「魔力カウンターを乗せることが出来るカード」をフルに活用し、攻め立てるデッキ。
基本的には魔力カウンターの乗るモンスターを中心に戦っていく。
代表的なモンスターには《魔導戦士 ブレイカー》や《王立魔法図書館》などが存在する。
もちろんこれ以外にも魔力カウンターの乗るモンスターは大勢いるが、それについては「魔力カウンター」のページを参照の事。
このデッキは、魔力カウンターが乗るモンスターを何度も使いまわすのが目的となる。
そのため、《漆黒のパワーストーン》や《見習い魔術師》が半ば必須となる。
手軽に魔力カウンターを乗せられる上、《見習い魔術師》なら更に別のモンスターを召喚できる。
また、「魔法カードの発動により魔力カウンターの乗るカード」が多いため、デッキは必然的に魔法カードを多めにする必要がある。
モンスターは《王立魔法図書館》や《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−》、《魔法の操り人形》等がそれにあたる。
採用する魔法カードは、なるべく手軽に発動でき、1:1交換可能なカードにしておきたい。
魔法カードで相手のカードを破壊し、自分のモンスターに魔力カウンターを乗せられれば、多くのアドバンテージが稼げるぞ。
また、既に気づいている方も居るかもしれないが、モンスターに注目してみよう。
そう、魔力カウンターの乗るモンスターは、何と全てが魔法使い族なのである。
そのため「魔力カウンターを中心にした【魔法使い族】」として運用することが出来る。
または《熟練の黒魔術師》を使用した【ブラック・マジシャン】にもなれるのである。
先述した通り、モンスターが魔法使い族で固まっているためにデッキ構築は自然とこちらへ傾く。
元々【魔法使い族】から派生したデッキなので、当然といえば当然なのだが・・・。
また、《熟練の黒魔術師》による《ブラック・マジシャン》の召喚を第一に考えたタイプの【ブラック・マジシャン】はこのデッキタイプを使用していることになる。
魔力カウンターの溜まりにくい《サイレント・マジシャン LV4》の弱点を、 《漆黒のパワーストーン》などで克服するデッキ。
それなりに特化しておけば、グングンと魔力カウンターは溜まっていく。
そして、召喚された《サイレント・マジシャン LV8》に《王宮のお触れ》なども組み合わせれば、もうかなう敵など皆無である。
強力な儀式モンスター《伝説の爆炎使い》を軸に戦うタイプのデッキ。
しかし、ただでさえカードを消費する儀式召喚の上に魔力カウンターを3つ乗せるのは割と難しい。
《トゥーンのもくじ》などで素早く魔力カウンターを乗せよう。
強力なバーンカード《バベル・タワー》を駆使したタイプのデッキ。
魔力カウンターを3つ乗せれば擬似的な魔法封じになるが、こちらも魔法カードが使えなくなる点は要注意。
扱いづらいカードではあるが、速攻魔法を多く起用することで上手く効果を使用できる。
詳しくは《バベル・タワー》のページで。
ノーコストでこのカードを使用できる《D−HERO ダイヤモンドガイ》が存在するこのご時世で、あろうことかマジメにこのカードを発動させようというタイプ。
元々ファンデッキ性の高い【魔力カウンター】が更にファンデッキ度を増した感じである。
しかし、何と言っても10個分の魔力カウンターなど早々に集まるものではない。
構築難度のかなり高いデッキである。