【凡骨ビート】

デッキの概要

 文字通り、キーカード《凡骨の意地》
 《凡骨の意地》によって大量にドローしたモンスターを展開してゆく。

《凡骨の意地/Heart of the Underdog》
永続魔法
ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、
そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。

 これを1枚発動すれば通常モンスターと共に他のカードが手に入る可能性が上がり、絶大なハンド・アドバンテージを稼げる。
 2枚、3枚と発動していけば、よりアドバンテージを得た万全の状態で勝負を進める事も可能。

 また、自分のお気に入りの通常モンスターを活躍させられるデッキでもある。

デッキ構築に際して

 大量の手札を元に、自分の場を整える。
 当然、通常モンスターは大量に投入する事になる。

 主な戦術としては、以下のようなものが考えられる。

  1. 《血の代償》《決戦の火蓋》《ディメンション・マジック》による魔法使い族ビートダウンを行う。
  2. 融合モンスターによる1ターンキルを狙う。→【凡骨融合】
  3. 《フュージョン・ゲート》《竜魔人 キングドラグーン》で、《F・G・D》《青眼の光龍》等の人気モンスターを並べる。
  4. 《スピリット・ドラゴン》《魔轟神レイヴン》等、手札コスト単体強化されるモンスター1ターンキルを狙う。

 通常モンスターが主力で結果的に攻撃力守備力は最高級のものが入るため、単純な攻め・守りに不安はない。
 この点から、レベル攻撃力2000の《ジェネティック・ワーウルフ》必須となる。

 また、《絶対魔法禁止区域》《闇の量産工場》《正統なる血統》等の通常モンスター専用サポートカードを入れられるのも利点。
 《死皇帝の陵墓》《古のルール》上級モンスターを展開し、《サイバー・ドラゴン》等にも備えられる。

このデッキの弱点

 このように相手からの干渉に弱く、状況に応じて対応を変化させなければならない。
 勝負をかける際は慎重に慎重を重ねなければならないのである。

このデッキの推移

第4期終了までは、《怒れる類人猿》《サイバー・ドラゴン》に力負けするため、活躍の場を失ってしまっている感があった。
対策らしい対策も《王宮の弾圧》程度しかなかった。
後の第5期では《死皇帝の陵墓》し、これらに殴り勝てる上級モンスター生け贄なしで召喚できるようになり、この問題は解決したと言える。
だが《死皇帝の陵墓》の弱点として、相手にも上級モンスター召喚される危険があることを覚えておきたい。

代表的なカード

関連リンク