*【冥界軸最上級多用】 [#e31afb59]

#contents

**説明 [#v50a7825]
 [[《冥界の宝札》]]を使い[[最上級モンスター]]の[[召喚]]による損失を補いながら殴る[[ビートダウン]]。~
 [[【帝コントロール】]]のように、即座に[[アドバンテージ]]を取り返すことで安心して戦える。~
 殴り合いになった時に強力な[[モンスター]]で押していける豪快な[[デッキ]]である。~

 《冥界の宝札/Precious Cards from Beyond》
 永続魔法
 2体以上の生け贄を必要とする生け贄召喚に成功した時、
 デッキからカードを2枚ドローする。

**[[デッキ]]構築に際して [#mc79de68]
 とにかく[[最上級モンスター]]という[[手札事故]]率の高い[[カード]]を複数積まなければならないため、[[デッキ]]は[[アドバンス召喚]]に特化される。~
 それに役立つ[[特殊召喚]]カードや[[コントロール奪取]]、[[壁]][[モンスター]]等も下手をすれば[[手札事故]]の要因になる事に注意。~
 また、[[《冥界の宝札》]]が[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《黄泉ガエル》]]といった優秀な[[リリース]]確保[[カード]]と相性が悪い。~
 これらのことを踏まえて[[デッキ]]を構築して行くことになる。~

**[[モンスター]]について [#bb16a970]
 このデッキで重要なのは[[最上級モンスター]]の選択、各[[レベル]]毎に推奨[[モンスター]]を紹介する。~
 なお、[[レベル]]8域の[[モンスター]]は[[《トレード・イン》]]を採用した場合では重要視される。~

-[[レベル]]8([[特殊召喚]]可能)
--[[妥協召喚]]でき、3体を[[リリース]]した[[アドバンス召喚]]では[[全体除去]]ができる[[《神獣王バルバロス》]]
//--[[召喚]]・[[特殊召喚]]時に[[魔法カード]]を[[サルベージ]]できる[[《混沌の黒魔術師》]]
--[[アドバンス召喚]]に使った[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[《モザイク・マンティコア》]]
--[[魔法・罠カード]][[耐性]]を持つ[[《青氷の白夜龍》]]・[[《古代の機械巨竜》]]
--[[妥協召喚]]と[[貫通]]能力を持つ[[《光神機−轟龍》]]
--[[召喚]]した[[ターン]]のみだが、[[魔法・罠カード]]の[[カードの発動]]を封じる[[《ブリザード・プリンセス》]]

-[[レベル]]7([[特殊召喚]]可能)
--自身を[[特殊召喚]]し、[[トークン]]も生み出す[[《冥府の使者ゴーズ》]]
--[[妥協召喚]]できる[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]
--[[破壊]]に応じて自身を[[特殊召喚]]できる[[《竜の騎士》]]
--[[半上級モンスター]]であり、[[貫通]]能力を持つ[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]

-[[レベル]]9以上([[特殊召喚]]不可)
--強固な[[耐性]]を持つ[[《ジュラック・タイタン》]]
--ピンポイントで[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送る>墓地に送る]]事が出来る[[《堕天使ディザイア》]]
--ラグはあるが、[[破壊]]されても自身を[[蘇生]]出来る[[《The supremacy SUN》]](自身の効果でのみ特殊召喚可能)
//冥界の宝札でドローしたカードをコストに充てられるため

-[[レベル]]8([[特殊召喚]]不可)
--[[魔法・罠カード]][[耐性]]と[[貫通]]能力を持つ[[《古代の機械巨人》]]
--強力な[[手札破壊]]効果を持つ[[スピリット]][[《火之迦具土》]]
--[[蘇生]]能力を持つ[[《創世神》]]([[墓地]]からの[[特殊召喚]]は不可能なだけなので、[[《名推理》]]等では[[特殊召喚]]が可能。)
//一応特殊召喚はできる、ということで記しておきました。
--[[破壊]]されても、後続の[[リリース]]要員を生成する[[《堕天使アスモディウス》]]([[墓地]]と[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]は不可)
--[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《裁きの龍》]]、[[シンクロ召喚]]をも封じる事が出来る[[《虚無の統括者》]]

-[[レベル]]7([[特殊召喚]]不可)
--5枚まで[[ドロー]][[効果]]を持つ[[スピリット]][[《八俣大蛇》]]。~
ただし[[ドロー]][[効果]]が[[《冥界の宝札》]]と重複する点には留意する必要がある。

 しかし、[[最上級モンスター]]ならある程度個人の趣味で選べるため、それによっても採用[[モンスター]]は変わるだろう。~
// なお、[[《混沌の黒魔術師》]]を[[アドバンス召喚]]した場合、自身の[[魔法カード]]の[[サルベージ]]と[[《冥界の宝札》]]の[[ドロー]]は両方使うことができる。~
// [[同時に複数のカードが発動した場合]]に該当するため、[[タイミングを逃す]]事にはならないのである。~
// これは[[《神獣王バルバロス》]]についても同じである。~
// [[《混沌の黒魔術師》]]は[[禁止カード]]となってしまったが。~

 [[下級モンスター]]は、場持ちの良い[[《マシュマロン》]]・[[《魂を削る死霊》]]・[[《ジェルエンデュオ》]]等が上げられる。~
 特に[[《ジェルエンデュオ》]]は、[[最上級]]に[[《光神機−轟龍》]]や[[《The splendid VENUS》]]を採用する場合、事故率を下げる要因になるので多めに投入するのも良いだろう。~
 ただし、[[《ジェルエンデュオ》]]の[[効果]]を使って[[召喚]]した場合は[[《冥界の宝札》]]の[[効果]]は得られないので注意。~
 [[《ダンディライオン》]]や[[《マジック・ストライカー》]]等の定番[[リリース]]確保[[モンスター]]も入れたいが、安定性を求めて[[スタンダード]]よりにするなら定番の[[下級]][[アタッカー]][[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等の採用も良い。~
 他にも、爆発力のある[[リリース]]要員として[[《レベル・スティーラー》]]が挙げられる。~
 [[墓地]]に二体揃えば[[召喚]]した[[最上級モンスター]]を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]し、[[リリース]]を容易に確保できるため、[[破壊]]されにくい[[《青氷の白夜龍》]]や[[《古代の機械巨竜》]]などをメインにする場合は採用できる。~
 このカードを採用する場合は[[《メタル・リフレクト・スライム》]]も是非入れよう。~
 また[[デッキ圧縮]]と[[モンスター]]維持のため、[[リクルーター]]の採用も考えられる。~
 その場合、[[《マシュマロン》]]や[[《ダンディライオン》]]に繋げられる様にその[[属性]]の[[リクルーター]]か、[[《ジャイアントウィルス》]]や[[《素早いモモンガ》]]、[[《ナチュル・チェリー》]]等の複数体を[[特殊召喚]]してくれる[[モンスター]]が候補に挙がる。~
 他に[[《サイバー・ドラゴン》]]は戦線維持と共に[[リリース]]要員になるので採用できる。~
 また、レベル8以上が多くなるので[[《ハードアームドラゴン》]]も良い。~
// [[《冥府の使者ゴーズ》]]は[[《冥界の宝札》]]と相性が悪いが[[リリース]]として、また純粋に優秀なため必須。~


**[[魔法・罠カード]]について [#v3a260a6]
 [[《冥界の宝札》]]は三枚積み、他に[[アドバンス召喚]]のおかげで[[墓地]]が肥えやすいので[[《貪欲な壺》]]が挙げられる。~
 [[リリース]]用の[[魔法カード]]として[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]と[[《迷える仔羊》]]が挙げられる。~
 [[《デビルズ・サンクチュアリ》]]は[[トークン]]をすぐ[[リリース]]し、[[《迷える仔羊》]]は他のカードで守って次の[[ターン]][[リリース]]する、もしくは[[守備力]]に問題がなければ[[セット]]するのも一考。~
 [[《抹殺の使徒》]]が飛んでくる危険性があるが、[[《冥界の宝札》]]は[[効果]]を[[発動]]できるので、[[仔羊トークン]]を守れないならこれでもよい。~
 または、既に[[最上級モンスター]]を出している状況で次の[[ターン]]後続の[[最上級モンスター]]の[[リリース]]として出す。~
 この場合、[[相手]]が[[戦闘]]で[[トークン]]を[[除去]]するようなら[[最上級モンスター]]で殴ってやればかなりの[[ダメージ]]となる。~
 [[闇属性]][[モンスター]]限定になるが[[《終焉の焔》]]なら[[速攻魔法]]なので[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]すれば[[自分]]の[[ターン]]で即[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]できる。~
 [[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《クロス・ソウル》]]等の[[コントロール奪取]]系のカードも採用される。~
 [[召喚]]時に[[アドバンテージ]]を失わないために、[[《クロス・ソウル》]]等で[[相手]][[モンスター]]を[[リリースする]]方がよい。~

 また、[[《青氷の白夜龍》]]等の多少なりとも[[耐性]]のあるカードや、[[《創世神》]]で場に[[最上級モンスター]]を複数呼べればその後の展開を有利に進められる。~
 [[アドバンテージ]]的には損にはなるが[[《死者転生》]]で[[手札]]に[[腐った>腐る]][[最上級モンスター]]を[[墓地]]にある[[下級モンスター]]と交換する事も考えられる。~
 また[[デッキ]]の性質上[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《氷帝メビウス》]]等の[[モンスター]]が入れられないため、[[ロック]]カードに弱い。~
 スペースがあれば[[魔法・罠カード]]を[[除去]]できるカードを多く入れる。~
 また[[《生贄封じの仮面》]]等のこの[[デッキ]]のコンセプトを致命的に無力化するカードを考慮し、[[《王宮のお触れ》]]を多く積んで罠を控え目にするという手段もある。~
 その場合、[[罠モンスター]]の採用が見送られるが、罠を気にせず[[最上級モンスター]]が[[攻撃]]出来るようになるため、攻め出した時の爆発力は凄まじいモノとなる。~
 あるいは逆に[[《冥界の宝札》]]や[[《八俣大蛇》]]によって[[手札]]が溜まりやすい事を活かし、[[カウンター罠]]を連発して[[モンスター]]を守るという手もある。~
 この場合は[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]か[[《ダーク・ボルテニス》]]の採用も考えられる。共に[[《トレード・イン》]]や[[《闇の誘惑》]]、[[《終焉の焔》]]といった[[サポートカード]]も共有できる。~
 これが安定するかどうかは[[プレイヤー]]の腕次第だが、全てを[[カウンター罠]]で無効にし、大量の[[最上級モンスター]]が並ぶ様は圧巻の一言。

**戦術 [#pb899831]
 序盤は[[耐性]]のある[[モンスター]]で耐え、ある程度必要なカードが来るのを待つ。~
 例え[[相手]]の場に強い[[モンスター]]が出ようと、それ以上の強力な[[モンスター]]を[[召喚]]してしまえば[[ビートダウン]]に置いて負けは無いからだ。~
 [[《冥界の宝札》]]を[[手札]]に[[加える]]手段は少なく、絶対に[[ドロー]]できる訳ではないため、来ない時はある程度割り切ったプレイングも必要となる。~
 また[[《冥界の宝札》]]の[[効果]]は重複するため、三枚[[発動]]できれば一回の[[最上級モンスター]]の[[召喚]]で六枚の[[ドロー]]となる。~
 この[[効果]]は任意ではなく強制のため、[[デッキ]]枚数を確認して「[[手札]]に溜めておく」ことも考慮したい。~
 ある程度[[手札]]が溜まったら[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]等の速攻性のある[[リリース]]を三体用意し、[[《神獣王バルバロス》]]の[[効果]]で場を一掃する。~
 その後、[[手札]]にモノを言わせ[[最上級モンスター]]で攻めると言うのが分かり易い勝ちパターンの一つ。

**[[《冥界の宝札》]]の使用 [#z875020e]
 このカードの利点であり欠点でもある所に[[永続魔法]]と言う事が挙げられる。~
 考えも無く[[発動]]すれば優秀な[[リリース]]となる[[《冥府の使者ゴーズ》]]と[[《黄泉ガエル》]]が、利用出来ないのが痛い。~
 しかし、だからこそこのカードの使用タイミングはその時の[[手札]]を見てからの[[発動]]が必要となる。~
 例えば[[《冥府の使者ゴーズ》]]と[[《冥界の宝札》]]がある場合、[[相手]]の[[攻撃]]を受けて[[《冥府の使者ゴーズ》]]を[[特殊召喚]]して[[《冥界の宝札》]]を[[発動]]させる。~
 既に[[《冥界の宝札》]]がある状態で[[ドロー]]して[[手札]]に[[最上級]]がない場合は[[アドバンス召喚]]しても良い。

 また、[[《黄泉ガエル》]]も、一度[[墓地]]へ送ってから利用すればよい。~
 [[《黄泉ガエル》]]の場合、《冥界の宝札》が場に残り続けている場合は[[自己再生]][[効果]]を利用できないが、[[アドバンテージ]]は[[ビートダウン]]等で稼ぐのでそのところに問題は無い。~
 [[《冥界の宝札》]]が[[破壊]]された場合は、[[アドバンテージ]]を失わない[[リリース]]要因として使えるのである。~
 またその様に使うため、このカードの扱いとしては、「[[通常魔法]]の様に1[[ターン]]で取るべき行動を全て終わらせる」のがいいだろう。~
 発動前にある程度の[[手札]]を溜めておき、この[[カードの発動]]を気転として状況を優勢に持っていくのだ。~

 [[デッキ]]内容は、一見して[[《冥界の宝札》]]を[[発動]]させ、[[最上級モンスター]]で[[殴る]]だけの[[デッキ]]だが、上記の様にある程度カードが揃うのを待つため、序盤でのプレイングが勝負を分ける事となる。~
 また、速度の遅さもこのプレイングの所為であり、序盤での[[ライフ・アドバンテージ]]を失う結果となってしまう。~
 だからこそ中盤以降で一度優勢に立つと中々止まらない強力な[[デッキ]]でもある。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#z875020e]
 [[最上級]]故、[[手札事故]]・[[リリース]]封じが難点。~
// また[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を喰らった場合、大半の[[モンスター]]が[[破壊]]される為、立て直しが中々難しくなる。~
 また[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を喰らった場合、大半の[[モンスター]]が[[破壊]]されるが、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に禁止カードとなり、脅威が減った。~
 [[バーン]]を[[相手]]にした場合は速度の遅さと[[手札]]増強が悪い方に作用する事もある。~
 早めに3000クラスの[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を[[召喚]]出来れば瞬殺する事も可能だが、[[ロック]]を掛けられるとそれも難しい。~

**この[[デッキ]]の派生 [#q0006839]
***[[レベル]]8軸[[《トレード・イン》]]採用、[[墓地]]利用型 [#kcf4afc0]
 [[レベル]]8の[[最上級モンスター]]を数多く投入することで[[アドバンテージ]]を失わない[[手札交換]]カード[[《トレード・イン》]]を採用できる。~
 [[《冥界の宝札》]]とは何の関係もないカードであるが、[[蘇生]]カードによる[[墓地]]からの[[特殊召喚]]が狙い易くなる。~
 また[[デッキ]]の性質上[[最上級モンスター]]と言う事故を引き起こしやすいカードを大量に入れなければならないが、[[《トレード・イン》]]はその事故率の低下に大いに貢献してくれるため、かなり相性が良い。~
 [[デッキ圧縮]]により[[《冥界の宝札》]]を[[ドロー]]し易くなり、[[墓地を肥やす]]事により[[《貪欲な壺》]]等を[[発動]]しやすいという[[メリット]]もある。~
 このタイプで[[蘇生]]を狙う場合は[[特殊召喚]]できない[[最上級モンスター]]の採用は見送ることが多い。~
 結果的に、[[レベル]]8の[[特殊召喚]]できる[[最上級モンスター]]が最重要カードとして絞られる。~
 また、[[《トレード・イン》]]で捨てた[[最上級モンスター]]を[[蘇生]]し場を繋ぐ等その場その場の状況判断が重要。~

 その他、[[デッキ]]内の[[最上級モンスター]]を[[レベル]]8に特化するのであれば、[[自分]][[フィールド]]上の[[レベル]]8以上の[[モンスター]]が[[墓地に送られた>墓地に送る]][[ターン]]に[[特殊召喚]]できる[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]も奇襲性や攻撃性が高く、投入を検討できる。~
 運の良いことに自身の[[レベル]]も8であり、[[《トレード・イン》]]に対応するため、[[特殊召喚]]に必要な[[《デーモンとの駆け引き》]]と合わせて複数枚採用することで、戦線維持からラッシュまで万能にこなし、かつ[[事故>手札事故]]要素ともなりにくい有用なサポートとして機能するだろう。~
 ただしこの[[カード]]は[[特殊召喚モンスター]]であり[[通常召喚]]には対応しておらず、従って[[《冥界の宝札》]]による[[ドロー]]は不可能である。~
 また[[デッキ]]と[[手札]]からしか[[特殊召喚]]することができないため、上記の[[《トレード・イン》]]で[[手札]]から[[捨てる]]際には若干の注意が必要となる。~

***[[獣族]]軸 [#g02094cd]
 [[《巨大ネズミ》]]や[[《素早いモモンガ》]]等の[[獣族]]を投入することで[[《森の番人グリーン・バブーン》]]や[[《百獣王 ベヒーモス》]]を生かせる。~
 [[《森の番人グリーン・バブーン》]]は[[特殊召喚]]だけでなく、[[アドバンス召喚]]を狙うことができるようになる。~
 また、[[《百獣王 ベヒーモス》]]は[[《冥界の宝札》]]がある時に[[アドバンス召喚]]できれば[[ハンド・アドバンテージ]]を大量にとれるようになる。~
 また、他の[[獣族]]との関連はないが、[[《モザイク・マンティコア》]]も[[アドバンス召喚]]で[[効果]]を[[発動]]することができる。~
 [[《レベル・スティーラー》]]を採用すれば、[[《虚栄の大猿》]]の登場により自身の[[レベル]]を上げる[[効果]]も相まって、一気に大量の[[リリース]]確保と[[シンクロ]]の導入が可能になった。~
 その後[[《百獣王 ベヒーモス》]]を[[召喚]]できれば、[[《虚栄の大猿》]]と[[最上級モンスター]]を回収することで繰り返し展開できる。~

***[[地属性]]軸 [#eca939c3]
 採用[[モンスター]]に[[《神獣王バルバロス》]]・[[《マジック・ストライカー》]]・[[《ダンディライオン》]]等[[地属性]]が多いことに目を付けたタイプ。~
 [[特殊召喚モンスター]]の[[《ギガンテス》]]や[[《岩の精霊 タイタン》]]を採用することで、足りなくなりがちな[[特殊召喚]]カードを補う。~
 [[《ギガンテス》]]は[[《冥界の宝札》]]と相性が悪いものの、[[リリース]]要因としては十分であり、単純な[[アタッカー]]として使える。~
 [[《岩の精霊 タイタン》]]は[[《ギガンテス》]]より基本[[攻撃力]]は劣るが[[相手]][[ターン]]は[[攻撃表示]]の[[壁]]にもなり、[[《冥界の宝札》]]を[[破壊]]することもない。~
 また、[[地属性]]の[[特殊召喚]]カードが欲しいなら[[《俊足のギラザウルス》]]の採用もいい。~

***[[闇属性]]軸 [#q37fe1c7]
 手軽に2体分の[[リリース]]として使える[[《終焉の焔》]]を活用するタイプ。~
 採用したい[[最上級モンスター]]は[[《堕天使ゼラート》]]・[[《堕天使ディザイア》]]・[[《ダーク・ネフティス》]]・[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]・[[《ダーク・シムルグ》]]・[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]・[[《冥府の使者ゴーズ》]]など。~
 これらの[[カード]]は[[通常召喚]]以外にも別の[[召喚]]方法を持っているため、[[最上級モンスター]]でありながらも[[召喚]]しやすいのが利点である。~
 また条件はあるが、ノー[[コスト]]で後続の[[リリース]]を確保できる[[効果]]を持つ[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]・[[《堕天使アスモディウス》]]・[[《堕天使スペルビア》]]なども是非採用したい。

 [[《トレード・イン》]]に加え、[[《闇の誘惑》]]を採用することができるのも利点。~
 [[デッキ圧縮]]によって素早く[[キーカード]]である[[《冥界の宝札》]]を[[手札]]に加えられ、[[最上級モンスター]]による[[手札事故]]回避にもなる。~
 また[[《闇の誘惑》]]によって[[除外]]した[[最上級モンスター]]を[[《闇次元の解放》]]などから[[帰還]]させても非常に強力。~

 [[リリース]]要員には、[[《終焉の焔》]]・[[《レベル・スティーラー》]]・[[《キラー・トマト》]]・[[《ジャイアントウィルス》]]・[[《墓守の偵察者》]]・[[《クレボンス》]]・[[《魂を削る死霊》]]・[[《トラゴエディア》]]・[[《バイス・ドラゴン》]]・[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]などがある。~
 [[《ダーク・グレファー》]]の、自身を[[特殊召喚]]扱いにする[[効果]]も活用できるだろう。~
 [[《簡易融合》]]も[[リリース]]として使えるだけでなく、採用する[[モンスター]]によってはシナジーが期待できる。~
 [[融合モンスター]]は[[闇属性]][[レベル]]4の[[ドラゴン族]]である[[《暗黒火炎龍》]]がお勧め。~
 [[墓地]]に落ちた後は[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[蘇生]]対象になるので[[リリース]]として再利用できる。~
 また2体の[[リリース]]を確保できない時には[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]にしても良い。~
 他にも[[風属性]][[ドラゴン族]]の[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]なら、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]・[[《ダーク・シムルグ》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]に対応している。~
 この[[カード]]は[[レベル]]5なので[[《レベル・スティーラー》]]が[[墓地]]にあれば、すぐに2体分の[[リリース]]となる。

 もちろん[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《ダーク・クリエイター》]]も余裕があれば採用したい。~

 またこちらの軸でも、[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]は十分に機能する。~
 [[墓地に送られる>墓地に送る]][[モンスター]]は[[レベル]]8以上であればいいため、それが[[《トラゴエディア》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]などでも問題なく[[《デーモンとの駆け引き》]]を[[発動]]できるのだ。~
 自身が[[闇属性]]であることも加味して、[[レベル]]8軸と同様、この[[カード]]の存在が[[事故>手札事故]]要素となることはそう多くはないだろう。

***[[スピリット]] [#jce02a28]
 [[最上級モンスター]]に[[《八俣大蛇》]]・[[《火之迦具土》]]を採用したタイプ。~
 [[《死皇帝の陵墓》]]で使われる事もあるが、この[[デッキ]]でも採用は可能。~
 [[《砂塵の悪霊》]]は[[最上級モンスター]]ではないため[[《冥界の宝札》]]の恩恵は受けないが、[[全体除去]][[効果]]を持つため優秀。~

**代表的なカード [#bd917b02]
-[[《冥界の宝札》]]

**関連リンク [#lb9c177e]
-[[【帝コントロール】]]

-[[【アドバンス召喚】]]

-[[デッキ集]]