負けするため、活躍の場を失ってしまっている感があった。
対策らしい対策も《王宮の弾圧》程度しかなかった。
後の第5期では《死皇帝の陵墓》し、これらに殴り勝てる上級モンスターが生け贄なしで召喚できるようになり、この問題は解決したと言える。
だが《死皇帝の陵墓》の弱点として、相手にも上級モンスターを召喚される危険があることを覚えておきたい。