「魔力カウンターを乗せることが出来るカード」をフルに活用し、攻め立てるデッキ。
魔力カウンターの乗るモンスターを中心に戦っていく。
このデッキは、魔力カウンターが乗るモンスターを何度も使いまわすのが目的となる。
《漆黒のパワーストーン》や《見習い魔術師》が半ば必須となる。
手軽に魔力カウンターを乗せられる上、《見習い魔術師》なら更に別のモンスターを特殊召喚できる。
また、「魔法カードの発動により魔力カウンターの乗るカード」が多いため、デッキは必然的に魔法カードを多めにする必要がある。
採用する魔法カードは、なるべく手軽に発動でき、1:1交換可能なカードにしておきたい。
魔法カードで相手のカードを破壊し、自分のモンスターに魔力カウンターを乗せられれば、多くのアドバンテージが稼げる。
もしくは多数の永続魔法、装備魔法カードを《ハリケーン》で使いまわすという方法もある。
《王家の神殿》が現役の頃は、《漆黒のパワーストーン》の即時発動、回収に加えて、《対抗魔術》を伏せたターンの攻めから使えてなかなか強力だった。
魔力カウンターの乗るモンスターは、何と全てが魔法使い族。
そのため「魔力カウンターを中心にした【魔法使い族】」として運用することが出来る。
(または《熟練の黒魔術師》を使用した【ブラック・マジシャン】)
魔法カードを何度も発動させたいならば「魔法カードをサーチする魔法カード」を採用するのも悪くない。
しかし、《トゥーンのもくじ》《精神統一》《テラ・フォーミング》《融合賢者》程度しかないため、あまり期待はできない。
《トゥーンのもくじ》3枚積みが大きな意味をなす。
魔力カウンターは魔法を使うと溜まる場合が多いため、連続で使える魔法は便利なのである。
例えば、《魔導獣 ケルベロス》を出し《トゥーンのもくじ》*2+《隠された魔導書》(《転生の予言》)+《トゥーンのもくじ》*3+《トゥーン・ワールド》と出せば攻撃力が4400になる。
《リサイクル》でも同様のことが行えて、ライフが続く限り繰り返すことが可能。
もちろん《サイレント・マジシャン LV4》や《王立魔法図書館》《連弾の魔術師》とも相性が良い。
魔力カウンターは相手の魔法カードに対しても乗るので耐性がつく。
特にモンスターに干渉しない《サイクロン》や《大嵐》等には強い。
また、攻撃力をアップする効果を持つモンスターは《突進》等に耐性がつく。
反面、《洗脳−ブレインコントロール》や《エネミーコントローラー》に対しては弱くなる。
先述した通り、モンスターが魔法使い族で固まっているためにデッキ構築は自然とこちらへ傾く。
元々【魔法使い族】から派生したデッキなので、当然といえば当然なのだが…
魔力カウンターに比重を置いて攻める【魔法使い族】、《熟練の黒魔術師》に頼る【ブラック・マジシャン】等これに当てはまる。
魔力カウンターの溜まりにくい《サイレント・マジシャン LV4》の弱点を、《漆黒のパワーストーン》などで克服するデッキ。
それなりに特化しておけば、グングンと魔力カウンターは溜まっていく。
そして、召喚された《サイレント・マジシャン LV8》に《王宮のお触れ》なども組み合わせれば、最早かなう敵などごくわずかである。
強力な儀式モンスター《伝説の爆炎使い》を軸に戦うタイプのデッキ。
しかし、ただでさえカードを消費する儀式召喚の上に魔力カウンターを3つ乗せるのは割と難しい。
《トゥーンのもくじ》などで素早く魔力カウンターを乗せたい。
強力なバーンカード《バベル・タワー》を駆使したタイプのデッキ。
魔力カウンターを3つ乗せれば擬似的な魔法封じになるが、こちらも魔法カードが使えなくなる点は要注意。
扱いづらいカードではあるが、速攻魔法を多く起用することで上手く効果を使用できる。
詳しくは《バベル・タワー》のページで。
ノーコストでこのカードを使用できる《D−HERO ダイヤモンドガイ》が存在するこのご時世で、あろうことかマジメにこのカードを発動させようというタイプ。
元々ファンデッキ性の高い【魔力カウンター】が更にファンデッキ度を増した感じである。
しかし、何と言っても10個分の魔力カウンターなど早々に集まるものではない。
構築難度のかなり高いデッキである。