雷族を主体にした種族統一デッキ。
亜種としては「電池メン」を主体にした【電池メン】がある。
モンスターを雷族に統一することで得られるメリットは以下のようになる。
サポートカードが少なかった頃は、この雷族デッキは「組むのが難しい」「組んでも勝てない」と言われていた。
《雷帝ザボルグ》や《創世神》等、強力なモンスターは存在していたが、下級モンスターの能力が乏しかったのである。
最近では「電池メン」シリーズや《ライオウ》の登場によってマイナー期を脱しつつある。
しかし、現在でも種族を統一するメリットは殆どない。
《電池メン−単一型》は守備力が1900と高く壁として場を固め、表側表示なら他の雷族モンスターを攻撃から守ることができる。
攻撃力は0だが、それ故に《シャインエンジェル》《クリッター》《ダメージ・コンデンサー》等で容易にサーチ・リクルート出来る。
さらに《海》や《山》などで守備力を上げれば大抵のレベル4のモンスターはおろか《サイバー・ドラゴン》の攻撃をもはね返せる。(《海》の場合機械族の攻守も下がる事に注意)
《魔霧雨》は自分の場の雷族モンスター1体の攻撃力の数値以下の守備力を持つ相手モンスターを全て破壊する。
だが、発動ターンのバトルフェイズが封じられてしまうデメリットがあり、折角場をがら空きにしてもダメージを狙いにくい。
第2の《地砕き》・《ライトニング・ボルテックス》と考えて複数採用してみるのもよい。
該当ページを参照。
雷族には光属性のモンスターが多く、【光属性】の要素を組み込みやすい。
更に《雷電娘々》や《RAI−JIN》、《RAI−MEI》を気兼ねなく使える。
ただこの場合、組んでる内に雷族が激減する恐れもあるが。
【天変地異コントロール】により手札増強を加え、雷族の最強モンスター、《降雷皇ハモン》をフィニッシャーにしたデッキ
雷族の上級モンスターはやはり、アドバンテージがある《雷帝ザボルグ》ぐらいだろう。
デッキ圧縮を考えるのなら《サンダー・ドラゴン》を採用するのだが、《沼地の魔神王》と《融合》サポートカードを投入して《双頭の雷龍》を狙ってみるのも悪くない。
大幅なデッキ圧縮に加え《貪欲な壺》にも貢献できる可能性もあり、《双頭の雷龍》を複数融合する事も狙える。
雷族の下級モンスターなら《ライオウ》を採用するのだがデッキ自体が機能しなくなるので残念ながら見送りとなる。採用するなら、《ザ・カリキュレーター》が望ましい。
雷族以外のモンスターを採用する場合、
《RAI−MEI》によって《ザ・カリキュレーター》が入る為、《シャインエンジェル》、《オネスト》が入る。
《ザ・カリキュレーター》と《雷帝ザボルグ》に貢献できる《メタル・リフレクト・スライム》、《トラゴエディア》も採用圏内である。
永続魔法が最低6枚入るので《コアキメイル・アイス》も採用してもかまわない。
魔法カードだが《降雷皇ハモン》の特殊召喚や雷族の攻撃力の底上げに貢献できる《一族の結束》も一応、採用圏内である。
装備魔法は《デーモンの宣告》が入っているので《堕落》が入る。