*【凡骨融合】 [#ibe69d4b]

#contents

**説明 [#t4266c94]
**[[デッキ]]の概要 [#t4266c94]
 [[融合召喚]]に必要な[[ディスアドバンテージ]]を[[《凡骨の意地》]]で補う[[デッキ]]。~
 [[《F・G・D》]]や[[《青眼の究極竜》]]等の[[モンスター]]が複数体必要になる[[融合モンスター]]については[[【凡骨ビート】]]に説明を譲る。~
 ここでは主に[[融合素材]]が2体しか必要のない[[融合モンスター]]について取り扱う。

 [[融合召喚]]に必要な[[ディスアドバンテージ]]を、[[《凡骨の意地》]]で補った[[デッキ]]。~
 なお、[[ドラゴン族]]で[[デッキ]]の大半を構成し[[《F・G・D》]][[召喚]]を狙う[[デッキ]]の解説は[[【凡骨ビート】]]を参照として欲しい。 

 《凡骨の意地/Heart of the Underdog》
 永続魔法
 ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、
 そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。

 何度も[[融合召喚]]を行いなおかつ[[魔法カード]]の数を少なくしたい[[デッキ]]の性質上、[[《融合》]]よりも[[《フュージョン・ゲート》]]を採用するほうが無難だろう。~

 《フュージョン・ゲート/Fusion Gate》
 フィールド魔法
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 「融合」魔法カードを使用せずに融合召喚をする事ができる。
 この際の融合素材モンスターは墓地へは行かず、ゲームから除外される。

 狙うはやはり[[《青眼の究極竜》]]と行きたい所だが、[[最上級モンスター]]3枚は流石に骨が折れる。~
 [[《F・G・D》]]も、[[ドラゴン族]]を多めにすれば[[融合素材]]の補充が可能とはいえ少々困難である。~
 となれば、基本は2体[[融合]]となるだろう。~
**[[デッキ]]構築に際して [#r4de5e3f]
***[[モンスターカード]]について [#o0578001]
 [[《凡骨の意地》]]を活かすため、[[下級>下級モンスター]][[通常モンスター]]同士で[[融合召喚]]できる[[融合モンスター]]を選びたい。~
 素材制限が緩い[[属性]][[E・HERO]]の[[融合モンスター]]が軸となるだろう。~
 採用基準としては~
+複数の[[融合素材]]と成り得、状況に応じた選択が期待できる
+[[手札]]に来てそれ単体でも使用に耐えうる[[ステータス]]をもつ
+[[チューナー]]である、または特定の[[シンクロモンスター]]の[[素材>シンクロ素材]]になる~

 [[《凡骨の意地》]]を活かすためにも[[融合モンスター]]の[[融合]]はなるべく[[下級]]の[[通常モンスター]]同士でできるものがよい。~
 そこでメインにするのは[[《E・HERO アブソルートZero》]]等の、素材制限が緩い[[E・HERO]]融合体である。~
 などが上げられる。~
 当然全てを満たす[[カード]]はないため取捨選択が必要である。~

-[[E・HERO]]:[[《E・HERO クレイマン》]]、[[《E・HERO スパークマン》]]、[[《E・HERO フェザーマン》]]、[[《E・HERO バーストレディ》]]
-[[水属性]]:[[《アクア・マドール》]]など。
-[[地属性]]:[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]、[[《ヂェミナイ・エルフ》]]、[[《チューン・ウォリアー》]]など。
-[[光属性]]:[[《ホーリー・エルフ》]]など。
-[[風属性]]:[[《霞の谷の見張り番》]]など。
-[[E・HERO]]~
全[[属性]][[E・HERO]]の基点となるため最も優先度が高い。~
特に[[《E・HERO スパークマン》]]は[[光属性]]を備えているため必須といっても過言ではない。~
[[壁]]となる[[《E・HERO クレイマン》]]も有用で、上記との[[融合]]で[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]を呼び出すことも可能。~
[[《E・HERO フェザーマン》]]・[[《E・HERO バーストレディ》]]は[[ステータス]]に不安があるが、専用の[[融合]]先を備える。~
[[《E・HERO ネオス》]]も同様に[[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]を利用できるが、[[手札事故]]を招きやすい点には注意。~

 なるべくステータスの高いモンスターを選択したい所だが、[[《チューン・ウォリアー》]]等で[[シンクロ召喚]]を行う事を考慮に入れる場合、[[種族]]や[[カードの名前]]も考慮して選択していきたい。
 いずれも[[E・HERO]]を[[融合]]の軸としているので[[E・HERO]]同士での[[融合]]はなるべく避けるべきだが、一応[[融合素材]]が揃っているので[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]も1〜2枚入れておくと戦い方に幅が広がる。~
-[[水属性]]~
高い[[ステータス]]を持つ[[《アクア・マドール》]]と、[[チューナー]]である[[《ウォーター・スピリット》]]が候補。~
前者は[[シンクロ素材]]としていくつかの縛りを満たすことが可能。~
[[ディスアドバンテージ]]と[[手札事故]]が懸念されるが、相手次第では[[《フロストザウルス》]]も候補になりうる。~

 [[《チューン・ウォリアー》]]がいるので[[エクストラデッキ]]には[[シンクロモンスター]]も入れておこう。~
 [[《ヂェミナイ・エルフ》]]と[[《アクア・マドール》]]がいるので[[《アーカナイト・マジシャン》]]も入れておけば使い捨てになるがいざというときに役に立つ。~
-[[光属性]]~
基本的には[[《ホーリー・エルフ》]]一択になるが、[[《凡骨の意地》]]の[[ドロー]]加速に[[《手札断殺》]]を用いるならば[[《青眼の白龍》]]と、[[通常モンスター]]ではないが[[《伝説の白石》]]の組み合わせも一考に価する。~

 [[《フュージョン・ゲート》]]で[[《E・HERO アブソルートZero》]]を[[融合召喚]]したあと、そのまま[[《E・HERO アブソルートZero》]]を[[融合素材]]に再び[[融合召喚]]すれば[[相手]]の場の[[モンスター]]を一掃する[[効果]]を能動的に使用することができる。~
-[[地属性]]~
[[融合]]先が他と比べると[[フィールド]]の状況を選んでしまうため純粋な[[融合素材]]としての優先度は低い。~
ただし1900ラインを突破できる[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]や、[[チューナー]]である[[《チューン・ウォリアー》]]は他の面で役立つ。~
特に後者は[[ステータス]]の高い[[魔法使い族]][[通常モンスター]]との組み合わせで[[《アーカナイト・マジシャン》]]を[[シンクロ召喚]]できる点が強力。~
[[《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》]]まで繋ぐことも不可能ではなく、これを優先するならば[[《ヂェミナイ・エルフ》]]も採用に値する。~
この他[[《ジェムナイト・ガネット》]]は後述の[[モンスター]]との[[融合]]先を持つ。~

同じく素材指定の緩い[[《E・HERO The シャイニング》]]を採用しておけば、除外された素材の再利用も可能になる。素材には [[《E・HERO スパークマン》]]や効果を使った後の[[《アーカナイト・マジシャン》]]が使えるが、好みで[[《ホーリー・エルフ》]]を入れておくのもいい。
-[[炎属性]]~
[[チューナー]]でありながら[[壁]]としても機能する[[《ガード・オブ・フレムベル》]]が一際輝く。~
ただし[[レベル]]が低いため選択肢は[[《チューン・ウォリアー》]]程多くない。~
[[《大木炭18》]]・[[《バトルフットボーラー》]]は[[守備力]]が他を僅かに上回る。~
[[《ジェムナイト・ガネット》]]との[[融合]]で前者は[[《ジェムナイト・マディラ》]]、後者は[[《起爆獣ヴァルカノン》]]・[[《重爆撃禽 ボム・フェネクス》]]を[[融合召喚]]できる。~
ただしいずれも[[融合素材]]が限定的であるため、[[シンクロ召喚]]を利用する場合には[[エクストラデッキ]]を大きく圧迫してしまう。~

 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[通常モンスター]]を落として[[《闇の量産工場》]]で[[サルベージ]]するというのもよい選択肢であろう。~
 ただ[[《フュージョン・ゲート》]]が素材を[[除外]]してしまうので[[《闇の量産工場》]]と相性がよくないのが難点と言えば難点か。~
-[[風属性]]~
[[モンスター]]の層が薄いため、前述の[[《アーカナイト・マジシャン》]]に繋がる[[《霞の谷の見張り番》]]程度しか存在しない。~
この[[カード]]は[[《霞の谷の雷神鬼》]]にも繋げられるが、特別相性の良い[[モンスター]]でもない。~
[[通常モンスター]]ではないものの[[融合素材]]を[[サーチ]]でき[[破壊]][[効果]]も狙える[[《E・HERO エアーマン》]]はやはりこの[[デッキ]]でも活躍する。~

**同じギミックを使った[[デッキ]] [#k752b86e]
***[[魔法・罠カード]]について [#r0e7a85b]
 何度も[[融合召喚]]を行い、[[魔法カード]]を少なくしたい[[デッキ]]の性質上、[[《融合》]]よりも[[《フュージョン・ゲート》]]を採用する方が無難である。~
 [[《E・HERO アブソルートZero》]]を[[融合召喚]]したあと、それを[[融合素材]]に再び[[融合召喚]]すれば、再度[[全体除去]]が行える。~
 [[融合召喚]]しやすい[[《E・HERO The シャイニング》]]を採用しておけば、[[除外]]された[[融合素材]]の再利用も可能になる。~

 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[通常モンスター]]を落とし、[[《闇の量産工場》]]で[[サルベージ]]するのもよい選択肢であろう。~
 ただ[[《フュージョン・ゲート》]]が[[融合素材]]を[[除外]]してしまうので[[《闇の量産工場》]]と相性がよくないのが難点と言えば難点か。~

**[[デッキ]]の派生 [#k752b86e]
***【凡骨パワー・ボンド】 [#jcf1b24c]
 [[《凡骨の意地》]]で[[機械族]]の[[通常モンスター]]を大量に[[手札]]に加え、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]に繋げる[[デッキ]]。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]が[[手札]]に必須になるために[[事故>手札事故]]要素は高いが、[[《パワー・ボンド》]]と言うハイリターンカードを投入できる。~
 [[《パワー・ボンド》]]の代償として、ゲームエンドに持ち込めなければ自爆してしまうので、怖い人は[[《融合》]]で代用してしまおう。~
 ハイリスクな[[デッキ]]ではあるが[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[正規融合]]を実現するミラクル[[デッキ]]である。~
 [[《凡骨の意地》]]で[[機械族]]の[[通常モンスター]]を大量に[[手札]]に加え、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]に繋げる。~
 [[融合]]手段として[[《パワー・ボンド》]]を採用すれば、自爆覚悟のハイリスクハイリターンな戦い方に臨める。~

**代表的なカード [#yb9b0ab9]
-[[《凡骨の意地》]]
-[[《フュージョン・ゲート》]]

**関連リンク [#gf8ca2f5]
-[[【通常モンスター】]]
-[[【凡骨ビート】]]
-[[【正規融合】]]

-[[デッキ集]]