【雷族】

説明

 雷族を主体にした種族統一デッキ
 亜種としては「電池メン」を主体にした【電池メン】がある。
 モンスター雷族に統一することで得られるメリットは以下のようになる。

  1. 《電池メン−単一型》攻撃対象を逸らす事ができる。
  2. 《充電池メン》自己強化する。
  3. 《電池メン−業務用》起動効果を発動できる。
  4. 《山》《海》による全体強化《電撃鞭》《エレキューブ》による単体強化ができる。
  5. 《魔霧雨》《雷の裁き》《エレキャノン》《エレキュア》効果を発動できる。
  6. 《バッテリーリサイクル》攻撃力1500以下をサルベージ
  7. 《電磁シールド》レベル3以下を戦闘破壊から防ぐ。
  8. 《エレキマイラ》シンクロ素材にできる。

 以前はサポートカードはもちろんモンスター自体が圧倒的に少なく、後に《雷帝ザボルグ》《ライオウ》等の単体で強力なモンスターが存在するものの種族を統一する利点が小さく、モンスターの層も決して豊かとは言えなかった。
 最近では電池メンエレキ等のカテゴリ?も登場し、サポートカードモンスターも徐々に増えている。
 しかし、いまだに【電池メン】・【エレキ】以外では雷族統一デッキを組む意義は薄いといわざるを得ない。

デッキ構築

モンスターカード

 その他強力な蘇生効果を持つ《創世神》《ダーク・クリエイター》、専用デッキフィニッシャーとなる《ライトニングパニッシャー》《降雷皇ハモン》などはサポートカードの恩恵を受けにくく、これらと相性の良いカードを排してまで【雷族】に組み込むメリットは少ない。

 雷族以外のモンスターでは、光属性が多いことから《オネスト》が採用できる。
 《一族の結束》こそ併用できないものの、《群雄割拠》を阻害せずに大型モンスターに対処できる。

魔法・罠カード

 《電磁シールド》自壊により非常に扱いにくく、《エレキャノン》ダメージの期待値が低いため、有効に利用するには高い構築力が求められる。
 《エレキューブ》攻撃さえ通ればディスアドバンテージを十分に回復可能で、 強化モンスターを維持できるだけ効果を期待できるためカウンター罠等が多い場合は採用の余地がある。
 間接的な種族サポートである《群雄割拠》メタカードとしての性能が高く、【BF】における《黒い旋風》特殊召喚効果【ガジェット】におけるサーチ効果《マシンナーズ・フォートレス》等、効き目の薄い相手を《ライオウ》である程度カバーできる。
 ただし《ライオウ》以外の対抗手段が極端に少ないため過信はできない。
 《一族の結束》《オネスト》や汎用シンクロモンスターを切り捨てる必要があるため安定性は高くないが、強化された《エレキリン》《D・ラジオン》《バッテリーリサイクル》で使いまわせるのは強力である。

 その他に相性の良いものは蘇生対象の多い《リミット・リバース》程度だが、《ライオウ》の維持や直接攻撃系のエレキを活かす目的でもカウンター罠《トラップ・スタン》などの採用を考えたい。

デッキの派生

【電池メン】

 該当ページを参照。

【エレキ】

 直接攻撃を中心とした【雷族】であり、《エレキマイラ》が重要なウェイトを占める。
 攻撃力《一族の結束》で補う場合は、通常の【雷族】同様に《ライオウ》《リミット・リバース》の重要性が増すことから《D・ラジオン》を投入すると安定感を増す。
 それ以外の場合は低攻撃力ゆえに戦線維持に大きく貢献する《シャインエンジェル》《平和の使者》が役に立つ。
 特に後者は《エレキジ》なども有効に働き、《エレキマイラ》と使い分けることが可能な《氷結界の龍 ブリューナク》との相性も悪くない。
 《追い剥ぎゴブリン》は決まれば強力だが他にエレキを守るカードが必要であるため手札事故には注意したい。
 守るべきカードが多いため《スターライト・ロード》等で全体除去はしっかり防ぎたい。

代表的なカード

関連リンク