【魔力カウンター】

 「魔力カウンターを乗せることが出来るカード」をフルに活用し、攻め立てるデッキ
 基本的には魔力カウンターの乗るモンスターを中心に戦っていく。
 代表的なモンスターには《魔導戦士 ブレイカー》《王立魔法図書館》などが存在する。
 もちろんこれ以外にも魔力カウンターの乗るモンスターは大勢いるが、それについては「魔力カウンター」のページを参照の事。

デッキ構築について

 このデッキは、魔力カウンターが乗るモンスターを何度も使いまわすのが目的となる。
 そのため、《漆黒のパワーストーン》《見習い魔術師》が半ば必須となる。
 手軽に魔力カウンターを乗せられる上、《見習い魔術師》なら更に別のモンスターを召喚できる。
 また、「魔法カードの発動により魔力カウンターの乗るカード」が多いため、デッキは必然的に魔法カードを多めにする必要がある。
 モンスターは《王立魔法図書館》《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−》《魔法の操り人形》等がそれにあたる。
 採用する魔法カードは、なるべく手軽に発動でき、1:1交換可能なカードにしておきたい。

 魔法カードで相手のカードを破壊し、自分のモンスター魔力カウンターを乗せられれば、多くのアドバンテージが稼げる。
 もしくは多数の永続魔法装備魔法カードを《ハリケーン》で使いまわすという方法もある。
 《王家の神殿》が現役の頃は、《漆黒のパワーストーン》の即時発動、回収に加えて、《対抗魔術》を伏せたターンの攻めから使えてなかなか強力だった。
 禁止つながりでは《蝶の短剣−エルマ》のページも参照してもらいたい。

 また、既に気づいている方も居るかもしれないが、モンスターに注目してみたい。
 魔力カウンターの乗るモンスターは、何と全てが魔法使い族なのである。
 そのため「魔力カウンターを中心にした【魔法使い族】」として運用することが出来る。
 または《熟練の黒魔術師》を使用した【ブラック・マジシャン】にもなれるのである。

 《トゥーンのもくじ》3枚積みが大きな意味をなす。
 魔力カウンターは魔法を使うとたまる場合が多いから、連続で使える魔法は何かと便利なのである。
 例えば《魔導獣 ケルベロス》をおいて《トゥーンのもくじ》*2+《隠された魔導書》《転生の予言》)+《トゥーンのもくじ》*3+《トゥーン・ワールド》で攻撃力が4400になる。
 《リサイクル》でも同様のことが行えて、ライフが続く限り繰り返すことが可能。
 もちろん《サイレント・マジシャン LV4》《王立魔法図書館》《連弾の魔術師》とも相性が良い。

デッキのパターン

【魔法使い族】【ブラック・マジシャン】

 先述した通り、モンスター魔法使い族で固まっているためにデッキ構築は自然とこちらへ傾く。
 元々【魔法使い族】から派生したデッキなので、当然といえば当然なのだが…
 魔力カウンターに比重を置いて攻める【魔法使い族】《熟練の黒魔術師》に頼る【ブラック・マジシャン】等これに当てはまる。

サイレント・マジシャン

 魔力カウンターの溜まりにくい《サイレント・マジシャン LV4》の弱点を、《漆黒のパワーストーン》などで克服するデッキ
 それなりに特化しておけば、グングンと魔力カウンターは溜まっていく。
 そして、召喚された《サイレント・マジシャン LV8》《王宮のお触れ》なども組み合わせれば、最早かなう敵などごくわずかである。

《伝説の爆炎使い》

 強力な儀式モンスター《伝説の爆炎使い》を軸に戦うタイプのデッキ
 しかし、ただでさえカードを消費する儀式召喚の上に魔力カウンターを3つ乗せるのは割と難しい。
 《トゥーンのもくじ》などで素早く魔力カウンターを乗せたい。

《バベル・タワー》

 強力なバーンカード《バベル・タワー》を駆使したタイプのデッキ
 魔力カウンターを3つ乗せれば擬似的な魔法封じになるが、こちらも魔法カードが使えなくなる点は要注意。
 扱いづらいカードではあるが、速攻魔法を多く起用することで上手く効果を使用できる。
 詳しくは《バベル・タワー》のページで。

《メガトン魔導キャノン》

 ノーコストでこのカードを使用できる《D−HERO ダイヤモンドガイ》が存在するこのご時世で、あろうことかマジメにこのカードを発動させようというタイプ。
 元々ファンデッキ性の高い【魔力カウンター】が更にファンデッキ度を増した感じである。
 しかし、何と言っても10個分の魔力カウンターなど早々に集まるものではない。
 構築難度のかなり高いデッキである。

代表的なカード

関連リンク